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2025年1月の読書メーターまとめ

アカツキ
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43
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感想・レビュー
41
ナイス
685ナイス

2025年1月に読んだ本
43

2025年1月のお気に入り登録
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  • tom

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  • tom

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

アカツキ
雑誌「サンキュ!」の5年間の連載をまとめたもの。夫の転勤に伴って仕事を辞めて暇だった著者は書店に併設されていたカフェ店員に応募。が、採用されたのは書店員としてだった。前向きなママさん書店員の日常を描いたエッセイ。毎話お客さんに勧めた本を2冊紹介。お客さんの気持ちを汲んで要望に応える本をさらっと挙げられるのも凄いが、何よりコミュ力の高さが輝いていた。招き猫みたいな人だなぁ。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
41

アカツキ
ネタバレ幸は3年限りの7代目となり、念願だった江戸で開店。「買うての幸い、売っての幸せ」を合言葉に接客して、江戸の人々に好意をもって受け入れられる。7代目を名乗れる期限が迫る中、賢輔が5代目の惣次を見かけたと…。江戸での商売に焦点が当てられた巻。みんな惣次の誇り高さを知っていて、今さら戻ってくるはずがないと楽観。順調過ぎるほど順調で、逆に嵐の前の静けさという感じで次巻の展開が怖くなる。
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アカツキ
ネタバレ智蔵から夫婦で江戸に移って小さな店を育んでいこうと言われて幸は胸をときめかせるが、智蔵が急逝。女名前禁止の掟により早急に跡取りを見つけなくてはいけなくなり…。智蔵があっさり死んでびっくり。隠し子、3年間の猶予が許されて幸が7代目に、念願の江戸に進出と、サクサク話が進んでいくが、依然として跡取り問題は残っている。五十鈴屋のみんなが一丸となって幸を守ろうとし、店を盛り立てようとする姿にホッとする。結もしっかりしてきて、これからの成長が楽しみ。
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アカツキ
ネタバレ脱出をテーマにした5作品のミステリーアンソロジー。ホラーテイストの作品が多い。斜線堂有紀さん目当てで手にとって、魔女狩りを書いた作品も良かったが、シンプルにミステリーしていた阿津川辰海さんが一番好き。ラストに心ザワつかされるが、結局のところ相思相愛だから丸く収まっているところがまた良い。
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アカツキ
第二次世界大戦末期。ユダヤ人古書店主イザークはポーランド移送の通達が届き、家族のためにレジスタンスに関わっている元恋人に会いに行く。彼女が用意してくれたのはゲシュタポの特別捜査官の身分証。イザークはナチスが接収した城内で起きた国民的女優殺人事件を捜査することになり…。設定が面白く、度々ハラハラさせられた。上手く行きすぎな感じもあるけれど、だからこその読みやすさかな。ラストの展開はニヤニヤした。続編も少し読んだけれど、ピンとこなかったので私はここまで。
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アカツキ
ネタバレ5作品中2作品描き下ろし。良い作品ばかりで面白かった!西條奈加さんの南星屋シリーズのみ既読。ほかに好きだったのは、知野みさきさんの兄弟和菓子店シリーズ、嶋津輝さんの「お供えもの」。兄弟和菓子店、読みたいな。中島久枝さんの「夢の酒」はアンソロジー「はらぺこ」に収録されている同著者「びっくり水」と似た設定で一瞬同じ作品かと錯覚したが少し味付けが違った。こちらの方が読後感は良いが、阿呆親父という感想は変わらない。
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アカツキ
syunkon日記2作目。テーマ別にまとめられたブログエッセイ。序盤は共感したり明るく笑える話ばかりでコレが読みたかった!と楽しかった。半ばからは過去の仕事での苦労、大変だった時期の家庭の話など真面目な話が多くなる。胸がキュウとなるところもあったが、この経験が人を傷つけない明るいユーモア精神が育まれたのだろうなと感じた。祖母きよこさんのキャラクターが強烈、話の一つ一つがパンチ効いていて面白い。
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アカツキ
ウェブマガジン「NHK出版 本がひらく」で2023年4月から2024年4月までの連載を再編集したもの。喜怒哀楽、好調不調、人生の大波小波を読む。繊細だけど強気に生きる姿が魅力的。そして、ミドリさんと結婚!二人の優しく穏やかな楽しい時間をお裾分けしてもらってほっこりする。
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アカツキ
2012年から2022年までのエッセイをまとめたもの。面白かったし、思いがけなく書評もあって大満足。ご友人の引っ越しを手伝う話が好き。オタク流派の話(すごく納得した)から、友人が本当に望んでいる部屋を引き出したのはお見事。縁占いの話、オシャレ旅館の話も可笑しかった。何か気楽に面白いものを読みたいと思ったらしをんさんのエッセイ安定だな。
鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)
2025/01/27 19:43

三浦さんのエッセイの感想に時々あるのは「朝井リョウのエッセイくらい面白い!」。なので、朝井氏のエッセイも気になってますが、まだ読んでない。

アカツキ
2025/01/27 23:31

私は朝井リョウさんの小説もエッセイも未読です。お名前だけは…という状態です。

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アカツキ
「罪と罰」を読んでないけれど何となく知っている未読者4人が集まって読書会を開いてみたという本。限られた情報を頼りに4人は「罪と罰」のストーリーを推測していく。読後の読書会もあり。私も未読、ブックガイドで何度も顔を合わせているはずなのに記憶がない。三浦しをんさんのグイグイ行く感じ、岸本さんの合いの手の上手さが好き。読後回の盛り上がりが楽しいが、私はあらすじで十分かな。三浦しをんさんの「読むのはじまり」が深い…!読む前から読み始めているし、物語を読み終えても人生の終わりまで読み終わることがない。
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アカツキ
会社役員の娘に婚約者を奪われて会社を退社することになったジュンはバーでセレブのメディチーナに出会う。彼女はジュンに魔法の秘密を教えてあげると言って…。イタコ家系に生まれて当人も能力を継いだという著者によるスピ系小説。小説としてもスピ本としても薄味。なぜセレブが小さいカバンでいいのかの回答は大荷物はおつきが持つし、必要なものがあれば買える財力がある、それ以前に周囲が用意するとあって笑った。正しい。
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アカツキ
墓を用意しないなま著者の父親が亡くなる。しんみりする間もなく葬儀だ各種手続きだと追われ、墓のことで悩んでいると担当編集者のN嬢から墓を買う連載をしましょうと…。ちょっと味見しようと読み始めたらスルスル読み終えてしまった。コロナで非常事態宣言された頃の話。途中から墓よりも父の会社の後始末、老母と猫の暮らしが大きくなっていく。連載を終えて(2022年)もお墓購入は未決とのこと。ホイホイ買えるものじゃないものね。亡くなった友人編集者との思い出や夢の話が心に残った。
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アカツキ
食べ物エッセイ集。人の食のこだわりや思い出話を読むのは楽しい。素直で飾らない文章が良く、一緒に暮らしているミドリさんも優しくてユーモアのある楽しい人で好き。もずく酢の和え物?サラダ?が美味しそう。ごま油とツナ好きなのでナムル風やツナサラダばっかり食べているけれど、もずく酢も好きだから今度作ってみようかな。
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アカツキ
60点のイマイチ家庭料理がポイントを押さえるだけで美味しい料理になります!という本。料理上手な人がサラッとおさえているポイントを教えてくれる。文章だけでなく漫画と写真があるのでわかりやすい。料理の上手い人は同じ料理を何度も作ってトライ&エラーして経験を積んでいる、その経験がほかの料理の時に活きるから美味しく作れる。その通りだ、ひがんですみませんでしたー!それはそうと、いくつも美味しそうなサラダとドレッシングが紹介されているので食べたくなってきた。水に浸けて野菜を復活させて水気を取る、やってみます!
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アカツキ
ネタバレ幸は恩義のある桔梗屋を助けるため奉公人ごと店を買い取る。幸は智蔵と番頭、桔梗屋をまとめる支配人にいずれ江戸に進出することを打ち明ける。番頭と支配人は大きな夢に胸を弾ませるが、智蔵は渋い顔をして…。幸は懐妊するが悲劇が襲いかかる。智蔵の愛情に支えられて幸は商売を再開するが、これを心がないという幸の妹・結。少女という印象が強いけれど22歳。まだ結婚したくないと姉に甘える。ふーん…。そして、嫌な予感が的中する最終頁。柳井先生は驚くほど長生きしているというのに!(最終巻まで生きてくれると嬉しい)
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アカツキ
ネタバレ惣次は情のない商売によって面目を失って家を飛び出し、行方がわからなくなる。そこへ智蔵が現れて、惣次が隠居すると言い張り、強引に後を任されたという。6代目を継ぐと決めた智蔵は幸を妻にと望み、自分の思うまま商売をしてほしいと求婚して…。今作も面白く、感動する場面も度々あって良い巻だった。幸と智蔵がこのまま穏やかな関係で二人商人道を歩めたらいいなと思うが、幸がそれとなく夫婦関係を避けているのが気になる。そして、敵役の根性悪店主が登場。次巻を読みたいと思わせるの上手いなぁ!
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アカツキ
ネタバレ4代目が事故死。惣次は富久に伏見屋への婿入りを蹴って5代目を襲名してもいいが、幸を娶って町内祝儀銀を支払って正式にご寮さんとすることが条件だと突きつける。一方、幸には商売に力を貸してほしいと頼み、幸はその心に添いたいと…。惣次が幸を溺愛して二人三脚で夢を追いかけるところはすごく良かったんだけど、惣次の情のない商売が二人の間に溝を作る。惣次は謝れるかなぁ、不器用な人だしダメっぽい空気がするなぁ。商売仲間であり、教師と生徒であり、夫婦であるという二人の関係が好きだったから悲しい。
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アカツキ
ネタバレ4代目の放蕩が菊栄の親の耳に入って離縁。経営が厳しく持参金を返却するために仲間からお金を借りるが、その条件は4代目に後添えを迎えることだった。番頭の治兵衛は幸を後添えにしてはどうかと…。商売上手だが人望のない惣次の魅力が語られる。幸に商売の仕組みを教える姿を見ると短気さえ起こさなければ教育者としても優秀に見える。惣次の商売への熱い気持ちを理解してくれる人が店の中にも出てきてくれるといいんだけど。厄介者がいなくなって幸は、お店は良くなる?続きが気になる終わり方。
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アカツキ
ポワロはロンドンに戻るためオリエント急行に乗っていると、アメリカ人老富豪が自分を殺そうとする人物がいると言って仕事を依頼される。しかし、ポワロは老富豪の人相の悪さを理由に断る。積雪で列車は停止、老富豪がめった刺しにされて死んでいるのが見つかって…。超有名タイトルでオチも知っているが、小説を読むのは初めて。クリスティーはネタバレしていても面白いのが強い。盤面がひっくり返されていく快感、静かなラスト。良かったの一言。
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アカツキ
あきない世傳金と銀1作目。学者の娘・幸は享保の大飢饉に続く兄と父の死により、9歳にして呉服屋に奉公に出ることに。父から商いはいつわりだと教え育てられるが、番頭の治兵衛から商売を学ぶほど面白さを覚えて…。面白かった。店の苦労話が続いて暗くなりそうなものだけど、各登場人物の個性が物語に華を添えて読みやすくなっている。幸の先行きが心配になる終り方だったが、物語が広がっていくという意味では大事なんだろうな…。
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アカツキ
ネタバレポアロは謎の多いシャイタナ氏から成功殺人者のコレクションを見せると言ってパーティに招かれる。4人の殺人者にバトル警視と大佐、女流作家が集うが、晩餐後シャイタナ氏が刺殺されて見つかり…。最初の著者の語りも良いし、ポアロとバトル警視の協力捜査にワクワク、最後まで目が離せない展開で面白かった。少佐は生き残った方を選んだという感じで少々印性が悪い、もう少し惹かれていく流れを見せてほしかったな。女流作家が創作の苦難を語るところが可笑しく、この作品もページが足りないと付け足されたところがあるのかなと思うと楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
アカツキ
御嶽山の神官一族である著者が見聞きした逸話を書いた連作短編集。同タイトルの本に書き下ろし短編と単行本未収録短編を加えて完本としたもの。神秘と世知辛さがないまぜの物語群。狐憑き令嬢のお祓い「お狐様の話」で、験力のある曽祖父が人にできないことは神様もできないと言ってえぇー!?となったが、自分にできないことじゃなくて人なんだよね。科学技術の進歩や心震わせる芸術を考えて、やっぱり神様なんでもできるじゃないのと思い直す。半分ほど読んだが好みではなかったので本を閉じる。
が「ナイス!」と言っています。
アカツキ
ふらりと立ち寄った古書店でその店を買ってしまった店主の経営日誌2作目。1作目は2014年、本作は2015年時の日誌。店の階段に幽霊が出るという話が度々出てくる。無害でもちょっと不気味よね。蔵書票や印は憧れがあるが本を汚したくないから手を出せずにいる。でも、古本で人のものを見ると嬉しくなる不思議。
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アカツキ
社会人2年目の渚は一人暮らしを始めたが、仕事で疲れて帰って料理下手の自分の料理を食べる気がせず、実家に帰って料理上手の母親のご飯を食べる日々。ところが渚は自分の美味しいを追っていくうちに料理を楽しむようになり…。レシピをナビにして自分好みの味付けにすれば美味しい料理ができるという料理上手な先輩のアドバイスが全てだと思うが、渚の理想を脇に置いて美味しいものを追求していくやり方も面白いなと感じた。一から全部自分で作らなくてもいいという柔軟な発想好きだな。
が「ナイス!」と言っています。
アカツキ
ネタバレ大富豪が急死。葬儀の後に十分な遺産をもらえると知って上機嫌になった大富豪の妹コーラは思わずみんなの前で殺人をうまくもみ消したわねと口走る。翌日、コーラは惨殺されて見つかる。遺言執行者は手に負えないと私立探偵ポアロに助けを求めて…。なかなか物語に入っていけなくて思ったようにページが進まなかった。一族女性たちの愛情生活を見ると、コーラの結婚生活が幸せなものだったとは思えず。でもまぁ幸せは当人がどう感じるかだからね。しかし、切ない事件だった。マイペースなコーラとの同居生活で相当神経を削られたんだろうな…。
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アカツキ
警察組織を舞台にしたアンソロジー。好き嫌いがはっきり分かれた本だった。面白かったのは、誉田哲也「レイン」。長岡弘樹「裏庭のある交番」。お目当ての今野敏「ニンジャ」はシリーズものらしい。主人公は公安の倉島だけど、物語の美味しいところをさらっていったのは存在感のない伊藤。伊藤の魅力しか伝わってこない短編だった。
が「ナイス!」と言っています。
アカツキ
ネタバレ空では既に異変が起きていて猶予がない。日織は龍ノ原を奪還するため三国同盟を成立させようと附道洲へ赴くが、道中で体調不良に襲われる。龍ノ原を離れた罰なのか?日織は国主と面会しようとするが、なぜか拒まれてしまう…。日織、おめでとう!と祝いたいけれど、恐るべき速さで成長するという事情を考えると、肝心の時に山を越えられるのか心配になる。日織に振り回される真尾、好きだわ。大団円の時まで半ば諦めて嘆息しながら生き延びてほしい。
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アカツキ
3世紀中頃から20世紀中頃までの中国ミステリー作品を追っていく。物語のあらすじ、挿絵が豊富なのが嬉しい。中国の古典って面白いけれど、拷問で自白強要するのはどうなんだろうと毎回思う。そして、シャーロック・ホームズをきっかけに中国ミステリーは近代化したという。中国でも愛されてるのね。
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アカツキ
ファンタジー要素のある3作品収録。面白かったのは、11月7日を繰り返す「秋の牢獄」。仲間がいるというのは心強い半面、面倒でもあり。北風伯爵を待ち遠しく感じるようになるまで私は何ループするだろう。家守を引き継ぐ「神家没落」は事件が起きる辺りまでは面白かったんだけれど、終わらせ方がちょっと雑に感じた。幻を操る少女「幻は夜に成長する」は私には合わなかった。
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アカツキ
幽霊を見もしなければ感じもしない著者による怪談実話本。霊的な話の時はふんわりした感じで書かれていて怖くないのだけど、現実面から謎に迫った途端に恐怖がぐわっと迫ってくる不思議な本。著者の幽霊話には極端に弱くて怖がるが、男性が誰もいない席に向かって話しかけている、その場所に座って男性の反応を確かめるという現実的な恐怖にはガン強いエピソード好き。でも危ないと思うから気をつけてほしいなとも思う。
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アカツキ
ネタバレ10作品のゾンビ短編集。姉妹作品「生者の章」は似た話ばかりで退屈だったが、この死者の章はシチュエーションが豊富で飽きない。特に好きなのは、美人超能力者とゾンビ「ファスト・エントリー」。超能力者の設定のベタさにあくびが出そうになったが、意外な展開に楽しんだ。「この静かなる大地の下に」は亡き愛妻に会うために奮闘するマッドサイエンティストな夫を書いたロマンティックな作品。「軌道消滅」は宇宙とゾンビ、これはもう絶望…。
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アカツキ
9作品のゾンビ短編集。ゾンビものはプラスアルファの工夫がないと似たりよったりの話になると教えられた一冊。良かった作品を挙げると、ゾンビ+アニマルパニックの始まり「動物園の一日」。ここから面白くなるというところで終わってしまうのが残念。「死線を越えて」はサーカスでゾンビを見世物にするが…という話。人間の愚かさがよく書けている。愚かさでいうと「ウィリアムソンの愚行」も良い点数。妙にスッキリするラストで好き。一番やらかしている解決方法だけどね!
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アカツキ
ネタバレ同じ日が繰り返されていると気づく人が増えていく。何が原因なのか、どうすれば解消されるのかわからないまま、彼らはループを生きる…。連作短編5作品。無法を働いたり奔放に生きる人間もいれば、人を守ろうとする人たちもいる。謎は謎のまま。私は積んでる本を読むかな、外は危なそうだから引きこもらせてもらう。印象に残ったのは、娘を無残に殺して貶めた犯人に復讐し続ける母親「インフェルノ」。
が「ナイス!」と言っています。
アカツキ
ネタバレ優吾は検挙率の高さで有名な精鋭捜査一課三係に配属されて意気込むが、突然三係の皆が昼食を賭けた犯人当てクイズを始める。実は先輩美人刑事・神尾はテレパス能力者ですぐさま事件解決してしまうのだった…。連作短編5作品。サックリ楽しい読み物。殺人事件はあっさりなので、登場人物の深掘りかドラマ的な進展が欲しくなる。傲慢ツンデレな神尾の初恋が始まったが、彼の視野に入るためには30kg太る必要がある。美意識高そうな神尾はどうするのかな。
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アカツキ
料理コラムニスト、料理系ブロガーの食べ物エッセイ+レシピ。syunkon日記シリーズ3作目。共感したり、へぇ~となったり、真面目な話があったり、楽しい友達の話を聞いている感覚になる。笑ってしまうから外出先では読むのは難しいかも。特に座談会的な回はアカン。シリーズ途中から読んでしまったけれど、面白かったので前2冊も読む予定。
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アカツキ
ネタバレ雪に覆われて隔離状態の山荘で戯れの降霊会が行われ、山荘の持ち主である大佐が殺されたとメッセージが告げられる。親友の少佐は心配になって片道二時間の道を歩いて訪ねると大佐は死んでいて…。登場する男性みんなから矢印を向けられるモテモテなエミリー。素敵な女性だけど、自分がいないと駄目だからという理由で男を選ぶのは…。行く先々でジムが逮捕されるシリーズなら楽しめるけれど、ノンシリーズでこれは将来に苦労しか見えなくて手放しで喜べない。
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アカツキ
名探偵エルキュール・ポアロがギリシャ神話のヘラクレスの難事業をモチーフにした事件を解決する。12作品の短編集。クリスティーは長編が好きだけど、この短編は面白かった。特に好きなのは、ペキニーズの失踪「ネメアの谷のライオン」、絵の盗難と少女失踪「ヒッポリュトスの帯」、ネメア続編「ゲリュオンの牛たち」。脳内で勝手にドラマ版の配役と口調に変換される。小説のポアロは人間味があって優しい印象。ポアロが引退後の仕事に選んだのはカボチャ栽培は意外だった。
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アカツキ
ミス・マープルの連作短編13作品。ミス・マープルの家に様々な職業の人が集まって歓談していると、毎週火曜日に集まって真相を知っている迷宮入り事件を推理し合おうということになって…。自分はクリスティーは短編よりも長編が好きだとわかった。人間ドラマが楽しいのよね。この本を読んで思うのはミス・マープルが暮らしている村ってヤバすぎんかということ。引用できるような事件はそうそう起きないから…。好きな話は、ミス・マープルが殺人を阻止しようとする「クリスマスの悲劇」。
が「ナイス!」と言っています。
アカツキ
雑誌「サンキュ!」の5年間の連載をまとめたもの。夫の転勤に伴って仕事を辞めて暇だった著者は書店に併設されていたカフェ店員に応募。が、採用されたのは書店員としてだった。前向きなママさん書店員の日常を描いたエッセイ。毎話お客さんに勧めた本を2冊紹介。お客さんの気持ちを汲んで要望に応える本をさらっと挙げられるのも凄いが、何よりコミュ力の高さが輝いていた。招き猫みたいな人だなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
アカツキ
家と身体は繋がっているという風水本。部屋ごとの役割、運気向上のアドバイスやアクションを解説。話はわかりやすいし、二人のやりとりが楽しい。リビングだけはちょっとユルいぐらいの方が良いというのが面白い。まったくその通りだと思う。内容的には心当たりアリアリ。綺麗にするようにしたら変化が起きるかな。
が「ナイス!」と言っています。
アカツキ
ネタバレ恋多き女ローズマリーは誕生日パーティーで死んでしまう。それから1年後、夫のジョージはローズマリーは殺されたという手紙に触発されて、同じ日に同じ場所で同じメンバーを招くが…。ミステリよりもドラマが面白かった。ローズマリーをみんな見栄えのする鳥頭呼ばわりするのが可笑しく、理が通じない面倒臭い女に暴れっぷりを楽しむ。スティーヴンとサンドラ夫婦のドラマも好き。サンドラがいる限り、スティーヴンの政治生命は大丈夫そう。
が「ナイス!」と言っています。
アカツキ
ネタバレジプシーが呪いをかけたとされる丘に興味を持ったマイクは大富豪の娘エリーと出会って恋に落ち、親族に反対される前に結婚。友人の天才建築家にジプシーが丘に家を建ててもらうが…。話が進むまでが長くてしんどかった。エリーはマイクの目つきで察していたようだったから幸せだったかというと疑問だけど、真相を知らずに済んだという意味ならそうかもしれない。誰も救われない物語だったが、自分が向かう先を受け入れていて救われたいと思っている人物もいない気がする。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/12/01(2271日経過)
記録初日
2015/05/09(3573日経過)
読んだ本
3364冊(1日平均0.94冊)
読んだページ
1037176ページ(1日平均290ページ)
感想・レビュー
2710件(投稿率80.6%)
本棚
0棚
自己紹介

海外ロマンスやファンタジー小説が好き。だけれど、興味さえ向けば何でも読む。結構気まぐれです。

数年前からアプリで読書感想をちょこちょこ書いていましたが、蔵書管理も兼ねて始めました。

シリーズ名は公式のものもありますが、自分が分かりやすいように勝手につけたものもあります。ご注意ください。

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