モンテ・クリスト伯〈3〉 (岩波文庫)

モンテ・クリスト伯〈3〉はこんな本です

モンテ・クリスト伯〈3〉の感想・レビュー(849)

3/7巻目読了。物語も中盤に差し掛かってきて復讐に向けて着々と足場固めが進められている印象。本巻の冒頭では「モンテ・クリスト伯爵」と名乗るようになったエドモンの復讐に対する考えが語れられている。前巻の中盤から登場した二人の青年貴族が登場する話は、エドモンが復讐に駆られた結果、冷酷で強かなモンテ・クリストに変貌を遂げたことを印象を与えるためのサブストーリーかと思っていたが・・・。伯爵の行動はすべて復讐へ向けて計画的な行動。痛快な勧善懲悪劇を望んでいたが、血生臭い内容になってきてに不穏な空気を感じつつ次巻へ。
★28 - コメント(0) - 3月21日

復讐劇の始まりって感じですね!知った名前が出てくると、うわぁ…!てなります。一体どうやって事を成していくのか、楽しみです。
★3 - コメント(0) - 3月6日

ダンテスの雰囲気がすっかり変わってしまった。 すごいお金持ちになってるとは思うけど、どんだけ お金もちなんだろ。お金が無限にあるように感じる~
★3 - コメント(0) - 3月1日

謝肉祭を経てアルベールに近づいたモンテクリスト伯はアルベールの友人を足掛かりにパリの社交界へと入っていく。外堀を埋めるように、水面下で復讐の準備を進めていく。これからようやく復讐を始める、嵐の前の静けさと強かさを感じる。
★4 - コメント(0) - 2月26日

モンテ・クリスト伯の復讐は、真綿で首を締めるような感じで、じわじわと外堀を埋めて参りますなー。2巻終盤のフランツ君への謎接待は、どこに話が繋がるのかと思ったら、「将を射んと欲すればまず馬を射よ」だったのか。てか、仇の息子の友達から籠絡するとかどんだけ綿密なのかと。そして「やっつけなきゃいけない人」リストの膨大さに眩暈がするとともに、その金があったらもはや仇とかどうでもよくなるよな俺様の場合は…割と他人の仕打ちに長々執着しない性質なのかもしれんな。ま、十数年間も無実の罪で牢獄に入れられた経験は無いけどさ。
★5 - コメント(0) - 2月18日

★★★ 謝肉祭のローマに「モンテ・クリスト伯爵」として現れた男が見せた超然たる姿勢は今後の作品を貫く描写となりそうだ。舞台はローマからパリに移り、いよいよ懐かしい顔ぶれの再登場。伯爵と相対してもそれと分からないフェルナン、ダングラール、ヴィルフォールに対して、メルセデスには一瞬で事を察知させるのがうまい。家令ベルツッチオが語ったカドルッスの後日談には驚いた。単なる勧善懲悪ものとはいかないか。さて、役者は揃った! 続いて次巻へ。
★6 - コメント(0) - 2月16日

主人公の人の心に入り込む能力に驚き。これは、いつ身に着けたものなのだろう?
★9 - コメント(0) - 2月12日

ダンテスの復讐劇の始まり。マルセイユにいた貧しい若者達は、みな出世して一堂に会す。ダンテスの婚姻が行われるはずだった日から20年以上経ったとはいえ、目まぐるしい政変と戦争に乗じて権力と貴族の称号を手にしたら、ここまで態度にもそれが出るものだろうか?とはいえ、外見と言葉は取り繕えても、身についている卑しさは自ずとあらわれる。お金にいやしく、上昇志向を隠そうとしない。彼らとの会話で、そこを巧みに突いて、相手の面目を失わせるダンテス。面白すぎて先に進むのが勿体無い
★135 - コメント(0) - 1月29日

いよいよ復讐に向けた下準備が始まる。まずは復讐相手の家族や関係者への接触から始まり、ジワジワと当人に近づいていく。計画があまりにも遠大過ぎてモンテ・クリスト伯爵の計画の全貌は全く見えてこない。全てが計算されているのか、それとも偶然の巡り合わせなのか、それすらもよくわからないまま、様々な人物が複雑に絡み合っていく。もはや相関関係図を書かないとぐちゃぐちゃでわかんないよー。それにしても首斬りの公開処刑の直後に謝肉祭だなんてイタリア人ってすげーな。
★34 - コメント(0) - 1月14日

RIN
エドモン・ダンテスの精神は勧善懲悪。善い行いをした人へのお礼が終わって、さあ!来た!復讐の火ぶたは切られたり!これからが見どころ~~ひと昔前の語り口の文章を読んでいると舞台をみているような感覚にとらわれる…気がしませんか?
★8 - コメント(0) - 1月9日

前巻までのお話でファリア司祭の導きで監獄を脱出し力と莫大な金銭を得て復讐のために羽ばたき始めるエドモン・ダンテスが描かれたが、三巻では彼を陥れ獄に繋いだ奴らの近況が描かれる。何だかんだで普通にそれなりに幸せに暮らしている敵対者の姿を見るとこの後の復讐劇のことを考えて憂鬱になったり。力と知性、そして財産。自らの所有する全てを用いて全力で復讐のために邁進する姿には狂気と妄執しか見て取れないけれど、生きるってそんなものなのかもな。無駄で前向きでなくても意思は生きるための原動力となる。続きも楽しみ。
★19 - コメント(0) - 1月2日

S
役者が出そろった第3巻。2巻で登場した人物を含め、現在の「彼ら」の姿が伯爵の前に披露される。長い年月を経て、かつてエドモン・ダンテスを陥れた者たちにも家庭ができ、子供もいる。ダングラールはどこか不機嫌で折り合いの悪そうな妻と蓮っ葉な娘がおり、フェルナンと結ばれたメルセデスには好青年然たる息子がいる。伯爵の復讐の手はどこまで伸びていくのか、目が離せない。印象に残ったのはやはりメルセデスと伯爵の再会。直感的に何かを感じ取ったメルセデスは、復讐劇の上でどのような役割を果たすのであろうか。
★36 - コメント(0) - 2016年12月8日

なるほど!あの人はあの人のあれなもんで、今までああなってたわけですね!という怒涛の種明かし巻だったように思います。なんとなく登場するキャラなんかいないのですね。全部理由がある。素晴らしいです!いやー、着々と追い詰めてますね。我らが伯爵怖いです。その地道すぎる策略、師匠はファリア司祭なのでしょうが、その執念たるや完全に狂人だと思います。もっと自由に生きればいいのに、なんて思いますが、我らが伯爵には通じないのでしょうね。せっかく億万長者で大傑物なのに、もったいない。アリかっこいい!次巻ではエデが活躍しそう!
★19 - コメント(0) - 2016年11月30日

いよいよ仇敵との再会。モンテ・クリスト伯の桁違いの強さが際立つ。とくに対面してからの巧妙な議論の場面が白眉。博識とグローバリズムに裏打ちされた、次元を違えたような圧勝ぶりは、いつのまにか着物を剥ぎ取られたかのような流暢さがあり、恐ろしい。
★10 - コメント(1) - 2016年11月12日

エドモン・ダンテスがモンテ・クリスト伯と称して、ついにパリへ。仇敵モルセール(フェルナン)とダングラールとヴィルフォールに巧みに近寄っていき、徐々に囲いこんでいくところが見物。
★8 - コメント(0) - 2016年10月18日

一巻から比べるとダンテスの雰囲気がガラリと変わって、影のある妖しい伯爵に。腹に一物を抱えている感じ、これはこれでちょっと魅力的。
★3 - コメント(0) - 2016年10月17日

モンテ・クリスト伯としてについにフランス社交界、花の都パリへ現れるエドモン・ダンテス。3人の卑怯者達、モルセール伯爵となったフェルナンや、ダングラール、ヴィルフォールとの再会を果たす。モンテ・クリスト伯があのエドモン・ダンテスであるなどと、誰1人思いもしないのだけれど、唯一かつての恋人メルセデスだけがやはり大切な何かに気付いている気配。2人の再会シーンは哀しみと張り詰めた緊迫感があります。ついに役者が揃い、ダンテスの復讐はどのように遂げられるのか、益々面白くなってきました!
★20 - コメント(0) - 2016年9月21日

モンテ・クリスト伯、ついにパリへ。その復讐のための基盤作りとして様々な人々に取り入り、関係を築いていくさまは、ついに復讐が動き出したことを実感させてくる。その中で、脱獄後に登場したキャラたちも再び顔を出すが、モレルの息子のマクシミリヤンと最初の冤罪のきっかけとなったカドルッスの対比がえげつない。そしてモンテ・クリスト伯としての各人との『再会』。様々な行動と描写から心境が垣間見えるのが興味深い。そして極めつけはこの巻ラストのヴィルフォールとのやり取りだろう。去った後、取り繕いをやめ吐き捨てた言葉の強烈さよ。
★11 - コメント(0) - 2016年9月6日

あの人物このエピソードを掘り下げながらゆっくりと話しは進んでいく。安定感のあるヨーロッパ古典!
★4 - コメント(0) - 2016年8月29日

いよいよパリに降り立ち謎だった人物もそれぞれつながりがあるのが分かってきましたね。それにしてもクリスト伯は全てを分かっているのか、分かっていないことがあるのかが気になります。
★6 - コメント(0) - 2016年8月24日

★★★★ 伯爵による、復讐に向けた布石の一つ一つがスリリングで引き込まれてしまう。特に、伯爵と検事総長・ヴィルフォール氏とのやり取り(心理戦)はなかなか刺激的だ。 それにしても、ベルツッチオの義理の息子のベネデットのことも気になる。(彼がヴァンパ?? まさか、ちゃうわな。)
★16 - コメント(0) - 2016年8月17日

前巻から少し間を置いてしまったので人名がわからず一苦労。Wiki先生にお世話になる始末。しかし勢いに乗ればやはり面白く、モンテ・クリスト伯が復讐網をじわりじわりと縮めていく段階。どういう復讐になり、どんな着地点になるのか今後も楽しみ。
★5 - コメント(0) - 2016年7月12日

遂に復讐劇へと導かれるのかと思わされます。出会いの数々が復讐をほのめかせている印象でした。モンテ・クリスト伯のまわりに昔からの知り合いが集まり始めたのと同時に舞台が整えられていく流れに、目的を果たす時が近づいてきているのが感じられ、面白くなってきました。モンテ・クリスト伯と名乗るようになってからどんどん心の闇が深くなってきたように見えますね。モンテ・クリスト伯の一言一句にニヤリとしたりドキドキしたり。復讐への布石がどんどん重ねられているようです。
★94 - コメント(0) - 2016年7月9日

面白い
★3 - コメント(0) - 2016年6月26日

舞台は祭りに浮かれるローマから花の都パリへ。その無尽とも思える財力と全知と思える才、そしてローマで打っていた布石によって瞬く間にパリの社交界に溶け込んでいくモンテ・クリスト伯。全部読み終わってから見返すと、どこまで知っていてオートゥイユの家を物色していたのかというのが不思議。何か知っていないとここを買おうとしないと思うけれど、全部を知っているはずはないので、真相を探りつつ、同時にそれを利用した復讐の計画を練っていくという離れ業をしていたということだなあ。
★4 - コメント(0) - 2016年6月4日

あちこち出ずっぱりの伯爵。どこにそんな時間あったのと突っ込むのは野暮というものか。今巻では種を蒔き、じっくりゆっくりと収穫を待つ。時折覗く昔の彼の姿に一抹の不安が残る。
★5 - コメント(0) - 2016年6月1日

いよいよモンテ・クリスト伯の復讐劇の幕がひらく―― 。それは「真綿で首を絞める」〝To be hanged on a fair gallows.”(美しい絞首台で縛り首にされる)が如く、じわじわと確実に偶然を装い蓋然としておこなわれる。第3巻を読むとダンテの『神曲・地獄篇』をイメージされる。主人公のダンテが最初にくぐる『地獄の門』を彷彿してしまう。この門には以下のような銘文が刻まれている。
★130 - コメント(4) - 2016年6月1日

もうすぐ結婚というところでなんの消息もしれず別れもできず離れ離れになるとは本当にかわいそう。メルセデスにとってこの人という人は2人といないわけで、心の奥底は満たされなかったのがわかる描写。再会もするもまだ隔たりを埋めることがなく、この先報われることを願いながら読みすすめる。
★8 - コメント(0) - 2016年5月20日

ついに復讐祭りか? そう思わせる出会いの数々だったけど、この巻のモンテクリスト伯は大人しい! 見所としてはダングラールとヴィルフォールを口だけでのしてしまうところですね。相当の屈辱は与えただろうけど、ここで終わってほしくない。血族郎等上手に引っかき回してほしいものですね。次巻以降にも期待はかかります。
★10 - コメント(0) - 2016年5月19日

何も知らない若者の純粋な思いに良心が咎めたのか逡巡も見える。長年の苦しみで変わった面差しもかつての恋人には何か感じられたか。じわじわと包囲網が狭まってどきどき。受けた恩は忘れずに返し勿論仇にはという考えがヴィルフォールとの会話でわかる。それにしても家令の過去にまで、ダンテスの緻密な計画と八面六臂の活躍というか変装は凄いな。時折とても冷酷な面が顔を出して、あの善良なダンテスをこうも変えたものにぞくりとする。
★20 - コメント(0) - 2016年5月8日

面白い❣️ 終わってしまうのが、惜しいくらい味わい尽くしつつ読みたいと思っております。
★5 - コメント(0) - 2016年5月4日

モンテ・クリスト伯の昔の知人たちがどんどん周りに集まってきて、舞台が整えられている真っ最中な3巻。手に入れた目もくらむような財力と策略によって、着実に目的に近づいているのが面白くて次が気になって仕方ない。家に馬に祭りにとお金の使いっぷりが気持ちよくて、こちらまでなんだかすっきりしてしまうほど。気に入った人物に支援を惜しまない心根の優しさは昔から変わっていないが、その善の心を持ったままで復讐は成せるのだろうか?
★11 - コメント(0) - 2016年4月26日

今回も全く飽きずに読破。徐々に縁をたぐりよせ、因縁の人々と再会を果す。その冷静な狡猾さが本当に魅力的。一言一言が計算され尽くした詩の様。特に伯爵がアルベールの家に到着する場面が非常に格好よい。あのシーンだけでも映像として見てみたい(*´ω`*)
★10 - コメント(0) - 2016年4月23日

捗る、捗る。登場人物の長い話を読んでもまるで苦にならない。くどくないし、おおげさでもない。これなら七巻組でも苦にせず読めそう。
★11 - コメント(0) - 2016年2月19日

第3巻。うーん、展開的には「転」的な展開なのか、あれって思いながら読んでいたんだけど、でもモンテクリスト伯に成ってから、人間の闇の部分も精通し出したのかいろんな面で深みを増したのかなぁって感じが凄くしました。2巻でレ・ミゼラブル的な展開って思ったんだけど、モンテクリスト伯の方が、渦巻いてきた過去があるからか物凄く人間臭い展開だと思いました。両方、オススメ書籍ですね。
★5 - コメント(0) - 2016年2月16日

じわじわと迫ってきた。ドキドキする。復讐される者は自分の身にこれから何が起こるのか知らず、復讐する者に心を開き魅了されていく。読者はすべて知っている。だから、モンテ・クリスト伯が彼らに語る言葉の奥に隠された真意に、ニヤリとしたりゾクッとしたりもう一言も目が離せない。用意周到に周りを固めていくモンテ・クリスト伯。次巻では復讐劇がいよいよ始まるのだろうか...。
★51 - コメント(0) - 2016年1月23日

いよいよ復讐の開始…怖ろしくじわじわと迫っていきながらも、メルセデスとの再会やモレル大尉との遣り取りに垣間見える昔の顔がより危うい。この後どう出るのかとても気になる。
★10 - コメント(0) - 2016年1月21日

伯爵はまず、子或いは夫人といった周りを味方に付けて、徐々に潜り込んでいっている。章のタイトルから、一人くらい復讐を終えるのかと思っていたが、この巻では復讐の準備をじわじわと進めるだけで終わった。次の巻では一体何が行われるのか。とても気になる。
★8 - コメント(0) - 2016年1月11日

メルセデスとの再会は読んでいてドキドキ。ついに復讐の相手は揃った。真綿で首を絞めるような復讐が始まる。
★10 - コメント(0) - 2016年1月11日

仇敵を殺すとすれば、普通は刃物でめった刺すか、鈍器で殴打してチェックメイト、くらいのものだろう。だが、モンテ・クリスト伯は違う。憎い相手を目の前にしても全く動じず、顔に浮かべるのは、「画匠もその筆をすて、心理学者もその解釈に望みを絶つであろうと思われるような微笑」である。そのさまは、正解への道筋を楽しみながら冷静に次の一手を打っていく、いわば詰め将棋のようなものだ。そんなボードゲームを思わせる「攻め」は、王みずからの動きはもちろん、手駒の使い方も抜群にうまい。恐るべき復讐の鬼が動きだす、まさに布石の巻。
★7 - コメント(0) - 2016年1月6日

モンテ・クリスト伯〈3〉の 評価:70 感想・レビュー:170
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