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2024年3月の読書メーターまとめ

頭痛い子
読んだ本
8
読んだページ
2225ページ
感想・レビュー
8
ナイス
84ナイス

2024年3月に読んだ本
8

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

頭痛い子
中村文則作品のなかで一番好きかもしれない。読み終えたら新刊のうちにさっさと売り飛ばそうと思っていたが、これは無理だ。サイン入りだし…手元に置いておく。読む年齢、状況、環境、境遇により、本書に対しての感じ方変わるだろうな。途中、『あーあーあーやっぱ中村文則』っていうような男性主体AVシーンあるけど、まだマイルドめで良かった。いつも思うんだけど、、、中村さんは、そこさえそんなエグく深く長く書かなきゃ、かなり良い作家…私はいつも、そこで躓く。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
8

頭痛い子
さくさく読めます。マラソン小説、走る小説なんかは幾つもあるけれど、応援を象徴的に書いた小説って、あまり無いよね。メドックマラソンに出たくなった。正直、物語最初に川内と高橋って名字が出てきて、川内優輝と高橋尚子が思い浮かんでしまい、なかなか入り込めなかったなぁ。序盤は『ありきたり小説かな?』とか思ったけど、途中から味でてくる。
頭痛い子
2024/03/27 22:47

わたしもフルマラソンは計15回くらい走っています。だけど子どもの頃はマラソン大会は必ずビリかビリから2番目。肥っていて走ると股擦れ起こすようなタチでした。だけど大人になり、他のスポーツがキッカケで走り始めた。タイムは言うほど伸びないけれど、もう12年くらい続いています。だけどやっぱり、走ることは好きじゃない。好きじゃないけど、走るとスッキリする。ランニングやマラソン続けるのに一番大変なことは、絶対に、走り始めの靴紐結んでドア開けるとき…だろうな。そこにいたるまでの葛藤が凄い。

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頭痛い子
名書だなぁ。一気読みしてしまった。SNSにより安易に使われる『死にたい』『消えたい』『自分なんか生きてる価値ない』等より、はるかに鬼気迫る絶望の淵が垣間見える文章でした。ここまで内面と客観性を深く掘り下げた文章も、ほかに無いのではないでしょうか。わたしも著者が鬱病を発症した年齢に入りました。私は末っ子ゆえ、自分の父親、義父母の介護などもうっすら透けて見えてくる年代に入っていきます。はっきり言って怖さが先にたちますが本文にもあったように本当の決断とは、状況判断をするのではなく、状況をまんま受け入れること。
が「ナイス!」と言っています。
頭痛い子
中村文則作品のなかで一番好きかもしれない。読み終えたら新刊のうちにさっさと売り飛ばそうと思っていたが、これは無理だ。サイン入りだし…手元に置いておく。読む年齢、状況、環境、境遇により、本書に対しての感じ方変わるだろうな。途中、『あーあーあーやっぱ中村文則』っていうような男性主体AVシーンあるけど、まだマイルドめで良かった。いつも思うんだけど、、、中村さんは、そこさえそんなエグく深く長く書かなきゃ、かなり良い作家…私はいつも、そこで躓く。
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頭痛い子
うまく入り込めず挫折。
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頭痛い子
たまたま古本屋で見かけて読んでみたら、めちゃくちゃ面白かった。読みながらの布団の上で爆笑してしまった…。わたしも普段、残業や早出などを事前申請して買いたいものがあるとき頑張るタイプ。買いたいものある→お金必要→銭稼ぐには時間かかる→本当は仕事などしたくない→鬱が溜まっていく→買えば一時的に消化(快感)する。このスパイラルを永遠に繰り返してるのが資本市場だと思うのですが、もうこのなかの物語は誰しもが『わかるわかる、チョーわかる!』って感じるのではないでしょうか。一気読みするくらい面白かった。
頭痛い子
2024/03/20 00:15

これがフィクションなのか、作家の私小説なのかわからないけど『〆切大丈夫だったんかな』と、ちょっと心配になった。売れっ子作家の日常も、ほんの少し、垣間見えますね。

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頭痛い子
周りの前評判が良かったので2週間頑張って読んでみたが…やーめた。合わないわ。時間の無駄に思えて一巻で辞めようと思う。序盤は良かったんだけどね…
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頭痛い子
読みました。過去にあった山の不思議話が載っています。ただ、事実に基づくものが多いのか、当時の新聞や本から抜粋したものも多いです。私も登山中に不思議な出来事にブチ当たったことがありますが、やはり百聞は一見にしかずでなかなか理解はしてもらえない。難しいですね。でも似た出来事、または同じ山域で不思議体験した!というものが活字になると『やっぱりあれは、幻や幻聴なんかじゃなかった!』と、どこかホッとします。
が「ナイス!」と言っています。
頭痛い子
『岩井俊二かぁ〜あまり気乗りしないなぁ』と長いこと積読本のままだった。蔵書を減らすため売りにだそうとパラパラっと読み始めたら引き込まれてしまい、結局最後まで読んだ。内容はSFに近いと思うんだけど、前評判で『実際にありそう』だとか、そうした声が高かったため読んだけど……どうだろう?同年代に漫画で、きたがわ翔『B.B.フィッシュ』があったけど世界観似てる。特に刺さる内容もなく読みやすいのが取り柄。高校生くらいだったらハマってた……か?時々垣間見える著者のイルカ漁や捕鯨問題についての提起が良い。
頭痛い子
2024/03/04 23:27

読みやすいんだけども、私個人の好みだと、もう少し物語が重層性といいますか…厚みあるのが好み。もうこれは個人の好みの問題。岩井俊二と聞けば、スワロウテイルとラブレタ〜しか思い浮かばない。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/12/21(1952日経過)
記録初日
2018/12/01(1972日経過)
読んだ本
560冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
170365ページ(1日平均86ページ)
感想・レビュー
557件(投稿率99.5%)
本棚
4棚
性別
年齢
35歳
血液型
A型
職業
クリエイター系
外部サイト
自己紹介

いいね!good!いつも有難うございます。
完全な主観的感想であり私の読書記録であります。不快になられた方がいましたら ごめんなさいね。読書とは そのときそのときの置かれた環境や心境もありますゆえ、どうしても印象や感想はブレがち。それでも珈琲片手に読書三昧は生きる糧であり、私の働くことの意義です。

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