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2024年10月の読書メーターまとめ

Ryo
読んだ本
16
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5309ページ
感想・レビュー
16
ナイス
82ナイス

2024年10月に読んだ本
16

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Ryo
都会から離れて携帯も繋がらないような山間で林業に飛び込む(無理矢理放り込まれる)若者。 自然に囲まれ、のんびりした時間を過ごしながら、土地に古くから伝わるしきたりや、林業の厳しさ難しさ、職人技への尊敬も芽生える。 読後のほっこり感がいい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
16

Ryo
再現性の高いマーケティング活動の「定石」を紹介することでBtoB企業が独力で成果を創出し続ける状態を目指す、とのことでデジタルにとどまらずマーケティングの活動を紹介。組織、戦略、戦術とその後のパターンに分けて守るべき定石を解説していく。 マーケティングの理想形は「顧客視点で顧客に価値を提供できている」状態。 各章の終わりにまとめがあり、ポイントをおさらいできるのと良い。 シンクライアントの訴求が国ごとに異なっていたとか興味深い。日本はコスト、欧州は二酸化炭素削減、東南アジアは頑丈さだったそう。
Ryo
大村益次郎が主役。 百姓の身分で生まれて大阪の適塾で医業を学び、シーボルトの娘との恋、宇和島藩を経由して江戸幕府に仕え、長州藩に戻って西洋軍事を教える学校の設立に翻訳家として関わる。 蘭学から英学への日本にとって歴史的な岐路を同じく適塾にて学んだ福沢諭吉とともに歩む。 上巻は子どものように可愛がられた緒方洪庵の死まで。 幕末の尊皇攘夷からの討幕への大転換はいつ読んでもワクワクする。
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Ryo
夏枝のイジワルおばさんぷりが激しくなる。 北原という夏枝の息子徹の大学の寮の同部屋の先輩が登場。 陽子は本当に快活で誰からも愛される女の子としてすくすく成長。 それをよく思わない夏枝。 辰子がいいキャラ。 啓三はより中途半端な謎のポジショニング。 最後はあまりに悲しい。 人と人と間の誤解が少しずつギャップとして大きくなっていく様がよく描かれている。 ただこう見ると啓三が船で死にかけた話とか、 事務員が行方不明になった話とか、 夏枝が北原に振られる話とか、関係なさそうで結構効いていのかなと思う。楽しめた。
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Ryo
旭川の医者家族。 若い妻と同僚との許されぬ恋から始まる。 幼い娘が殺され、妻に内緒で殺人犯の娘を養子として引き取り、それが妻にバレ、愛憎・仕返しを表立って会話することなく、周りが犠牲となっていく。 本土への連絡船が嵐で転覆し、主人公が一命を取り留めたところで上巻終了。 なんとも激しいストーリー。
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Ryo
BtoBマーケティングの戦略と実践の全体像が非常に分かりやすい。 型があることを知って欲しいとのこと。 中盤より顧客の実際の悩みに応じたケーススタディで解決策に至る考え方をトレースできる。 頻繁に出てくるのが、既存顧客に情報収集方法や購買決定要因を聞いてしまうという例。 自社の強み、ポジショニングの強力な元情報になるという。 コンテンツマーケティングも受注に近いところから対応していくべきというのも納得感がある。
Ryo
EQという言葉はメジャーになった。 「情動の自己認識」を基礎とし、感情のコントロールや自己肯定感の維持、共感力など社会的性を備えるビジネスマンには必須の能力である。 幼少期の環境により大きく影響するものでもあるが、鍛えることも可能だという。 学校教育だけでなく、社会人教育にも導入し、 暴力や激情によらない解決策をお互いが協力し合って見出していけるような社会にしていきたいものである。
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Ryo
大衆化が進んだコンサル業界にて、クライアントが冷飯を食わされないためのクリティカルな10の質問を紹介。 個人的には質問1「我が社の属する業界の歴史と構造変化をどう見ていますか?」と、質問3「我が社の中期経営計画で鍵となる施策とその利益効果の根拠は何ですか?」と質問5「我が社の周辺事業への展開についてどうお考えですか?」の3つが最もクリティカル。 最初の提案時にこれらの内容が盛り込まれているか、あるいは質問にスラスラ答えられるコンサルだったら一定の信頼はできる。 勉強になる。
Ryo
短編集直木賞受賞作。 近所で泥棒を繰り返す同級生の母親、好意を寄せてくる放火魔、DV男との逃避行、幼い夢を持つ恋人、育児ノイローゼの母親。 みんな一生懸命生きているけど、人生の隙間に入り込んで出られずもがいているところを、絶妙に描写している。 なんとも言えず苦しい気持ちになる。
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Ryo
ただ生きるのではなく、十分に生きる。人生を豊かにするための方法は、お金を遣って経験を重ねることだという。 それも先送りをするべきではない。 経験から得られる「記憶の配当」があるためである。 きれは投資と同じで期間が長ければ幸福度が増す。周りも幸せにできる。 もちろん老後の備えも必要だが、過剰に持つ必要はないし、子どものためにというのであれば、今から渡していくべきという。 生きているうちに「ゼロで死ぬ」ことを目的とすることで、これからの生き方が変わる。 タイムバケットでやりたいことリストを作ってみたい。
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Ryo
紀元前3世紀から神に近い大王として常に世界中から英雄と謳われるアレクサンドロス。 彼が成し遂げたことはなんだったのか? たった30年少しの生涯で成し遂げたこと、後世に残したこととは? 東邦大遠征前後の事実叙述の後、大王の人間像に関して一章を設けているのが興味深い。 戦争には強かったが一時の激情に駆られた失敗もあるし、インドでは兵士の前進への賛同も得られず、ヘレニズム文化という東西の融合も幻想的に過ぎない。後継者も育てられらなかった。、 そんな事実を明らかになってもなお不世出の大王として君臨し続けるである。
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Ryo
自分で自分を上手に助ける「セルフケア」のワークが100載っている。 セルフケアと言いながら誰かの助けを借りることも含まれる。 ストレッサーの特定、マインドフルネスの仕方やコーピング、スキーマ療法を紹介。 呪いの言葉に対する希望の言葉を思い浮かべ、「内なるチャイルド」と共存していくと、メンタルは安定して保つことができるらしい。
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Ryo
中国の詩仙と呼ばれる、唐時代の大家李白の書いた全千作品のうち、150作を選抜。 形式ごとにまとめる。 旅をしては酒を飲み、友と別れ、というテーマが多い李白の詩は、情景の表現が力強く美しく、リズムも良いのでどうも読んでしまう。 早発白帝城、望廬山瀑布、静夜思、黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送るなどが何度も読んでしまう。
Ryo
ITプロジェクトの成功率は米国で33%という。日本ではもっと低い。納期は平均2.2倍に延期される。 ITプロジェクトの各プロセスでのギャップを抑えないことが原因という。 契約方式も現在主流のCPPF方式はベンダーのリスクが少なく、顧客が割りを食っているためFFP(完全定額)かつ一括請負を薦める。 安易な流行りのアジャイル開発への飛びつきにも警鐘を鳴らす。 巻末のツール類が豊富で役に立つ。 中小企業は財務体力がないからIT投資を何度も出来ないし、失敗できない。
Ryo
都会から離れて携帯も繋がらないような山間で林業に飛び込む(無理矢理放り込まれる)若者。 自然に囲まれ、のんびりした時間を過ごしながら、土地に古くから伝わるしきたりや、林業の厳しさ難しさ、職人技への尊敬も芽生える。 読後のほっこり感がいい。
が「ナイス!」と言っています。
Ryo
雑談は単なる情報のやり取りでなく、お互いに理解を深めながら行動や意識を変化させるような創造的なコミュニケーションを目指している。 その点で天気の話をする日本人と海外一流企業とは差があるという。 雑談はメインのための下準備であり、相手の状況、ビジネスの状況、新たに必要となる情報の確認が必要。 目的はつながる、調べる、伝える、共有することである。 雑談を通してラポールを作ること。そのためには相手の仕事に対する考え方を知ることも必要になる。 サイクル→トレンド→パターンを確認することも重要。
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Ryo
吉本ばななのエッセイ集。 小さな幸せをテーマに短編エッセイが46本。 著者の両親が亡くなって弱っていた時期に、自分の書く幸せに自分が救われる気持ちで書き続けていたという。 きっと私は足元を見つめては小さな幸せを数えているでしょう、とのこと。 親や姉などの家族と仕事と子どもの成長と。 やることが多くて日々追われる毎日を過ごす中でふと小さな幸せを感じながら生きていくのも悪くないのかもしれない。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/06/27(2349日経過)
記録初日
2018/06/30(2346日経過)
読んだ本
449冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
149042ページ(1日平均63ページ)
感想・レビュー
444件(投稿率98.9%)
本棚
0棚
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