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2024年10月の読書メーターまとめ

bonbonさん
読んだ本
10
読んだページ
2828ページ
感想・レビュー
10
ナイス
231ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • K

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

bonbonさん
あまり面白くなくて読み飛ばした。個々のテーマに対し、様々な価値観に基づく考え方や派閥があって議論されているよ…という紹介だけの印象。価値観が異なる場合、お互いの価値観の押し付けは水掛け論に終始して終わりがち。それは分かった上で、もう一段階上の弁証法的な視座に触れられていることに少し期待したのだが。個人的に得られたのは、個々の派閥に充てられたラベルの知識だけだった。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

bonbonさん

とりあえずCFA受かったので、経済からは距離を置いて機械学習の比重を増やす。

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2024年10月の感想・レビュー一覧
10

bonbonさん
行動様式や思考バイアスに関する研究のオムニバスに触れるような内容で面白かったが、1つ1つは浅く、章が多い分特に後半は消化不良感があった。入門書だし、新しめの内容も含むので仕方ないのだが。kindleで購入し、固定レイアウトかと思いきやハイライト可能で、可能かと思いきや1文字単位でハイライト箇所を柔軟に調整できず、iPadで一度ホームボタンに戻ってから開き直すと画面全体が崩れるという謎仕様だった。色々惜しい。
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bonbonさん
再読。確率と機械学習の章の面接問題をnotionにまとめ直した。実務で機械学習のモデリングに関するアドバイスをするが、本書の問題で学んだ内容が結構役に立っている。問題によっては解答が長くてまとまりがないが、全体としては面接対策に限らず勉強になる本だと思う。
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bonbonさん
あまり面白くなくて読み飛ばした。個々のテーマに対し、様々な価値観に基づく考え方や派閥があって議論されているよ…という紹介だけの印象。価値観が異なる場合、お互いの価値観の押し付けは水掛け論に終始して終わりがち。それは分かった上で、もう一段階上の弁証法的な視座に触れられていることに少し期待したのだが。個人的に得られたのは、個々の派閥に充てられたラベルの知識だけだった。
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bonbonさん
理論と実装のバランスがいい因果推論の本。基本的な統計と、少しだけグラフ理論の知識があればあらかた読めると思う。効果検証ではランダム化検定が理想だとは言え、現実にはコストやサンプル数の限界で実施できないことが多い。そのため代替的な推定方法や、それぞれの理論的前提・長短を知った上でのモデリングが重要となる。そういった実務家レベルで知るべき範囲の理論を上手くカバーできている印象だった。実装パートでもPythonにも未知の有用なライブラリについて知ることができた。ただ概念が目的だったのでコードは実行しなかった。
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bonbonさん
面白かった。推論は分析的推論(演繹)と拡張的推論(帰納とアブダクション)に分類される。万有引力のような偉大な仮説はアブダクションによって生まれる。演繹における主張は仮定以上の情報を含まない。帰納では観察対象に見られる事象が、対象と同じクラス全体にも発生すると拡張推論する。一方のアブダクションは、創造性によって直接観察したもの以外の「何か」に推測を飛躍拡張する。「Cが観察される。Hが真であればCが帰結するだろう。よってHが真である蓋然性がある」。論証力は弱いが、偉大な発見的仮説を生み出しうる思考様式である。
bonbonさん
2024/10/13 21:22

観察を繰り返して着想を生むという点では帰納とアブダクションは似ており、実際両者は全く異質なものというよりは、発想の飛躍の大きさで区別できると考えている。故に両者とも拡張的推論に属している。リンゴの落下を観測し続けていても(C)、そこから万有引力の存在(H)に辿り着くためには、通常の帰納的発想では不可能である。帰納であれば、「他の全てのリンゴでも同様に落下する」としか言えないだろう。演繹や帰納のような形式化しやすい論理の外に、規格外の発想を取り込む余地を作るのは面白い。

bonbonさん
2024/10/13 21:25

アブダクションの存在は提唱しつつも、万有引力のような飛躍的発想を生む方法については当然深く言及されていない。「創造性」「総合力」といった言葉で濁される。その点は仕方ない。同じ内容の文章が何度も繰り返される点は少し気になった。

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bonbonさん
1話完結で違うことに手を出して、ビジネスとかクリエイティブで一気に頂点を取って一瞬で没落する流れ、美少女でこち亀を読んでいるような気分だ(褒め言葉)。今回は先生の存在感は薄め。原作のキャラ的にはモモイとアリスが暴走しがちだけど、本作ではいい意味でミドリやユズが起点の出番もあって嬉しい。しかしゲーム開発部は可愛い。高校生なのだが、小学生くらいの姪っ子を眺めているような気分になる。
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bonbonさん
伊藤の公式とCarr-Madan分解の復習で再読。金利商品は株よりも確定キャッシュフローが多い分、モデリングが複雑化して式変形が大変だと改めて思う。
が「ナイス!」と言っています。
bonbonさん
某資格試験を受け終え、改めてハイライト部分を読み返した。目標を貼り出したり、繰り返して勉強したりは常に実践している。完璧に分からなくても一度読み進めて何度も復習しろと言うが、私はそれでも最初から完璧に理解した上で繰り返して読むべきだと思う。意味が薄いことへの暗記と、理解が前提の勉強法では前提が変わる部分はあるかと思うので、その点は批判的に読んだ。私は理解を伴わない純粋な暗記が苦手で、著者は意味を持たせるためにゴロ文章を作ったり、部屋のイメージと結びつけて記憶すると良いと言うが、その点は言うは易しだと思う。
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bonbonさん
ネタバレ最終決戦にしてようやく明らかになる乙骨の領域展開や日下部の能力に満足。日車にセンスがあるとは言え、五条先生と並ぶ器だなんて軽々しく言ってもいいのだろうか笑。真希も宿儺から評価され、死闘なのにどこか愉しさを覚える宿儺に変化を感じる。最後はネットで最強だと散々ネタにされてきたミゲルが予想を裏切って最終戦に合流笑。ファンサービスだろうか。本誌は完結したので、この闘いもあと2巻と考えると寂しくなる。
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bonbonさん
知性に関する様々な研究の存在を広く端的に紹介している。やはり様々な指標が提唱されていてもコンセンサスはない。知性は多様で複雑だから仕方がない。タイトルにはquickとあるが、認知心理学で有名はtype||(遅いが深くて正確)の知性との補完関係についてちゃんと述べてある。知性を鍛える習慣については、類書と似たような内容が多いが、食事にカボチャの種、運動に太極拳をおすすめしている本は初めて見た。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/05/05(2396日経過)
記録初日
2010/04/01(5352日経過)
読んだ本
1594冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
421340ページ(1日平均78ページ)
感想・レビュー
1217件(投稿率76.3%)
本棚
13棚
性別
職業
専門職
現住所
東京都
自己紹介

【略歴】
・経済学修士(金融工学、統計学)
・デリバティブトレーダー
・デリバティブクオンツ
・データサイエンティスト

【興味があるジャンル】
・経済
・数理科学
・技術
・ビジネス

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