モダン

モダン
あらすじ・内容
ニューヨークの中心、マンハッタンに存在し、1920年代から「ザ・モダン」と呼ばれたモダンアートの殿堂。それが「MoMA」ニューヨーク近代美術館。近現代美術、工業デザインなどを収集し、20世紀以降の美術の発展と普及に多大な貢献をしてきたこの美術館を舞台に、そこにたずさわる人々に起きる5つの出来事を描いた自らの美術小説の原点にとりまくんだ美術小説短編集がついに刊行。

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モダンはこんな本です

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モダンの感想・レビュー(1663)

☆☆☆
- コメント(0) - 3月20日

Nan
原田マハ。 MoMAを舞台にした短編5話からなる。東北の大地震で展示会の中断を余儀なくされ、放射能問題もあって貸し出していた『クリスティーナの世界』の返却に立合う杏子。展覧会に込めた福島の美術館員の気持ち、それを受け取る杏子。作品に込めた熱い思いにぐっときます。9.11で切磋琢磨してきた友人でありライバルのセシルを失ったローラは未だそのショックから体調を崩したままだ。2人それぞれ専門とするピカソ展とルソー展をやろうと励ましあった。楽園のカンヴァスに登場したキュレーターも登場。やはり絵がローラの心を癒してい
★13 - コメント(0) - 3月17日

★★★★☆MoMAを舞台にした短編集、5編収録。本自体薄く、各短編も(文字通り)短くて読みやすいが、余韻が残り心地良い読後感だ。MoMAの監視員が出会った不思議「ロックフェラー・ギャラリーの幽霊」とマシンの美しさを感じた少女の回顧「私の好きなマシン」が特に好き。どちらも、MoMA初代館長のアルフレッド・バー氏がキーパーソン。バー氏の語る「美しさ」についての言葉がすてきで、この精神に基づいているMoMAにまじで行きたくなる一冊。マハさんならでは、マハさんにしか書けない物語だなぁ。
★16 - コメント(2) - 3月16日

MoMA ニューヨーク近代美術館にまつわるストーリー 、5話からなる短編集 。「中断された展覧会の記憶」「ロックフェラー・ギャラリーの幽霊」「私の好きなマシン」「新しい出口」「あえてよかった」時の流れは掲載順とは前後している。美術に詳しい著者は 9 .11 や 3 .11 にも絡んで著述することが多いようだ。本作品の続きとも言える作品を以前 読んだ気もする 。第1話 に出て来る、アンドリュー・ワイエス という画家と その作品「クリスティーナの世界」は共に知らなかった。美術、絵 と 著作を両方 楽しめる。
★20 - コメント(0) - 3月14日

MOMAを舞台にした短編集。名画への愛が福島を傷つけた。その名画に導かれるようにもう一度福島に戻る決意をした杏子。アートへの愛が強いあまり、ゴーストになってもそばを離れない元館長。敬愛する人が職場を追われて孤独に死んだ。でも、彼の思いは少女に受け継がれた。9.11のPTSDに苦しむローラは職場を辞した。それは負けではなく、アートへの素朴な愛ゆえだった。傷ついた人間を蘇らせたのは、一度傷ついたら二度と元には戻らないアートたちだった。人類の宝物に心をもりもり耕され、生き返ったような気がする。またいい夢を見た。
★130 - コメント(2) - 3月11日

久しぶりの敬愛する原田マハさんの作品。やはり面白いし、芸術への愛情が強く感じられます。MoMaへ行ってみたいですね♬作中に出る作品をスマホで確認しながら読ませて頂きました。勉強になりました!
★67 - コメント(0) - 3月5日

恥ずかしながら、芸術に興味がなかった僕は、マハさんの美術小説シリーズで初めてキュレーターなる職業を知りました。そんな僕に、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に行ってみたいと思わせるのだから、マハさんは物語を通じての凄腕キュレーターです。本作は短編集なので、出来不出来はありますが、平均点以上に楽しませてもらいました。また見てみたい!と思う芸術作品も増えました。
★34 - コメント(0) - 3月5日

暗幕のゲルニカの後に読みました。ニューヨーク近代美術館を舞台にした短編集なので、共通する人物や作品が登場しました。実際に働いていた原田さんならではのリアルな表現。暗幕のゲルニカに比べて読みやすい短編集でした。
★23 - コメント(0) - 3月5日

美術館で働く人たちを描いた短編集。要点を掴むのに苦労した話もあるけど、アートに触れる素晴らしさを違う視点で味わえました。いつか、MoMA、福島県立美術館に行ってみたい(*^^*)
★15 - コメント(0) - 3月3日

MoMAを舞台にした5編の短編集。MoMAに勤務したことがあるマハさんの経験がふんだんに活かされている。『アート』に対する定義などはマハさんの素の考えが投影されているようにも思えます。『新しい出口』はピカソに対する熱い想いが感じられ、これが『暗幕のゲルニカ』へと繋がるのかな。ティムが出世して登場していたのも嬉しかった。『中断された展覧会の記憶』あの3.11の震災に見舞われた福島の美術館を絡めた話は、短いながら災害や原発事故といった自分ではどうしようもない出来事に対して、やるせなさを感じる作品でした。
★81 - コメント(1) - 3月2日

MoMAにかかわる人々を主人公にした短編集。「ロックフェラー・ギャラリーの幽霊」お茶目で可愛い幽霊だわ。MoMAへの思いがひと際強かったのでしょう。彼への著者の愛を感じました。
★16 - コメント(0) - 2月28日

アンドリューワイエス作「クリスティーナの世界」。また、マハさんの本で新しい絵に出会えた。同時に、震災がもたらす美術館の展示への影響も初めて知った。☆☆☆
★12 - コメント(0) - 2月26日

全て、ニューヨーク近代美術館を舞台にした物語の短編集です。マハさんの、実際にそこで働いておられた経験と知識がふんだんに表現されているので、「おー、そうなのかあ」と、美術館の予備知識の勉強になります。物語的には、みなダイナミックな展開等はありませんが、そこに関わる様々な人間模様が、芸術を中心に繋がっていく暖かさが、とても心地いいお話ばかりで、ほっこりと安らぎました。いつかは私もMoMAに行くぞ!
★2 - コメント(0) - 2月22日

著者は東日本大震災、9・11、MoMA初代館長、この3つに思い入れが有り、書きたかったのだろう。美術館員の仕事がリアルに(詳細ではないが)描いて有り、そこに身を置いていた私には本の中の言葉や描写以上のモノが後ろに広がって見え、それぞれ短編ではあるが長編に匹敵するほどの読後感があった。 特に一話の震災でワイエス展の中止を余儀なくされた福島県美の話では、主人公と福島、双方の学芸員の気持ちが良くわかり何度も涙した。ひとつの作品、展覧会が誰かの人生や生き方に大きな影響力を与える事に気付かず仕事をしていた自分に反省
★13 - コメント(1) - 2月22日

「暗幕のゲルニカ」の次に読みまして、マハさんはピカソに深い愛情をお持ちなのかなぁと感じながら読みました。そして、9.11はマハさんに取っても大きな衝撃を与えたのだろうと。主人公を通して自分自身の心情を表現しているような…。まだ描きたいことが沢山あるのではないかなと、そして飲み続けていきたいなと感じました。
★17 - コメント(1) - 2月20日

MOMAにちなんだ、5つの短編傑作。311、911の悲しい記憶を乗り越え、前向きに変えるアートの力、新進の美学でアート・デザイン界を牽引し続けたMOMAの初代館長アルフレッドへの深い敬意が、平易で暖かな言葉から伝わってくる。1、4、5作目は英文題名のほうが断然しっくりとくるかも。
★31 - コメント(1) - 2月19日

ニューヨーク近代美術館MoMAを舞台にした短編集。どれも良かったが、中でも「私の好きなマシン」が好き。建築やデザインの美術展も見てみようと思った。
★11 - コメント(0) - 2月18日

楽園の。。。とは違うし、ちょっと考えさせられ私には重たかった。 でも、明日に進めと言われているようでよかった。
★14 - コメント(0) - 2月18日

おもろかった。短編5作すべて秀作で、読後ジンワリくるわ。『私の好きなマシン』が特によかったな~。「知らない所で役にたっていて、それでいて美しい。それをアートと呼ぶ」、痺れたね。。好きなのは「ベアリング」にも共感!!なんか素直に素敵やな~と思うわ。。
★24 - コメント(0) - 2月17日

いつも観にいく側なので裏から美術館に関わる人たちの物語が面白く、せつなく読めた。絵に限らず美術館に展示されることで新たな芸術分野となることを知り、美とは芸術家という一部の人間だけが生産できるものではなく、見いだす者がつくることもできるのだと思う。「アンリ パブロ」の展覧会、観てみたい‼︎
★26 - コメント(0) - 2月16日

しっとりした雰囲気のある短編集。
★12 - コメント(0) - 2月14日

MoMAを舞台にした5つの短編集。震災と福島の美術館を描いた「中断された展覧会の記憶」が最も印象的でした。あの頃のことを描いたもの、涙なくして読めません。
★131 - コメント(0) - 2月9日

絵画を取り巻く人々の生きざま。
★23 - コメント(0) - 2月9日

ゴッホとゴーギャン展を観に行って、そしてその関係性に興味を惹かれて、なにか読み物でないかな、と探してこの本にたどり着きました。そして、絵画は生きているのだなぁと。絵がそこにあるのは、描いた人がいたからなのだ、それを守り展示してくれる人がいるからなのだという当たり前すぎることしみじみと感じました。
★19 - コメント(0) - 2月7日

美術館で働く人たちの想いが多角的に詰め込まれた作品。展覧会ってこう開かれるのかなとか、こんな想いで作られているのかなと思うとバックグラウンドを覗き込みたくなってしまう。地方の美術館に行きたくなった
★10 - コメント(0) - 2月6日

読んだらMoMAに行きたくなる本。ティムの名前が出てきて楽園のカンヴァスを読み返したくなりました。内容は物語としては良いものなんだけど、しんみりするものが多かったです。
★11 - コメント(0) - 2月6日

「知らないところで、役に立っていて、それでいて美しい。そういうものを『アート』と呼ぶ」。ニューヨーク近代美術館(MoMA)で機械が芸術作品として展示室に並べられるコンセプトが短編のひとつ「私の好きなマシン」で語られています。この短編集でもマハさんの美術に対する溢れる愛情が感じられて、美術作品に囲まれているかのような心地よい時間を過ごすことができます。造形芸術を言語芸術で伝えるって素敵なことですね。
★88 - コメント(0) - 2月5日

「中断された展覧会の記憶」素晴らしかった。杏子さんが主役だけど、伸子さんの怒り、哀しみがビンビン伝わる。「楽園のカンヴァス」の主人公も女性三人暮らしだたけど、なんとなく早川織絵さんと伸子さんを重ねてしまうな。英題は"Christina's Will"だけど、こちらの題も作品を表していて素敵。
★10 - コメント(0) - 2月4日

知らない美術の世界ながら心惹かれる⭐美術館という箱の中でどんな人たちが動き想いをやりとりしてるのか…それぞれ素敵な話だった♪
★24 - コメント(0) - 2月2日

原田マハ月間。ニューヨーク近代美術館MoMAを舞台にした短編集。良かった、感動した。特に良かったのは工業デザイナーのジュリアと初代館長アルフレッドの出会いを描いた「私の好きなマシン」かなー。知らないところで役に立っていてそれでいて美しい、そういうものを「アート」と呼ぶ。3・11を題材にした「中断された展覧会の記憶」も良かった。
★34 - コメント(0) - 1月25日

またもや原田マハさんの世界に引き込まれてしまいました。美術館に行きたくてうずうずしてしまう。
★9 - コメント(0) - 1月21日

ニューヨーク近代美術館で働く人たちの小説。311の東日本大震災、911テロも絡めてある。 フィクションではあるも、アートは世相や思考、主張の形なのだと改めて思い、アートの位置づけや範囲を必死に確立して来た人たちがかつて居り今も居るって事に感動した。心が震えてじんわり涙が上がってきてしまうような本だった。
★22 - コメント(0) - 1月18日

ena
ニューヨーク近代美術館で働く人々の5編。「中断された展覧会の記憶」の初出が2011年のオール讀物12月号であったので、東日本大震災の影響を受けた展覧会に関する話をすぐに書かれていたことに少し驚いた。まだ原発事故の二次災害の情報が混乱した中での作品かも知れないと思ったらマハさんの勇気とエールを感じて敬服する思い。「私の好きなマシン」の「知らないところで、役に立っていて、それでいて美しい。そういうものを『アート』とよぶ」工業デザインをアートとして展示した初代館長へのリスペクトを感じふわっと暖かなものを感じる。
★61 - コメント(0) - 1月16日

どれもすごく良い話でした。一つ目の中断された展示会の記憶で涙が出そうになりました。現実にあった事と絵画が上手く絡められていて、いつの時代も人間と芸術はともに生きていたのだなと…。出てくる作品には知らないものもあり、ますます絵画への興味を深くなりました。ティムが出てきてちょっと嬉しかったです。
★18 - コメント(0) - 1月16日

マハさん得意の美術短編集。普段美術館などに行く機会がないのですが、行きたくなるきっかけを毎回作ってくれる彼女の作品のひとつ。楽園のカンヴァスのティム&トムブラウンが登場も良かった。9.11や3.11に絡んだ話もあり、いろいろ美術に関する知識もまた少し深めることができた。より一層MOMAに行きたくなりました。マティス&ピカソとはいきませんが、まず近場で開催中のゴッホ&ゴーギャン展を観に行きたい気持ちになりました。
★107 - コメント(0) - 1月11日

「おもしろいかおもしろくないかは、誰かに言われて決めるんじゃなくて、見た人が自分で決めていいのよ。」そう言える大人になりたい。箸の対応にしてもそうだ。相手の要望に最大限応えようと努力する。we are happy to see you そう言われるような人になりたい。
★10 - コメント(0) - 1月9日

マハさんの短篇集。「中断された展覧会の記憶」福島の美術館とクリスティーナの世界、「ロックフェラー・ギャラリーの幽霊」監視員と謎の青年、「私の好きなマシン」8歳で訪れた世界でもっともすばらしい場所、「新しい出口」9.11でPTSDに苦しむローラとアンリとパブロ、「あえてよかった」Happy to see you、どれも軽く読めて気持ちがほっこりするような話。
★19 - コメント(2) - 1月9日

ティム&トム(楽園…)が登場してきてニヤニヤしちゃった。本書はMoMAが舞台の短編集。薄い本なので軽く読めるかな?と思ったけどとんでもない。3.11や9.11を絡めた話しだったり、MoMA初代館長アルフレッド・バー氏が登場したり、最後の短編は著者自身を投影しているかのような内容だった。MoMAに行きたいなあ。
★15 - コメント(0) - 1月8日

KEI
図書館本。美術知識がなくとも、アートを軸に広がる人間模様を読むだけでも十分面白い。絵画などはビジュアルで情報を入れておけば、もっと世界が広がって面白いのだろう。
★21 - コメント(0) - 1月6日

モダンアートの最高峰MoMAに関わる人々を主人公にした短編集。警備員からパートタイムのアシスタント、キュレーター、はたまた初代館長まで、MoMAで働く人々すべてに愛情をもって描く姿勢に、原田マハさんの美術に対する思いを感じました。震災直後の福島の「中断された展覧会の記憶」、9.11の「新しい出口」と災害と芸術の関わりに心揺さぶられる一方、「あえてよかった」の地味だけど本当のプロフェッショナルのありかたに感銘を受けました。
★12 - コメント(0) - 1月6日

モダンの 評価:100 感想・レビュー:876
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