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8月の読書メーターまとめ

雨伽詩音
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8月のトップ感想・レビュー!

雨伽詩音
図書館本。さすがに宮部みゆきの小説は構成がしっかりしていて安心して読める。全編和ホラーの短編小説で構成されているが、時代小説らしい人情味を感じさせる話も多く、粒ぞろいで大変面白かった。中でも好きなのは「布団部屋」「安達家の鬼」「女の首」。「安達家の鬼」は伝奇ホラー要素もあって、民俗学を齧っている身として楽しめた。背筋がぞくりとしたのはラストを飾る「蛸塚」。不老不死の人間というのはともすれば耽美になってしまうところをホラーテイストに仕上げたところがオリジナリティを感じさせた。
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8月の感想・レビュー一覧
20

雨伽詩音
図書館本。『年収200万円からの貯金生活宣言』と中身はほぼ同じ。家計はそれぞれ分けておこうかと話したところでしたが、こちらを読むと合算した方が良さそうですね。消費浪費投資の区分に関しては以前から区分けしているのですが、なかなか貯金が捗らないので、天引き貯金をすることにしました。なんだかんだでそれが一番着実なのかなと。ここ一年ぐらい試してみて、私の実感としてはあまり意味がないなという感じです。
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雨伽詩音
冒頭の二作と「シェエラザード」のみ読了。村上春樹の女性の描き方があまりにも気持ち悪くて、フェミニストを嫌悪してやまないこの私でもさすがに引いてしまった。ヒロインのバストサイズの大小とか顔の美醜とか、60代のおじさんがこれを書いているのだと思うとおぞましくなってしまった。男女の曖昧な別離を描くというテーマは、ストーリーとして成立しているかどうかはともかく理解できるし、こういうものがおしゃれだと思える人向けの作品集なのだろうけれど、妙に気取ったセリフ回しも鼻についたし、もうこれ以上彼の作品を読むこともない。
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雨伽詩音
「桜姫華伝」にハマってまとめ買いしたありなっち作品のうちのひとつ。「吟遊名華」と「海の地球儀・夜想曲」が特に好き。前者はすっかり感情移入してしまって泣きました。ありなっちの描くキャラクターの感情表現は心に響きます。後者は先生×生徒という関係なのでちょっと夢要素を味わえたのもうれしかったです。それとこの二作のヒロインはちょっと病がちなのもポイント高くて。よりヒロインたちの想いの切実さが伝わってきました。
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雨伽詩音
これを読まずに夏は終われないということで再読。白雪姫の美しさよりも心惹かれるのは萩原夫婦の姿で、特に冒頭の仲睦まじいやりとりなどはたまらない。私にとって夫婦の理想のあり方がここにあると思っているし、この作品は至上の恋愛小説だと信じている。白雪姫の「生命のために恋は棄てない」は名言だけども、「人は、心のままに活きねばならない」「生命に掛けても女房は売らん」という言葉は白雪姫の恋心に通じるものがあって、恋を貫いたが故に萩原夫婦は龍神となったのだとも解釈できる。ひいてはそれは鏡花自身の思想であったのだろう。
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雨伽詩音
彼のおすすめ本の中の一冊。どこか耽美でロマンティックな作品が並ぶ中にも、特に際立ったのは「さくらんぼのある家」の短編小説としての完成度の高さ。見事な構成で描かれていて微塵の無駄も感じさせない。個人的に好きなのはベアトリスと猫が愛らしい「砂の森」と、映画「ロスト・イン・トランスレーション」さながらに騒がしい世間から隔たったところでしっとりと愛を紡ぐ「アメリカの晩餐」。全編を通して、穏やかな中にもたしかな男女の恋の熱を感じさせた短編集だった。
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雨伽詩音
再放送に合わせて再読。番組の方は肌に合わなかったけれど、本は静かに読めて、自分に必要なところをその都度確認できるのが利点。今回着目したのは「疲れ」。季節の変わり目ということもあってか、ホルモンバランスが乱れたり体の疲れを感じてしまったので熟読した。疲れている時ほど動くことの大切さはわかるのだけど、それでも安静にして過ごしたくなってしまう……。スマホを見る時間は減りつつあるので、あとはこまめに家事をするなどして体を動かしたい。エクササイズは早速実践したし、ハーブティーも注文してしまった。
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雨伽詩音
ネタバレ彼からのおすすめ本の一冊。恐ろしい因縁話だった。てっきり仙石直記が真犯人かと思いきや、語り手の屋代が犯人だったとは。思い返してみれば屋代が直記について語るさまは含みのあるニュアンスが多分に含まれていて、何かしらの因縁がありそうだとは思っていたのだけれど、まさかこういう結末に至るとは思わなかった。お静がここまで小説の本筋に絡んでくるとは思っていなかったこともあって意表を突かれた。ミステリー小説ではあるけども、伝奇ホラー要素が含まれていたり、純文学にも通じる人間関係が描きこまれたりしていると感じた。
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雨伽詩音
図書館本。さすがに宮部みゆきの小説は構成がしっかりしていて安心して読める。全編和ホラーの短編小説で構成されているが、時代小説らしい人情味を感じさせる話も多く、粒ぞろいで大変面白かった。中でも好きなのは「布団部屋」「安達家の鬼」「女の首」。「安達家の鬼」は伝奇ホラー要素もあって、民俗学を齧っている身として楽しめた。背筋がぞくりとしたのはラストを飾る「蛸塚」。不老不死の人間というのはともすれば耽美になってしまうところをホラーテイストに仕上げたところがオリジナリティを感じさせた。
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雨伽詩音
kindle prime bookにて読了。パーソナルカラーはブルベ夏、骨格診断はストレートだった。ついつい大好きなフレアスカートを選んでしまうのだけれど、ストレートには似合わないのか……。客観的に見ても、たしかにタイトスカートを履いた時の方がきりっと引き締まって見える気がする。アラサーになって服の選び方も気を配らないといけなくなってきたので、参考にしたい。フレアスカートはやっぱり好きだけども、今後は手持ちの服にもうちょっとタイトスカートを増やせるといいな。
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雨伽詩音
三度目の再読。この短編集が好きなのは、香り立つような女人の描き方や幻想性に鏡花の影を見出してしまうからなのだろうと改めて感じた。中でも「螢沢」「十六鏡」が好きだが、今回読んでいてはっとしたのは「夕紅葉」のヒロインお才が置かれた状況の切実さ。困難な状況を作り出すことは小説を書く上で何よりも大切なことなのだと最近身を以て知った。時代小説はそうした環境を作りやすいのだろうと思うと、私が歴史小説を書く上でも少なからず良い影響をもたらしそうだ。皆川博子の時代小説作品を精読して小説のエッセンスを学んでいきたい。
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雨伽詩音
以前朝吹さんの講演会に伺ったことがあり、そこでイメージボードのお話を聞いた。実際に試してみたけれど、私はうまく物語を組み立てられなくて、朝吹さんの感性のなせる技なのだなと感じたことを思い出す。詩的なエッセンスの詰まったエッセイの数々を読んでいると、彼女が朗読してくれた朗読してくれたTIMELESSを思い出す。時間の境界が溶けてゆく心地よさ。こういう文章は私は天地がひっくり返っても書けないので、ただいつくしむようにじっくり味わって読んだ。桜の話とおかきのお話が特に好き。私だったらお見合いを受けてしまいそう。
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雨伽詩音
同棲している彼に借りて読んだ。日々創作について頭を悩ませて考えているので、特に目新しいと感じることはなかったのだけれど、構造主義的で工学的なノウハウに嫌気が差している身としてはこれぐらいの脳筋ぶりの方が性に合う。プロットの立て方についてはもっと具体的に踏み込んだ内容が欲しいと思う反面、自分の中の内的な動機がプロットを生み出す原動力になるというのは共感した。また何度も使い回されてきた題材であっても、売るべきは作者自身の声なのだという箇所には勇気づけられた。
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雨伽詩音
疲れていて刺激の強い本を読む気になれずに再読。穏やかな言葉で綴られながらも、内田さんの芯の強さを感じさせるエッセイの数々に背筋を正される思いがしました。こんな風に細部まで徹底された暮らしはできないけれど、内田さんのメンタリティに心を打たれました。初めて読んだ時にハッとした「親しい人の愚痴は言わない」は今でも真似して守っています。また“ときにはがんばって笑う日があってもいい”というメッセージには共感しました。笑顔でいることでふたりの時間を穏やかにできるのなら、ちょっと無理をしても笑顔でいたいなぁと思います。
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雨伽詩音
HSPに該当する部分が多く、友人と話していてもっと勉強したいと思って手に取った。結果的に大正解。自分の悩んでいることがそのまま書かれていると感じた。自分がないと人に云われることもあるけれど、自分の意見はちゃんと持っていることは非公開ブログを書いていて実感しているし、その場が私にとっては心の安らぎを得られるアジールになっていると思う。自分の主張がなかなかできないことを心苦しく思っていたけれど、HSPと呼ばれる人たちの多くはそういう悩みを抱えているのだと知って、少し心が楽になった。
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雨伽詩音
民俗学要素と神話をベースとして組み上げた拙作掌編「瑠璃神話」を書いたことをきっかけに手に取った。柳田の諸説は現在では克服されたものも多いが、神話と民間伝承の類似点など、気になる問題が多数提示されていて、大いに知的好奇心を刺激された。また彼の反アカデミズムと情緒的な論調に(示唆に富む問題点として)興味を持った。さらに鏡花を連想させる水のエレメント+母子のモチーフが繰り返し出てくることもあり、同時代人としての影響関係の有無やなども気になるところ。特に惹かれたテーマに関しては別途論考を探して読んでみたい。
雨伽詩音
2019/08/16 17:08

拙作「瑠璃神話」はこちらで読めます。 https://text-revolutions.com/event/archives/10522

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雨伽詩音
皆川博子の書いているように、私もまたカヴァンの小説を必要とする読者の一人なのだということを自認した。美しい悪夢のような物語の数々に魅せられるとともに、「どこか」に閉ざされた人間として強いシンパシーを抱かずにはいられなかった。閉ざされるということをこれほどまでに克明に描きながら、なおも美しさを保っていられるものなのかいう驚きもあった。表題作の連作ほか、冒頭の「母痣」「上の世界へ」が特に好き。彼女の他の作品もぜひ読んでいきたい。
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雨伽詩音
一巻に続いて読了。響古ちゃんと逆滝の恋の切ない展開にぐっときました。ありなっちの描く女の子の泣き顔には本当に心を揺さぶられます。幼少期に読んだ時には、響古ちゃんの体が憂姫のものになってしまった衝撃が大きすぎて、バッドエンドのイメージが強かったのですが、改めて読み直したらハッピーエンドでほっとしました。なにより「女の子は生まれたときから 必ず誰かのお姫様なんですよ」という逆滝のセリフにきゅんとしました。
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雨伽詩音
やっぱり打ち切りになってしまったのが残念ですが、グイグイ引き込まれて読みました。幼少期に読んだ時よりも響古ちゃんが可愛らしく思えたのは良かったのかなと。最推しは水乃ちゃんですが。兄者とのやりとりは本編でじっくり見てみたかったです。やっぱりありなっちにとって兄妹愛は大事なテーマなのかなと改めて感じました。それをメインテーマとして据えたのが『桜姫華伝』ですが、ここにもすでにその萌芽はあったのだなと。
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雨伽詩音
読みながら涙が止まりませんでした。「悲しみを滅ぼすためにきっと私は生まれてきたの 全ての悲しみを滅ぼすために」というシーンで、これまでのエピソードがすべてひとつにつながって台詞が心に響いてきて、これまで感じてきた悲しさや切なさが浄化された気がしました。それから瑠璃条と槐が最後の最後で結ばれて本当によかった……! やっと想いが報われました。この作品を追いかけてきて本当に良かったです。そして白夜に美味しいところを全部持って行かれるとはさすがに予想していなかったので、ありなっちの采配に万歳と云いたいです。
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雨伽詩音
瑠璃条が槐サイドから追放されたところで泣いて、朝霧の死で泣いて……。朝霧と右京の切ない恋の結末がこんな終わり方だなんて悲しかったです。でも朝霧の生きる意味は右京とともにあったから、右京が呼んだのだと思うことにします……。そうでもないと朝霧を斬ってしまった桜姫も、朝霧自身も浮かばれない。瑠璃条は槐と幸せにはなれないとわかってはいたつもりでも、やっぱりショックが大きくて……。桜姫にかわいがられても、やっぱり心は槐とともにあるのだと信じていたいです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/11/02(3971日経過)
記録初日
2008/11/01(3972日経過)
読んだ本
777冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
187064ページ(1日平均47ページ)
感想・レビュー
545件(投稿率70.1%)
本棚
7棚
性別
血液型
A型
職業
その他
現住所
東京都
URL/ブログ
http://star-bellflower06.tumblr.com/
自己紹介

プロ作家志望、駆け出し物書き。

▽雑誌掲載歴
「翡翠譚」『文芸ラジオ』1号掲載(2015.5)
「雪花物語」『文芸ラジオ』2号掲載(2016.5)

ネット(URL参照)には主に詩と俳句を載せています。
ただし主戦場は小説(オフのみ)。
文芸同人サークル「かもめ」主催。

幻想的で耽美な世界観が好きです。
国文学偏愛、詩歌は和歌と漢詩が好き。


▽好きな作家
泉鏡花、金井恵美子、川端康成、倉橋由美子、谷崎潤一郎、中井英夫、皆川博子、宮沢賢治、山尾悠子、山崎俊夫。

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