何様

何様
あらすじ・内容
光を求めて進み、熱を感じて立ち止まる――今秋映画化される『何者』アナザーストーリー六篇を収録。光太郎が出版社に入りたかったのはなぜなのか。理香と隆良の出会いは? 瑞月の父に何があったのか。拓人を落とした面接官の今は……。「就活」の枠を超えた人生の現実。直木賞受賞から3年、発見と考察に満ちた、最新作品集。書下ろし作品も収録。

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何様はこんな本です

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何者
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何様の感想・レビュー(1567)

『水曜日の南階段はきれい』以外、主人公たちの感情に思い当たる節がありすぎて、途中読むのがキツかった。特に『むしゃくしゃして~』の「子どもの頃にはいい子にしろというくせに、大人になると正しいだけではつまらないと言い出す」の下りには共感しまくり。だからといって正美のように「"正しくないこと"をしたい」とは思えないけど。また自分の触れられたくない部分を抉られるんじゃないかとびくびくしながら表題作を読み進めたけど、最後で救われた気持ちになった。私も自分の「本気の一秒」を信じて生きていこう。
★13 - コメント(0) - 2月20日

何者と少し繋がってて面白かった。最初のコータローの高校生の話が一番良かった。
★9 - コメント(0) - 2月20日

表紙のでこぼこが何なのか未だに分からない。かなり強烈だった「何者」と比べるとずいぶん大人しい内容になったように感じた。「何者」の記憶が飛んでいたこともあって最初は話に入り込めなかったので、できれば読み直しておくべき。光太郎の話が一番シンプルで心地よい終わり方だった。他の話は「何者」よりも「桐島」に近い書き方であった。
★8 - コメント(0) - 2月19日

50/2/17/2017 どの段もグサッと胸に刺さったり、懐かしいような重苦しさがあったり。やはり表題作が好きかな。何をそんなにと思っていたらそう来るのか!という衝撃。私は子供を持たなかったから、この境地はいくつになっても知ることができない。考えたら凄いことだよね。親になるって。来週あたり面接を受けるかも知れない私、どんな結果になっても、この本のおかげで恨まずにいられるし、緊張しすぎも避けられるかも。何者の文庫が出ていたから、この本が文庫になるのを待って両方持とうかな。
★26 - コメント(0) - 2月17日

「何者」のアナザストーリー。どの短編も、自分も心の弱さとして抱えてるものだよなぁと思いながら読む。見た目や外見のとっつきやすい手間の部分に労力をかけて立派に見せようとしたり。本当に思っていることまろやかに、世間体を優先した言葉にして伝えてしまったり。印象に残ったのは、タイトルにもなっている「何様」。面接官サイドの物語。もう一度、「何者」を読み返したい。
★21 - コメント(0) - 2月17日

仮面舞踏会
★4 - コメント(0) - 2月16日

『何者』の数年前から数年後まで、スピンオフ6篇- ほぼ一気読み。私が現在の私に至るまでのどこかで味わったことのある感情がそこここにちりばめられていて。人の能力は多岐に渡り、資格や経歴では判断は困難。面接を受けた回数よりも面接官になった回数のほうが多いが、人材評価は言葉にし難く苦悩する。仕事に求められることは立場の違う人と人とをどちらの気分も害さぬように調整できる能力。日々そこに悩み、反省を繰り返す。大人になるとは挫折を味わうこと。常々感じていることが的確に現されていて本編の『何者』よりもずっとよかった。
★28 - コメント(2) - 2月16日

☆☆
★4 - コメント(0) - 2月15日

「何者」のアナザーストーリーなのに前作の登場人物を綺麗に忘れていたので(苦笑)、まるっきり初めての作品を読む気分で読了。「何者」で見せた、ぞわっとする感覚がこの「何様」でもよみがえる。読んでいる最中は登場人物に向けていた問いを、読んだ後は「それじゃお前は何様なのか」と読者に向けるこの力量。授業の合間に読んでいたので、読んだ後は「私ごときが教壇で偉そうなことを言っていいのか」と自問自答してしまいました。苦しいけど、たまに内省させるこういう本も私には必要かな。
★13 - コメント(0) - 2月15日

何者を読み返したくなった。就活で疲弊する学生が己を何者であるのかと悩めば、選ぶ側は己を何様であるのかと省みる。今の時代の就活を経験し、社会人をやっていた作者さんだからこそ描けたリアル。高校生を書けば瑞々しく、男性の心情はもちろんのこと、女性の感情もリアルに描写されていて背筋がぞくぞくしました。作者さん年齢を積み重ねるにつれて着実に進化してる感
★10 - コメント(0) - 2月15日

何者のスピンオフ的な短編 結構間空けて読んだので関連性気づかない話も合ったけど、ほかの方のレビューで関係性全部わかってすっきり 最初の南階段の話と、最後人事部の何様がよかった
★12 - コメント(0) - 2月15日

何者の番外編ということで読んでみた。他の方が言ってるように、水曜日~の光太郎の話は朝井さんにしては珍しく純粋さを感じた。個人的に共感したのは、ムシャクシャ~かな。自分もどちらかといえば真面目にやってきた人間なので、道を外れて悪さした人が自分よりうまく物事いってるって思うとむかつくなって思ってしまうかも。真面目にやった分、何か返ってきてほしいと願ってしまうものだ。
★17 - コメント(0) - 2月14日

苦しい、辛い、なのに楽しい。それはやっぱり私も性格が悪いから。朝井リョウ、読む度に共感度が増していく。『逆算』は特に私の中でヒットして、わかるわかるあるあると内心で連呼してしまった。私も逆算よくしている、どんどん影が通り過ぎていく。いつになったらどうしたら私もあの時の誰かを追い越せるんだろう。
★10 - コメント(0) - 2月14日

何様だけがアナザーストーリーだと思っていたら、全作品つながっていたのね(汗)もう一度「何者」を読み返してみたくなった。ESが人工知能に選別される昨今、こんな本気の一秒にこだわってくれる面接官がいることに救われる思い。朝井リョウの小説に出でくる若者、いつも応援したくなる。誰の掌にもその人だけの透明のお守りが隠されているような気がした~というエンディングがいい。いくつになっても悩んで迷って本気の一秒を積み重ねていきたいと。
★21 - コメント(0) - 2月14日

何者のアナザーストーリーだったのね。何者はまだ読めて無いけど面白かった。最初の水曜日の南階段はきれいは、親として大学受験で味わったドキドキ感を思いだした。リアル。最後の何様良かった。誠実の一歩。本気の一秒。朝井リョウやっぱりいい!何者もすぐ読みたい。
★10 - コメント(0) - 2月14日

「何者」のスピンオフ短編集。光太郎の高校時代、理香と宮本の出会い、サワ先輩のその後、ギンジのその後など。もし前作忘れてても独立した短編集として読めるから大丈夫。後半2作は誰が出てんのか気づかなかったし…。どちら様? 真面目な女の子が痛々しい話が多かった。もう理香はー! 痛楽しい。しかし自分の誕生日から親がこさえた日を逆算して悩み続けるって、他人の悩みはわからんなー。
★53 - コメント(2) - 2月14日

何者も物凄く前に読んだので登場人物を全然覚えてないけど、1話1話楽しく読めた。朝井リョウさんの描く女主人公はすごくヒリヒリしてて痛々しくて。本当に書いてるの男性?と思ってしまうくらいリアルだと思う。
★36 - コメント(0) - 2月13日

【図書館】
★16 - コメント(0) - 2月13日

2013年に読んだ「何者」以来の朝井リョウさん。「何者」のアナザーストーリーなのか?全く覚えてないので、続けて読んだ方が面白かっただろうな。初出を見て、やはり最近の作品のほうが上手いと思った。
★22 - コメント(1) - 2月12日

何者からしばらく時間が空いて読んだ。出だしの光太郎の話が一番良かった。いつもバンドを見るために窓掃除していた、という所がすごく素敵だった。また光太郎の夢と夕子の夢の違いのところもとても良かった。こんな青春を過ごして見たかった。2話の里香は気の毒だった。多分ああいう事がなかったら意識高い系にならなくて済んだのかもしれない。あとはギンジの親戚?の話が良かった。伝えたい人に伝える事ができないもどかしさってなんかくるものがある。
★40 - コメント(0) - 2月12日

「何者」のアナザーストーリー6篇。何者を読んだのがずいぶん前で、登場人物のつながりがよくわからなかったのが残念でしたが、短編としても十分に楽しめます。いつもながら巧みな心理描写で、鋭すぎて6篇読むと少ししんどくなってしまうくらい。一番好きなのは、「水曜日の南階段はきれい」。未来を感じさせるさわやかな読後感がよかったです。
★35 - コメント(0) - 2月11日

読みやすい。読後感◎
★8 - コメント(0) - 2月11日

「何者」を読んだのがかなり前だったので、アナザーストーリーと言われても誰が誰だかわからず残念。それでもこの本だけでもかなり面白い。特に表題作の心理描写が圧倒的。正直「何者」は所詮女子アナとか受けちゃうような子が出てくる話だったなという記憶しかなく、絶賛される理由があまりわからなかったんだけど。本作は読者にも何かを畳みかけるように問うてくるので読後なんだか疲労感がすごかった。
★16 - コメント(0) - 2月11日

何者を読んではや4年。確か就活中の若者達の話で、めちゃくちゃ後味の悪い小説だが、嫌いではなかった、ということは覚えているが、もはや登場人物の名前も行動も性格も曖昧である。覚えてなくても、この何様は十分楽しめる小説なのだが、やはり思い出したい。その方がもっと楽しめそうな気がする。 ということでこの本を読んだ人の半分くらいは何者を読み返すのではないだろうか。私も明日図書館に走ります。
★12 - コメント(0) - 2月10日

「何者」の続編なのかな?そんな風には見えないし、でも登場人物あれ?名前同じ?などと思いつつ一気に読了、スピンオフかなと思ったら、アナザーストーリーだったのですね。面白い作品でした、朝井さんありがとうございます。H29.37
★89 - コメント(0) - 2月10日

面白かった。何者を読んでいないのだけれどどのお話も引き込まれた。何気ない生活の中の登場人物の心情がよく描かれていて、あーなんか分かるな。という感じ。人間観察の鋭い朝井リョウさんもっと読んでみたいな。
★15 - コメント(0) - 2月10日

『何者』のアナザーストーリー。『何者』に登場する人々の、それぞれの人となりが垣間見えた感じ。溢れる自意識、承認願望、繊細な若者達に、正直かなり飽き飽きしていましたが、最後の『何様』でガツンとやられました。一瞬でもいいから誠実に真剣に考えて生きよう。やっぱり朝井リョウ作品は面白い。
★53 - コメント(0) - 2月10日

何者より先に読みました。あまり感情移入はできなくて、読むのに時間がかかりました。悩みも人それぞれで、解決の仕方がほんの少しの考え方で変わって、人のアドバイスは大事なんだなーと思いました。何様が良かったです。何者を早く読みたくなりました。
★13 - コメント(0) - 2月9日

何者のアナザーストーリーそれぞれの人生があり、それぞれの経験、思考、人間関係などを見れた気がする。自分と重ね合わせてしまう部分とかもあってとても考えさせられた。特に君だけの絶対と何様は好きだった。またそのうち再読しようと思う。
★14 - コメント(0) - 2月9日

1話目はお得意の青春モノ。謎を謎たらしめてる動機が恋愛ってのがいいな。何者より前に書かれたのか?短編内できちんと伏線も完結しててうまいなぁ。あとは何者ありきというかなくてもいい感じで後半はセックスばっかやなーって思ってたら最後の表題作でやられた。これが文学の面白さなんだよ。全く別の二つの話が一つの感情で結びつく。さすが作家の視点の切り取り方、堪能しました。
★16 - コメント(0) - 2月8日

「水曜日の南階段はきれい」の夕子さんが良かった。一歩ひいている自分、友達の輪の中に入りきれない自分、それでも夢に向かってぶれない夕子さんはカッコ良かったです。最後に気がついた光太郎もいい青年です。他にもいろんなお話の短編集。年を重ねて、人がどのように自分を見ているか(見てないのですが…)気にならなくなるものですが、お話のようにルームメイトを探したり、クリスマスの過ごし方が気になったり、自分で大変な思いをすることはないのになと思った。「何者」をもう一度読み直したら面白いかな?
★17 - コメント(0) - 2月8日

人との距離感をつかめないって何だかわかるような気がする。 全部じゃなくても、あれ?この空間は難しいかも、とか、手持ち無沙汰になってどうしたらいいかわからなかったり。
★27 - コメント(0) - 2月7日

むしゃくしゃしてやった、と言ってみたかった。が心に残って消えてくれない。正しくないことをしてみたかった正美。遊んできた人の方が人生を分かってるなんて、確かめようもないけど信じたくない。わかるなぁ。さて、この本は短編集で、各短編が少しづつ「何者」の登場人物にリンクしている。「何者」から1歩未来や過去に踏み込んで、自分の生き方や価値や目標や、そんな諸々に葛藤しながら生々しく生きる様が描かれる。
★25 - コメント(0) - 2月7日

『何者』を以前に読んでいて、やっと手に取ることができました。就活を控えた身として、最後の章はいろいろと考えさせられました。自分なんか社会人になれるのかなーって思いますが、なったらなったで、なるようになるのかな、と思いました。就活生は何者でもない自分を何者であるかのように振る舞い、社会人は何様のつもりだ、と思いながらも何様になったかのように振る舞う。それがどんなに滑稽で恥ずかしくても、そうするしかないんでしょうね。大人になるってこういう事なのかなぁ。
★12 - コメント(0) - 2月7日

「何者」を殆ど忘れてしまっているのが残念。「あの子がこんなことをねぇ」とか思いながら読みたかったです。小さい頃から二人組になれずあぶれちゃって、平気なフリをしてきた理香の話しはキツかろうなと思いました。自分より馬鹿としか向き合えないという性格も困ったもんだけど。「大人になれば一人なんて平気」とは言うけど、ずーっとどんな場面でも二人組になれなかったというのはダメージ大きいでしょう。誰からも一番に選ばれたことがないというわけで。誕生日から自分の「仕込まれた日」を逆算してウジウジする話しは「?」でした。
★42 - コメント(0) - 2月6日

ai
あれ?短編か。。。
★6 - コメント(0) - 2月6日

「何者」のアナザーストーリー。表題作は企業で面接官になった若き青年の苦悩。数年前まであちら側で受ける側だったのに、いまはこちら側で人を採る側。面接内容を振り返り、周りの人が学生らに辛辣な評価を下す様に、同じ人間なのにあんたら言いたい放題「何様」やねん。お代官ならぬ面接官ですが、何か?/ 人間性とかコミュニケーション能力とか、わたしも自信ないので読んでて痛い部分多かった。しかし、一番ヒットは、婚期で出ていく姉の代わりのシェアメイトを見つけようと友達いない女子大生が奮闘する「それでは二人組をつくってください」
★24 - コメント(1) - 2月5日

『何者』のアナザーストーリー。『桐島~』のようなオムニバスで、少しずつ本編とシンクロしているのが面白い。脇役どころか、たまたま居合わせた就活生にもストーリー作り込んじゃうのかーと思った。それぞれの物語の主人公が誰なのかを想像する点に醍醐味があるので、本編を読んでないとあまり面白くないかも。
★16 - コメント(0) - 2月5日

何者アナザーストーリーということで、たくとはどうしてるのだろう…と手に取ってみたら、出てこなかった^^でもやっぱり面白い!アナザーすぎるやろうってちょっと思うけど。光太郎は高校生の時もステキすぎる。。。サワ先輩もちゃんとそのまま社会人になってて嬉しい。瑞月父は誰だか分んなかったけど、何者読み返してみて娘の信頼を裏切って良いほどのことなんてないと信じたいなぁと。まさかの眉毛カッターのの彼が一年後こんなことになっているとは…深刻なんだけど、大丈夫!って言ってあげたくなる。みんなそうだよって。
★17 - コメント(0) - 2月5日

理香が主役の「それでは二人組を~」と優等生だった独身女性・正美が主役の「むしゃくしゃして~」はアプローチの仕方は違うけれども、主人公の生きづらさが描かれていて辛い。理香は上手くできずに、正美は上手くやってきたハズなのに…と。女子の心の闇は柚木さんが上手いと思っていたけれど朝井さんも負けてない。イヤな所をサワサワと撫でられるような読後感。光太郎の「南階段~」は爽やかでホロリと苦く好き。「逆算」と「何様」は意外な所で何者と繋がっている。「何様」の立場が変わった時に見える風景と心の変化の描写が丁寧で良かった。
★61 - コメント(3) - 2月5日

何様の 評価:90 感想・レビュー:729
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