既刊１２冊をイッキ読みしました。ずっと、気になっていた作品です。１２巻の「女性同士が、っていうか…恋愛そのものが難しくない！？」と言うセリフが象徴的。確かに同性愛を描くけど、それはたまたま女性同士の恋愛を題材にしているだけで、実際は恋愛を続けることの難しさを描いているのだと感じました。ただ、付き合ったり別れたりが続くので、アメリカのドラマ観てるみたいだな…とも思いましたがｗ

ニップル、マップ、エラーたちがそれぞれの特技を活かして逃走するくだりはとても好き。もっとも戦闘に特化しているスラッシュが一番存在感がないのは御愛嬌www

プロジェクト４の傭兵たちも、エリア８８の傭兵とまったく同じであることが分かり、まさに「好敵手」が登場した感があります。キムやセラに象徴されるように、その分、物語色も強くなりましたが。物語と言うよりも、いっそ「講談」ですよね。しかし、それだけにいつの時代でも、安心して楽しめます。やっぱりワクワクしてしまいますものｗ

もはやSFです。宇宙戦艦ヤマトを思い出します。師匠から受け継いだのでしょうか。