モダン

モダン
あらすじ・内容
ニューヨークの中心、マンハッタンに存在し、1920年代から「ザ・モダン」と呼ばれたモダンアートの殿堂。それが「MoMA」ニューヨーク近代美術館。近現代美術、工業デザインなどを収集し、20世紀以降の美術の発展と普及に多大な貢献をしてきたこの美術館を舞台に、そこにたずさわる人々に起きる5つの出来事を描いた自らの美術小説の原点にとりまくんだ美術小説短編集がついに刊行。

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モダンはこんな本です

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モダンの感想・レビュー(1601)

ニューヨーク近代美術館で働く人たちの小説。311の東日本大震災、911テロも絡めてある。 フィクションではあるも、アートは世相や思考、主張の形なのだと改めて思い、アートの位置づけや範囲を必死に確立して来た人たちがかつて居り今も居るって事に感動した。心が震えてじんわり涙が上がってきてしまうような本だった。
★17 - コメント(0) - 1月18日

ena
ニューヨーク近代美術館で働く人々の5編。「中断された展覧会の記憶」の初出が2011年のオール讀物12月号であったので、東日本大震災の影響を受けた展覧会に関する話をすぐに書かれていたことに少し驚いた。まだ原発事故の二次災害の情報が混乱した中での作品かも知れないと思ったらマハさんの勇気とエールを感じて敬服する思い。「私の好きなマシン」の「知らないところで、役に立っていて、それでいて美しい。そういうものを『アート』とよぶ」工業デザインをアートとして展示した初代館長へのリスペクトを感じふわっと暖かなものを感じる。
★56 - コメント(0) - 1月16日

どれもすごく良い話でした。一つ目の中断された展示会の記憶で涙が出そうになりました。現実にあった事と絵画が上手く絡められていて、いつの時代も人間と芸術はともに生きていたのだなと…。出てくる作品には知らないものもあり、ますます絵画への興味を深くなりました。ティムが出てきてちょっと嬉しかったです。
★14 - コメント(0) - 1月16日

マハさん得意の美術短編集。普段美術館などに行く機会がないのですが、行きたくなるきっかけを毎回作ってくれる彼女の作品のひとつ。楽園のカンヴァスのティム&トムブラウンが登場も良かった。9.11や3.11に絡んだ話もあり、いろいろ美術に関する知識もまた少し深めることができた。より一層MOMAに行きたくなりました。マティス&ピカソとはいきませんが、まず近場で開催中のゴッホ&ゴーギャン展を観に行きたい気持ちになりました。
★104 - コメント(0) - 1月11日

「おもしろいかおもしろくないかは、誰かに言われて決めるんじゃなくて、見た人が自分で決めていいのよ。」そう言える大人になりたい。箸の対応にしてもそうだ。相手の要望に最大限応えようと努力する。we are happy to see you そう言われるような人になりたい。
★8 - コメント(0) - 1月9日

マハさんの短篇集。「中断された展覧会の記憶」福島の美術館とクリスティーナの世界、「ロックフェラー・ギャラリーの幽霊」監視員と謎の青年、「私の好きなマシン」8歳で訪れた世界でもっともすばらしい場所、「新しい出口」9.11でPTSDに苦しむローラとアンリとパブロ、「あえてよかった」Happy to see you、どれも軽く読めて気持ちがほっこりするような話。
★16 - コメント(2) - 1月9日

思いがけなくティム&トム・ブラウン(「楽園のカンヴァス」)が登場してきてニヤニヤしちゃった・・♪ 本書は原田さんお馴染みのMoMAが舞台の短編集。薄い本なのでさらりと読めるかな?と思ったところ、いえいえとんでもない。3.11や9.11を絡めたお話しだったり、MoMA初代館長アルフレッド・バー氏が登場したり、最後の短編はまるで著者自身を投影しているかのような内容だった。いつかMoMAに行ってみたいなあ
★12 - コメント(0) - 1月8日

KEI
図書館本。美術知識がなくとも、アートを軸に広がる人間模様を読むだけでも十分面白い。絵画などはビジュアルで情報を入れておけば、もっと世界が広がって面白いのだろう。
★18 - コメント(0) - 1月6日

モダンアートの最高峰MoMAに関わる人々を主人公にした短編集。警備員からパートタイムのアシスタント、キュレーター、はたまた初代館長まで、MoMAで働く人々すべてに愛情をもって描く姿勢に、原田マハさんの美術に対する思いを感じました。震災直後の福島の「中断された展覧会の記憶」、9.11の「新しい出口」と災害と芸術の関わりに心揺さぶられる一方、「あえてよかった」の地味だけど本当のプロフェッショナルのありかたに感銘を受けました。
★10 - コメント(0) - 1月6日

Rei
今年一冊目は大好きな原田マハさんの「モダン」になりました(^^)。マハさんの小説を読むと美術館に行きたくてウズウズしてきます(笑)。今回はアンドリューワイエスという画家を知ったこと、ピカソとマティスの関係、MOMA初代館長アルフレッドバーのこと、たくさん勉強になりました。マハさん、ありがと~♪。Happy to see you こんな出会いを私もしていきたいな。
★39 - コメント(0) - 1月4日

ワイエスが見たのは絶望ではなくクリスティーナの透き通るような光。アメリカから映る3・11。再びフクシマに戻れたらと私も願った。事件の目撃者になるかもしれない監視員、不思議な青年と出会う。初代館長の「知らないところで生活の役にたってる美しいもの」に心打たれた少女。ツインタワーからほど近しいMOMA。日本人だからこそ気になるお箸のパッテン。原田さんの作品を読んだぞーって気分になれる一冊でした。関係ないけどMOMAのレインボータンブラーが欲しいことを思い出しました。初代館長の人生も読んでみたいと思いました。
★47 - コメント(0) - 2016年12月29日

面白かった~。幽霊の話が好きだったな。この人の美術館シリーズ?読むと、ホントその絵が見てみたくなる。MoMAにも行ってみたくなる。
★11 - コメント(0) - 2016年12月27日

短編が5つさすがの展開。出てくる人物も同じ人物が別の編にも出てきてたり、モダンの芸術を先陣きって企画した館長やその影響を受けたキュレーターや子供など。9.11の事件も絡めつつ。最初の福島県立美術館をモデルにしたらしい作品は、アンドリュ―ワイエスの作品に親しんで地元人として特に印象的。3.11の原発事故で、企画展の「クリスティーナの世界」(目玉)を米サイドで引きあげろ!との指令が出て海外からFUKUSHIMAがどんな危険地帯と捉えられたか再認識して、またクリスティーナの生き方と県民の今後の姿も重り。
★34 - コメント(0) - 2016年12月25日

★★★★☆MoMAを舞台にした5つの短編集。 著者が実際にMoMAに勤務してただけあって美術館の裏側の 事や近所の駅やカフェなど描写がリアル。作品には3.11と9.11と 言う日本とアメリカが経験した悲劇を出てくる、それにまつわる 人と人、絵画と絵画をつなぐ温かいお話。
★11 - コメント(0) - 2016年12月20日

MoMAを舞台にした短編集。原田マハさんの作品は時に、心をぎゅっとつかんで離さないような印象があったけど、今回もそのとおり。「中断された展覧会の記憶」は福島も学芸員も自分に近いものなので心が痛かった。アンドリュー・ワイエスの名前は初めてたけど、写実的で力強い絵を描く人なんだなあとしみじみ感じた。「ロックフェラー・ギャラリーの幽霊」、「新しい出口」、「あえてよかった」が好み。
★19 - コメント(0) - 2016年12月17日

原田マハさんの美術物はもう、間違いない。抑えた文章ながらもMOMAの初代館長のアルフレッド・バーへの敬意が溢れていて感慨深く読んだ。世界の美術館に憧れ旅をした20代。もっと知識を増やし歳を重ねたらもう一度あの絵の前に立ちたい。本を閉じ私にとって大切な一枚の絵と対面した時の感動を思い出した。
★55 - コメント(0) - 2016年12月17日

アートは人に、もっと自由にしていい、もっと生き生きと鮮やかに、思い通りにやっていい、と思わせてくれる。俺も「マッドマックスフューリーロード」という映画を見たとき、そう感じた。それはとても幸せなこと。
★21 - コメント(0) - 2016年12月16日

読友さんのレビューを見て読みたくなった1冊。ニューヨーク近代美術館が舞台の5つのお話。全部よかった。MoMAにいた原田マハさんだからこそ書けた作品。短編だなんてもったいない!3.11と9.11のリンクもあり、終始穏やかというわけではないけど、結末では幸せな気分にさせられる。ティム・ブラウンも出てきて嬉しかった。
★18 - コメント(0) - 2016年12月16日

MoMAはいつか行きたい美術館。別作品の登場人物たちも登場してた。色んな時代のMoMAの職員、関係者達のお話。面白いかどうかは自分が決めるんだよね。
★15 - コメント(0) - 2016年12月12日

図書館本です。『中断された展覧会の記憶』は、東日本大震災の被災者として、グッとくるものがあった。クリスティーナは自ら福島に来たのだろう。不自由な足を引きずって進む後ろ姿は、今まだなお震災の傷痕が残る東北に住む我々へのメッセージのように思えた。
★22 - コメント(0) - 2016年12月10日

☆☆☆ ニューヨーク近代美術館MoMAで働く人々を主人公とした短編集。いずれのストーリーもMoMAで勤務した事のある著者でなければ書けないようなストーリーだと思った。また、最後のストーリーは著者自身の経験に基づくストーリでは?と勘ぐってしまった。数年前ニューヨークへ出張した際、マンハッタンをブラブラしていて、偶然MoMAを発見した際の「ドキドキ感」を数年ぶりに思い出し感慨深くなった。ピカソとマティスってほんとにお互いが認め合う親友だったのだろうか?
★36 - コメント(0) - 2016年12月7日

「知らないところで、役に立っていて、それでいて美しい。そういうものを『アート』と呼ぶ。」少し前に、ドコモの絵文字がMoMAの永久所蔵品になったというニュースを見たが、まさにこのことだと思った。現代アートの美しさを色々な視点から教えてくれる作品。
★21 - コメント(0) - 2016年12月6日

5つの短編集。おもしろいか、おもしろくないかは、誰かに言われて決めるんじゃなくて、見た人が自分で決めていい。確かにそうだな。別れはとても寂しいけれど、それでも前向きに生きることって大切だな。
★37 - コメント(0) - 2016年12月2日

社会背景の方がメインテーマなのかもと思ったけど、アートの世界も面白いです。美術展の見方が変わりそう。現代アートは理解できないとよく言われるけど、古典だって思うほど理解してないということに、読めば気付く人もいるのでは。ティム・ブラウンにまさかの再開も嬉しかった。
★21 - コメント(0) - 2016年11月30日

ちょっと物足りなかったかな。
★4 - コメント(0) - 2016年11月21日

クリスティーナ、貴女は強い。どんなに苦しいかわかってる。分かってるからこそ貴女の強さが。。。羨ましいしいのか、悲しいのか、実はよく分からない。自分の弱さが腹立たしい。泣くな泣くな泣くな!悔しくて泣いてないけど涙が止まらない。米よ、長崎に広島に原爆を落としておきながら、よくもいけしゃあしゃあと!これは小説だけど、原爆が大勢の人の命を一瞬で奪い、その子孫を今もこれからもずっと原爆病で苦しめ続けるのを知らん顔するな。この思いが根底にあるから米を手放しで好きになれない。続く
★26 - コメント(2) - 2016年11月21日

図書館本。MoMAでアートを愛をする人々の5つの連作短編。アートと災害を結びつけて考えたことは一度もなかったので、今回これを読めて本当によかった。「中断された展覧会の記憶」3.11とワイエス。読後クリスティーナの絵を初めてみたけれど、彼女の強さと福島の希望がより輝き、胸打たれた。「ロックフェラー・ギャラリーの幽霊」チャーミングなアルフレッド青年。「私の好きなマシン」「『知らないところで、役に立っていて、それでいて美しい。そういうものを『アート』と呼ぶ』」(130) しばらく目を離せなかった一節。→
★9 - コメント(1) - 2016年11月21日

絵を愛する人々のハートウォーミングな連作短編集。全編を通してキーパーソンが登場し、彼を知る人たちから語られる逸話の興味深いこと、優しいこと、哀しいこと…。美術は詳しくないけどそれでも楽しめた。
★15 - コメント(0) - 2016年11月21日

すごくよかった。「中断された展覧会の記憶」は、ぐっとくるものがありました。「クリスティーナの世界」(アンドリューワイエス)の絵の常に前向きなクリスティーナの生き方と、これからの困難に立ち向かっていく福島の姿が、上手に重ねられていた。「大多数の人たちには、捨てられない日常があるんです。それが現実なんです。」「電力会社も日本政府も、誰も謝罪しなければ、詳しい説明もない。全くどうなっているんだ、日本という国は」クリスティーナがいつも前を向いて生きているってことを、画家がみんなに見せたかった。素敵な言葉です。
★51 - コメント(5) - 2016年11月15日

MoMAを舞台にしたオムニバス形式の作品。一話目は日本に作品を貸し出すという設定で、一番切なくも嬉しく、希望を持てたお話。小学校に上がるか上がらないかの少女が小一時間絵画の前から動かず戻ってきたと思ったら、絵と会話をしていたという。そんな感受性の豊かな子がいることに相当びっくりしましたけどね。
★8 - コメント(0) - 2016年11月11日

Tui
初めて一人で観に行った美術展がMoMA展だったことを思い出しながら読んだ。世界的な現代美術館の代表作をモチーフにした短編集。のっけからワイエスの好きな絵が登場し、やられた。美術館にまつわる人物の悲劇や歴然とした力関係、作品の運搬やセキュリティなど、絵を観るだけでは知ることのない美術界の裏方がテーマだ。作品を描いた人、美術館を造った人、企画展を数年がかりで立案する人、作品を守る人、そして運ぶ人。すべてを慈しみつつ感謝する、原田マハのキュレーターとしての優しさがあふれる本。美術館好きな方なら、ストライクです。
★98 - コメント(2) - 2016年11月8日

ニューヨーク近代美術館MOMAを舞台にした5編の物語。展覧会で素晴らしい絵画が私たちの目に触れるまで、そこには大きな物語がある。美術館、そこで働くキュレーター、ディレクター、館長たちが長い年月の末、他国との交渉やや政治的背景、災害の影響などを考慮してなされる。肉筆迫る生きた絵画を見れる尊さを改めて感じた。
★44 - コメント(2) - 2016年11月7日

全く自分が興味のない分野だったけど、やっぱり原田マハさんの文だとリズムよく読める。 美術館ほとんど行ったことないけど行きたくなりました。
★1 - コメント(0) - 2016年11月5日

ニューヨーク近代美術館に関するオムニバス。「中断された…」は胸が痛くなりました。中止の作品の引き揚げを決めたのはMoMAなのに撤収費用一切借り受け側が負担する取り決めなんだなぁって。
★7 - コメント(0) - 2016年11月5日

ニューヨーク近代美術館MoMAを舞台にしそこに関わる人々の物語。短い短編集だけど絵画やアートを愛する気持ちが伝わってくる。東日本大震災や9.11の話は辛くて嫌だったけど、希望の光を少し入れてくれたのが救いだった。
★20 - コメント(0) - 2016年11月1日

ニューヨーク近代美術館momaにちなんだ5つの短編集です。よかった。一番好きなのは1話目。東北の震災やニューヨークのテロがリンクしてきて、「嗚呼、あのときにの」と、リアリティーがあるお話でした。知らない美術の世界につれて行ってもらった気分です。「楽園のカンヴァス」や「暗幕のゲルニカ」のスピンオフの様な印象もうけ、原田マハさんの世界が自分の中で、繋がり、広がりました。
★50 - コメント(0) - 2016年10月31日

MoMAに行ってみたくなった。特に最後の話が好き。
★6 - コメント(0) - 2016年10月24日

この本は ニューヨーク近代美術館(MoMA)を取り巻く 人たちを描いた短編集です。原田ハマさんは、ここでの勤務経験もあるそうですが…威厳があり気高いMoMAに身を置けたこと、また 心に熱いものを秘めた人たち(キュレーター、特別展など企画運営する人たち、モダンアートの魅力に取り憑かれた人たち…)と触れ合えたことは、貴重な体験であると同時にとても誇りに思えたことでしょう。そんな経験から生まれたような5つの物語…日常感漂う背景、 穏やかな語り口の中にも情熱や切なさが胸に染みてきます。そして読み進むうちにMoMA
★1 - コメント(1) - 2016年10月8日

MomAにまつわる短編集。マハさんの絵画に対する愛情が伝わってきます。
★14 - コメント(0) - 2016年10月5日

ニューヨーク近代美術館(MomA)に関わる短編集。東日本大震災や911の話は読んでいて辛かったし切なかったけど、希望の光が見える終わり方に最後は優しい気持ちになれました。行ってみたい美術館はいろいろあるけど、マハさんの小説を読むとやっぱりMomAに行きたくなります。それにピカソやマティスがもっと好きになりました。出てくる絵すべて観てみたいです。マハさんの美術愛と綺麗な文章も素敵でした。
★35 - コメント(0) - 2016年10月2日

モダンの 評価:100 感想・レビュー:845
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