ちゃんちゃら (講談社文庫)

ちゃんちゃら (講談社文庫)
あらすじ・内容
江戸・千駄木町の庭師一家「植辰」。流行り病が猛威を振るい、怪しげな文人が跋扈する江戸の町で、個性豊かな面々がスカッと大活躍!

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384ページ
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ちゃんちゃらはこんな本です

ちゃんちゃらの感想・レビュー(531)

何だい、ひどいぢゃないか、こんな終わりはあんまりだろ…嘘だと言っとくれ!!ラスト3pを読む直前の浅はかな私の感想をお許し下さいまし。青空にはためく印半纏が眼に眩しい。だが、吹き付ける風の気持ち良きことかな。先日読んだ【恋歌】では池田理代子さんの劇画を、この作品では【銀魂】の空知英秋さんの画風を思い浮かべながら読んだ私。まかて作品3作目にして、その作風の幅広さに驚いている。
★125 - コメント(9) - 3月14日

庭師の成長物語、と思っていたら、それだけでなく江戸の町に暗躍する嵯峨流を興した白楊との諍いももう一つのテーマ。あと一人前の庭師を目指すちゃらとお百合の恋の行方、仲間の裏切り、とけっこう盛りだくさん。ちゃらの成長を描くだけでも十分な気もした。
★10 - コメント(0) - 2月25日

【図書館】
- コメント(0) - 2月18日

最近、時代物にハマっております。テレビや映画の時代劇は観ないけれど、読んでいる最中頭の中に、江戸の風景やちゃらやお百合が登場するのです。読んでいても映像を観ている感覚なのでした!
★1 - コメント(0) - 2月18日

これも良かった!庭師たちのプライドを持った仕事のあり方の素晴らしさと共に、その仕事のあり方ゆえに格式にとらわれる姿も描かれるのが良い。後書きにもあるが、エンターテイメント性もたっぷりあって最後まで楽しめる。江戸っ子の気持ちよさも存分に描かれているし、百合ちゃんが辰蔵親分を心配して泣くシーンでは貰い泣きしてしまった。しかし筆者の作品を遡って読んでるせいか、上手さがまだ足りずちょっと散らかってるなー感はある。でも一読をお勧めしちゃうな、これは。
★11 - コメント(0) - 2月16日

何を読んでも面白い。高い描写力が芯があるストーリーと相まっていつもあっという間に読み切ってしまいます。
★1 - コメント(0) - 2月10日

庭師・辰蔵のもとで修行しているちゃら。手のつけられなかった浮浪児から、一本正義の通った庭師へと変わっていく。庭仕事は空仕事、とはなんて素敵。辰蔵の江戸っ子らしいいい加減さと粋なギャップがかっこいい♡冒頭の澄み切った爽やかさから、次第に周辺がきな臭くなり、こちらが思っていた以上の悪意に満ちた惨事が襲ってくる。そんな中で一筋の光を見たような、ちゃらが石を据えた時の情景がいろんな意味で印象深い。ラストがまたいい。
★29 - コメント(0) - 2月9日

庭師を描いた本を読むのは初めてで、庭師の仕事やそれに不可欠な木や石などの話が面白かった。それに植辰の家での賑やかな食事や酒の場面がとても良かった。
★4 - コメント(0) - 1月28日

意外な展開に驚きました。まさかの展開で全く予想してませんでした。「先生のお庭番」を読んだ後に読みましたが、同じ庭の話でも全く違い、同じ作家さんが書かれた本とは思えないほどでした。どんどん読み進められる作品でした。
★4 - コメント(0) - 1月20日

江戸物と言えば、大概武士が主人公だけど、 これは江戸庶民の話です。 浮浪児だった主人公が、庭師の親方に拾われて成長していく物語。 作庭の蘊蓄が面白かったし、登場人物達も気持ちよかったです。 悪役も絵に描いたような悪役やったしね。 爽やかな、いい話でした。
★4 - コメント(0) - 1月11日

A
★1 - コメント(0) - 1月11日

色々な事情を持った客に合わせた庭を作っていく人情ものかと思いきや早々にキナ臭い話が出てきて、どうなるのかと読み進めていけばラストに向けての展開が予想外でショックを受けました。白楊も可哀想と言えば可哀想な人です。生きる上での価値観や自分を支えるものって自分でどうこうできる類のものでもないからなあ。五郎太の男前っぷりには惚れました。私なら五郎太と添い遂げたい!笑
★42 - コメント(0) - 2016年12月24日

reo
始まりは。お百合の背後には団子屋の婆さんと近所の女房たちが初鰹を買おうか買うまいか、思案投げ首なのだ。魚屋は煮え切らない女房連中に辟易してるらしく「お姐さんがた、買う気がねえんなら次へ生きやすぜ」女房たちは「この時分になるとやだね、魚売りがやけに威張っちまってさ」などと歯切れがいい。物語は勧善懲悪、恋愛、流行病、庭師業などと、サービス精神テンコ盛り。最後がよろしいな。お百合は婆さんの声でようやく気づいた。目をまん丸にしてこっちを見下ろしている。「相変わらず、とぼけてんなあ。こいつは」夏の風が渡った。くー!
★59 - コメント(1) - 2016年12月23日

庭師ちゃらの話。江戸が舞台で日本庭園に関する知識もないけどテンポが良く気楽に読めた。作中で登場した庭がどんなものだか見てみたい。
★1 - コメント(0) - 2016年12月18日

まかて先生に、はまってます。 ちゃら…良し。ラストの章は、いなせな締め方・・・これも良し。
★3 - コメント(0) - 2016年12月4日

身寄りのない見習い職人の「ちゃら」が大切な仲間を守るため悪とたたかう。幼馴染みの恋心に気付かない鈍い男。よくある想定。庭作りは興味深いがイメージ通りなのか?武家屋敷の整備された庭を想像する。雑木庭は現代のナチュラルガーデンの走りか?と納得。形式から実用への転換点。心が落ち着く雑木庭へ変わって行く。庶民が庭作りするまで余裕が出来た頃、暮らしが明るく楽しそう。さて1両?以前は10万円位に思っていたが、この時代はもっと安い。ひょっとして1万円?最後はちゃらが一人で戦うが、慌てて終わった。もう少し楽しみたかった。
★2 - コメント(0) - 2016年11月28日

浮浪児だったちゃらが庭師の辰蔵に空仕事しないかという言葉に心をつかまれ、庭師職人として成長していく話だが、恋の話、流行り病や何やら怪しい文人と飽きさせないストーリーの展開。まかてさんの次の本も読みたくなってしまう。庭園についても興味がわく1冊だった。この話ドラマにならないかな・
★4 - コメント(0) - 2016年11月22日

庭師植辰に拾われた孤児のちゃら。(ちゃんちゃらおかしい、が口癖だったため)親方辰蔵、その娘のお百合、職人の二人と同居し、庭を作る『空仕事』の道を極めるために日々修練中。庭師のお仕事物語、お百合・五郎太・伊織との若者の掛け合い、流行り病、新興宗教のような庭師の登場、と読み応えのエッセンスがたくさん入ってます。さすが朝井さん。江戸職人物の面白さ、登場人物のキャラ立ちの素晴らしさ、日常とシリアスな場面との陰と陽の描き方。さくさくと読み進められるほど先が気になって読める一冊でした。
★4 - コメント(0) - 2016年11月18日

ちゃらは辰蔵に出会えて良かった。夢中になれる空仕事を出来て、成長ぶりが楽しみ。と、読み進めていると、それだけでは終わらない、まかてさんでした。最後は救われましたが、玄林さんどうにかならなかったのかなぁ。
★23 - コメント(0) - 2016年11月16日

作庭について、ちょっと詳しく知りたくなりました。
★1 - コメント(0) - 2016年11月14日

庭を手入れすることが武家、豪商の間で盛んだった江戸後期、庭師植辰に拾われた孤児のちゃら。親方辰蔵や一家を切り盛りする娘のお百合、職人の二人と同居しながら施主の要望に応えながら庭を造り管理する姿から、華やかな江戸の文化などの陽とはやり病などの陰の部分のなどの時代観を感じることができる。後半ミステリー要素が入ってきて小説の印象が変わる。何とも不思議な感じの一冊。
★14 - コメント(0) - 2016年10月31日

庭を作る仕事=「空仕事」。この一言に、ちゃらと同様心をつかまれました。なんて素敵な言葉なんだろう。作庭についての造詣はほとんどありませんが、読んでいる間、風や匂い、そして葉を茂らせた木々の様子などが浮かんできて、すがすがしい気持ちです。ちゃらの成長&庭師のお仕事がメインかと思いきや、ちょっとしたミステリー仕立てにもなっていて楽しめましたが、やや終盤の対決が駆け足で物足りなく、読後「スカッと!」まではいきませんでした。そこが残念。
★7 - コメント(0) - 2016年10月26日

ちょっと物足りない。問題児が「空仕事」を生業にしていくにしては、言動が軽いような。
★2 - コメント(0) - 2016年10月26日

花師に続いて、今回は庭師のお話。空仕事などという言葉の響きも素敵でほっこりした話かと思ったら、結構ハードな展開になり特に親方の辰蔵の被った仕打ちには胸が痛かった。明るい結末にはほっとしたけれど、あの人が裏切るという展開は何だか残念。
★16 - コメント(0) - 2016年10月23日

kay
まさか玄林が…はぁ〜。景色や匂いが伝わってくる様な感じがたまりません。凄い綺麗で感動です。
★3 - コメント(0) - 2016年10月21日

みなしごだった ちゃら。庭師の親方に拾われ、庭師として成長していく。親方のもとで成長していく過程で少しずつ押さえられていた黙って見ていられない喧嘩っぱやい気質は、ここぞてときには歯止めが効かなくなり、まっすぐ突き進んでいくちゃらの姿勢は気持ち良いけど、あ~そうなるかぁという結末になってしまうんですね。今まで読んだまかてさんの本にはなかった展開に驚かされました。これまかてさんの2作目だったんですね。これからもまかて作品を読んでいきたいと思います。
★17 - コメント(0) - 2016年10月19日

庭づくりのあれこれを想像しながら読むのも楽しかったのですがやはり破天荒なちゃらが庭師として気持ちよく成長していく様に惹かれました.まっすぐで猪突猛進なところも多いに魅力的です.いっち大切なものに気付いたちゃらの行く手に涙顔のあの娘の姿,最高の情景ですね.
★20 - コメント(0) - 2016年10月17日

文章から庭をイメージしながら読むのは楽しかった。最後にちゃらが戻ってくるのは、想像通りだったけど、あの人が裏切者だったとは!
★4 - コメント(0) - 2016年10月12日

初読み。
★1 - コメント(0) - 2016年10月10日

moo
いっち大事なものがなんなのか、ちゃら、分かって良かったね。
★5 - コメント(0) - 2016年10月8日

相変わらずの植物と庭師の話。 でも、前作と違い破天荒な匂いがする、「ちゃら」の生き様が自由度満載。 しかし、信頼していた人物が・・・最後のどんでん返しにもビックリ! 執筆二作目にして飛躍の片鱗が見える、「朝井まかて」只者では無い。 爽やかな風の匂いのする作品です。
★23 - コメント(0) - 2016年10月8日

図書館より。お寺や美術館などでお庭を眺めるのが好きなので、庭造りの様子、石や樹木のことがわかり易く書かれていたので楽しく読めました。ストーリーも施主さんとのほんわかだけでなく、執拗な嫌がらせをする敵の素性が徐々に明かされ、最後に対峙する展開には緊迫感があり、最後までハラハラしながら読めました。ただ、主人公の活躍や腕の良さなどをもっと強調して欲しかったのと、魅力ある登場人物たちなのに心の動きがあまり伝わってこなかったのが残念です。とはいえ著書は全部読んでみたいです。
★14 - コメント(0) - 2016年10月6日

江戸の世をまるで見ているような、スピード感と空気感を感じる小説ですね。庭師一家の掛け合いも今の時代ではないような、人と人がぶつかりあっている様がわかります。また庭造りについても、とても細かく書かれていて、その風景が目に見えるようでした。評価:★★★☆☆
★8 - コメント(0) - 2016年10月5日

「花競べ」「ぬけまいる」が面白かったので読む、が、期待ほどではなかった。まあ面白いことは面白いが、この作者はあまり話を大きく広げすぎない方が面白いように感じる。ちゃらと留都の人物的な魅力もあまり胸に響かず。この作品とは相性が良くなかったのだろう。
★6 - コメント(0) - 2016年10月1日

身寄りがなくボロを着たかっぱらいだった「ちゃら」が庭師の親方と出会い空仕事をするようになる。ひらりひらりと大枝を飛び移るちゃらが目に浮かぶようだった。一方で、白楊の執拗で汚いやり方には歯噛みし、玄林にはショックを受けたけれど最後のどんでん返しは嬉しかった!また大好きな初夏の風を吸い込んで空仕事に励み、「植辰」をもり立ててくれるだろう。お百合ちゃんと一緒に!!
★36 - コメント(3) - 2016年9月29日

江戸時代の若い庭師の成長話かと思いきや、庭師の仕事を絡めた幕府を揺るがす大事件に発展していく。まさか、この人が…という人が敵になり、主人公・ちゃらを巻き込む事件の終焉が辛い。こんな話になると思わずに読み始めたから。城の石垣を組むの穴太衆が登場するが、穴太の技術が現代の職人に広められていたら、被災した熊本城もすぐに復興するだろうに…と思うと歯痒い。穴太衆の末裔はおり、技術も残されているが、職人がいないらしい。技術の継承は大切なのだと痛感した。
★13 - コメント(1) - 2016年9月29日

ちゃらと呼ばれる獣のような孤児が懐の深い庭師の親方に拾われ木や石、水などを得意とする職人衆に教わりながら修行し、成長していく物語。チャキチャキの江戸っ子の丁々発止の掛け合いが江戸の活気が感じられ、その言葉の裏に隠された厚い人情や心意気が伝わってきます!江戸時代では庭師等の造園業は「空仕事」と言ったのか!粋ですね♪そして朝井まかてさんの文章は視覚や音や香りを鮮明に自分の中でイメージ出来ます!自分の目の前の仕事に一生懸命に精を出していく事が自分が幸せになるための一番に大切なんだと改めて感じました!
★86 - コメント(2) - 2016年9月14日

「空仕事」素敵な名前だなぁー(*^^*) 職人の世界が垣間見えて興味深い。しきたり、誇り、才能、妬み嫉み…職人だけでなく、凡人にも思い当たる節もあり^_^; 面白かった❤️
★8 - コメント(0) - 2016年9月14日

身寄りがなく親方の家に住み込み庭師として働くちゃら。人情ものかなぁと読み進めると意外にドキドキハラハラの展開へ。まかてさんは3作目だけれど、どれも読後感が抜群に良い。もっと読んでいきたい。☆5
★32 - コメント(0) - 2016年9月5日

「庭師の仕事はな、空仕事ってえ呼ばれるんだ」腕も気風もいい親方との出逢いから庭師修行をする「ちゃら」。「ちゃんちゃら可笑しいや」が口癖の江戸っ子だ。江戸時代後期の江戸の町は世界でも類を見ない程の庭園都市。木に登り空に近い場所で、幹に手を当て耳を澄ます。木の根が水を吸い上げ幹を通って枝葉の隅々まで潤いを配る音を聴く。そうやって木心を汲めば木は必ず答えてくれる……。江戸の庭師達は自分の仕事に誇りを持ち、口は悪いが人情味溢れる奴ら。だから物語全体もチャキチャキしててテンポがいい!読んでいて心地よい物語だった。
★56 - コメント(6) - 2016年8月17日

ちゃんちゃらの 評価:100 感想・レビュー:216
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