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2024年3月の読書メーターまとめ

たっきー
読んだ本
7
読んだページ
1424ページ
感想・レビュー
7
ナイス
93ナイス

2024年3月に読んだ本
7

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たっきー
ネタバレ東京都同情塔=シンパシータワートーキョー。犯罪者をホモ・ミゼラビリスと呼びこの塔に入れて同情する。一方はホモ・フェリクスと呼ばれる幸福な人たち。新しい社会の形成として面白い。東京都同情塔を設計した牧名沙羅はバッシングに遭う。「私はあくまで、実際に手で触れられ、出入り可能な、現実の女でありたいということです。みずから築いたものの中に、他人が出たり入ったりする感覚が、最高に気持ち良いのです。」ドローイングと建築の違いについて彼女が説明する時に使う言葉。「既に私はもう、何かの外部にも内部にもいない。私自身が外部
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

たっきー

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:5冊 読んだページ数:2505ページ ナイス数:86ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/921344/summary/monthly/2024/2 京極夏彦『鵼の碑』やっと読了。話題作『Q』、ファンタジーの名作「十二国記」『月の影影の海』も遅ればせながら読めた。ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』からは文学の希望をもらった。

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2024年3月の感想・レビュー一覧
7

たっきー
ネタバレランスロットがベンウィックの王子でローマ軍に父であるバン王を討たれた。それから湖の城で修行する。ザクセン人の騎士ブッケンが格好いい。裏切り者のクローダスの首を取ってきたりヴィヴィアン姫に引き合わせたり以前から重要な役割を果たしている。騎士が女性に抱く忠誠心ミンネも高貴でいい。グィネヴィアとランスロットの恋は有名だが泉の庵での出会いは幻想的でエロティック。アロンダイトという剣の名は初めて聞いたがこれを持つならランスロットはアーサーと同格扱いだろう。宿敵ルチウス・ティベリウスが獅子に変身できたとは驚き。
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たっきー
ネタバレ東京都同情塔=シンパシータワートーキョー。犯罪者をホモ・ミゼラビリスと呼びこの塔に入れて同情する。一方はホモ・フェリクスと呼ばれる幸福な人たち。新しい社会の形成として面白い。東京都同情塔を設計した牧名沙羅はバッシングに遭う。「私はあくまで、実際に手で触れられ、出入り可能な、現実の女でありたいということです。みずから築いたものの中に、他人が出たり入ったりする感覚が、最高に気持ち良いのです。」ドローイングと建築の違いについて彼女が説明する時に使う言葉。「既に私はもう、何かの外部にも内部にもいない。私自身が外部
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たっきー
ネタバレこの巻ではグィネヴィアが登場する。父のカメラード王ロデグランスとともにあまり好まれないのが意外だった。マーリンは本当に色々と策を凝らしアーサーの国王としての威光を輝かせようとする。そのためには巨人に1人で立ち向かわせもする。そしてとうとうアーサーはエクスカリバーを手にする。湖でのブッケンとの一騎打ちは読み応えがあった。太陽と三日月の騎士ブッケンに逃げずに立ち向かったところで勇気を示した。劣勢になり平民のジョンがアーサーを助けようとしたことで徳を示したという件が好きだ。
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たっきー
ネタバレ作者オスタップ・スリヴィンスキーの序によれば、1943年にポーランドの詩人チェスワフ・ミウォシュが書き上げた連作抒情詩『世界ー純朴な詩篇』が着想の根底にあるそうだ。ウクライナで戦争を経験した人々の独白が収められている。77の戦争語彙には、タイトルと共に語ってくれた方の名前と在住地が記されているのだ。この生々しい言葉の数々は飾りもなく、一人ひとりの惨状を否応なく想像させる。「戦争は、当事者の人生を激しく様変わりさせるのみならず、新たな説明が必要なほど言葉の意味をも変えてしまうのです。」現在も続く戦火において
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たっきー
ネタバレ大魔法師マーリンの影の働きがすごい。ユーサー・ペンドラゴンが亡くなってからはアーサーを王位につかせようと画策する。ボードウィン卿を城代、ウルフィウス卿を侍従長にし大陸からブラシヤス卿を呼び寄せ周囲を固める。また有名なセント・ポール大聖堂の門の前の石に刺さっている剣を抜き正統な王の証を得させる。これに反対するロット王との戦いが起こるがここでもマーリンが活躍する。無事戴冠式を行いアーサーは即位する。それにしても過ちを犯した異父姉モルゴースとはどうなるのだろう。
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たっきー
ネタバレマーリンが夢の魔インキューバスと人間の娘との間に生まれるところから始まる。娘は追い出されマーリンは老修道士に育てられる。魔の子マーリンは甲虫や鳥に変身できる。ヴォーティガン王の塔では真下に竜が住んでいると指摘し殺されそうになるのを逃れる。キララウス山の踊る巨人たちと呼ばれる巨石群を運ぶ際にはアイルランド王ギロマニウスをまんまと手玉に取り手に入れる。大彗星の尾が大陸まで伸びたことからユーサーの子アーサーが大陸を支配することを知りそのために奔走する。大好きなアーサー王物語。ワクワクするし今後が楽しみ。
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たっきー
ネタバレ日嗣の御子となる若宮とその近習となった雪哉のやりとりが軽快。全体が八咫烏の世界というファンタジーでしかも描写が平安時代の知識を踏まえた和風になっているのが斬新。若宮の命を狙うのが誰なのかサスペンス要素を孕みストーリが進むのも面白い。最後のどんでん返しというか敦房の捻じ曲がった思考は怖かった。東西南北の家々の人物設定がしっかりと為され脇の澄尾や路近も魅力的。最後の雪哉の出自の件に絡む種明かしは可哀想な気もしたし雪哉の若さも表現されていて上手いと思った。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/10/08(2027日経過)
記録初日
1992/01/01(11804日経過)
読んだ本
1282冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
409529ページ(1日平均34ページ)
感想・レビュー
1282件(投稿率100.0%)
本棚
15棚
性別
職業
教員
外部サイト
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