読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

anona
読んだ本
3
読んだページ
1354ページ
感想・レビュー
3
ナイス
58ナイス

2024年3月に読んだ本
3

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

anona
告白、というだけあって各章が登場人物の独白形式で展開される。特に第一章の先生の語り口は秀逸でページを捲る手が止まらなかった。あくまでも過去の出来事として語られるのでリアルタイムで動きがある訳ではないのに、ここまで引きごれるとは自分でも思わなかった。各登場人物が少しずつ狂っていて、それに自分では気づけないのが何ともリアルで自分もそうなのかな、と思ったり。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
3

anona
最初は何てことのない主婦が衝動的に殺人を犯した話なのかと思っていたら、その背後に別の謀略が蠢いていて、主人公だった主婦の頭も冴えてきて、尻上がりに面白くなっていった。最後の講評でこの主人公は最初から頭のキレる人だったわけではなく、苦境に立たされることでレベルアップしているような印象、と語られていて正にその通りだと感じた。二回目の殺人の仕掛けは圧巻。携帯を全員が当たり前に持っている訳ではない辺りに時代を感じた。
が「ナイス!」と言っています。
anona
告白、というだけあって各章が登場人物の独白形式で展開される。特に第一章の先生の語り口は秀逸でページを捲る手が止まらなかった。あくまでも過去の出来事として語られるのでリアルタイムで動きがある訳ではないのに、ここまで引きごれるとは自分でも思わなかった。各登場人物が少しずつ狂っていて、それに自分では気づけないのが何ともリアルで自分もそうなのかな、と思ったり。
が「ナイス!」と言っています。
anona
水に興奮する人たちを使いながら、社会に蔓延る正欲を映し出す。社会のレールから外れる人たちを断罪する検事の男や自分が大衆であり続けた結果、事故死する西山。社会の理外にある者たちで新しい社会を構築しようとする夏月と佳道、対話により互いの開示を試みる八重子と大也。共通するのは「繋がり」を得ることなのか。繋がりが生き続けるための歯止めとなる。自分自身についても否が応でも省みることになる素晴らしい話だった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/07/09(2119日経過)
記録初日
2018/05/10(2179日経過)
読んだ本
67冊(1日平均0.03冊)
読んだページ
24130ページ(1日平均11ページ)
感想・レビュー
60件(投稿率89.6%)
本棚
6棚
性別
職業
大学生
外部サイト
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう