全編にわたってどす黒い悪意に満ちた雰囲気で、古代アラスカの今では受け入れられない文化を語っている。登場人物は全員悪人で、やっていることも非情で残虐だが、計画が上手くいくのかつい追ってしまった。悪人でありながらも一人ひとりがやっぱり人間で、それぞれの背景があって考え、理想、信念を元に生きていることを実感する。ここで語られたことはフィクションであってほしいけど、実際にどこかの世界で起きているのではないかと思ってしまう。

科学は嘘をつかない、嘘をつくのは人だというのが印象的だった。

前半部分は特に再読したいと思える内容だった。

展開が読めていてちょっと物足りないかんじ。当時からすれば意外な犯人で変わった動機だったかもしれない。他作品に比べて少し読みにくい気がした。

全編にわたってどす黒い悪意に満ちた雰囲気で、古代アラスカの今では受け入れられない文化を語っている。登場人物は全員悪人で、やっていることも非情で残虐だが、計画が上手くいくのかつい追ってしまった。悪人でありながらも一人ひとりがやっぱり人間で、それぞれの背景があって考え、理想、信念を元に生きていることを実感する。ここで語られたことはフィクションであってほしいけど、実際にどこかの世界で起きているのではないかと思ってしまう。

よかった。本当によかった。ロッキーとの別れがつらすぎてすごく感情移入してしまった。物理的に2度と会えない生死を共にした親友。それを自分の命をかけて救いに行くのは簡単な決断ではなかったと思う。無事に地球を救えたことを確認できて、教師としての自分を取り戻し幸せなエンディングだったと思う。

人類滅亡の危機、異星人との出会い、試行錯誤して一つずつ問題を解決していくストーリーに夢中になる。軽快な語り口調も健在で科学者なのに親しみやすい。元々ミッションに参加する予定ではなかったのになぜ参加することになったのかわかるのが非常に楽しみ。