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2024年3月の読書メーターまとめ

チャー
読んだ本
35
読んだページ
7382ページ
感想・レビュー
35
ナイス
742ナイス

2024年3月に読んだ本
35

2024年3月のお気に入り登録
1

  • Millet.K

2024年3月のお気に入られ登録
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  • 轟直人

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

チャー
ネタバレ常にひるまず独自の路線を突き進む主人公が作る物語。自分では考えつかないような突拍子もないが正しく優しい行動と、そこから生まれる様々なストーリーをとても面白く読みました。圧倒的な存在感を放つ成瀬を囲む周りの人たちも、その個性に影響されながら、己の道を創っていく姿は印象的でした。探さないでくださいという置手紙の意味が分かったときには笑えました。観光大使の姿でスタンプラリーをしながら紅白に出てその日のうちに帰ってくるという所業に圧倒されましたが、当日中に島崎に会えてよかったと思いました。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

チャー

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:30冊 読んだページ数:5643ページ ナイス数:552ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/892865/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
35

チャー
医師である著者が意識的に前頭葉を使うことの重要性を綴った本。通常人は特に意識せず過ごしていると、前例踏襲し同じことを繰り返す。ものの見方を固定せずに様々な視点や考え方を受け入れ調整しながら変化することが成長であり、前頭葉がうまく使えている人は物事に柔軟に取り組むことができると著者は説く。知識社会が進む昨今は、新しいことを積極的に試していかないとおいていかれれるという考え方は納得。一方で、無条件に受け入れず理由を考えることも必要。他人に流されず自分らしい選択をすることが幸せに生きることという言葉は印象的。
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チャー
年々社員のやる気が下降気味である理由について著者の視点で解説した本。90年代からの経済状況を念頭に、企業の経営者が実行してきた方策を説明しながら、社員のやる気がなぜ低いかを読み解いている。不景気時に大多数の企業がコスト削減方針に舵を切った結果組織全体として委縮する方向へ向かったという視点はなるほどと思う。利益を上げるために新しく生み出すよりも、現状を効率化することを求めすぎた弊害については納得する面も。ジョブ型などの考え方も導入先の文化にそぐわないと期待した結果が得られないという点は確かにと感じた。
ハッシー
2024/03/30 23:42

面白そうな本ですね。チャーさんのレビューを見て読みたくなったので、早速購入しました。

チャー
2024/03/31 09:21

ハッシーさん コメントありがとうございます。思い当たるところもあったりして興味深い内容でしたよ。

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チャー
脳の専門家等に取材した生活をよくするための使い方のコツについて紹介した本。様々な視点から脳をうまく活用するための手法が紹介されており大変興味深い。脳の柔軟性を保つためには適切な損切が必要という視点はなるほどと思う。若い人のようにこれから多くを学ぶのではなく、既に色々な経験や知識が蓄積された状態であるミドルは、不要なものを増やさないよう努めることも必要。機能を維持するために適度な負荷をかけることも大切であるが、ときにはインプットを停止し情報を整理する時間を持つことも重要。全く何もしない時間を持つことも有用。
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チャー
耐えなければならない状況を、果たして本当に必要なのか、意味があるのかといった見方で考えたときに、不必要と判断できる我慢を積極的に手放すことを薦めている。意味のない我慢という考え方は斬新。我慢は美徳という考え方に凝りすぎると、無駄な我慢もそうすべきと受け入れてしまう。我慢の持つ意味を長期的な視点で峻別することが肝要という指摘は、無目的に行動することの戒めとなる。技術の進化は我慢から解放してくれる。自分が問題と感じないことは他人がどういおうと無理に変えようとしないという考え方は、振り回されないために重要。
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チャー
厳しく接し叱責することが避けられがちな昨今の状況に疑問を呈する本書は強い指摘の重要性を感じる内容でした。良くないことを見たときに強く言わないことでその場は穏やかに過ぎていくかもしれないがその行動をした側には修正する機会が与えられない。年齢を重ねるほど言われなくなることが増える状況では指摘されなかった行動や考え方はそのままその人に残る。本当に先のことを想うのであればきちんと強く正すことがやさしさではないかという指摘は考えさせられる。打たれ弱い人が増えているのは打たれていないからという見方はなるほどと感じた。
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チャー
ネガティブな考え方を払拭するための多くのヒントが記された本。視点を変えて見ることで実はそんなに悩むことでもなかったという気づきを与えてくれる。部下の能力を引き出せないのは上司にも責任があるという点は、全て自分が悪いと思いつめないために有用。出来事そのものには意味がなく、善し悪しの意味付けをするのは自分。調子が悪いときは良かった時を繰り返し思い返すとよい。理不尽な𠮟責や無理難題を振りかざす相手には子供をあやすような視点が有用。自分は果たして最も不幸かという問いは、前向きな方向へ意識を変えるきっかけになる。
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チャー
人に好かれるメリットとそのために重要な考え方を紹介した本。主に営業職に向けて記された内容ではあるが、仕事でコミュニケーションをとるうえで実際に役に立つという点を様々な面から紹介しており興味深い。どれだけ頭が良くても能力が高くても好かれる奴には敵わないという指摘はなるほどと感じた。なぜかミスを許されてしまう人や、困難な課題も一緒にやろうとなってくれる人は、基本的に周りから好ましく思われていることが多い。仕事も人生も、大きな目標の達成のためには他力が必要という点は納得。協力なくして物事は進まないことが多い。
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チャー
やる気を引き出し記憶力を高めるといわれるドーパミンについて解説した本。依存症に関わる部分も含めて記されており興味深い。決まった結果が見える選択よりも、ある程度不明瞭でそこそこ期待感がある状態のほうがやる気が出るという指摘は確かにと納得。フローやゾーンという超集中状態に入るためには、自分が達成可能である、負担の少ない、かつ達成感を感じる作業を何度も繰り返すことが必要。依存症のような何かにのめりこんでしまう心理や状態を、学習や仕事の場面に応用するという視点は一つの効果的な使い方と感じた。
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チャー
著者自身の経験を元に日常生活もビジネスも良くするためのアイデアや考え方が紹介されており大変興味深い。独自の確度で物事を捉える視点は参考になる。努力で変えられる部分に集中して変えるしかない、違いに遭遇したらそういうこともあるというスタンスで受け入れることも必要等、なるほどと思う。壺には大きな石から入れる、不可逆的なものに注力すると後悔が減る、できることとできないことを知るなどの視点は選択の基準として重要と感じた。自分にとってのストレスを知っておくと良い。なくなったら困るという体験はビジネスになる。
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チャー
高い成果を上げている人たちの思考法や行動様式を紹介した本。活躍する人たちに共通する部分が具体的に紹介されており興味深い。仕事ができるの定義は時代や環境によって変わるという指摘はなるほどと思う。活躍するためには状況に合わせたアップデートが不可欠。成果を出す人は、良いコーチであり、チームを勢いづけ、メンバーが成果を出すことに興味を持つ。様々な組織に共通する成果を出す行動様式は、何とかなると思ってやってみる、柔軟に方向転換する、異なる価値観を受け入れる等。人は褒められることではなくダメ出しで成長する。
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チャー
夫婦の形は様々であるが、良好な関係を継続的に築いていくために大切な考え方が綴られている。古くからの慣習や考え方が未だに変わらず存在する気配は、あらゆる場面にみられるが、そもそも互いに個として尊重することが基本。他人である以上どこまで行っても完全に分かり合えるわけではなく、親しき中にも礼儀を意識することは大切。それと同時に、共同で生活を営む上で、言いたいことは伝える必要がある。その都度落としどころを見つけ両者が微調整を繰り返しながらつくっていくことが必要。
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チャー
温泉を一人で満喫することを薦めた本。温泉旅行と聞くと家族や友人たちと大勢でにぎやかに楽しむというイメージが浮かぶが、本書では自由気ままに自分自身を徹底的に休める機会としての温泉を薦めている。強制的に一人にならざるを得ない環境という視点は斬新で参考になる。ソロ温泉であれば、入浴時はスマホも持ち込まず日常の喧騒をシャットダウンできる。ゆったりと落ち着いて振り返り自分を見つめる機会が得られるという考え方は新しい視点であった。後半部分では全国の各種温泉や秘湯、それらの楽しみ方が紹介されており参考になる。
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チャー
ネタバレ前作が衝撃的だったので今作も…?と思いながら読んだが、思わぬ展開にまた驚かされた。閉じ込められた空間で徐々に犯人が絞られていくが、犯人の思想とその行動の理由に驚愕。犯行を他人に擦り付ける仕組みと流れが実に巧妙。登場人物の行動を綿密に定めた証拠隠滅のシーンは非常に精密であり、突発的ながら非常に冷静で恐怖を感じた。正当防衛の予防のような考え方は成立しないという部分はある意味考えさせられる。犯人の夫が行方不明である点や、最後に連絡先を交換するシーンは不穏な雰囲気を感じさせられた。
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チャー
頭が良いという見方に基準はないが、頭が良くないと生き残れないという指摘はなるほどと思う。頭がいい人の話は聞き入れられやすく、多くの人はその話を聞こうとするという点は納得。内容が明瞭で理解しやすい話は自然に話を聞こうという気にさせる。知識は披露せずに誰かのために使って初めて知性となるという言葉は印象的。知っていることは披露したくなる気持ちになるが、それをただ自分の承認欲求のために発言するのではなく、誰かや何かの役に立てることが大切。電話に対してメールは言語化コストを自分で持つという視点はなるほどと感じた。
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チャー
ネタバレ常にひるまず独自の路線を突き進む主人公が作る物語。自分では考えつかないような突拍子もないが正しく優しい行動と、そこから生まれる様々なストーリーをとても面白く読みました。圧倒的な存在感を放つ成瀬を囲む周りの人たちも、その個性に影響されながら、己の道を創っていく姿は印象的でした。探さないでくださいという置手紙の意味が分かったときには笑えました。観光大使の姿でスタンプラリーをしながら紅白に出てその日のうちに帰ってくるという所業に圧倒されましたが、当日中に島崎に会えてよかったと思いました。
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チャー
多くの本を効率的に読む手法と考え方が多数紹介されている。理解を深めるために多くの本を読むとよいという指摘は納得。本を読む時間がないというのは本当だろうかという問いかけには考えさせられる。意識的に自分の行動の無駄な時間を見つめると、無目的にスマホやテレビを眺める時間が意外と多いことに気付く。著者が短時間で未読の本の書評を仕上げたエピソードには驚かされた。一冊の本を必ずしも全ページを丁寧に読み切るのではなく、本の中の重要な要素を外さずに読むことが重要。本は汚しながら読むとその場所で内容が記憶される。
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チャー
イラストレーターの著者が自身の時間効率化の経験をもとに、有効に使うための考え方と具体的な方法を紹介した本。思いのままに目の前のことをこなしていくとあっという間に一日が終わってしまうが、そうならないための時間の捉え方と行動の方策が綴られており参考になる。大きな行事や予定が気になり目の前のことに集中できなくなる際には、予め行動するために必要な時間をアラームで設定し、それまでは気にしないようにする方法が有効。ついついスマホをダラダラと見てしまいがちであるが、見る時間を決めて制限をつけることも効果的。
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チャー
ネタバレ不思議な雰囲気を出す司書の小町さんが、悩む登場人物たちに本を薦め、そこから一歩前に進んでいく姿はとても勇気づけられました。迷ったときに気付きを与えてくれる本の力を再認識します。絵本や詩集といった普段なかなか接しない種類の本の魅力も感じました。別々に生活する登場人物たちがかわずかですが日常生活の中でかかわりあう姿は、誰かのために、誰かを思い接することの温かみを感じます。12個入りのハニードームが10個になっても残りの重みは同じという視点は印象的でした。
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チャー
誤りを認めて考えを変え、訂正することの重要性を綴った本。最初に持った意見や考えを貫き通すのではなく、間違いや誤りを認め、より良い方向に進むために考えを変えることの大切さを伝えている。SNSの発達は誤りを許さない状況であるという視点は確かにと感じた。一度発言したことが延々と残り続けるデジタルの記録は、考えを変えることができないという風潮を生み出しているという視点はなるほどと思う。特に著名人は発言の一貫性を求められる場面も多いが、年を重ね環境が変わったとしても同じ発言を求められる風潮に一種の怖さを感じた。
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チャー
頑張らずに良好な関係を続けていくための考え方を紹介した本。夫編と妻編の両側からの視点で見たアドバイスが記されてあるが、どちらもなるほどと感じることが多く綴られている。夫婦喧嘩が起こるのはお互い自分が正しいと思っているからという指摘は確かにと思う。お互いの存在によって楽しいとか嬉しいとかを感じられることが大切であり、足りない何かがあれば幸せということではないという点はなるほどと思う。相手に求めすぎず、自分がどんな性質かを理解しないと、一時的な感情で別れてもまた同じという点は、自分を省みる事の重要性を感じた。
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チャー
複数の作者がそれぞれのブックオフについて語った本。自身よく利用するので、共感する部分が多く、また、一方で知らなかった利用法や出来事についても記されておりとても面白く読んだ。気になる本や目当ての本を探し回って時間と体力と集中力を消費してしまうという点や、他県に行ったときフラッと見つけたブックオフがやたら気になってしまうという点は強く同意する部分もあり、自分だけではなかったのだと安心した。本棚を見る視点が若いときは、実は誰か別の人の目線になっているという言葉はなるほどと感じた。
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チャー
眼の状態を良好に保つための多数の方法が紹介されている。歳を重ねると視力の衰えは仕方ないが、普段の意識やケアの仕方を知り日々目を大切にすることが重要。視界不良が行動範囲を狭め活動量を少なくするという指摘は確かにと納得。見えにくくなると億劫になることも少なくない。行動の低下は脳の機能低下にも結び付くことを考えると、視力の大切さを改めて実感する。スマホやタブレットなどで近くを見すぎず、30cm以上対象と距離を取ることが重要。適宜遠くを見て目を休ませることも目に良い。目の周りを温めて血行を良くすることも効果的。
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チャー
脳科学者の著者が無意識の考え方と活用方法を解説した本。無意識が作られる仕組みを知り理由を考えることで日々の行動を少しづつ変えることができると著者は説く。人が一日に下す決断の数は数万件で、行動の9割が無意識に決められている。意識は主体的に情報を取りに行くことで、無意識は蓄えられたそこにある情報に触れるという捉え方はなるほどと感じた。自分が取りがちな選択に気付き、それを意識的に変えることが行動の変容につながる。決断が早い人は様々な選択を予めしている、或いはベストな選択が染み付いているのかもしれないと感じた。
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チャー
研修講師の著者がより良い組織の運営方法について解説した本。セミナー等で知識として得た組織論は実際の現場に展開しようとするとうまくいかないことも少なくない。チームの空気感や特徴などの現状を正しく把握し、個々の感情を把握したうえでの運用が大切であると著者は説く。リーダーはメンバーのことをあまり良く知らないという前提を持ち接するという点は重要。一般的な組織論を無理やり自分のチームに当てはめるのではなく、自分のチームに合った運用を試みることが必要。表面的にではなく本質の部分を見る意識を心がけると良い。
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チャー
ネタバレ途中からページをめくる手が止まらず、一気に最後まで読み切ってしまいました。二重三種にひっくり返されるされる展開は最後までハラハラさせられました。まさかの結末にあ然。主人公も含めてほぼすべての登場人物が何らかの異常な感じを出す雰囲気に怖さも覚えつつ、とても衝撃的な内容で驚かされました。
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チャー
ライターの著者が文章を書く際に大切にしたい視点を解説した本。読み手に受け入れるために伝えたいことをわかりやすく書くための構成方法など参考になる。文章の目的は読者の心に訴え動かすこと。支離滅裂な文章にしないためには接続詞を意識することが重要。主張とその理由、客観的事実を適切な順で配置することが大切。文章の展開を映画のカメラワークに例えた部分は、書き手目線で意識すべき重要な視点が記されており納得。説得ではなく納得してもらうための意識を。自分事と感じてもらうには、主張の中に一般論を含めると興味を持ってもらえる。
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チャー
言葉を伝えるときに大切な考え方を記した本。感情ややりたいこと、目的や目標など、具体的に自分の考えを他社に明確に伝えるために意識したい視点が多数紹介されており参考になる。様々なビジネスの場面が想定されており具体的でわかりやすい。なんかうまくいかないという曖昧な状態や、良い感じにお願いといった漠然とした指示は言語化が不十分という指摘は確かにと納得。言葉になっていないものは正しく考えることすらできない。顧客が得られる価値を考える際には、作り手のアピールではなく何にどう役に立つのかを具体的に言語化することが重要。
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チャー
本書は会話が深い人とそうでない人の違いとその理由を解説しながら、深い人は何が違うのかを綴っている。深い話は感情や考え方を動かす、話を聞いた後で印象が大きく変わるなどの指摘は、話の内容が持つ力を改めて認識させられる。価値観の変化は感覚の変化という視点は勉強になる。感じ方の変化が考え方や行動の変化に繋がるのは深く納得。拒絶せず一度そちら側に立つことで発見がある。深さの程度を知っておくことも重要。時にそれは受け手側にも求められる。発問という手法は初めて知ったが、新たな気付きを得るために有用な手法と感じた。
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チャー
陸上で活躍した著者が諦めの大切さを綴った本。言葉の第一印象はネガティブであるが、その判断は常に否定されるものではないと考えさせられる内容であった。どう頑張っても自分にはできないことは誰にでもあり、それは努力や継続といった面ではなく能力の違いで生じていることもしばしば。諦めることは自分の向き不向きを適切に把握し、力を注ぐ先を可能性がある方向へ変えるための前向きな判断であるということを改めて認識した。日本では粘り強く続けることが是とされる風潮があるが、向いてないのに時間を費やすのは時として残酷なことである。
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チャー
ADHDと診断された著者が怒りとの付き合い方を紹介した書。怒りが沸き起こるきっかけは様々だが、冷静に客観的にみつめるとそれほど怒ることでもないという指摘は同意。怒りを感じたときは、いま、ここの状況を静かに見つめるとよい。怒りの要因の大半は自分の中と異なるルールに直面した時という指摘は確かにと思う。自分のルールは絶対ではなくこんなこともあると考えを広げることが視野を広げ状況を深く理解することにもつながる。怒りの記録をつけるアンガーログという手法は斬新と感じた。自分が気になる出来事や視点に気付くために効果的。
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チャー
課題や問題を素早く解決するための思考法を紹介した本。図やイラストを多く引用しておりわかりやすい。現状把握、問題発見、原因究明、ゴール・イメージ、具体策の順に各ステップを着実に踏み、解決するために大切な視点が紹介されている。現状の実態を感情を交えず客観的に把握し、課題の要点をきちんと見つけることが肝要。状況を見誤らないために物事の因果関係や情報の確度を高めることは必須。ゴールのイメージは明確にしてから次に進めることが重要。複数の候補からより良い選択をするためには、各メリットとデメリットを明確にするとよい。
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チャー
ネタバレ北原先生の過去や暁海のその後など続編として大変引き込まれる内容でした。後半の年を重ねた登場人物たちが思いをはせる様々な場面は、一つひとつがとても印象的でした。誰もが誰かを思いながらも決定的にすれ違うという言葉は切なさとどうしよもなさを感じました。「おいしいねって一緒にご飯を食べられるのはそれだけで最大の幸せです」という言葉に涙が出ました。いろいろな経験を経た登場人物の言葉であったこともありますが、きっとそれは大事なことだと感じます。多くのものや情報が溢れているけれど、大切なものを考えさせられました。
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チャー
神経伝達物質の一つであるドーパミンの働きについて解説した本。ドーパミンは快感が得られそうだという期待感によって分泌される。分泌量は期待される報酬の大きさを受け取るまでに必要な時間で割った値と強い相関があるようだ。依存症は人生のワクワクがその対象に支配され、それでないと放出されないという状態とのこと。現代の便利さというものは非常に強力で、アルコールや砂糖などの対象がすぐ手に入るという指摘は確かにと思う。依存物質で放出されるドーパミンの分泌量はほかの何かで置き換えることができ、欲求を解消できる可能性がある。
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チャー
著者が考える身になる読み方について解説した本。本や新聞に限らず、雑誌やネットの記事、電子書籍など、様々な媒体をうまく読むための方法が紹介されている。言葉は使わないと衰える、良い文章に触れることが重要、などは選書時に意識させられる。目の前の文章は時間とエネルギーをかけて読むに値するか、必ずしもすべての部分をしっかり読む必要はないなどの視点は、無駄な時間を過ごさないために重要。記憶する努力ではなく印象付けるための工夫という視点はなるほどと思う。勉強とは異なる視点で身につけるために感情に訴える方策は参考になる。
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チャー
時間を有効に使うための考え方を綴った本。物語形式で登場人物が学びながら進む展開はわかりやすく読みやすい。時間は自分の残りの命を削っていくという視点は印象的で深く考えさせられた。漠然とこの先も続いていくという曖昧な状態で過ごすのではなく、残っている時間は確実に減っているという意識を持つことは日々を充実させるために大切。魅力的な情報や事柄は常に身の回りに溢れているが、ほんとうに大切なものを、ときに立ち止まって考えることが重要。不要なことに惑わされずそれらを見極め、自分にとって大事なものを見失わないこと。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/07/21(2106日経過)
記録初日
2016/09/01(2794日経過)
読んだ本
1881冊(1日平均0.67冊)
読んだページ
441277ページ(1日平均157ページ)
感想・レビュー
1773件(投稿率94.3%)
本棚
0棚
性別
血液型
O型
自己紹介

2020年1月から月30冊を目標に、隙間時間を見つけて読書するこの頃です。

社会人になってから漸く読むことの面白さを知り、本屋、古本、図書館、電子書籍と、本がある場所の媒体を問わず、興味のある本や勧められた本に手を出しています。

ビジネス書が好きで読みあさっていますが、
最近少しづつ小説などの物語を読み始めました。

良書に触れた後、自分の語彙力の無さに唖然とすることが多いですが、
心に残ったこと、思い返したいことなどを感想に書いています。

良い本との出会いを求めて、皆さんの感想を参考にさせていただいています。

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