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2025年11月の読書メーターまとめ

田中瞳
読んだ本
6
読んだページ
1616ページ
感想・レビュー
5
ナイス
153ナイス
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2025年11月に読んだ本
6

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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

田中瞳
ネタバレ現代における耐え難い暴力(性、ネット、恋愛…)。出版社の元編集長をはじめとした老若男女複数の登場人物たちが、氏の繊細な心理描写を中心に描かれた作品。苦しくなる程の描写に圧倒されるのは、感情移入させる氏の技量だろう。希望を探しながら読了。深い思考に陥った。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
5

田中瞳
ネタバレ腐女子の由嘉里が歌舞伎町で、キャバ嬢のライと出会い、この物語は始まる。二人は共に暮らすこととなり…。性格が真逆の二人に様々な出来事が起きていき…。氏の類稀なる女性の心理描写を氏は描き出す。筋は決して明るいものではないが、一縷の光を見出しながら本作を読んだ。良書。
が「ナイス!」と言っています。
田中瞳
ネタバレ左手に蛇が宿った主人公。本書は手記という形をとり、一人称形式で語られていく。世界に起こる悪事と相対時する「私」。蛇を信仰心とする歴史は古いとされる。エンタメ要素も効いた作品だった。手記という一人語りが多い本作。信仰心は報われるのか。氏の新たなる境地を切り開いた作品だと言えよう。
が「ナイス!」と言っています。
田中瞳
ネタバレ五つの短編を含む恋愛小説集。『私』に対して、『俺』、『僕』、『彼』と、固有名詞は出てこない。それは本書を手に取った読者に感情移入しやすいよう、氏が創意工夫をしたものと思われる。目に見える物の描写の裏から、読者は登場人物たちの心理描写を読み解く必要がある。単なる恋愛話ではない。あっさり読めるが、氏の繊細な技量が作品を際立たせている一冊だ。
が「ナイス!」と言っています。
田中瞳
ネタバレ現代における耐え難い暴力(性、ネット、恋愛…)。出版社の元編集長をはじめとした老若男女複数の登場人物たちが、氏の繊細な心理描写を中心に描かれた作品。苦しくなる程の描写に圧倒されるのは、感情移入させる氏の技量だろう。希望を探しながら読了。深い思考に陥った。
が「ナイス!」と言っています。
田中瞳
ネタバレまえがきにおいて、氏は、所謂、本著は創作論ではないという。小説とは、自分の視点よりも読者を前提にすべし、と断言する。氏は創作の際にプロットは作成しない。中でも興味深かったのは伏線についての章であった。レビューを書けば切りがないほど、中身の濃い1冊だった。再読必至。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/03/06(2470日経過)
記録初日
2019/03/09(2467日経過)
読んだ本
396冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
102301ページ(1日平均41ページ)
感想・レビュー
336件(投稿率84.8%)
本棚
0棚
自己紹介

純文学を好んで読みます。まだまだ読書量が皆様に比べ足りないと実感する今日この頃です。町田康氏の「とにかく読む。深く読む。」という言葉が痛切に心を握ってきます。有限の時の中で、手にした本は私をどこへ導いてくれるのか。踊らされる日々を過ごしたい。どうぞ仲良くしてくださいね。

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