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2024年6月の読書メーターまとめ

みこ
読んだ本
8
読んだページ
2436ページ
感想・レビュー
8
ナイス
181ナイス

2024年6月に読んだ本
8

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みこ
ネタバレ短編集六編。さくさく読めるので数時間で読了。期待したようなパンチのある作品はなかった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

みこ

観るのも読むのも歌舞伎づいた5月でした。と言っても一幕見ですが(貧乏)みこさんの2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3792ページ ナイス数:264ナイス ★みこさんの2024年5月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/841117/summary/monthly/2024/5

観るのも読むのも歌舞伎づいた5月でした。と言っても一幕見ですが(貧乏)みこさんの2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3792ページ ナイス数:264ナイス  ★みこさんの2024年5月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/841117/summary/monthly/2024/5
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
8

みこ
ネタバレ七月歌舞伎の予習。豊臣秀吉の人物像が生き生きと描かれる。秀吉が主と定めた織田信長に仕える様はまさに命懸け、生きるか死ぬかの戦国時代を生き抜いて行く。人たらしであると同時に、人を見抜く目を持っている。竹中半兵衛、黒田官兵衛、偉大な戦略家が秀吉に従う。畏れつつも好いた信長が本能寺の変で亡くなる下巻は、どの様に描かれるのか…!やはり司馬遼󠄁太郎は面白く読ませる。
が「ナイス!」と言っています。
みこ
ネタバレ短編集六編。さくさく読めるので数時間で読了。期待したようなパンチのある作品はなかった。
が「ナイス!」と言っています。
みこ
ネタバレ三世代に渡る女性たちの物語。姉妹である百合江と里実がこじれてしまうのも、親子である里実と小夜子が上手く行かないのも、読者には理由がわかるので何とも言えない気持ちになる。そしてとにかく男たちがダメ過ぎる(石黒除く)百合江の父・卯一、元夫・春一は本当に酷い!嗚呼、弟も酷かった。キャラ的に宗太郎は嫌いになれないけど、元はと言えば…である。こんなダメ男に囲まれながら、百合江は精一杯生きたと思う。小池真理子さんの解説に共感しつつ読了。
が「ナイス!」と言っています。
みこ
ネタバレ役職の漢字の長さと似たような名前の登場人物に手こずる。公卿に代わって武士が台頭する世の中の中・下層の人々の物語。改めて特権階級に生まれなければ、人間扱いされず軽んじられていたのだなぁ…。どれも心に響く物語だったけど「滲む月」の周防が良かった。芯の強い女性は身分関係なく素敵です。しかし、敵味方入り乱れる戦乱の情報戦では、頭が良くなければ生き残れない。オツムの弱い私は野垂れ死に間違いなし…平和な世に感謝です。
が「ナイス!」と言っています。
みこ
ネタバレ歌舞伎に出てくる女をテーマにしたエッセイ集。「無理をする女」「義理を立てる女」が面白かった。『伽羅先代萩』の政岡の無理すぎる生き様(我が子を目の前で殺されるも顔色一つ変えず乳母として若君を守る)は武家の女の凄みを感じる。義理を立てる女では、そもそも義理とは一体何なのか?酒井さんは広辞苑を引いて数ある解説の中でも「………義理というのはいやでも務めなければならない行為やものごと」に共感したそうな。本当は嫌なのにそんな素振りを最後まで見せず、苦行に挑む姿に観客は拍手喝采を送る、というお言葉に大いに納得。
が「ナイス!」と言っています。
みこ
ネタバレアンソロジー十一編。三遊亭円朝「死神」は落語で知っていたけど、読むのは初めて。源氏鶏太「死神になった男」は騙された男の悲劇。時代設定が古いけど面白かった。水木しげる「死神のささやき」は三島由紀夫が出て来る。戦争体験者の水木先生の視点が興味深い。つのだじろう「死神の涙」も良かった。もう絵柄だけで怖い。普通の女子高生ですら怖い!久しぶりにつのだじろうを読み返したくなった。
が「ナイス!」と言っています。
みこ
ネタバレ読友さんの感想に惹かれて読んでみた。見世物小屋の人々が想像したより肉体労働でハードだった。蛇を…鎖を…いや無理。でも巧みな口上に騙されてフラフラと小屋に入ってしまう自信がある。歌舞伎でもお馴染みの道成寺縁起の絵解きの解説も面白かった。思えば演劇もアングラや不条理劇が好きなのは、現実よりも芝居の世界の方が真実に思えるから。現世は悪い夢の様です。
が「ナイス!」と言っています。
みこ
ネタバレ歌舞伎役者・三代目澤村田之助の壮絶な役者人生を、弟子の市川三すじの視点で描く物語。江戸末期に実在した人物で写真も数枚残されている。美貌の女形で人気も実力もあるが、気性が荒かったという。歌舞伎役者の人間模様に少しミステリー要素が加わり、読者を飽きさせない。田之助を襲う病魔が酷いもので、これが真実だということが辛い。江戸の終焉、明治という新しい時代に若くして亡くなったというのも、何か運命的なものを感じる。歌舞伎の変遷も分かって読み応えがあった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/02/20(2476日経過)
記録初日
2018/02/16(2480日経過)
読んだ本
847冊(1日平均0.34冊)
読んだページ
292435ページ(1日平均117ページ)
感想・レビュー
823件(投稿率97.2%)
本棚
142棚
性別
職業
事務系
自己紹介

のんびりマイペースに珈琲飲みつつ読書するのが好き。主に図書館で借りて読んでいます。警察小説、ミステリー、ホラー、ハードボイルド、歴史小説等広く浅く。たまにほっこりするのを読んで和みます。SFと恋愛小説は苦手であまり読みません。

●100冊目:薬丸岳「誓約」
●200冊目:柚月裕子「孤狼の血」
●300冊目:綾辻行人「暗黒舘の殺人(二)」
●400冊目:有栖川有栖「菩提樹荘の殺人」
●500冊目:阿部智里「黄金の烏 八咫烏シリーズ 3巻」
●600冊目:五十嵐貴久「マーダーハウス」
●700冊目:今野敏「ST警視庁科学特捜班 桃太郎伝説殺人ファイル」
●800冊目:堂場瞬一「約束の河」

※繁忙期につき読書休止中(2024/11/6 )

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