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2024年3月の読書メーターまとめ

こり
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感想・レビュー
11
ナイス
965ナイス

2024年3月に読んだ本
11

2024年3月のお気に入り登録
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2024年3月のお気に入られ登録
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

こり
自身が語る一代記。元武士の矜持に縛られ、癇癪持ちの妻百や病弱な長男宗伯、失明という人生模様に同情しつつ、何でもヒトのせいというめんどくさい性格に唖然。文字の木片が落ちるほど校合を繰り返す戯作者。路さん『南総里見八犬伝』の完成☆頑張りましたね! 山東京伝・葛飾北斎・渡辺崋山、大塩平八郎に、枇杷葉湯売りなど初耳の風物詩も織り交ぜつつ延々と続く妻との確執。なので馬琴と宗伯が丹精した花園を「百はぷりぷりしながら、ひらりと飛んだ」という締めの一行には笑えました※蔦屋重三郎の素晴らしさは来年の大河の予習にも。
mirai.R 
2024/03/14 21:51

蔦屋重三郎、とても魅力的に描かれてましたね。来年の大河楽しみです(◍′◡‵◍) その前に蔦屋重三郎の生涯を描いた物語😃読んで見ようと思います。 こりさん、おススメありますか~?

こり
2024/03/14 22:16

miraiさん、素敵な人物像でしたよね! 南総里見八犬伝はまず児童書で読んでみようかと(^^)/『蔦屋重三郎事件帖』を鈴木英治さんが2017.2018年に書いたっきり(^^;)これからいろいろ出るだろうから期待しましょ~♪

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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

こり

東京国立博物館でデジタル体験してきました。 【日本美術のとびら】では「花下遊楽図屏風」高精細複製品の鑑賞。文化財の茶碗に触って回したり。江戸城天守のVRも。

東京国立博物館でデジタル体験してきました。
【日本美術のとびら】では「花下遊楽図屏風」高精細複製品の鑑賞。文化財の茶碗に触って回したり。江戸城天守のVRも。
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2024年3月の感想・レビュー一覧
11

こり
現役「雑芸員」さんのnote連載書籍化。企画がトップダウンで決まる場合とか、図録作成・展示作品集荷、温湿度・照度などの舞台裏。鑑賞では、まず解説文を読んで「答え合わせ」にしたらもったいないに納得したり、おすすめ法が自分とぴったりで嬉しくなったり。チラシ・ポスター制作でのデザイナー生き残り編にもプロの想いを実感。※それにしても学芸員さんの内面を引き出していた「ぶらぶら美術・博物館」再開してほしいなぁ。国宝修理装潢師連盟https://www.kokuhoshuri.or.jp/kobo/handa.html
もんらっしぇ
2024/03/31 19:32

こりさん、ニュースです♪ 日美のMCが交代します。ちょっとはイイかもしれませんね… https://go-to-museums.com/sunart-2024sikai-2692

こり
2024/04/01 09:01

もんらっしぇさん、おっ!交代ですか。守本アナは上からタイプではなさそうなので楽しみ♪素敵なお知らせありがとうございました。

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こり
明治40~昭和12年頃の「婦人記者」による「化け込み」記事(変装して別人になりすます潜入ルポ)をまとめたもの。挿話収集家という著者だけに化け込み記事のリストがすごく、ページ数の約1/3を占める「番外編」の職業紹介所(口入屋)などの職業図鑑が面白いです。婦人警官という言葉が死語になっても差別の残る実態。頑張る女性記者を応援したいですね。※読むきっかけになった書評https://book.asahi.com/article/14962502
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こり
ネタバレ[8] 以前、読友さんのレビューで知った下村さんのぶっとんだ自宅が舞台。アガサ・クリスティーのオマージュだそう。タクシーしか移動手段のない森の洋館へ招待された作家や担当編集者達が吹雪に閉じ込められ、スマホを取り上げられた中で起きる事件。ミステリーはあまり読んだことがないので何だかわからないけど、家を自慢したかったのかも※詳細な間取り図や、この家を見られる二次元コード(建設会社のCM)付き https://ddnavi.com/review/1276004/a/
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こり
◇いくばくも(泉ゆたか)は老医師と一歩踏み出した女性。初読み作家さんのこれからに期待◇ほおずき長屋のお豪(坂井希久子)金貸し老婆の本当は…◇つはものの女(永井紗耶子『大奥づとめ~』)は初瀬様の「殿方の矜持という厄介な代物を」に改めてじぃん。他に◇ひと夏(『博覧男爵』の志川節子)◇五郎治殿御始末(浅田次郎)。ベストは◇三筋界隈(青山文平『春山入り』)。浸水地域の道場主と行き倒れた剣豪。これからの生き方を模索中のシニア世代に寄り添いつつ背中を押してくれる6編。細谷正充さん編。
タイ子
2024/03/24 10:58

この味が出せる作家さんもこの味が分かる読者もいいですよね~♪お子ちゃまにわかってたまるかい!って思わずいいたくなるような素敵な作品集d(゚-^*) ナイス♪

こり
2024/03/24 11:48

タイ子さん、そうそう!まぁ言い返されるだろうけど(笑)大人の味わいを集めてくれる編者・編集者、読友さんは得難いと感じる今日この頃。眼力を取り戻したい。

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こり
[18] 大河「光る君へ」放映中の場面から約20年後、『月ぞ流るる』の少し前、道長が栄華を誇り紫式部の新作が待たれる時代。主人公小紅の亡き兄で咎人保輔に直秀ロスが重なり「元貴族だから馬も打毬も上手だったんだ」と妄想するわたし。盗賊団「袴垂」のあれこれに保昌、足羽忠信、和泉式部、彰子の出産が絡みつつ、最終章のタイトルが語る驚きの真相へ。ネタバレになるので詳細は書きませんが、社会の裏側までとっても面白い一冊でした※澤田作品は相関図が複雑ですが、道長側を把握していたので物語の世界に入り込めました♪おすすめ。
がらくたどん
2024/03/24 01:08

読みました♪今回は詳細系図もついて超親切設計でしたね( *´艸`)思ったよりアクションシーン満載で楽しかったです。「み~こ」ちゃん、どこかで元気にしていて欲しい。「五ノ君命」の賄い方の鈴鹿さんがドラマの無垢な道長を思い出させてくれるようで印象的でした。ご紹介ありがとうございました(*^。^*)

ケイト
2024/04/05 22:42

直秀は保輔だと思ってたよ。ドラマでは架空の人物だったけど。

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こり
久しぶりに面白かった今号の主役は富士太郎の中間・珠吉。 一太郎に仕えていた頃に助けた鉄三が岡っ引・津之助に騙されて珠吉を逆恨みし、殺しを依頼したのが船頭だった候林。仲立ちが直之進の弟子に懸想する虚無僧・鹿右衛門。ようやく行方がわかり誤解も解けた鉄三がこと切れ、次巻はその続きから。女房・おつなが透けたように見えたのが気になります。50巻記念の著者あとがきや、まとめ的な佐之助の紹介あり。時代小説が好きになったきっかけのシリーズ、途中つまらなくなっても読み続けてきたので感慨深い節目でした。
タイ子
2024/03/16 17:44

50巻てすごい!書き手も読み手もすばらしいd(゚-^*) ナイス♪私も読んでる作品が46巻まで続いてるシリーズがあるので50巻まで続いて欲しいな。

こり
2024/03/17 12:15

タイ子さん、ありがとう(^O^)鈴木英治さんは8年前に初読み。新刊の33巻が面白かったから1巻から半年かけて読み通したの。作品もパワーがあったし、わたしも若かった。50巻のレビュー☆楽しみに待ってるね♪

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こり
自身が語る一代記。元武士の矜持に縛られ、癇癪持ちの妻百や病弱な長男宗伯、失明という人生模様に同情しつつ、何でもヒトのせいというめんどくさい性格に唖然。文字の木片が落ちるほど校合を繰り返す戯作者。路さん『南総里見八犬伝』の完成☆頑張りましたね! 山東京伝・葛飾北斎・渡辺崋山、大塩平八郎に、枇杷葉湯売りなど初耳の風物詩も織り交ぜつつ延々と続く妻との確執。なので馬琴と宗伯が丹精した花園を「百はぷりぷりしながら、ひらりと飛んだ」という締めの一行には笑えました※蔦屋重三郎の素晴らしさは来年の大河の予習にも。
mirai.R 
2024/03/14 21:51

蔦屋重三郎、とても魅力的に描かれてましたね。来年の大河楽しみです(◍′◡‵◍) その前に蔦屋重三郎の生涯を描いた物語😃読んで見ようと思います。 こりさん、おススメありますか~?

こり
2024/03/14 22:16

miraiさん、素敵な人物像でしたよね! 南総里見八犬伝はまず児童書で読んでみようかと(^^)/『蔦屋重三郎事件帖』を鈴木英治さんが2017.2018年に書いたっきり(^^;)これからいろいろ出るだろうから期待しましょ~♪

が「ナイス!」と言っています。
こり
ネタバレ[6] 広重〝両国花火〟を暗く構成した装画が予感させる砂原さん初の市井もので、ほとんどの舞台が裏長屋の8編。「帰ってきた」だけ既読。「向こうがわ」は両国橋のこっちとあっちで交錯する親子2組の人生模様。岡っ引きも絡む不思議に暗くならない「さざなみ」。共に裏長屋で育った「幼なじみ」では才覚で出世したかに見えた手代の本当の姿に驚かされました。どの作品もラストで明らかになる仕掛けが鮮やか。アンソロジーは長編の切り取りより小さな逸品が好きなので、これからの再会が楽しみです。
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こり
ネタバレ[12] 真壁・宮下コンビが大学院生・未歩の「お守り」として神田川水系で発見された遺体事件を捜査。DV被害の母子を助けた認知症女性を軸に、マークⅡの後継車マークXを駆って暗渠をたどり解決へ。しかし特殊詐欺グループ以外のほぼ全員が警察関係者という訳で真相はうやむやに…。「憎悪や破壊行動の水流」ということでおしまい※伊岡さんの続編初チャレンジだそう。前作『痣』は2016年刊行、読んだのは4年前でした。
が「ナイス!」と言っています。
こり
色見立て仕事が順調になってきた彩。今号は右近の活躍が光ります。深川鼠色の産みの親と騙る後発店をやり込めた手段にも、辰五郎の元弟子達を抱える摺久に依頼して江戸中に配ったチラシのアイデアにも脱帽!なのに自分の本当の気持ちに気付かず、右近に反発しちゃってる彩が可愛い。お伊勢ちゃんと文次郎もめでたくまとまりそう。それにしても忠臣蔵で若狭之助が着ていた浅葱色が、江戸では野暮といわれていた時期があったとは。色の歴史も面白いかも。このシリーズ、まだ続きそうなので楽しみです。
こり
2024/03/05 11:26

もんらっしぇさん、初コメントありがとうございます。これはタ▽子さんとのコメントの続きなんです。どちらも江戸時代の頑張っている女性を描いている楽しみな時代小説作家さんです。答えになっていないかしら(^^)/

もんらっしぇ
2024/03/05 11:44

こりさん、なるほど「タ▽子さん」のところに飛んで拝見しました!私はまだ特別巻の下巻は積読で読んでいないのですが、これで終わりかと思うとちょっと躊躇しております…

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こり
祭りがテーマの5編。アンソロジーにしては珍しい解説なし。◇祭りぎらいは公事宿が舞台の『狸穴屋お始末日記』西條奈加◇往来絵巻は馬琴から広重へつながる『貸本屋おせん』高瀬乃一。この既読2編は安心して読める面白さ。◇関羽の頭頂は『運び屋円十郎』が面白かったのをうっかり忘れていた三本雅彦の書き下ろし。山車の描写とスピーディーな動きがわくわく◇天下祭は伊賀者と御庭番の娘、諸田玲子◇神田明神で助けた爺さんが語る昔話が切ない『三島屋変調百物語』からの氏子冥利・宮部みゆきがベストでした。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/24(1979日経過)
記録初日
2018/01/05(2302日経過)
読んだ本
846冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
251404ページ(1日平均109ページ)
感想・レビュー
711件(投稿率84.0%)
本棚
11棚
性別
職業
専門職
現住所
東京都
自己紹介

いつもありがとうございます。2024年の目標☆とても好きな歴史・時代小説作家さんの新作を追っかけつつ、ずっと読みたかった本を押さえていくこと※感想[○]は読メ開始後の読了数(除アンソロジー・むかし読んだ本)

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