2024年3月の読書メーターまとめ

読んだ本: 15冊

読んだページ: 4721ページ

感想・レビュー: 15件

ナイス: 1035ナイス

2024年3月に読んだ本
15

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2024/03/31
十字路
- 五十嵐貴久
288
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146
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2024/03/30
人狩人
- 長崎尚志
440
登録
56
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2024/03/25
私、死体と結婚します (ハルキ文庫さ 25…
- 桜井美奈
232
登録
143
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2024/03/24
姥玉みっつ
- 西條奈加
297
登録
225
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2024/03/23
女副署長　祭礼 (新潮文庫ま 58-3)
- 松嶋　智左
336
登録
157

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2024/03/20
兎は薄氷に駆ける
- 貴志　祐介
480
登録
414
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2024/03/17
女と男、そして殺し屋 (文春文庫い 89-…
- 石持浅海
272
登録
233
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2024/03/17
別れの季節お勝手のあん (ハルキ文庫し …
- 柴田よしき
280
登録
257
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2024/03/15
ヒポクラテスの悲嘆
- 中山七里
312
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474
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2024/03/12
レイアウトは期日までに
- 碧野圭
272
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324

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2024/03/10
殺める女神の島
- 秋吉理香子
232
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384
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2024/03/09
水脈
- 伊岡瞬
360
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334
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2024/03/06
父がしたこと
- 青山文平
256
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192
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2024/03/03
芸能界
- 染井為人
280
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292
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2024/03/03
巡査たちに敬礼を (新潮文庫ま 58-4)
- 松嶋　智左
384
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55

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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

fuku3

2024/03/15

2024.3.15読了。シリーズ第5弾。いつから主人公が古手川刑事になったの⁉︎不審死で検視官が問題なしと判断したが⁉︎古手川が納得しない!浦和医大の真琴助教を駆り出し光崎教授の威光と渡瀬警部の名を出し!何とか死体解剖に漕ぎ着ける→光崎が新たな死因を発見する!いつものパターン!今回はどれも家族間の問題を扱った5篇の連作短篇!引き篭もり、老々介護、引き篭もりの高齢化、みんな世間を騒がせた新聞記事の見出しの様な事件!家族は止むに止まれぬ犯行に及ぶ!しかし本当にそうなのか⁉︎引き篭もりは病気なのか⁉︎治るの⁉︎

2024/03/16 01:12

ホントに古手川メインになっちゃいましたね。今作の中山さんの主張はちょっと極論過ぎかなと言う印象です。

fuku3

2024/03/16 01:23

そうですね！これを読むと引き篭もりは、全て犯罪者予備軍になってしまう！

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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

fuku3

2024/03/02 00:33

閏年の為、何とか目標達成!柚月さんと隠蔽捜査がイマイチで残念😢！2024年2月の読書メーター読んだ本の数：15冊読んだページ数：4717ページナイス数：948ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/927382/summary/monthly/2024/2

が「ナイス！」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
15

fuku3

2024/03/31

2024.3.31読了。星野警部シリーズは面白い!久しぶりの第3弾。"贖い"ほどの重厚感はないが星野警部のアクの強い捜査手法は圧巻!周りからは変人使い!上司と揉め三係を出され四係の強盗傷害致死事件に回された!激し雨の中、自宅まで数メートルの十字路で襲われ財布を盗られた小学校教師の織川!すぐ後ろから来た義娘詩音(高一)の証言で直ぐに配備をしたが犯人は捕まらず、捜査は暗礁に乗り上げた!それから数ヶ月後に関係者が毒入りチョコレートで毒殺された…。大体犯人は分かっていたが動機が分からない⁉︎why done it

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ネタバレ2024.3.30読了。横浜は昔から"神隠し"が多い!戦後GHQが支配していた時分、ある中尉が大義の名の元に日本人を拉致し狩っていた!犯罪者や娼婦、GHQに歯向かう奴らを!GHQが撤退しても同士達が大義を受け継ぎ日系二世や日本人までもが!脈々と今まで続けてきた!その中には財界、政界の大物迄もが!警察内部までもが!神奈川県警の赤堂栄一郎警部補は神の手と云われる優秀な刑事だが悪い噂も付き纏う!赤堂はこの人狩りを執念深く追っていた!それは赤堂の母親が狩られていたからだ…。GHQの件は本当にありそうな話だか→

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2024.3.25読了。数ページ読んでこれは断念!と思ったが!お金を出して買った本なので仕方なく最後まで読んだが😞!遠距離恋愛の末に結婚した七海。仕事から帰って来たら真吾が一酸化炭素中毒で死んでいた!救急や警察にも連絡せず、役所に婚姻届を提出に出掛けた!何かの真相を探る為だと思うが、余りにも現実から掛け離れた七海の行動はこちらの読む気力を無くすほどだ!結果は矢張り真吾の死は事故では無く恣意的なもので七海は真相を突き止める事は出来たが、最後まで最初の違和感が拭えきれず、作品に入り込む事ができなかった!

私、死体と結婚します (ハルキ文庫さ 25-2)

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2024.3.24読了。三人の隠居した婆さんがおはぎ長屋に集まる。いらぬお節介を焼いて周りの人達を困らせる人情時代劇だと思い読み出したが!最初は思った通りの展開でややモッタリした話しに西條作品でもハズレかなと思った。しかし行き倒れの親子を救い、母親は怪我が元で2日後に亡くなり、女の子は声が出せず!取り敢えずおはぎ長屋で女の子を育てる事に!お萩と名付け三婆は親身にお萩の世話を焼く!お萩の正体が分かった辺りから、俄に盛り上がる。市井の名もない長屋の町の人達がお萩の為に一致団結し巨悪に立ち向かう姿は爽快!

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2024.3.23読了。シリーズ第3弾。副署長田添杏美が旭中央署に赴任して二年目!キャリアの女署長俵貴美佳が赴任した!ここは6年前に女子行方不明と2年前の強盗傷害犯(上原祐介)が未解決である!監察から署長の不祥事を穏便に解決する様に田添に密命が!上原の内縁の妻が謎の転落死!刑事の安上は屋上に人影を見たと⁉︎そんな中で刑事課が食中毒に罹り機能不全!本部から捜一の花野班が旭中央署にやって来た!そこに野上麻希の姿も…。いつも思慮深い田添さんが何であんな軽率な行動をしたのか!このシリーズを終わらせる為なのか⁉︎

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ネタバレ2024.3.20読了。兎に角タイトルがいい「兎は薄氷に駆ける」体重の軽い兎は薄氷の上を逃げ廻り後を追う猟犬は自重で氷が割れ自滅する!殺人容疑で任意の事情聴取が別件逮捕になり、苛烈な取調べで日高英之は自白!裁判で日高は一転無罪を主張(兎が警察検察を薄氷の上に誘い込んだ)ここから裁判の章は手に汗の二転三転展開は迫力満点!日高の本当の狙いは無罪を勝ち取る事では無かった!15年前の父の冤罪事件を白日の元に晒し警察検察が父にどんな酷い事をしたか世間に晒しめる事であった!冤罪はどれもそうだが警察の捜査が杜撰すぎ!

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2024.3.17読了。シリーズ第3弾。2弾は未読。富澤殺し屋、塚原仲介屋、伊勢様請負人!富沢と塚原が仕事の依頼人を推理する前回より数段面白くなった!何と今作はもう一組殺し屋が登場!鴻池知栄(インターネット販売業)殺し屋、本多元(画家.翻訳家)助手!この二組の殺し屋が交互に登場し最終章の表題で、ある交通事故の加害者と被害者を同時に殺す事に!前作は平面的であったが鴻池達が現れた事によってストーリー展開がより深く奥行きが出て立体的になった!最後に一点だけ物語の展開としてどうしても納得の行かない点があった!

女と男、そして殺し屋 (文春文庫い 89-4)

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ネタバレ2024.3.17読了。シリーズ第9弾。タイトルが別れの季節!誰が死んでしまうの⁉︎大奥さまか⁉︎と心配しながら読んだが!日本橋の大店に嫁いだお小夜の子、清太郎は心の蔵が弱く耳が聞こえず片足の膝から下が欠損!その為にお小夜は苦しんでいたが、やっとおやすと会い悩みを打ち明けた!お小夜夫婦は考えた末に、子供の為に日本橋の十草屋を親戚に譲り長崎に渡り清太郎を育てる事を決めた!お小夜はおやすに長崎に一緒に来るようにと!おやすは悩みに悩み紅屋に残る事を決めた!自分は弱いから長崎に行ったら料理人を続けて行けなくなる!

別れの季節お勝手のあん (ハルキ文庫し 4-11)

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2024.3.15読了。シリーズ第5弾。いつから主人公が古手川刑事になったの⁉︎不審死で検視官が問題なしと判断したが⁉︎古手川が納得しない!浦和医大の真琴助教を駆り出し光崎教授の威光と渡瀬警部の名を出し!何とか死体解剖に漕ぎ着ける→光崎が新たな死因を発見する!いつものパターン!今回はどれも家族間の問題を扱った5篇の連作短篇!引き篭もり、老々介護、引き篭もりの高齢化、みんな世間を騒がせた新聞記事の見出しの様な事件!家族は止むに止まれぬ犯行に及ぶ!しかし本当にそうなのか⁉︎引き篭もりは病気なのか⁉︎治るの⁉︎

2024/03/16 01:12

ホントに古手川メインになっちゃいましたね。今作の中山さんの主張はちょっと極論過ぎかなと言う印象です。

fuku3

2024/03/16 01:23

そうですね！これを読むと引き篭もりは、全て犯罪者予備軍になってしまう！

が「ナイス！」と言っています。

fuku3

2024/03/12

2024.3.12読了。【微辛口】これはお仕事小説なのか⁉︎お仕事小説と云うかオレに言わせるならファンタジー小説かな⁉︎この出版不況のご時世に何とも夢みたいはお話でしたね!天才装丁家の桐生青は変人で我儘と噂の絶えない!そこに職と住む所を失ったデザイナー赤池めぐみが転がり込む!二人でデザイン事務所スタジオ・シエル起こす!めぐみと青のサクセスストーリー!本の装丁や雑誌のデザインなど作り手の大変さはよく伝わった!お金に関して余りにも丼勘定で読んでるこちら側が心配してしまった!資産家の娘さんだったのね!

2024/03/13 00:36

そうですか。これは積んでるけど大分下位のランクになりました。読むかどうかも悩みます。と言うのもfuku3さんとは感性が一致する事が多いので、自分にも合わないだろうなと思うからです。貴重な意見ありがとうございます。

fuku3

2024/03/13 01:21

タカさん！短いのでサクッと読めてしまいますよ！チョと軽すぎますけどね！

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fuku3

2024/03/10

2024.3.10読了。前作の「無人島ロワイヤル」は読んでいないが、これも孤島でミスコンに集まった7人が次々に殺されて行く。所謂クローズド・サスペンス!前作が余り評判が良くなかったので、今作は期待したが結果は....むぅ〜ん😞。ただ一点、新しいなぁ~と思ったのは、犯人の犯行動機が今迄のそれとはチョと違って新鮮と云うか今時ポイ!たいては、愛憎、復讐、金銭欲、名誉欲、が考えられるがどれにも当て嵌らず!強いて云うならば健康、生命かな⁈でもチョとリヤリティーに欠ける。小説の中のお話って感じ!

が「ナイス！」と言っています。

2024.3.9読了。シリーズ第2弾。1弾目の"痣"を読んでいないので真壁.宮下コンビは初見になる。話は全体的に面白く読了したが、幾つか納得の行かない箇所があり、それが読後感を悪いモノにしてしまった。審議官の姪のお守り役で遊軍扱いの真壁.宮下。このお客様を何故に大学院生としたのか⁉︎警察関係者でよいのでは⁉︎犯人側は最初から朝乃を狙っていたの⁉︎朝乃の親切心に着け込んだ犯行は偶然の賜物では⁉︎審議官か公安がそこまで把握しているなら、もっと早く刑事部に話しを降ろせよ!もっと早く事件は解決したのでは⁉︎

が「ナイス！」と言っています。

2024.3.6読了。青山文平氏初読み。たかだか250pなのに随分と時間が掛かってしまった。武家言葉で大分解り難かった。当時の医療用語が頻繁に出て来る!その儘スルーされて、現代語訳が無い!もう少し読者に解り易く、現代では〇〇である、の言葉が欲しかった!全体的にチョと冗長であった。"父のしたこと"この一点のみのオチならば短篇でも充分では無いのか⁉︎この父の犯した罪は、武家社会の封建制度、真っ只中に立つ、小納戸頭取の永井元重の御役目なら致し方ないのかも知らない。役目を真っ当すればする程、真面目過ぎたのである!

が「ナイス！」と言っています。

2024.3.3読了。芸能界の光と影を描いた7篇の短篇集!作者なりに芸能界を小説のエンタメ作品として表現しようとした試みは良いのだが成功したかと云えば結果は芳しくない!どうしても現実の芸能界をノンフィクションで描く事は出来ない!ならそれ以上のインパクトのある話を書かなければならない!そうなると、実際にはあり得ない、荒唐無稽なオチに嵌ってしまう。そうなると読んでいるこちら側は全くシラけてしまう。もっと心温まる人情物の様にした方が良かったのでは⁉︎最後の"私は女優"が一番エンタメ小説としてよく出来ていた!

2024/03/06 08:52

ナイス、ありがとうございました。私も同じような感想を持ちました。

が「ナイス！」と言っています。

fuku3

2024/03/03

2024.3.3読了。ある県警の所轄、御津雲署(みつくも)を舞台に6つの連作短篇!非常に面白く今年のベスト1作品今のところ!警察小説と云えば横山秀夫氏!横山氏の場合は刑事VS犯人の対決が多く描かれた。松嶋氏は警察内で自分はどう立ち回れば好いか、敵は内にいるのか外なのか⁉︎新たな警察小説の扉を開けてくれた。特にお気に入りは①"障り"交通総務係長　槇田水穂警部補はバツイチ子持ち!交通安全運動を前に大忙し!そこに観察の監査が入ると情報が!監察官は何と元夫の再婚相手!槇田結衣巡査部長こんな若い小娘が嫌がらせか⁉︎

巡査たちに敬礼を (新潮文庫ま 58-4)

2024/03/08 12:13

ご賛同頂きありがとうございます！松島さんはこら益々筆がのてってきた様ですね！