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2024年3月の読書メーターまとめ

onasu
読んだ本
14
読んだページ
4505ページ
感想・レビュー
9
ナイス
245ナイス

2024年3月に読んだ本
14

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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栗原一止が年を経たら、こういう風になるのかも、なんて読み始めたが、こちらは一止のような熱さではなく、消し炭のようなずっと冷えない芯を持っているとでも。  内科医の雄町哲郎は、大学病院で将来を嘱望されていたが、(妹が亡くなり)甥を引き取ったため、時間に自由がきく京都市内の原田病院に転職。そんなところに5年目の女医・南の研修を頼まれる。  患者の多くは高齢者で、治療というより病とどうつきあっていくのかといった対処で、でも人の幸せとは何かと考えさせてくれるマチ先生を始めとした面々には南でなくとも惹かれてしまう。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年3月の感想・レビュー一覧
9

onasu
渡米30年、離婚と母校からのオファーを機に武蔵野の一角、うらはぐさ(地区)で数年前から空き家の伯父の実家を当面の住居とした田ノ岡沙希。  そこは学生時代の馴染みの土地で少し歩くと、寂れてはいるものの昔ながらの商店街も。離婚、帰国、転職、引越しと、沙希の人生では大転換だが、話しの方は出会った人たちと淡々と。  後半は少しそんな「風土記」色が少し褪せていくが、それがいいのか、悪いのか。この何が起こる訳でもないが、一風変わった人たちがというのは好きなスタイルで、且つそこに中島さんらしさが出ているのもいいですね。
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「別れの季節」とは?、と気にしながら読んでいたが、今回途切れず俎上に上るのは日本橋の薬種問屋の後妻となったお小夜さま。旦那さまとは年が離れているものの、仲睦まじく子もできたと手紙では知らせてきていたが…。  一方、紅屋では大旦那が隠居の運びとなり、節目の祝い膳をおやすに任せることで料理人としてのお披露目にもしようとするが、お小夜さまからは衝撃の知らせが届き、大旦那からも大きな決断を委ねられることに。  幕末の世相も喧しくなってきたが、おやすにも変化の時が訪れた。次巻では一人立ちしたおやすを楽しみにしたい。
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身元不明の自殺死体から始まって、後半には誘拐、殺人…、とオンパレードなんだけど、読み手としては、そこに行くには前半の続々と湧いてくるおば(あ)ちゃんらをクリアしないと。  そんな賑やかしに付き合いながらも捜査にあたるのは、葉崎署の二村貴美子警部補。これがまた若竹さんらしく、警察のお偉いさんはぐずぐずで、二村は有能だが毎度の貧乏くじ。聞き込みに向かった先も妙な奴が続出。  読み出して数行で既読と確信、感想には時をおいてもう一度とあるので、期せずして果たしたが、若竹さん、新刊がないのはまたスランプなんかな?
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10年ぶりの続報とは吉報だが、どの編も短くあっさりという印象。
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東京も下町、浅草警察署そばの真野(やぶさか)診療所は、今日もお年寄りたちの集いの場となっていたが、その合間に訪れたのは場に似合わぬ女子高生だった。  その沢木麻世(16歳)は、左腕の傷を示して自殺しそこなったという。子細を聞き出せずにおれない院長の麟太郎(64歳)だったが、回を重ねて耳にしたのは居場所がないと。ならばと空き部屋に住まわせて、患者さんたちの生き死ににも触れさせていくが…。  概要に「赤ひげ先生」とあるように、今風の医療ものではないが、こういうのもしみじみ良い。そういうお年頃になったのだね。
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onasu
このシリーズは初巻は何れの折として他は読んでいるのだけど、「正太郎の冒険①」という割に、これが初巻ではないという落とし穴があって、うっかりの再読。  まあ、この巻は西園寺先生やサスケ(相棒犬)もふつうに出てくるし、ご近所猫との探偵劇もあるはで、最もこのシリーズらしい作品なんで、読み返すにはいいんだけど…。  んで、こちらのシリーズでは同居人(桜川ひとみ)が正太郎を連れて東京に出てくる件が書籍化されていないのだけど、これだけ時を経れば、それももうないかな。
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14歳のなびきは4歳の時の火事で親兄弟とはぐれて、煮売屋を営む久蔵に引き取られたが、この年の立秋、久蔵は還暦を期に富士山にご来光を拝みに行くと、店をなびきに任せて出かけてしまう。  ここでは「飯の神さま」にお供えをすること決まりで、そうしていると時折夢に「お告げ」がある。ただ、ここの神さまはそんなに強い力ではないようで、謎解きと謳うも、ストーリーはさほど神頼みでもない。  地に足がついたというような話しでもないが、何処か惹かれるところがあって、結びも意外な顛末で、意外と楽しんでこられました。
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栗原一止が年を経たら、こういう風になるのかも、なんて読み始めたが、こちらは一止のような熱さではなく、消し炭のようなずっと冷えない芯を持っているとでも。  内科医の雄町哲郎は、大学病院で将来を嘱望されていたが、(妹が亡くなり)甥を引き取ったため、時間に自由がきく京都市内の原田病院に転職。そんなところに5年目の女医・南の研修を頼まれる。  患者の多くは高齢者で、治療というより病とどうつきあっていくのかといった対処で、でも人の幸せとは何かと考えさせてくれるマチ先生を始めとした面々には南でなくとも惹かれてしまう。
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onasu
初巻と同じく粒ぞろいのラインナップで、中でも西條さんの「タイムスリップ」がタイトルからの想像と違えてきたのが印象に残りました。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/11/04(4922日経過)
記録初日
2010/10/22(4935日経過)
読んだ本
2762冊(1日平均0.56冊)
読んだページ
836812ページ(1日平均169ページ)
感想・レビュー
2459件(投稿率89.0%)
本棚
118棚
性別
血液型
A型
現住所
東京都
自己紹介

出掛けた折には、街を歩いてみます。  その街が舞台となった本、あるいは読メのつぶやきで触れられていることもある、町並みや商店街、(古)本屋、図書館、銭湯…、結構お目当てがあるものです。  近ごろ、立ち寄ってみるのは、お茶屋さん。味見させてくれて、話しを聞けるお店もあります。それでやっと、お手頃、且つ好みの茶葉が見つかりました。


古い建物好きになっています。洋館や日本家屋、古民家。読んだ本に関連するもの、それっぽいものを見ると、実物の迫力に圧倒されます。望む景色も大切。隙があれば、寝転んでみます。


ここのところ、立て続けにハートウォーミングなものを読んでいるような。んん、心が荒んでいるのか?否定は、しきれないものの、特に何があったわけでは…。
本選びは、心情を表すバロメータなのか。読メで、本占い?


昨年はアパートものをよく読みましたが、今年は書店・図書館ものがよく目に付きます。こんな風なジャンル読みがあるとは知りませんでしたが、読メのコメントには散見されます。これも、新発見ですね。


時代小説を読むようになって、たまたまテレビの時代劇の再放送を見たら、新たな興味を覚えました。へ〜と感心したり、それはないだろうと思ったり。時代劇もひと昔前のものの方が、俳優も多彩だし、金もかけていたので、見応えがあります。最近のものでは、「Jin」がCGを上手く使っていて良かったです。時代劇ではないですが、「謎解きはディナーの後で」は、たまたま1話だけ見ましたが、それだけで充分でした。どうせなら、初回が見れればよかったのですが。


多分というか、間違いなくけちなのでしょう。図書館を利用するようになって、全く本屋には行かなくなりました。ちょっとでも興味が沸くと、その本を図書館にあたりにいくので、読む範囲は拡がったように思います。  


気候がよければ、屋外の木陰で本を読むのが好きです。  
休みの日に時間が取れれば、弁当と飲み物を持って、チャリでお気に入りの広い公園へ。  
プチ遠出気分ですが、大敵は蚊。かゆみ止めは、必需品です。やはり虫避けスプレーも必要でしょうか。荷物は増やしたくないのですが。  
小高い場所や風の通り道にあるベンチなど、グッドロケーションが塞がっているとショックです。  



地元や知っているところが舞台の作品に出会うと、嬉しくなります。最近だと、秩父の山々や都内の神楽坂、椎名町、高円寺など。洩れなく好きな作家さんになりました。  

時代小説も読むようになり、未踏の分野に入植、楽しみが増えました。ブームだそうで、いっぱいあるのですね。ビギナーとしては、発見が多く、嬉しい悲鳴をあげています。   

本の入手は、図書館がもっぱらです。二ヶ所で常に予約数が満杯。ベストセラーでも、素早く予約する方がいて、脱帽です。こちらは、待ちの多いものを取消して運用しています。「本日返却」のコーナーでの拾いものも、図書館の楽しみのひとつです。   

読んだ本には、極力コメントを付しています。ただ、今ひとつのものは、どうしようかと。気に病むことでもないですが。お目に留められた際には、ナイスやコメントをいただければ幸いです。

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