水やりはいつも深夜だけど

水やりはいつも深夜だけど
あらすじ・内容
どこにでもいる家族の、どこにでもある日常を鮮やかに描いた短編集!

教育熱心な家々に囲まれ、周りの目を気にしながら取り繕う毎日。こんなはずではなかった・・・・・・。理想と現実の狭間でもがき苦しむさまざまな家族のカタチを、生々しくリアルに描いた、家族短編集。

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アカガミ
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水やりはいつも深夜だけどの感想・レビュー(2099)

全体にウェット。「心温まる話」に収めようとやんわりたわめ、小さく「良い話」にまとめてしまっている印象。痛みを書くのなら、適当なところでカットバン貼っちゃわないでとことん直視すればいいのになあと思う。粘らず薄甘いのであまり面白くはないのだけれど、嫌う程でもない。長編もあるようなので何かもう一冊くらい読んでみようかな?
★2 - コメント(0) - 3月19日

夫婦や親子を題材にした短編集。今、自分も結婚してて子供もいるから、読んでいて他人事と思えないというか、心をザワつかせながらも引き込まれて一気に読了しました。日常を生きていると誰しもが抱くようなネガティブな感情だったり、心の闇の部分だったり、そういうものが深く描かれている一冊でした。
★4 - コメント(0) - 3月3日

ママ友関係だったり、夫婦間のすれ違いだったり、浮気心だったり、障害を持つ子どもだったり。全然浮き世離れしたことじゃなくて、誰にでも起こりえそうなことの短編集。人間の心の綺麗じゃない部分の小さな渦が、集まって、大きくなって、ギリギリまで行って、最後は小さくしぼんで温かく着地。2つの章でホロリと泣いた(T_T)ううっ
★2 - コメント(0) - 2月28日

どれもじんわり温かくなる話で、今の私には良かった。子育て中だから特別響いたかも。
★6 - コメント(0) - 2月24日

忙しく仕事をしてる為食事も家族ととれない。子どもとの距離も開くばかり、それでも歩み寄る努力をしてるも義両親からは疎まれる。妻が子どものことを考えることが増えるにつれ自分への興味が薄れていくことを強く感じる。どの父親も母親も役割を果たそうと精一杯頑張っている。役割をこなせばこなすほど、男であること女であることは生活の中で薄らいでいく。口に出せばすぐさま解決の糸口が見つかりそうな小さな不安や寂しさ苛立ちも父母の色濃く出ている暮らしの中では伝えられないものだ。しかしどの話も別れではなく共に生きていく結末はいい。
★8 - コメント(0) - 2月22日

窪美澄の短編集。夫婦と子供というどこにでもいるように見える家族が、それぞれに悩みを持っている。 外から見るとたいしたことではないのに、当事者にとっては内側からみるととてつもなく重たいものである。 それをこの短編集はキレイに終わらせてくれた。 窪さんの作品は、長編の方が好きです。もっとつらい思いをこれでもかというほど出して欲しい。 切なくて泣けてしまうくらいまで追い込まれて最後には助け出してもらうのがいいです。
★11 - コメント(0) - 2月18日

『ふがいない僕は空を見た』『夜のふくらみ』『晴天の迷いクジラ』などが気になっていた作家さん。『水やりはいつも深夜だけど』のタイトルに惹かれ、図書室でかりた。連作短編集で、登場人物は皆子育てに奮闘し、ママ友や家族との関係に苦しんでいる。それぞれの短編に植物の名前があてがわれ、その植物が登場する。最後は話さなければいけない相手との距離を縮めさせて、ハッピーエンド。タイトルに期待させられたのが裏切られた気分で、途中で飽きながらなんとか読了。植物が作中で担う役割の小ささ、使い捨てな感じに正直がっかり。
★2 - コメント(0) - 2月16日

図書館本。どの話も子育て中の話だけど、最後は向き合うべき相手ときちんと話をしていて優しい気持ちにれる本。
★15 - コメント(2) - 2月6日

mm
西加奈子さんと朝井リョウさんがゲストだった番組で、朝井リョウと窪美澄と柚木麻子の同期組の奇妙な仲の良さについて話していたところが印象に残り、彼女の作品もも読まなくちゃ!と思った次第。多分この3人は市場を棲み分けできてると思う。この作品はとっても読みやすかった。ちょっくら歪、歪になりかけな家族やご近所関係の話なんだけど、歪に見えたものに新たにパーツを足して見たらこれはこれで味のあるバランス取れたよね〜〜みたいなほっこりいい話でした。植物モチーフなのも再生イメージと繋がるしね。
★22 - コメント(0) - 2月2日

どれも優しく柔らかく読みやすかった。でも窪さんの作品はがっつり長いものを読んでもっと苦しい気持ちになる方が好きかな‥(笑) かそけきサンカヨウが一番好きだった。誰かの記憶の中でずっと生きていける、か〜
★6 - コメント(2) - 1月30日

子供を同じ幼稚園に通わせる別々の家族。それぞれが抱える問題は人それぞれ。誰が悪者でもなくて、ただ少しずつ歯車がずれてしまっただけ。育ってきた家庭環境は選ぶことが出来ないし、自分で選んで家族になったはずなのにズレてしまう。歯車なんてすぐに狂ってしまうけれど、挽回するチャンスも巡ってくるはず。それをちゃんと掴めればそれでいい。逃げずに。『ふがいない~』ほどのインパクトは無いものの、窪さんのみんな救いたいっていう意志が伝わる最後はどれも優しい物語だった。
★12 - コメント(0) - 1月29日

幼い子供を育てている男女が登場する短篇。毒は少なめでいろいろあったけどまあ前向きに、的な作品か。ほっとはするけど窪作品としては物足りなさを感じた。「かそけきサンカヨウ」はちょっと毛色も違い印象深かった。
★7 - コメント(0) - 1月20日

久々の窪さん。「ふがいない僕は空を見た」を読んでから気に入っています。この本は5編の短編です。さりげない日常の心の揺れや人の悪意なんか書かせると抜群に上手いんだけど、彼女の場合はそれを読んでも後味がそんなに悪くなく嫌な気持ちにならない。この匙加減が絶妙です。各作品の主人公の微妙な気持ちに相槌を打ちながら読みました。 3番目「ゲンノショウコ」の妹に泣きました~
★15 - コメント(1) - 1月20日

★★☆☆☆
- コメント(0) - 1月20日

家族という単位を構成する人々の、心の揺れ動きを上手く表現した作品。日々の違和感に折り合いをつけ、また日々を積み重ねていく。考えさせられるところがたくさんある作品だったが、最後の「サンカヨウ」では、得体の知れない温かい感情が湧き自然に涙がこぼれた。
★23 - コメント(0) - 1月12日

育児経験あり、今幼稚園児がいるママさんにはより心にくるものがあるんでないかな。育児中の家庭にありうる話の短編集。途中イライラしてしまう話もあったけど(それほどリアル!)、どの物語も最後は希望を持たせてくれてスッキリ。個人的には、母になった妻をどんな気持ちでみているのか夫目線で書かれた「砂のないテラリウム」が心に留まる。子どもって、親や大人のことよく見てるし聞いてるんだなーって、その様子が作品のいいスパイスになっていて、窪さんの上手さがキラリ。
★26 - コメント(0) - 1月11日

やり直すということは、人生においてはとても難しいことだと思います。大人になるにつれ、プライドも構築されていき、また、辛い過去の思い出から目をそらすことの楽さも知っていく。でもそれではいけない時だってあるのです。向き合い、折り合いをつけて、乗り越えて。 私も、そうやって新しい自分を作っていかなければいけないなぁと思います。 そんな人たちの再生のお話でした。
★7 - コメント(0) - 1月2日

血が繋がっていなくても家族でいていいんだということと、出産のときに出生前診断をするかどうかを考えさせられる本だった。知的障害者と暮らしてきたからこそ自分はそういう子を産み育てることができないかもしれないという恐怖を、旦那には分かってもらえないというのがつらかった。 / 「自分のことで悩んで誰かに泣いてほしい。真夜中に、誰かに自分のことを恋しいと思っていてほしい。それがわかっていて、それに素知らぬ顔をして、自分が誰かに好かれている、という満足感に浸ってみたい」
★4 - コメント(1) - 1月1日

窪作品はタイトルが秀逸。とこう書くと「中身は悪いとでも言いたいのか」なんて思われるかもしれませんがそれは早計というもので、文学史上の傑作名作をちらと見やるだけでも『それから』『破戒』『人間失格』etc、いずれもこれしかないと思わせるタイトルがついているのであり、でもだからってタイトルで作品の良し悪しが決まるわけではもちろんなく、じゃ本書はどうかっていうと、じわじわと心が追い詰められていく日常が巧く表現されてるのですが、そのどうにもならなさが落ち着きどころを得てしまったのが残念、って結局けなしてる~あわわ。
★23 - コメント(0) - 2016年12月28日

ごくありきたりな日常生活を切り取っているのだが「文学ではないけれどとっても心温まる良い話でワタクシ感動しちゃったわ。あなたがお書きになったのかしら?あら、そう、とっても若くていらっしゃるのにすごいわね、さぞお売れになったのかしら?ワタクシの本なんてたった580万部しか売れなくってね、まだ歴代ベストセラー1位だなんてね、もう、やんなっちゃう」という声が私の心のどこからか聞こえて頭が玉ねぎの形になってしまいそうな昨今、ミジンコなりにスーパーひとし君をを懸けた人生の解答を迫られお正月どころか鋭意不眠中。賀正。
★26 - コメント(3) - 2016年12月26日

私の好きな家族小説。幸せそうな家族の実際は、それぞれに悩みをかかえている。一話目、過去のいじめられ経験から女の集団への恐怖感が拭えない主婦。理想の自分像を作っているが、やはり嫌われていたらしい。結局逃げていては解決しないのだ、気付いて一歩を踏み出す。2,3,4話夫婦の気持ちのすれ違い。家族といってもやはり気持ちは伝えていかないといけないんだな。
★6 - コメント(0) - 2016年12月16日

いろいろな家族の形があり、家族との生活の中で湧き出る様々な種類の感情を書いた作品。なかなか良い
★5 - コメント(0) - 2016年12月11日

5話の短編集。家族を継続するには、やはり話をちゃんとすべきなんだなと思った。この話のような内容で現実に苦しんでいる人も居るのだろうと心が苦しくなった。女子の集団が苦手で逃げたとしても、結局行き着くのは「女子の集団」である。その通りだな…と納得してしまった。
★12 - コメント(2) - 2016年12月11日

うーーーーーーーーーん……なんかこういう話かぁ。「良い話の短編集」って感じでちょっとクサイ台詞言われて鳥肌たつ感覚になった。一話目まではほっこりして読めたけどずっと続くとお腹いっぱい。今のところ一勝二敗だな。5回戦くらいまでは頑張るか。それにしても色んな話が書けるんだなぁと感心してしまう。
★43 - コメント(0) - 2016年12月10日

家族をテーマにした5話の短編集。どの家族にも悩みがあり、読んでいて「これって私のこと!?」と思う部分が多々ありました。女の集団に馴染めない、子どものことでの夫婦の揉め事など感情移入してしまい心が痛くなる部分もありましたが、読後はどの話もすっきりしました。
★7 - コメント(1) - 2016年12月7日

タイトルから、ちょっと嫌な感じのお話なのかな?って想像してたんですが、全然違いましたね。 
★2 - コメント(0) - 2016年12月5日

短編集。ひとつひとつの話がとても濃く心に残る。大事な人と話したくなった。
★9 - コメント(2) - 2016年12月3日

★★★★☆植物の名前がタイトルの短編五つ。チクチクする話だけどラストは前向きな家族の物語。全部読んで「水やりはいつも深夜だけど」というタイトルの意味を考えている今。
★19 - コメント(0) - 2016年12月2日

アァ、やっぱり良いなぁ、この作家さん。 星の数だけ家族があって、星の数だけ色んな悩みや哀しみがある。 そんなの当たり前なんだけれど、その当たり前が、とても貴重で価値のあるものなんだと気づかせてくれる。家族って、それぞれが独りよがりに自分の中に作り込んでしまっていて、だからこそ通い合わない事も多くなっていく。それでも、前に進んでいこう、いつか通い合う時が来るからと、そう思える一冊。 今の私、ちょっと落ち込んでいて娘からのメールで励まされています。だから個人的に、余計心にしみる作品でした。
★9 - コメント(0) - 2016年11月19日

水を含むとどんどん透明になる花、サンカヨウ。「透明」って比喩かな?と思ってたけど、画像を検索してびっくり!実際に見てみたいよー!!
★6 - コメント(0) - 2016年11月16日

普通のそこら辺にいる人たちがそれぞれ自分の課題を抱えて日々を送って一生懸命暮らしている、そのことに励まされる。子どもいるので感情移入もしてしまったところも多かった。
★7 - コメント(0) - 2016年11月15日

家族、家庭をあるお花に例えた短編集。ポーチュラカは自分を飾ってしまいママ友とうまく付き合えない…。サボテンは産後夫婦の関係が崩れてしまう…。ゲンノショウコは発達障害の妹を持つ姉、家族の苦悩…。テラリウムは寂しさを浮気で紛らわそうとする夫…。サンカヨウは父の再婚で家族を得た高校生…。愛あるある家族ストーリー❤︎好きな本。
★17 - コメント(0) - 2016年11月12日

★★★☆☆
- コメント(0) - 2016年11月6日

家族がテーマの5つの短編集。自分とはまったく環境も違うし、経験も無いけど、なんだか共感できました。出てくる人たちが優しい人ばかりで、どれも希望のある終わり方で良かったです。素敵なタイトルですね。自分がどんなにしんどくて余裕がない時でも、大切なものは慈しんで守るという意味が込められているのかなと解釈しています。
★32 - コメント(0) - 2016年10月28日

sui
家族・・・夫婦や親子のそれぞれを描いた、五つの短篇集。読友さんのレビューに惹かれて。心の底までズンッと響いてきて、各編ラストに差す淡い光に癒され・・・「私、心が疲れてるのか?」と自問自答してしまう位、目が涙で潤むのを感じながら読み終えた。家族の中にいるから孤独感を感じたり悩んだりするけれど、やっぱり家族がいるっていい。そう思えた。疲れていても眠くても、心が他の事に囚われていたとしても、家族だけは枯らしたくない。そんな意味のタイトルなのかなと、その絶妙さに感心した。五編全て、良かった!
★34 - コメント(2) - 2016年10月21日

ママ友との付き合いが苦手な母親、育児の不安から両親に頼りがちな妻とギクシャクする夫、障害のある妹がいたため、自分の娘にも障害がないかと不安な母親、子供中心の妻に寂しさを感じ不倫に走りそうな夫、父親の再婚で出来た継母と妹の存在に戸惑う女子高生。どれもリアルで窪さんの引き出しの多さに脱帽です。表紙は寂しい感じですが、希望のあるラストばかりでした。
★69 - コメント(0) - 2016年10月21日

☆☆☆☆☆ 短編集。立場や環境、悩みなど、私に当てはまるところはないのに、すべての主人公の感情が心の奥深いところに入ってくる。これが筆力というものか。章のタイトルにある植物がそれぞれ主人公の心の有り様かのように出てくるが、主タイトルはその植物(心)に水をやるのが後回しになってしまう、という意味ではないだろうかと受け取った。けっして華やかな植物ではないし、「水やりはいつも深夜だけど」、枯らす訳ではなく、今後も静かに育てていくのであろう。
★8 - コメント(0) - 2016年10月21日

5篇収録の短篇集。テーマは家族。恋人だった男女が夫婦になって父母になって、という姿が生々しく伝わる。置かれる場所が変わっていく様、それに伴っての苦労や悩みがじわじわ沁みる。これは子を持たず仕事を続け、あまり我慢も制限もなく相当自由に暮らしている身だからこそなのかも。子どもを巡ってのあれこれも長い目で見れば「あれはあれでよかった」になりそうだし、なんとも複雑。全体的にザラザラした質感がありつつも未来があるラストが多いのも子どもを持つことの良さを表現した作品だとも感じる。表紙タイトル◎
★50 - コメント(0) - 2016年10月16日

図書館本。表紙の写真がいい。家族をめぐる短編集。窪さんの作品はいつも「自分の心をごまかすな」と訴えてくる。ような気がする。生き辛さから目を背けるんじゃないよと言われている気がするのだ。そこここに私がいる。あの頃の私や今の私や未来の私。やだなと思う。見たくないなと思う。だけどそれを許さないのが窪さんの作品だ。目の当たりにしなさいと訴えてくる。気がする。嫌だな~と思いながら読むのがやめられない。さすが。
★13 - コメント(0) - 2016年10月11日

タイトル、表紙からドロドロ、ギスギスした読むのが辛くなる内容かとかってに想像。見事に裏切られました。5作からなる短編集。どのお話の主人公もママ友、家族…周りの人達とすれ違いに葛藤しながら生きている。思い悩んだ末、自ら答えをだし、前を向いている。自分の足で弱々しくても前へ前へと進む、力強い作品でした。弱くなった時、不安になった時にまた読みたいと思えた。
★18 - コメント(3) - 2016年10月11日

水やりはいつも深夜だけどの 評価:90 感想・レビュー:1003
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