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8月の読書メーターまとめ

lily
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8月のトップ感想・レビュー!

lily
マルセル、嫉妬という名の背後霊に取り憑かれ、苦しむのをやめるか、愛するするのをやめるか、二進数の思考の罠に苦しんでいるね。哲学的な緻密な思考力をもってしても。何事も中庸になれたらいいのにと願わずにはいられないよ。同棲をやめて同性愛にも寛容になって適度に逢瀬を貪るとか。飽き知らずになるには適度な飢餓期間が必要なんだよ。隣で眠るアルベルチーヌの描写には甘美な色調の中に溶解されたよ。川端康成の『眠れる美女』を思い出しながら。写実性に圧倒されたから。
が「ナイス!」と言っています。

8月のトップつぶやき!

lily

今年から読メを始めたのだけれど、みんなと感想を共有できて楽しくて嬉しくて童心にかえったような心地がしてる。いつもありがとう。今月はもっとペースあげていくからね。メトロノーム60bpmで。笑。今月は50冊は岩波を食べたい!賛同者は手を挙げて?!笑。2019年7月の読書メーター 読んだ本の数:34冊 読んだページ数:11786ページ ナイス数:3352ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/814436/summary/monthly

が「ナイス!」と言っています。

8月の感想・レビュー一覧
27

lily
『トリストラム・シャンディ』や『ユリシーズ』と並ぶ形式に囚われない文学の自由の高さ。それに加えて燃える熱量と狂気。読者をも漂流させる引力。悲しみより喜びが多いような人間は真実の人間ではありえない、人間もどきであるか、まだ人間になりきっていないか。書物についても同じだ。
が「ナイス!」と言っています。
lily
ドキュメンタリー番組の「マグロに賭けた男たち」を連想してはいけない。ここまで鯨愛が深くなると、いきなり核心をみせるのは寂しい。鯨の生理学やら哲学やら優しく隅々まで愛でるよ。まずは単純接触効果が狙いなのだから。是非ロールモデルにしてもらいたいね。セミ鯨は生前ストア主義者でマッコウ鯨の晩年はスピノザを受け入れたプラトン主義者だったなんて言われたら、愛着を抱くでしょ?
が「ナイス!」と言っています。
lily
鯨関連の面白そうな文献、話題を思いつく限り全てぶっ込んじゃった、みたいな話。鯨学も、全然興味ないけど渋々講義受けるつもりが、意外にも語り手のユーモア精神に引っ張られて、(鯨ベーコンが頗る食べたくなるだけではなく)白鯨への大胆不敵な法理をこえた仮借なき復讐の手前まであっという間に読了。命賭けの闘いにワクワクしてる。子供にかえったみたい。
が「ナイス!」と言っています。
lily
私の恋の葛藤は一旦片隅に置いて、戦争論、芸術、文学論へと意識は益々深い森の中へと彷徨う。そしてまた私の内面と全てがシンクロする。真の人生、ついに発見され解明された人生、それゆえ本当に生きたといえる唯一の人生、それが文学である。真実を学ぶには苦しまなければならないほど出来が悪くても。例えば女の発掘に長けているのが嫉妬だとしても...文学を愛する人間で、プルーストに出逢えてよかった。再読を何回重ねても飽くことなく、その都度溢れるほどの新たな発見があるだろう。文学の世界一周旅行をしてるような絢爛を極めている。
が「ナイス!」と言っています。
lily
きっと本巻が一番好き。プルーストの意識の源流に最も接近できる時。意識が流れに流れてアマゾンの秘境を放浪し、ニヒリズムの体臭が漂う。私の意識には過敏であるのに対し、他者の心理の読みの鈍感さが際立つ。最終的に欲望の消滅をもたらしてくれるのは、忘却だけと知ってはいても、唇よりも接吻に、愛よりも快楽に、人間というよりも習慣に未練を感じている。性の本能が横溢する。
が「ナイス!」と言っています。
lily
嫉妬の探究心についてはマルセルが世界一かな。まだまだ嫉妬の闇は深い。プルーストは嫉妬との向き合い方が人生最大の悩みだったのかと考えるほど。ちなみにプルーストが自分の知る限り最も素晴らしい小説と言ったのはドストエフスキーの『白痴』らしい。プルーストを読めば文学も(殆ど)好きになる。何が読みたいかわかる。娯楽小説オンリー読者も文学の入口に『失われた時を求めて』こそ似合うと思う。ドストエフスキーとかトルストイの引用も沢山あってもちろん読みたくなるけど、一気にハードル低くなる。理解力より楽しめる自信が大事だから。
が「ナイス!」と言っています。
lily
マルセル、嫉妬という名の背後霊に取り憑かれ、苦しむのをやめるか、愛するするのをやめるか、二進数の思考の罠に苦しんでいるね。哲学的な緻密な思考力をもってしても。何事も中庸になれたらいいのにと願わずにはいられないよ。同棲をやめて同性愛にも寛容になって適度に逢瀬を貪るとか。飽き知らずになるには適度な飢餓期間が必要なんだよ。隣で眠るアルベルチーヌの描写には甘美な色調の中に溶解されたよ。川端康成の『眠れる美女』を思い出しながら。写実性に圧倒されたから。
が「ナイス!」と言っています。
lily
サロンは玉を転がす代わりに感情を転がし合いながら五感と精神を壊すパチンコみたいなもの。神経過敏なんだから尚更ね。見なくていいもの、聞かなくていいことまで取り込んで、すぐしょげかえって...残念ながら内向的な読者には価値が感じられませんね。だからこそ、読書で平穏に追体験できることに感謝。ピーク・エンドの法則を駆使してるのね。4章迄ピークを取っておいたんでしょ。「私」の器官が高らかに躍動して母、祖母の回想とも繋がる壮大な恋詩とその決意は読者を泣かせ、そうになるよ。
が「ナイス!」と言っています。
lily
読書好きでもどういう人なら面白く読めるか。同性愛、比喩、引用、芸術、政治、社交界、死、神経質、二項対立、肉慾、哲学に関心がある人なら...ということで殆どの読者をクレイジーにさせる。面白くないと思う人は、美に疎く、思考する事が嫌いなステレオタイプかも。「私」の感覚の拡張と萎縮の振れ幅がどちらにも時間の間隔なくして極限まで振り切るから才気と詩想に富み、洗練された感受性による言動予測不可能なところに好奇心が持てるなら、格別に楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
lily
接吻とは、友情とは、詩人とは、ゲルマント家とは、愛人とは...思索の大パノラマを数々の引用に乗せながら。私が求めたのは詩的な楽しみだけ。歴史的好奇心よりも審美的な快楽を求めたいのに...そんなプルーストの分身である「私」と自分との2人きりでの朝までカフェでの静かな語らいを夢想しながら...
が「ナイス!」と言っています。
lily
プルーストが学生時代から出入りしていたサロンの再現と祖母の死に際への立ち会いの巻。サロンは虚栄心で構成された劇場みたいなもので、あまり心地よい場所でもなければ、会話も低俗で有益な時間とも言えない。死に際の描写は、虚無と絶望からの解放に重点が置かれていて重たくない。病弱だったプルーストの死生観が覗けて面白かった。死の恐れをここで中和させたのかも。
が「ナイス!」と言っています。
lily
不安と嫉妬への考察がまた一段と高まる。恋に平穏な心は存在しないかのように。不安と嫉妬の振動こそがオアシスを求める原動力であるかのように。男の熱い友情にも目が離せない。心の中に入り込む隙間を探すが上手くいかない。慰めは現実が夢想を喚起することのみ。読み進める程、夢想に執着する主人公への愛着心が深まる一方だ。
が「ナイス!」と言っています。
lily
本命の恋は小休止?!新たなひと夏の三角関係。主人公の知性と感性と神経症の閾値までの純情とそれ以降の反映が認められない新たな世界観と官能の快楽だけの存在、まんまとリップサービスに乗っかる私を冷静に分析する私。今までに出会ったことがない、100人分の思考量は優に超えるくらいキャラクターが面白過ぎるから、是非読んでもらえたら。この章だけでも独立した世界に誇る文学作品に相当するから全巻読破が億劫な人は、この4巻だけでも夏休みの充実感を満たすことができるよ。
が「ナイス!」と言っています。
lily
恋を分解して再結合した哲学的考察の書。人生の目的は真実ではなく愛情にあり、時間法則への疑念、痛ましい好奇心の残存、天才の変形と移し替え能力、感受性の過敏と欠如の悪徳、恋愛の苦難と歓喜の中和、架空の幸福から現実の幸福の破壊、オデットの不可思議な詩情、幸福の無関心が幸福の訪れ...プルーストの美的な霊感に親しみと歓びを感じる事が出来れば、一生涯世界最高峰の言語芸術作品の芳醇な気配を飽かずに眺めることができるだろう。『失われた時を求めて』の漫画版や抄略版はプルーストの全身全霊の芸術を崩壊させるものでしかない。
Koning
2019/08/14 17:10

何故に裏表紙なんでしょうね(汗

lily
2019/08/14 17:14

Koningさん、焦れったいですよね、プルーストの書いた雑なイラストが見えなくて...(;´Д`A

が「ナイス!」と言っています。
lily
不安が愛を増幅させ、知性をも凌駕する感覚だけが到達できると思われる世界に触れたときの快感、世の中には2種類の人間しかいないんだ、心が広い人とそうでない人と信じ、嫉妬の矢が真実探求の情熱へ、容姿が一気に劣化しようとも変わらぬ情熱、倦怠感と自殺願望、恋に生きる歓び、虚無こそが真実、嫌われるより真実を訊いて憎しみを減量させたい欲、鎮まった苦痛が変形した苦痛を呼ぶ、そんな賢さ故に極限までの哲学的思考があらゆる矛盾を往復させる。そんな誠実さ、全力で恋に踠き賭けるスワンが愛おしく虜になる私がいた。悔しい程心掴まれた。
が「ナイス!」と言っています。
lily
ああ、これぞ文学のダイヤモンド。この世の美しきものすべてを丁寧に真心込めて研磨した結晶。その分子構造は芸術、愛、自然、読書愛、愛読書、感受性...。今迄の読書体験はこの一生分の美の探求の為のものだったのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
lily
文学の概念を哲学的にカテゴライズしてみた本。18世紀イギリスでは文学とは虚構性よりも高尚文学として合致しているかどうであった。私が岩波文庫を信頼している点でもある。構造主義や現象学の打つ手に阻まれない自由な感受性を持った読者であり続けたい。
が「ナイス!」と言っています。
lily
たまには洋書、を読まなくてもたまに語源を学ぶことはロマンを訪ねることである。言葉への愛を育てることである。ことばのロマンスから、文化、習性のロマンスへと誘う。表現は悉く隠喩からできているし、なにごとも奇妙で意味ありげなものも変えられてしまう。姓名だって例外ではない。シェイクスピアの引用が豊富なのも嬉しい。
が「ナイス!」と言っています。
lily
小説は美術なり、文は思想の機械(どうぐ)なりと日本に真価を発揮したのは逍遥の本書の力量なり。そうでなければ、明治以後あれだけの高等文士は誕生しなかったかもしれないのだ。小説を愛する者への日本初の本格的ラブレターだった。「直接に、あらわれた人情に共感することによって、人間が完成されてゆくものである」と。当にその高貴な人情に触れたいが為に100%の聴き役に徹した時間を膨大に費やすのだ。
なつ
2019/08/07 08:16

「100%の聴き役に徹した時間」なるほどなー、と思いました(*´ω`*) 良い言葉ですね!

lily
2019/08/07 13:21

なつさん、読書好きは言語芸術のシャワー浴びが好きな人のことですよね。普段の生活も聞き役が多くないですか?愚痴ばかりで美術どころじゃなくて正直退屈してますよね?笑。私の言葉に反応してくれてありがとうございます。

が「ナイス!」と言っています。
lily
クンデラの存在、ちっとも軽くない。翻訳も自分でチェックし、手直ししないと気が済まない。小説の定義集まで編んでしまって。美、未経験、隠喩なんかはクンデラの拘りが染み出ていて楽しい。読者は小説家の手に引かれながら、実存の未知の側面を探索しに行くのだ。
が「ナイス!」と言っています。
lily
小さな町に劇場は要らない。プラトンの『国家』を念頭に、演劇論を公共性、俳優業の善悪、女性論、はたまた恋愛論まで他を圧倒する熱量で弁論する。ルソーのこの熱量が好きでたまらないんだよね。快い幸福感に浸る為には金銭や束縛に依らず、愛の力で結束して自由で気高い楽しみでなければならない。
が「ナイス!」と言っています。
lily
ショーペンハウアーを称賛する作家につまらない作家はいない。小説の本質は人間の崩壊、人物の堕落にあると言い、自分が読んだものの方が自分で書いたものよりも遥かに重要であると信じていると言い切ることにどれだけ勇気を与えられたか。今日も私はいかなる苦しみも不安も感じることなく悦びを求めることだけに集中し全身でただただ感じる読書をしている。
が「ナイス!」と言っています。
lily
冒頭で100冊弱の日本、世界文学の読書を宿題にしておきながらもこれほど気高い本が当時は10万冊も売れたことにびっくり仰天。めくるめく展開をもって緻密で的確な文士の心理分析、小説解体は一生の時間をかけてもよい最も関心ある実験であるのに、コンパクトに濃縮還元されていて幸せな限り。小説とは、散文芸術を通して、与えられた環境と気質の中で最もよくエゴを確立する方法である。逆にエゴなしで書かれた小説に面白さも芸術も見出せない気がしてならない。
が「ナイス!」と言っています。
lily
詩人、作家の心得。だけど、あれれ、いたって普通のことで、裏技や秘法はなくて、基本に忠実なチェックリストとしての使用法くらいが丁度良いのでは?例えば、悲劇の構成要素はなるべく多く取り入れることとか「詩は美しいだけでは十分ではない。それは快いものでなければならない。」えー!全然発展がないじゃない?!
が「ナイス!」と言っています。
lily
エーコは危険。虚構から現実への効能を力説しながらもエーコの愛してやまない文学の世界地図を描いていくから、旅しないわけにはいかない気持ちになってしまう。読みたい本プラス100冊超えか。人生の解釈には文学が不可欠である。善い読書を生涯続ける理由が此処に示されている。
が「ナイス!」と言っています。
lily
高尚なポケット性格分析事典。傾向と対策付き。同感の快楽に熱い。健康で負債がなく良心にやましいところがなければ幸福であることや魅力的な人とは諸感情の一致であること、感受性の不足は不快感を与えるのが常であること、誠実、正義、人間愛のこそが徳の目指すところであり、その報償は信頼、尊敬、愛情であるというようなシンプルな理論が多いのも特徴。完全な徳をもっている人、尊敬する人は、根源的気分と同感的な気分の双方へのもっとも鋭い感受性を結びつけている人である。当にここにいるみんなのことだね。快感が身体を突き抜け乱舞するよ
あーてぃる
2019/08/03 20:18

日本の教科書ではアダム・スミス=国富論。あっちではThe Theory of Moral Sentiments. なぜでしょうねぇ。

lily
2019/08/03 20:31

あーてぃるさん、明治時代から福沢諭吉の力量で教科書にしていたらしいので、徳より富国強兵が優先だったんでしょうね。面白い視点をありがとうございます。

が「ナイス!」と言っています。
lily
森鴎外へ愛を込めてぶった切り、その落差によるてこで 「抽斎」「霞亭」「蘭軒」を持ち上げた。これを機に教科書に選んだ者より石川淳を信じないものはいないだろう。森鴎外がもっと愉しくなる。抽斎を先ずは読むべし。森鴎外の評価はそれからだ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/10(648日経過)
記録初日
2019/01/03(259日経過)
読んだ本
315冊(1日平均1.22冊)
読んだページ
105691ページ(1日平均408ページ)
感想・レビュー
223件(投稿率70.8%)
本棚
1棚
自己紹介

愛書狂。岩波とその周辺を偏愛。私の未来に期待出来る事があるとすれば、残り5万冊読了の果て。読書好きしかいないここは楽園か、素晴らしい。どれだけ慰めになっていることか。そういう島があれば、移住したいほど。(韓国には「パジュ・ブック・シティ」という出版社が250社、1万人以上が本業界の人という「本の街」があるみたいだけれど。神保町も負けてないのかな。)みなさんの本棚や感想をこそっと覗き見するだけでも愉しい。年間1000冊は読みたいけれど、現状は、月間50冊もいかない。シクシク。読書だけして生きていければ最高だけれど。そうもいかないジレンマと日々闘っていて、優先順位は勿論、読まない本を決めることも大切だなって思ってる。なるべく言語アートと思える本に出会いたいから、世界の古典的名著は最優先。と言いつつ、科学本も読んでしまうという、好奇心だけは何処までも旺盛だから、人生何回あっても読み足りたくて困ってる。私の悩みもここでは共感してくれる人が集まってくれてるんだろうなぁ。好きな作家は感受性の高い人に集中する傾向があるんじゃないかな。シェイクスピア、ルソー、ソロー、ポール・セロー、ショーペンハウアー、セネカ、ニーチェ、三浦綾子、三島由紀夫、中島義道、ゾラ、ヘッセ、カフカとか。私みたいな読書廃人かこれら周辺の貴重な仲間達、(まさかね、ここに読書が嫌いって人はいないでしょ?)大事な読書時間の1分を割いて、どうでもいい私の独り言を読んでくれてありがとう。キミは今、何を読んでるのかな?

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