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2024年3月の読書メーターまとめ

ダイナマイトダディ❨DD❩
読んだ本
9
読んだページ
3123ページ
感想・レビュー
9
ナイス
1042ナイス

2024年3月に読んだ本
9

2024年3月のお気に入り登録
5

  • ゆういち
  • oser(読書家ではありませんドクシャーです)
  • yutaka
  • もちゃ
  • りん

2024年3月のお気に入られ登録
8

  • ゆういち
  • よみよみ読書速報
  • 碓氷優佳💓
  • たくぴー
  • oser(読書家ではありませんドクシャーです)
  • もちゃ
  • yutaka
  • りん

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。初町田さん。我が歴代十指に入る感動の物語。これは、とんでもない作品だ。心身に傷を負ったキナコは、亡き祖母の暮らしていた大分へ向かう。そこで出会ったのは、声を失った名もない少年。母から虐待を受けている彼にかつての自分を見た彼女は、彼と一緒に暮らす決意をする。あの頃の自分と同じように、確かに彼は声なき声を上げていた。周波数の違いで他人には聞こえなくとも、キナコの心にはそれが届いた。大切な人を失くしたキナコと、大切な人を持たない通称52、愛。キナコの思いが愛の心に触れた時、奇跡は起きる…。カバー裏までが。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

ダイナマイトダディ❨DD❩

暴風と土砂降りの中、ガンダム見てきた。アムロ~😭

暴風と土砂降りの中、ガンダム見てきた。アムロ~😭
コダマ
2024/03/12 22:19

緊急時での発進で主人公みたいな展開ですね笑

ダイナマイトダディ❨DD❩
2024/03/12 22:31

コダマさん、そうそう、緊急時❗これ、ララアの声が聞こえてきて跪いてしまって…みたいな展開でした。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
9

ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。元弁護士、現何でも屋エージェントの上水流涼子を主人公とした連作短編集。目的を達成するならば手段は選ばず、法を犯すことも厭わない。一見クールで淡々と依頼をこなすのかと思いきや…。受けた依頼は必ず遂行するが、何より相手を陥れて利を貪るような存在が許せない。その鉄槌の下されぶりが痛快で、その人間味、人間臭さが涼子の魅力。自身も罠に嵌められ弁護士資格を剥奪されており、完全無欠ではない。むしろ相棒の貴山の方が完全無欠。涼子は劉備玄徳のように器の大きさと人間力こそが持ち味。だからこそ読者は共感するんだろうなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。初町田さん。我が歴代十指に入る感動の物語。これは、とんでもない作品だ。心身に傷を負ったキナコは、亡き祖母の暮らしていた大分へ向かう。そこで出会ったのは、声を失った名もない少年。母から虐待を受けている彼にかつての自分を見た彼女は、彼と一緒に暮らす決意をする。あの頃の自分と同じように、確かに彼は声なき声を上げていた。周波数の違いで他人には聞こえなくとも、キナコの心にはそれが届いた。大切な人を失くしたキナコと、大切な人を持たない通称52、愛。キナコの思いが愛の心に触れた時、奇跡は起きる…。カバー裏までが。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。実像たる騎士団長を殺したことで、イデアはまた不確かな存在となった。そこにはメタファーたる完全な暗闇や孤独が待っている。時には死に物狂いで進み、時には声を殺して静かに待ち、そうして人は改めて自分のイデアを確かなものにするのだろう。思えば騎士団長殺しとは、一人の男のイデアを巡る物語だったのかも知れない。「この世界には確かなことなんて何ひとつないかもしれない」「でも少なくとも何かを信じることはできる」目に見えることだけが真実ではなく、自分が感じ、信じたものこそが自分にとっての真実になる。と信じたい。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。とにかく聞くこと、聴くことにフォーカスした一冊。話を聞くのはよくて半分程度で、あとはそれに対し何を話そうかを考えている。それを止めて、聞くことに集中しよう。それこそが相手を真に受け入れることであり、安心と信頼の源となる。そして、聴くスキルは経験や訓練で高めることができる。聞くという定義も意見が分かれており、ともすれば傾聴のスキルですら、相手にどう思われるかのポーズになってしまう。とにかく、次に何を言おうか、ということは忘れよう。聞くことで人を理解し、自分を理解してもらおう。とても面白くためになった。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。 リーダーは仮面を被ってその役割に徹せよ。感情ではなく仕組みで動き、プロセスではなく結果で評価せよ、という本。少しアドラーにも通じるところがあるかな。ルール、位置、利益、結果、成長の5つにフォーカスしてマネジメントを行う。他にはいらない。考え方は参考になる。ただ、マンモスの狩りの例えで言えば、マンモスの配分はどうするのかな?個々の果たした役割で配分したらプロセスになるし、全員平等では不公平で不満も出るだろうし…その解が欲しかった。個人的には、この人が社長でもいいけれど、上司だったら嫌だな。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。本来自由であるはずの精神は、肉体という容れ物の制約を受けている。もしかしたら、肉体から精神を解き放つ境界、結界が雑木林の中の穴なのかも知れない。解き放たれた精神は衝動的、暴力的にその自由を謳歌するのか。制御不能のカリスマのように、本能の赴くままに生きるのか。人が人たる所以は、その精神構造にある。我思う、故に我あり。すべてを疑う人生は辛い。真理に到達してしまった人生もまた、辛い。その辛さを和らげてくれるのが、不完全な制御装置たる肉体なのだろうか。ならば不完全な二つの肉体が一つになったら…。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。会社本。お坊さんとお寺にまつわる話、中々に興味深い。税金免除に需要と供給とは無縁の業界、そんなこんなが相まって丸もうけ状態に。要は経費が圧倒的にかからないということだよね。そんなお寺、業界の仕組みだけでなく、我々がお寺さんとどう付き合うか、という当人にとっては都合の悪かろうことも書かれているのが読みどころかなと。お布施の金額やら戒名の仕組みやら。なんで戒名に値段があるんだよ!とか知られざる世界が垣間見えて、あぁやっぱり知っておくべきことだよなぁ、と思った。さらっと読めて割りと勉強になる一冊でした。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。離婚により妻を失うことになった主人公。彼の前にイデアとして顕れた騎士団長は、喪失感を抱えた彼の自我が作り出したものなのか、それとも第三者的、客観的な存在なのか。喪失感を抱えながらも日常は流れていく。しかし主人公の内面は確実に変わっていく。免色氏の肖像画に顕れたように。実在するのに手が届かなくなった妻と、実在しないのに手の届きそうな己の本質、自我。一体何が真実なのだろうか。そもそもなぜ騎士団長は顕れたのか?免色氏がその触媒となったのか?秋川まりえの肖像画はどうなる?形にはなってきたが、謎は深まる。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。コンサル屋さんが書いた組織論。今どき世代にいかに接するべきか。どう採用しどう育てるか。その格となるマネジャーのあるべき姿と育て方。そんなことが書かれている。が…ギャラップの会長やらが書かれているので、後半1/3は分析手法の説明や、それがいかに優れたものかが延々書かれている。ここはいらないなぁ…。欧米中心でしかもコンサル目線なので、社員はいずれ転職のために去っていく前提スタンスは、まだ日本では早すぎるのかも。。フレームワークとしては参考になるので、それをうまく実践で取り入れられればとは思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/05/11(2177日経過)
記録初日
2017/11/06(2363日経過)
読んだ本
722冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
233926ページ(1日平均98ページ)
感想・レビュー
722件(投稿率100.0%)
本棚
12棚
性別
血液型
A型
職業
専門職
現住所
神奈川県
自己紹介

基本、読書の記録用ですが、皆さまの感想なども参考にしつつ、視野を広げていきたいと思っています。ミステリ好きですが、色々読むようになりました。
原田マハさん大好き、村上春樹氏は心の故郷、ほむほむは心の友、ライガーは神。プロレス、ガンダムLOVE❤

小さい頃はひとまねこざるが大好き。思えばもう本を読むことに開眼していたのかも。小学生時代に少年探偵団シリーズにはまり、📕を読み漁るようになる。その影響で、長いことミステリ中心の読書。高校時代に村上春樹氏に出会い衝撃を受ける❨初めて読んだ村上朝日堂ではまり、ほどなく発売されたノルウェイの森で完全にやられる❩。大学時代からしばらく海外ミステリにはまり、これでもかと読みまくる(キース・ピータースンの「幻の終わり」とピーター・ラヴゼイ「偽のデュー警部」、ウィリアム・アイリッシュの「幻の女」、ホームズ、フロストシリーズあたりが特に好き。モース主任警部シリーズもいい)。

読書好きが高じて、大学時代は横浜の有隣堂でバイトをする。しかし書店初心者だったので、配属は参考書・辞書売場(笑)。しかし社割ですべての本が一割引。天国だった。買いまくった。文庫の色カバーはグレー一択 (番号で選ぶなんて邪道だと未だに思っている。笑)。最近は国内回帰、でも色々読みたいと思う気持ちは変わらない。

2024年3月、再び海外ミステリブームが訪れつつある。

辻村深月、森絵都、森見登美彦、三浦しをん、小川糸、瀬尾まいこ、大宮エリー、角田光代、群ようこ、垣谷美雨、三上延、津村記久子、小林由香、益田ミリ、上橋菜穂子、今村翔吾など、読メで出会えた素敵な方々。敬称略。

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