読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

シャコタンブルー
読んだ本
15
読んだページ
4046ページ
感想・レビュー
15
ナイス
1275ナイス

2024年3月に読んだ本
15

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 中丸

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

シャコタンブルー
久しぶりに会った親戚の子が元気そうで良かった。読後そんな気分になった(笑)京大生になっても奢る事なく我が道を行く。そのブレない姿勢に共感。成瀬に憧れる小学生に対してのセリフ「何になるかより、何をやるかのほうが大事だと思っている」は大谷選手の「憧れるのは〜」に匹敵する名言かも。誰もが憧れの人のようになれる分けではない。でもそれに向かって努力することは素晴らしい。その経験は無駄ではなく何らかの糧になるだろう。城山のキャラがユニークなので次作では成瀬とどんなふうに絡んでいくのかとても楽しみだ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

シャコタンブルー

2月のベストは「二人キリ」「たんぽぽ娘」。写真は熱海来宮神社の樹齢2千年の大楠。およそ10年ぶりの熱海旅行だったが観光客で活気に満ち溢れていた。大人気の「熱海プリン」「バターあん」「生糸モンブラン」も食べられて大満足。今月もよろしくお願いします。 2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3298ページ ナイス数:1105ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/867712/summary/monthly/2024/2

2月のベストは「二人キリ」「たんぽぽ娘」。写真は熱海来宮神社の樹齢2千年の大楠。およそ10年ぶりの熱海旅行だったが観光客で活気に満ち溢れていた。大人気の「熱海プリン」「バターあん」「生糸モンブラン」も食べられて大満足。今月もよろしくお願いします。
2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3298ページ ナイス数:1105ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/867712/summary/monthly/2024/2
amico
2024/03/02 15:07

元県民としては、熱海を心配した時期もありましたが、今活気が戻ってきていてうれしい限りです✨もしかして写真のどこかに富士山が写っているかなと探してしまった🗻『二人キリ』予約中です。楽しみです!今月もよろしくお願いします。

シャコタンブルー
2024/03/02 18:35

amico さん 寂れた熱海からの大復活に拍手喝采です。活気溢れる商店街を歩くのはお祭りのようで楽しく外国人がほとんどいないのも驚きでした。流石にここからは富士山が見えません(笑)今月もよろしくお願いします♪

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
15

シャコタンブルー
このシリーズはそこそこ読んでいるが企業名がタイトルに掲載されているのは珍しい。それだけ電通のブランド力があるということか・・高橋まつりさんの自殺の件も含めて、赤裸々に電通の暗部を語っている事は注目に値する。パワハラ・セクハラ当たり前、24時間働けますかのブラック企業だ。マスメディアとのズブズブ関係の酷さには呆れた。コネ入社の多さにも驚いた。コネ入社では無い作者の仕事に対する意欲や熱意が存分に伝わってきた。確かに給与は高いが社畜のようにも思えた。離婚届を出した奥様の気持ちがよく分かる。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
15年前に父親が冤罪により獄死した。今度はその息子の英之も冤罪で犯罪者に・・取調室での刑事からの執拗な暴言と暴力の凄まじさは恐ろしい。まるで自分が取調を受けているような迫害を感じた。これでは「自白」するしかないと思えた。法廷での検察と弁護士の迫真の応酬は手に汗を握るサスペンスでページを捲る手が止まらない。憎らしい刑事と検察官の徹底した悪人ぶりが際立っている。次第に薄氷に追い詰められる兎。逃げ道はない。絶体絶命だ。だがこの兎は狼のような狡猾さを持っている。巧妙で危険な罠が次第に明らかになる展開が鮮やかだ。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
昨日も今日も寒かった。春は何処に(笑)こういう時は軽くてサクサク読める本を読むに限る。そういう意味では本書は最適だ。幽体離脱、瞬間移動等、誰もが知っている超常現象とそれを利用した犯罪の謎を解き明かす5つの短編。正直、犯人や謎解きで驚くべき事は無かったがそれは予想どおりだった。本書の醍醐味は登場人物のキャラと会話を楽しむことに尽きる。犯人が誰でも構わない。動機も曖昧だ。突っ込みどころ満載だ。そう何でもありだ(笑)楽しめればいいじゃない。ユーモアミステリのお手本のようだ。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
本書のタイトルは「あるく」でも違和感は無いと思えた。それくらい街中を歩くシーンが多かった(笑)「うたう」のはそれが好きだから。楽しいから。そして誰かと一緒に歌うことで崇高な歓喜を味わえるから。四人の大学生バンドがオリジナル曲を作りライブで活躍するが卒業間近になってプロにはなれない現実に直面する。就職、バイト、資格等それぞれ別の道を歩む。バンドは解散しても彼らの絆が細い糸でつながっている様子に安心する。「うたう」ことで誰かを想い泣き笑う。それは素敵だ。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
宝塚音楽学校の受験者数が過去最低を記録したが当然だ。誰もがパワハラ・セクハラ・いじめ等がある所に行きたくないし、行かせたくない。でもそれが未だに蔓延っているのが日本の芸能界の実情かもしれない。光り輝いて見える芸能界だがその裏側は権謀術数の場であり、危険な罠がそこら中に張り巡らされている。普通の精神では決して生き残れない。だから芸能界に「憧れるのはやめましょう」(笑)7話の中では「相方」が印象に残った。芸人の妻の相方に対する思いやりが素敵だった。「娘は女優」父親の芸能界への疑心暗鬼と娘の葛藤が心に沁みた。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
この名探偵は誰だろう。5つの連作短編それぞれ最後に名探偵の正体が明かされる。その謎解きと趣向が面白い。日清日露戦争から昭和20年の終戦までの激動の時代が背景だ。魑魅魍魎が跋扈し妖人が暗躍するほの昏い世界が瞼に浮かぶ。主役であり売れない小説家の那珂川の平凡さがとても良い。優柔不断で推理力も無く、時代に流されながら生きていく普通の人間だ。だから小心者で狡くて本質は優しい。そして誰かに頼る。第一話の「長くなだらかな坂」の切れ味鋭い推理が一番印象に残った。まさかあの人が若き名探偵で登場するとは驚いた。
mirai.R 
2024/03/21 07:11

シャコタンさん、面白そうですね😃頂きます!( 。・ω・。)ノ 凸ポチッ

シャコタンブルー
2024/03/21 19:54

miraiさん 隣のテーブルに居て、怪しい人たちの怪しい話を聞いているような気持ちでした(笑)

が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
ネタバレ売れない30歳のお笑い芸人が棒高跳びマスターズM30の日本新記録に挑戦する。その日本記録は何と5m30で信号機の高さに匹敵する。でも素人にはあの長くて重いポールを持って走るだけで精一杯だろう。スポ根にしてはあまりにも非現実過ぎる。漫才にしては受け応えに笑える場面が全く無い。オリンピック選手まで登場させて絡ませた事で余計に焦点がぼやけてしまった気がする。棒高跳びのポールが日本で製造していない事、一本10万円もする事、競技場までの輸送費の経費が高い事等は参考になったが・・
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
「著者初の江戸市井もの」その帯の宣伝から藤沢周平のような人情味溢れる短編を期待しながら読み進めたが・・生まれ育った境遇から逃れられない悲哀と絶望が迫り貧困と犯罪が絡みつき奈落の底に落ちていくような展開にある種の驚きを感じた。全体的に暗くて荒んだ話の内容が多かった中で「妾の子」の結末には救われた気がした。「錆び刀」落ちぶれた侍の侘しい生活にやっと灯った一筋の光が消えさる様はタイトルの「夜露」のようなひと時の儚さと無常を感じて印象に残った。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
男性の立場からしてみると婚活サイトで初めて会う女性に『トラップハンド』に誘われたら、ぼったくりバーかと逆に怪しむだろう(笑)。神尾の巧みなマジックと相手を煙に巻く話術そして優れたメンタリズムは健在で安心した。「リノベの女」歪んだ母娘関係の非情な結末に慄き「続・リノベの女」の思いも掛けない展開にも驚かされた。先の読めない展開、個性的な登場人物、虚々実々の駆け引き等構成全体がマジックのような鮮やかで面白かった。映画「スティング」を思い出した。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
数々の料理道具が出てくるが「錆びた釘」が母から娘に引き継がれた事に驚いたので夫の呆然とした気分がとても良く分かる(笑)。道具に対する思いは、人に対する思い出と重なり貴重な玉手箱ような存在にもなり得る。あの時の嬉しさ悲しさも道具と共に甦る。そんな素敵な9話の短編集だった。お気に入りは「ピザカッターは笑う」息子のクリスマスのプレゼント交換を眺める父親のそわそわした様子と自身の秘めた思いが交差する悲喜交々がとても面白かった。「水餃子の机」も心がポカポカと暖かくなるような素敵な読後感だった。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
「ペンは剣よりも強し」いつの時代でも人々は為政者の欺瞞を見抜いて風刺する事で溜飲を下げる。江戸時代に絵画、狂歌師、戯作で活躍した鬼卵の生涯を描いている。「楽しく生きたらええねん」父親の言葉を糧にして飄々と歩む姿が清々しい。松平定信との対面でも臆する事なく自然体で臨み揶揄する様は可笑しくもある。権力者と庶民。力と技。厚顔と笑顔。決して交わる事の無い対照的な二人の生き様がこの煙草屋で同じひと時を刻む。それは風流そのものだ。ままならぬ世の中で風月を愛で自由に生きる姿は粋だと思えた。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
たぶん初読み作家。10話の短編どれもがインパクトがありとても面白かった。老人ホーム、コンビニ、定食屋等での日常の出来事を描いているが奇妙で不安で不気味な余韻が残った。でも不快感は無くある種の爽快感も味わえた。お気に入りは「あたらしい日よけ」と「スミエ」。自分の眠っていた感情の一部を目覚めさせるような新鮮な感覚に陥った。奇妙な会話と予測不能の展開、読み手に委ねられる曖昧な結末も奥深いものを感じた。人と人との感情のすれ違いを巧みなバリエーションで描き、想像もつかない白日夢に導かれた。
ショースケ
2024/03/07 21:26

井上荒野さんは『切羽へ』しか読んでませんが、この作品は面白そうですね。レビュー拝見して是非読んでみたいと思いました。

シャコタンブルー
2024/03/08 06:02

ショースケさん 漕ぎ手のいない笹舟に乗ったような気分でした。揺れて不安定ですが見たことの無い景色を堪能できました♪

が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
大人が読んでも楽しめる内容になっている。読後この本の出版社「ライツ社からのおたより」で児童書本格ミステリシリーズを創刊する意欲と熱意を知った。「児童書をつくることは未来をつくることなんだ」子供達がこの本を読むことで読書の面白さ楽しさに目覚めて欲しいと思う。でもこの本は本屋大賞候補というよりも「小学生に読んで欲しい本」「本が好きになるミステリ」等、別の名称の方が相応しい気がする。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
集団レイプ事件にあった被害女性の苦しみが凄まじい。何年も何十年もその傷は決して消えない。その家族も同じように地獄の毎日を過ごしている。その加害者側には反省も謝罪もなく「目には目を」の復讐という悲劇が始まる。被害者と加害者その一人一人に焦点をあてながらその行動と心理があぶり出されていく展開は鮮やかだ。事件を追うベテランと若手の二人の刑事のキャラが際立つ。警察組織の縦社会での重圧に抗いながらも突き進む姿はユーモアも伴いながらも頼もしかった。性犯罪のもたらす残酷さを軽く安易に考えている人への警鐘にも思えた。
が「ナイス!」と言っています。
シャコタンブルー
久しぶりに会った親戚の子が元気そうで良かった。読後そんな気分になった(笑)京大生になっても奢る事なく我が道を行く。そのブレない姿勢に共感。成瀬に憧れる小学生に対してのセリフ「何になるかより、何をやるかのほうが大事だと思っている」は大谷選手の「憧れるのは〜」に匹敵する名言かも。誰もが憧れの人のようになれる分けではない。でもそれに向かって努力することは素晴らしい。その経験は無駄ではなく何らかの糧になるだろう。城山のキャラがユニークなので次作では成瀬とどんなふうに絡んでいくのかとても楽しみだ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/05/05(2183日経過)
記録初日
2018/05/05(2183日経過)
読んだ本
1012冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
302471ページ(1日平均138ページ)
感想・レビュー
1009件(投稿率99.7%)
本棚
10棚
性別
現住所
山梨県
自己紹介

読書メーターに登録して、5年経過しましたが、皆さまの影響で今まで知らなかった作家や素晴らしい本との出会いがあり幸せです。
ミステリ、冒険、青春、恋愛、歴史物、ノンフィクション、エッセイ等幅広く読みます。つまり何でも読みます(笑)。
読書を通して、知らない世界、知らない人達との出会いの喜びに感謝しています。

好きな言葉マーク・トウェイン「やったことは例え失敗しても20年後には笑い話にできる。やらなかったことは20年後には後悔するだけだ。」

趣味は概ね下記のとおりです。 

映画(アクション大作)

音楽(モーツファルト・中島みゆき・斎藤和義・back number)

旅行(雑誌を見ながら空想の旅も含む(笑))

酒(各地の知らない銘柄の地酒を飲むこと)


お気に入りの登録・解除はご自由にどうぞ♪

これからもよろしくお願いします。

参加コミュニティ1

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう