面白かった。進化の選択という用語は注意が必要な比喩で、長い年月の末に獲得した性質に縛られている積み上げ式なんだね。種の有利なようにって観点で考えてしまいがちだけど、天敵だけでなく群れの個体との競争も過酷だなぁ。化かし合いの戦略ゲームみたい。染色体と性文化の過程は凄く難しい。人間が感じる単純な発想と大分乖離がある印象。老化以上に閉経の説明が困難なのにも驚いた。交尾における選択が男性研究者と女性研究者で視点が違うのも、多様な説として意見が交わされて有意義だと思った。

面白かった。進化の選択という用語は注意が必要な比喩で、長い年月の末に獲得した性質に縛られている積み上げ式なんだね。種の有利なようにって観点で考えてしまいがちだけど、天敵だけでなく群れの個体との競争も過酷だなぁ。化かし合いの戦略ゲームみたい。染色体と性文化の過程は凄く難しい。人間が感じる単純な発想と大分乖離がある印象。老化以上に閉経の説明が困難なのにも驚いた。交尾における選択が男性研究者と女性研究者で視点が違うのも、多様な説として意見が交わされて有意義だと思った。

今回の本では、大橋ひろこさんの意見と戦略が大いに参考になったのが最大の収穫だった。日本株推しに冷たい返事しかしなかった金融関係者って誰だろうか。連続増配を配当は重視するのは目から鱗。暗号資産保有を考える人に、独裁国家の良い人か普通の国の悪い人、という絶妙な皮肉を言うエミンさんの言葉は面白かった。確かに海外送金には今はPayPalとか色々あるものね。インフレターゲットが3%に許容されるかもって論点は現実味帯びてきたと思う。自由主義陣営内での生産拠点の流れは実感する。基軸通貨対抗勢力もきな臭いゴールド買い？

音量で脅かすのはホラーとは言わん。実際ホラーは怖がらずに批評始めちゃうのわかる。オタク語りはあちこちに出るなぁ。自作小説回の感じもリアル。文理選択で体育会系は最高の侮辱では？いやまぁアンドロイドなんですけど。カジくんの性癖暴露と少年の純情歪ませエピが思わぬ方向から。そして小さい派閥がなんか仲間割れしてるのおもろい。そしてラストの中学編でなんかねっとりした百合修羅場が。三年も何があったんだ。ただれてそう。後、デブとか直球で言っちゃヤバいですよ。

割と仕組みの説明や図解も多い。一般読者はとりあえず網羅的な情報から、発電効率の情報とクリーンエネルギーの知識入門とするといいかも。十年以上前の本なので現状はまた違うのだろうけど。ハイブリット車やEV車の種類やメリット・デメリットは参考になるし、太陽光発電のエネファームとのダブル発電は天候などの不安定要素をカヴァーしているし、エネルギー貯蔵も同時に充放電が出来るなんて凄い。ロス削減は送電拠点・発電地点が重要だったり、安直に原発オンリーではない日本のクリーンエネルギーの道を考える手掛かりになる。