アヤンナの美しい鳥 (メディアワークス文庫)

アヤンナの美しい鳥の感想・レビュー(173)

★★
- コメント(0) - 2016年12月12日

インカ帝国風の物語って初めて見たなと軽い気持ちで読み始めたけど、とてもとてもそんな気持ちで読める物語じゃなかった。醜いと蔑まれてきたアヤンナと奴隷の異国人リリエンがぶつかりながら少しづつ心を通わせて行く姿に心打たれたが、どうしてもつきまとう暗い未来の予想が辛くてなかなか読み進められなかったし、案の定最後は涙が止まらなかった。どうしても別のふたりが永遠に物語を語り合って生きていく方法がなかったのかと考えてしまう。幸せになってほしかったな。綺麗で美しくて哀しい物語だった。
★6 - コメント(0) - 2016年5月29日

長いブランクを経て眠れぬ夜に読破。感想には結末が腑に落ちない。と見れてたので最後に不安がありましたが、私は完結した結末で良しと思います。幸せになりましたとさ、よりむしろこういう終わりが現実的で意味を持つ気がします。小説としては、事細かく書かれており知らない国の事もイメージしやすいですが、事細かいので先に進まない感じもあります。先が気きなる、綺麗な物語だと思います。恋愛小説等より生きた伝説話として楽しむと良しかもです。
- コメント(0) - 2016年5月5日

アヤンナは美しいと思う。そして、彼女は決して不幸せでもなく、可哀想でもない。哀しいけれど、彼女は泥のような中で懸命に生きていて、蔑みも酷い環境でも、しなやかな強さを失わず真っ直ぐだ。リリエンは光る星を見つけた。アヤンナも。思いは残る、どこかできっとリリエンとアヤンナの物語を語る人がでてくるのだろう。
★2 - コメント(0) - 2016年5月2日

美しい、哀しいほどに美しい物語でした。
★8 - コメント(0) - 2016年3月27日

綺麗だけど救いがない、だけどとても綺麗な、綺麗過ぎて哀しい恋のお話しでした。あまりにも不憫な主人公に感情移入してどこか中盤以降でのどんでん返しを期待していたのですが、本当に最後の最後の方まで救いがないどころか主人公のアヤンナをどんどん不幸のどん底に突き落とす感じで、いやもう作者サディスト過ぎるとか思ったのですが、一応最後はハッピーエンド…?かな?…いや、ちょっとあんだけ辛い想いしたんだからもう少しアヤンナが救われてもいいんじゃないかとか思っちゃう私は少女漫画的思考過ぎるのかな(笑)でも、もう少しだけ(笑)
★2 - コメント(0) - 2016年2月3日

どこかにありそうな、でもどこにもない悲しく綺麗な物語。そんな印象です。
★4 - コメント(0) - 2015年12月10日

あんまり見ないインカ帝国風ファンタジー。表紙とあらすじに惹かれて読んでみたけど、おもしろかった。終盤が思ったよりファンタジーと思ったけど読み終わってみると何となく神話っぽい感じもする。
★1 - コメント(0) - 2015年12月7日

辛くて苦しくて悲しくて、人の醜い面ばかりが目に付くお話でした。だからこそ心に傷を持つ者同士が気持ちを通い合わせる場面が美しく幸せに見えた。泣けました。
★1 - コメント(0) - 2015年11月3日

キレイ過ぎる程キレイな恋のお話。醜いと言われ続けたアヤンナの顔の傷も、力とともに消えたのもやっぱりね、と思った。
★1 - コメント(0) - 2015年10月9日

南米高地が舞台の美しくも切ない物語。鮮烈な空の青さと乾燥した大地の対比に読む方も途中息苦しく、酸素と水を!という気持ちになりました。語られる物語と流される涙に春の息吹と雨音が聞こえました。
★1 - コメント(0) - 2015年8月28日

美しい物語でした。何となく筋が読めてしまった(彼の正体とか)ので身構えていた割には泣けなかったのが残念ですが(汗)。インカ帝国のイメージも印象的でした。
★4 - コメント(0) - 2015年8月23日

人は、人ひとにしか救われない。 そんなお話。 物語を読み進めているときから 悲劇を感じさせていたけど。 「美しいもののために死ぬより、美しいもののために。生きて欲しいと」 とてもとても 重い言葉。 生きる糧になる言葉です。 ただ、悲しくて涙が出るのでは なく、その生き方にじわじわ涙が こみあげてくる。
★1 - コメント(0) - 2015年8月8日

表紙が気恥ずかしくて、なかなか手をつけられなかった本です。迫害される醜い娘と異人の美しい奴隷の男の純愛の物語。最後は涙が止まりませんでした。共に生きて幸せになってほしかった。
★1 - コメント(0) - 2015年7月27日

インカベースの話だったのか。カリスマはどんなときでも発揮される。永遠は物語の中で。きっとまた会えたよね。
★2 - コメント(0) - 2015年7月18日

「醜い」と言われ、誰からもかえりみられずに育った魔女の娘・アヤンナ。そんな少女が市場で出会った、美しい奴隷の王子。愛されずに、誰からも求められることもなく。呪いのように、否定され続けた一人の少女。そして、美しい奴隷との間に絆と愛情が芽生えていく。やがて、帝国の辺境の地であったその場所は戦禍に巻き込まれ。渦巻く陰謀と共に、世界の崩壊の音が軋んでいく。濃密な人間ドラマに、むせかえりそうになる。ラストの余韻が、どこか美しくて物哀しい。まるでお伽噺のように香り立つ、女性のためのファンタジー小説。
★16 - コメント(0) - 2015年6月11日

個人的には、良作でした。ある愛の物語って感じです。貧しい呪われた少女と奴隷の青年の物語!ラストは、お約束展開でしたが、それでもアヤンナのその後に幸あらんことを願いたい。ただ、アヤンナ暴走時の展開では、ちょっとファンタジーし過ぎの感じが、逆に少し残念。個人的には、淡路先生作「花守と竜と叙情詩」を彷彿しました。ま、今作の世界観は南米ですけど・・・でも、ラノベ初心者には良い作品だと思います。
★2 - コメント(0) - 2015年4月9日

文章がところどころ読みにくいが、話としては読みやすい。FTともYAとも分類されるが「お伽話」は言い得て妙。宝塚歌劇エルドラードを思い出したりした。
★2 - コメント(0) - 2015年4月1日

見つめ合う2人を描いた表紙そのままに、お互いが唯一無二の存在になっていく過程が悲しくも美しく紡がれています。壮大なファンタジーよろしく苦境に打ち勝って大団円…というような定型ではないので、爽快な読後感を期待する時は敬遠するかも。境遇を享受し続けた末に、自ら進路を決めたアヤンナが清々しいけれど切ない。ページを閉じた後にも、その切なさが残りました。物語としてのメインは『語り継ぐこと』なんでしょうが、展開の面で、サイリの登場から性急な印象を受けるのは否めません。
★1 - コメント(0) - 2015年2月19日

最後が急展開で、うまく場面を想像しきれなかったのが残念ですが、読み出したら止まりませんでした。ひさしぶりにファンタジーを読みました。妄想要素が多いところが楽しかったです。
★1 - コメント(0) - 2015年2月1日

とても美しい話だった。御伽噺的。美しい娘に美しい男に美しい物語。ほぅ、と息をつく。とても心洗われた気分。良い話を読みました。
★3 - コメント(0) - 2015年1月12日

アヤンナとリリエンの幸せを願って読み進めてたんですけど。リリエン!なんてこと!リリエンは最期に願い通り鳥になって、更にアヤンナを護れたわけだから幸せだったと思うけど、残されたアヤンナはどうすればいいの?一緒にいなきゃ、息ができないのに。それでも絶望の中から希望を見いだして、語り部として前を向いたアヤンナの美しいことといったら。せめて、アヤンナの最期には鳥になったリリエンが迎えに来ることを願わずにはいられない。迎えに来てくれるよね、リリエン?
★2 - コメント(0) - 2015年1月3日

中盤からのめり込んで読みました。リリエンがなんでアヤンナに好意を持ってるのかの理由がわかると、物語にしっくり入り込めてきます。合間にでてくる物語も、よいです。最後は号泣しました。
★2 - コメント(0) - 2014年12月28日

★★★★+。良かった。
★2 - コメント(0) - 2014年11月11日

美しさとは、見目麗しい姿や形そのものではなく、その人に宿る魂の静謐さ、奥底にある正しさだったり、行動や所作のたった一つから感じるものなのかもしれません。羽根をもがれて飛べない青い鳥が、籠から飛び出して、出逢った白い鳥、それがリリエンとアヤンナの二人に重なり、二人が紡ぐ物語は、ハーモニーを奏でる透き通た歌声のようでその響きが余韻となって残ります。哀しいけれど愛しい、そして人から人に脈々と伝わる語り部の娘、そして美しい鳥の物語ー。
★14 - コメント(0) - 2014年11月10日

西洋風のファンタジーとは一風変わっていて、高地の村落での生活など興味深く読めた。リリエンが語る物語と、アヤンナの現実がうまく絡み合ってゆったりストーリーが進む。ジェットコースターみたいな展開が好きな人には多分合わない。途中までは面白く読んでいたんだけど、ラスト付近で唐突にリリエンが病気になっちゃうのはなー……。ちょっと唐突な気はしました。
★1 - コメント(0) - 2014年11月1日

割りと淡々と、ファンタジーとして特別はっとする展開もなく。物語としては美しいけれど。
★2 - コメント(0) - 2014年10月19日

泣きながら読んだ。アヤンナたちの境遇も悲しいし切ないが、語る物語も泣ける。多少予想はするものの、最後の章で全てが繋がるのもいい。……リリエンはサイリの名を聞いた時点で彼の正体を知ってたよね…それを思うと本当にラストが辛い。
★1 - コメント(0) - 2014年10月8日

表紙に惹かれて手に取りました。静かに淡々と語られる、とても切なくて優しくて哀しいお話。ほんの少しの間だったけど、二人の間には確かに幸せな時間があったと思えることが救いです。辛いラストだけど、読めてよかった本です。何度も読み返したい。
- コメント(0) - 2014年10月5日

切ない感じだけど良かった。作中の寓話っぽい話もいいので、そのあたりの話を短編集で出してくれないかな?
★1 - コメント(0) - 2014年9月18日

高地の寒村の厳しい暮らし、欠落を持つ二人が寄り添って冬を越すところに、異人の武器を抱えて変化が、来る。そこから物語は読み手の予想を超えた高みへ駆け上る。雷神の光、鳥の王の翼、リャーマの行く手に広がる空と、紡がれゆく永遠。
★1 - コメント(0) - 2014年9月4日

現段階で2014年BEST。2014年作品で比肩する作品が思い浮かばない。未読の方は早急に読むことをお勧めします。
★8 - コメント(0) - 2014年8月25日

面白かったです。最近一気読み出来ないな〜と思ってたらこれは出来ました。途中から引き込まれて最後にはあれ?涙が。醜い女の子と美しい奴隷の男の物語。設定はインカっぽい。後半のアヤンナとタイトルが良いです。途中のいくつかの挿話が面白くて原典が気になりました。
★10 - コメント(0) - 2014年8月13日

【永遠に語り継がれる】 古代っぽい恋愛小説。 結構切なかった。 境遇をキツく設定し過ぎな気もする。 色々なストーリーを青年が語り、少女が結末を考えるというやり取りは良かった。 幸せは微かだけれど、微かだからこそ輝くのかもしれない    評価は ★★★★★★★★★☆ 9個星です!!
★3 - コメント(1) - 2014年8月8日

呪いの傷が顔にあるせいで、醜いと蔑ませる魔女、アヤンナが奴隷市で出会ったのは、浮世離れした奴隷の美青年、リリエン。ふたりが紡いだ物語。 再読。インカ時代のペルーを舞台に、海の向こうからやって来た異人=スペイン人に侵略され、滅びつつある国家の中で過酷な運命に立ち向かう、少女と青年の姿を書いたヒストリカルファンタジー。 ラテンアメリカにはほとんど興味がないのですが、歴史ものは好きなので読んでいてドキドキさせられました。特にクライマックスが心打たれるし、ラストはどこか切ない感じの終わり方だった。
★3 - コメント(0) - 2014年8月5日

美しくて切ない物語でした。愛を知らずに心を閉ざして生きてきたアヤンナが、リリエンと出会い言葉を交わし共に暮らしていく中で徐々に幸せを知っていく姿が読んでいてとても愛おしかった。ふたりが仲睦まじく語らう姿に読んでいる私もくすぐったい幸福感にひたれました。ふたりで一緒に幸せな物語を作っていくのがロマンティック。なんとなく予感があった通りにかなしいラストでしたが、読後感は不思議と清々しく。インカ帝国?の風俗も丁寧に描かれていて楽しく読みました。優しいばかりの場所ではないけれど、高地の描写が清々しく美しかった。
★5 - コメント(0) - 2014年8月1日

美しく切ない物語。インカ帝国が舞台というのも雰囲気が出てた。忌み子として孤独に生きる少女と悲惨な過去を生きてきた奴隷の王子。ささやかな幸せと残酷な運命の対比が上手い。悲しくも綺麗な物語。
★2 - コメント(0) - 2014年7月22日

表紙とあらすじと題に惹かれて購入。美しくもせつない物語で、最後は泣きながら読んでしまいました……。コンプレックスをほの暗く持つ主人公は、普段なら好きにならないんですが、このアヤンナとリリエンの二人の関係性があるからこそ、より好感が持て、感情移入しやすかったです;;素適な物語でした;;
★2 - コメント(0) - 2014年7月12日

アヤンナとリリエンが辿る道筋がとても切なくて美しかった。物語る儚く幸せな日々が好き。2人とも綺麗なだけの存在ではなくて、でもだからこそ物語の力を強く感じられました。
★3 - コメント(0) - 2014年7月9日

アヤンナの美しい鳥の 評価:100 感想・レビュー:97
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