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2024年3月の読書メーターまとめ

kei302
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2024年3月に読んだ本
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2024年3月のお気に入られ登録
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  • 中玉ケビン砂糖
  • JD

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kei302
群馬県警の葛警部が率いる葛班が捜査する5件の事件。新聞記事を読んでいるようなリアリティがある。刑事の葛、無口で余計な説明をしない。慕われてもいないし、人望もないような。でも、一目置かれている。人の記憶と証言の曖昧さを突いた「ねむけ」が面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
17

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業務用の食材も使うし外国産の肉も使う。味付けの醤油はすき焼きのタレ(確かに雑です)でも、常連さんが足繁く通う定食屋さん。ぶっきらぼうで大雑把なぞうさん(みさえさん)のファンになりました。お酒を呑みながらの夕食に抵抗がある沙也加の頑なさがほぐれていく過程が心地よかったです。 順調に進んでいたのにコロナ禍が定食屋「雑」を襲います。 みさえさんの決断と潔さが素晴らしい。3代目ぞうさんにも頑張ってほしい。NetGalleyJP
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東京の「水脈」といえば新宿鮫「風化水脈」ですよ。こちらも警察もので神田川。「暗渠」は行政上の記録がないそうで、捜査が進まない。女子大生小牧未歩が捜査の見学とか?だったが、正体が分かると納得でした。最後の部分がささっと説明されてるのが残念。詐欺グループの周到さと凶暴さが怖い。
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1話目 迷惑なラーメン評論家にチームプレーで反撃が爽快、年齢差のある人との交流が心地よい2話目、男同士だと絶対にこうはいかない。「パティオ8」自分は大きな仕事をしていると言い放ち近所の顰蹙を買う中年男性、リアル。テイストが少し異なる「商店街マダムショップは何故潰れないのか?」監視する見守りマダムが格好いい。「スター誕生」業界での生き残りを掛けた悪あがき3人が滑稽。MCワンオペさん(柚木さんの言葉のセンス最高!)が職場や保育園で信頼されているのに、社会的に冷遇されているなんて…。
ヒデミン@もも
2024/03/22 16:32

これも読みたーい❣️

kei302
2024/03/22 17:16

柚木さんならではのパンチの効いた短編集だよ。

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毛穴レスで体臭もないモノが拓人であり生成AIでありカタカナであり建築物。沙羅、AI、拓人、ジャーナリストのマックス・クライン(この人だけ臭うしすべすべしてない)、が繰り出す過多気味の日本語はつるすべの表面を持つ相手には染みこまず留まり浮遊する。人類が・主語が大きすぎ! ラテン語に回帰する日は近い、たぶん 違う。小学校の低学年の道徳「とげとげことばとぽかぽかことば」大人版かな。守れそうにないけど。
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小学4年生の弘毅と両親・姉・祖父母6人家族のほのぼのドタバタ系の話かと思いきや、震災や病気、親の事情での「別れ」がキーワードになっている。バレンタイン義理チョコのお返しに南部せんべいって・笑。子どもっぽい弘毅だけど、自分にできる精一杯の頑張りが微笑ましい。祖父よっしーが愉快。南部せんべいの焼きたてはウエハースみたいな食感だそうで、食べてみたいです。NetGalleyJP
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猫のマドレーヌと犬の玄三郎、かのこちゃんとすずちゃん。別れは辛いけど、マドレーヌの首輪を自分の手で外す かのこちゃんは大人に一歩近づいたのでござるよ。かのこ父&母も素敵。猫又マドレーヌが人の姿を借りて奮闘するシーンが頼もしい。
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ももこシリーズ八丁堀篇第2弾。連続殺人に発展したところで終わっている。続きはいつ出るのでしょう。気になります。手口から犯人の予想はつくけど、動機は何だろう? お汁粉の話が面白かった。
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最近の世相を反映させた10話。須田のユニークさと優秀さがぎゅっと詰まった「当直」が面白かった。安積班最年少刑事の“大物(らしい・たぶん)”桜井が化ける日は来るのか。楽しみ。その時は昇進して異動になる村雨との別れになるのかと思うと淋しいけど…。安積班、長く続いてほしいシリーズのひとつです。NetGalleyJP
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貸し物屋お庸シリーズ第4弾。お庸も多少の分別が付いてきた感じ。「髪結いの亭主」「割れた鼈甲櫛」「六尺の釣り竿」「火の用心さっしゃりやしょう」「凶刃と大火鉢」の5話。火の用心夜廻りの老人の話と釣り竿の旦那の話が面白かった。うっかり忘れてたけど、常連メンバーは元盗賊とか訳あり過去持ちだった。大火鉢を運び込んだ家の中を見たお庸が鋭い観察眼を発揮して湊屋の面々と事件を未然に防ぐ最終話は大がかりで楽しめた。
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文庫解説は津村記久子さん。しん・喜劇。最後のあたりでようやく気付く。見た目は中年おじさんの神様。神様神社系ファンタジー小説とは一線を画す万城目ワールド。かのこちゃん!(次読む) 九朔!(忘却の彼方…)
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強さ、たくましさ、逆境の中を生き抜く等、ウメについて語る言葉がいくつか思い浮かぶ。そんなウメに惹かれる男たち。守られて生きる存在には収まらないウメの生き様が強烈で目が離せなかった。
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群馬県警の葛警部が率いる葛班が捜査する5件の事件。新聞記事を読んでいるようなリアリティがある。刑事の葛、無口で余計な説明をしない。慕われてもいないし、人望もないような。でも、一目置かれている。人の記憶と証言の曖昧さを突いた「ねむけ」が面白かった。
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AIを使って合成された本物と見分けがつかないほどリアルな画像と動画を悪用する事件。実際起きているのは有名人だけど、この話では公務員・少し目立つ存在の中学校教諭鉄腕先生が巻き込まれたネット炎上と悪意のある関係者が週刊誌を使って虚偽の出来事をまき散らす。恐ろしいです。誰を信じてよいのやら。大変な状況なのは分かるけど、家族のことを思いやる気持ちが薄すぎですね。もう元には戻らない。
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音高から音大へ進み、会社員になり、何らかの事情で仕事を辞め、出張ピアノレッスン(音楽教室に属さないピアノの先生)と請負ピアノ弾き仕事で生計を立てる30過ぎの琴音。人との関係性において何らかの生きづらい状況が会話やLINEのやり取りで見えてくる仕組み。大変そうだ。劣等感や挫折が今の琴音をつくったのかもしれない。「アキちゃん」男だった…。
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本郷馨(51)警視庁のベテラン刑事と16歳の王子が事件を捜査するという突拍子もないバディもの体をしていますが、現在社会の分断や不均衡がデータで巧妙に含まれた痛烈な作品でもあります。さすが似鳥さんです。メリニア共和国第三王子ミカでユリアン・フォーゲル捜査官でマーカス・モンロー・ステュアート。カタカナ名前が多すぎ。イギリス名での活動がなかったのが名残惜しいのと、兄のその後が不明なまま終わっているのとで続編ありなのかも。
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kei302
2004年の直木賞受賞作品。この当時は「生きづらさ」という概念はまだ浸透していなかったのですね。神経面での困り事で受診してる。好奇心旺盛でメンタル最強伊良部と関わった患者さんたちが脱力(?)したり視点や価値観を変えたりする、案外深い部分があったりなかったりの愉快な短編集。義父のヅラに手を出しそうで悩む伊良部医学部時代の同級生の話が面白かった。
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かなり軽い目の東野ミステリ。口八丁手八丁の武史叔父に振り回される。ラストの謎解きは2時間ドラマ。正にショータイムでした。
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読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/09(1996日経過)
記録初日
2019/01/27(1917日経過)
読んだ本
2159冊(1日平均1.13冊)
読んだページ
639432ページ(1日平均333ページ)
感想・レビュー
2159件(投稿率100.0%)
本棚
4棚
性別
年齢
65歳
現住所
三重県
URL/ブログ
http://blog1330.blog19.fc2.com/
自己紹介

活字と音楽とコーヒーの日々。
こわい話は苦手です。

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