競馬は全く興味もないし、テレビで見ることもなかった。あらすじで馬主一家の物語と見て読みきれるか不安だった。現に途中で読むのを挫折しかけた…。 けれど、ホープのダービーレースからは夢中になった。というかダービー、涙が出た。競馬興味なかったのになぜ…！ 第一部から第二部にかけては親世代から子世代への継承や、子世代が親世代を超える物語としてとてもカッコ良かった。親父の背中は抜けそうで抜けない。 そして最後のファミリーの成績表。ファミリーのラスト一年すごすぎる。やっぱり舞台は豪雨の中山だった。

ドラマ放送前に滑り込みで読了。SEIKO創業者、服部金太郎の生涯を描いた本作。商才ももちろんあるんだろうけど、それ以前に人に対する誠実さや、努力を怠らない姿勢を金太郎が常に持っていたからこそ、一代で時計業を大きく成長させたんだろうなと感じた。 周囲に金太郎を裏切ったりするような輩が登場せず、そこが話として綺麗過ぎかなとも感じたが、金太郎の人柄が良いゆえに、同じように良い人たちに恵まれたんだろうな。 商売をやる上で大事な考えや言葉も多く出てきたので、また再読するだろう。 今日放送のドラマも期待。

子どもがいる、いないによって生活環境はすごく変わる。私自身、今は自分の趣味に割ける時間はほぼない。けど、子どもが子どもが産まれる前より幸せを感じることもたくさんある。 だからと言って一方で、子どもがいない、あるいはそもそも結婚しないから幸せじゃないなんてことは全くない。隣にいるのが子どもでも、夫婦でも、親でも友達でも、ご近所さんでも「大切な誰かがいる未来」は、それだけで幸せなんだということを気づかせてくれた。 「金木犀のベランダ」の節子さんの言葉が刺さった。既に持ってることの幸せを大事にしよう。

競馬は全く興味もないし、テレビで見ることもなかった。あらすじで馬主一家の物語と見て読みきれるか不安だった。現に途中で読むのを挫折しかけた…。 けれど、ホープのダービーレースからは夢中になった。というかダービー、涙が出た。競馬興味なかったのになぜ…！ 第一部から第二部にかけては親世代から子世代への継承や、子世代が親世代を超える物語としてとてもカッコ良かった。親父の背中は抜けそうで抜けない。 そして最後のファミリーの成績表。ファミリーのラスト一年すごすぎる。やっぱり舞台は豪雨の中山だった。