中国琵琶/フレットレスベース奏者です。
多感多愁な作品を好みます。
北村透谷研究会会員。
北村透谷 竹中郁 島崎藤村 田山花袋 北川透 ヘッセの作品を中心に収集しています。
50代のおっさんです。
古い本が好きです。
感想を読むのが好きです。
お気に入り、ブロックはご自由にどうぞ。
ナイス返しのお気遣いも不要です。
レスポンス超遅いです。
目の病気を患っていて、長時間繋げません。
「衝撃」「感動」「現在の自分には理解できない何か」を与えてくれる本が好きです。
共振する作家に出会ったら、その作家の本を次々と読みます。
◎鍵になった本(衝撃を受けた本)
2019
東山紘久「プロのカウンセラーの聞く技術」
沈黙は金、雄弁は銀。一度語る
前に二度聞け。
宇江佐真理 「聞き屋与平」
他人を妬んで大人になったとしたら、ろくな男にならない。その前に、少しだけ情をかけてやれば、とげとげした心は和むだろう。
下村湖人 「次郎物語」
敵(苦手な人や目の前に立ちはだかる諸問題)は、自分を高めてくれる味方だと思え。運命(境遇)を喜ぶものだけが正しく伸びる。
2017
○カミュ 「ペスト」
際限なく続く敗北を前にして尚、ペストと戦い続ける姿勢。絶望的な運命を前に、諦めるでもなく、神にすがるでもなく、やるべき事をやる姿。
○中島敦「悟浄出世」
『一切の思念を棄て、ただただ身を働かすことによって自らを救おうと心がけるが良い。世界は、概観による時は無意味のごとくなれども、その細部に直接働きかける時始めて無限の意味を有つ』
○モーム 「人間の絆」
一切受容の哲学。人生の無意味。運命の運行はすでに決まっている。だからこその赦し。ミルドレッド。
そしてペルシャ絨毯の哲学。美しい模様を織り出す。自分が喜びを感じる生き方。それは織匠が美しい絨毯を織り出すのと同じ。各々が美しい絨毯を織り出せばいい。それが人生だ。
◯三島由紀夫 「サド侯爵夫人」
人間の本質は明暗両面をひっくるめている。美しいものばかりでなく、汚いものも全て受け入れた上で人間を知る必要がある。サド侯爵は私達の中にもいる。批判するのは容易いが、そうではない道こそ尊い。
◯「ルバイヤート」
運命は予め決まってるんだから潔く受け入れて楽しく行こうぜ!
◯メーテルリンク 「青い鳥」
幸福は、日常の中に溢れている。
◯モーム 「読書案内」
『ある書物があなたにとって大切なのは、その書物があなたにたいしてどのような意味をもつかという、ただその点だけなので、たとえあなたの意見が、他のあらゆる人びとと相容れないことがあっても、そんなことは全然問題にならない』
◯モーム 「雨」
人間の心理は複雑さ、矛盾。
◯モーム 「サナトリウム」
テンプルトンの『好きな事を思う存分して、その責任はとる』という潔い生き方。『下手な賭けをしたら、全額支払って、くよくよしないで忘れることさ』
◯モーム 「お菓子とビール」
『いらいらしたり嫉妬したりするなんて愚かしいわ。今あるもので満足すればいいじゃない。そう出来るあいだに楽しみなさいな。百年もすれば皆死んでしまうのよ。そうなれば何も問題じゃなぬなるわ。出来る間に楽しみましょうよ』
◯モーム 「赤毛」
幻想・観念の世界での読書は何の意味もなさない。現実を見ず、現実を受け入れずに生き続けると悲劇が待ち受けている。
◯中島敦「山月記」
恥を恐れるな。恥を恐れて何もしない自分をこそ恐れろ。自尊心が膨れ上がり発狂して獣になりたくなければ。
◯「自分の小さな箱から脱出する方法」
自己正当化、自己固執への気づきとそこからの脱却。自分が箱の中にいるか外にいるか。相手に思いを馳せる事。相手の観察。
◯トルストイ「戦争と平和」
憎むべき敵を愛することは神の愛。この世の偶然性=神の意志=宿命(必然)とする考え方。必然を必然とすることで、真の自由が得られる。天命に従う、という決意。アンドレイの最期、カタラーエフ、ピエール、クトゥーゾフ、農民たち。
◯ニーチェ 「ツァラトゥストラ」
超人。永劫回帰。『すべて、よし』。自由意志。
◯夏目漱石 「草枕」
苦悩の昇華。苦悩の客体化=芸術
◯夏目漱石 「行人」
究極の苦悩。『死ぬか、気が違うか、さもなければ宗教に入るか』
◯夏目漱石 「文芸と道徳」
漱石の作品の真髄。自然主義は鏡。
◯夏目漱石「明暗」
利害心での人間関係の行き着く先は闇。
2015
◯サルトル「嘔吐」
生きる目的は存在しない。存在は偶然である。それを必然とするには。
◯サルトル「実存主義とは何か」
行動が人間を定義する。人は自らが作るところのものとなる。
◯オーウェル「1984」
管理社会の恐ろしさ
◯フロム「自由からの逃走」
自由をえらぶか、奴隷になるか
2011年4月からの参加で、早12年目になります。一番よく読んでいるのは日本文学で、次いでは翻訳文学です。読むジャンルの幅は広い(半ばは意識的にそうしています)のですが、何でも手当たり次第に読むというわけではありません。特に誇れるものはありませんが、連続読
書日数は初日から4294日(2023年1月1日現在)になりました。虫垂炎で入院中も、海外旅行中も毎日読んできました。さて、どこまで伸ばせることやら。
♪優希と書いて「ゆき」と読みます。
三度の飯より本が好き!
♪自然と本に誘われ、呼吸するように読む時間が好きです。
いい本、いい言葉は私の糧です。
本の何気ない言葉から世界が広がっていくのを感じることで、自分の感性も磨かれていくような気がしています。
出会う本はシグナルを送っているーそのシグナルを感じていきたいですね*^^*
これからも素敵な本と出会っていきたいですね。
心の赴くままに本を手に取り……
さて、次はどんな本に出会うでしょう(人´∀`).☆.。.:*・
2016年3月26日
アプリをはじめました。
2018年7月 プロフィール更新
最近イベントやコミュニティに参加。皆さんのレビューを読むのが楽しいです。
好きな作家→薬丸岳/太宰治/谷崎潤一郎/
ミステリー、人情話、恋愛、古典文学濫読しています。まだま
だ読めていない本ばかりなのでオススメの本があったら教えてください。
読書メーターを通してこれからも素敵な本に出会えますように。
少しづつ感想を垂れ流します。
青空文庫で本を読むことが多いのですが、青空文庫は短編一本を一冊とカウントするため、こちらで読んだ本扱いになっている短編集に収録されている作品を実際には読んでいない場合があります。
芥川龍之介、太宰治、坂口安吾、宮沢賢治、梶井基次郎、森鴎外、中島敦、京極夏彦、ヘッセなどなど…。
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