シャイロックの子供たち (文春文庫)

シャイロックの子供たち (文春文庫)
あらすじ・内容
支店の中に“怪物”がいる——

現金紛失事件の後、行員が失踪!? たたき上げの誇り、家族への思い、上らない成績……事件の裏に透ける行員たちの葛藤。傑作群像劇

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347ページ
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陸王
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シャイロックの子供たちの感想・レビュー(4518)

群像小説全10話。前半は実話かと思うほど。仕事でストレス感じている人はますます心痛めそう。ガネーシャを読み終わった直後なので急に現実に引き戻されたようで、途中で読むのやめようかと思った。後半は事件性が出てきてからの展開が早く、明かされる種が次々に出てくるのでミステリーとして面白かった。ヴェニスの商人に絡めて登場人物の中の誰が誰みたいと見るのも面白いだろうが、もっと大きく、ある時代の社会そのものがシャイロックなのではないかしら。第10話最後の一行が意味深い。
★7 - コメント(0) - 2月24日

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2013/08/post-d581.html
★2 - コメント(0) - 2月24日

元銀行員の池井戸さんの銀行を舞台にした作品はどれもリアル。友人の銀行員からも「これホントの話だよ」と絶賛。やっぱりリアルな話は面白いですね。
★5 - コメント(0) - 2月22日

章ごとで主人公が変わっていきながらも1つの物語になっているという展開。7つの会議もそのような形式だったような。長原駅近くに昔住んでいたので懐かしいです。書かれていたように地下のホームでしたね。書かれている銀行員たちが身近にいそうな感じもあり等身大でした。いろいろな人間模様が面白くもあり、恐ろしくもある。のどかな商店街の中の銀行内で、いろいろな出来事が起こっているかと思うと怖い。うまくいっているように見える人がそうでなかったり、うまくいってなさそうな人も策略を考えていたり。銀行員ってやっぱり怖い?
★20 - コメント(0) - 2月19日

いつものように銀行が舞台だけど、たくさんの人物毎に章を分けて書かれているのが新鮮で飽きなかった。 しかし、最後がめちゃ気になる終わり方。あの人のお兄さんがあの人ってこと?
★8 - コメント(0) - 2月19日

え、ここでおわりなの?ある意味ドラマ版半沢的終わり方。
★4 - コメント(0) - 2月17日

ある町の銀行の支店で起こった現金紛失事件。 失われた100万円の帯封が私物のバッグから発見され、女子行員に疑いがかかるが、それは誰かに仕組まれたものだった。 彼女の無実を信じ、犯人捜しをしていた上司は突然失踪してしまう。 二転三転する、犯人捜し。事件の裏に透けて見える行員たちの様々な葛藤。 這い上がろうとする者、墜ちていく者、組織の歯車として生きていく厳しさ。 見事に描かれていて、あっという間に読み終えました。 最後がちょっと物足りなかったような気もしつつ、読者の想像に任せる終わり方も悪くないかな。
★8 - コメント(0) - 2月16日

★★★★☆
★4 - コメント(0) - 2月15日

スーパーヒーローの登場しない、一支店を舞台にした銀行ミステリー。犯人も含め働く者の悲哀が描かれ、ちょっぴり切ないものの悪くない読後感。
★13 - コメント(0) - 2月11日

金融企業に巣食う、歪んだモチベーションに溢れた群像劇。各章登場人物の視点を変えながら、連作短編で進行するシンクロストーリー。共通するのは、一流と言われる銀行の中で、其々の目的・目標に向かってただただ走るその姿は、客観的に視ると「行き過ぎ」感もあるが、「誰もが一生懸命、必死に生きている」。それだけに一旦心が折れると壊れるのも早い。人間が持つ強さと弱さに、ミステリー要素をリンクさせた「考えさせられる作品」。堪能した。r
★53 - コメント(0) - 2月7日

池井戸潤と言って先ず思い出すのは、「倍返し」のあの物語だが、この小説は舞台は同じ銀行でもヒーローは登場しない。パッとしない地方支店で仕事に苦しむ人々の物語である。結末は決して明るくはないが、ストーリー展開のおもしろさについ一気読みしてしまった。
★10 - コメント(0) - 2月5日

いつものような痛快な銀行小説かと思っていたら後半はミステリー要素が強くなっていき結構ハラハラする展開でした。しかし、結局は解決してないし全然すっきりしなかった。悪いやつをバッサリ切る!みたいなのを期待していたのでちょっと残念でした。
★31 - コメント(0) - 1月30日

著者の銀行小説がとてもおもしろいと思って読んでみた第二作目。なぜこんなに銀行に詳しいの?と思ってたら元銀行員でしたか。なるほど(笑)。この小説はミステリの要素に期待して読み始めましたが、働く行員の「家族」への想いが出てくるシーンがいくつかあって、胸打たれ感涙もしばしば。特に第2章は良かった。ミステリの部分については、もう少しズキューンとくるものを期待していましたが、全体的には十分に楽しませていただきました。
★8 - コメント(0) - 1月29日

お客様第一ではなく成績のための銀行でいろんな人が絡み合う話ですが、最後はモヤモヤです…
★11 - コメント(0) - 1月21日

箸休めに池井戸本。氏得意のメガバンク日乗。熾烈なラットレース。一支店の中で絡み合う人間模様を相変わらずの読ませる筆致で描き楽しめるが爽快感とは無縁で他の作品群とは趣が異なる。★3
★9 - コメント(0) - 1月21日

銀行員はどの職種でも大変というのがよく分かる。お客様第一に考えると出世できない。リスクを隠して投信を売ったり、金利の知識の低い人に高金利で金を貸さないと成績が上がらない。銀行も会社経営だから利益を出すために仕方ないのは分かるけど・・・。トラブル時に保身のために部下のせいにするのは、どこの世界でも同じなんだなと思った。日本は下っ端の人間に弁明する場が与えられずに涙を飲まなきゃならない事が多すぎる。小説全体の流れは知らない世界で新鮮味があると同時に個々の人間模様はとても親近感を感じるものだった。
★12 - コメント(0) - 1月21日

短編連作それぞれの銀行員の人間模様、銀行内部など全く知らない世界で興味深く読めた。が ラストが謎〜!私の読解力がないのかな…どゆこと?とモヤモヤ。イヤミスばっか読んでたからたまには違うジャンルを と読んでみたけどこれもかなりのイヤミス…モヤミス?w明日この本を貸してくれた義母とラストの謎について話し合いたいw
★8 - コメント(0) - 1月21日

過去の池井戸作品のスカッと感を求めたのですが…。モヤモヤです。
★4 - コメント(0) - 1月16日

★★★★★ 同著者の「7つの会議」を読んだ勢いで、一気に読み干してしまった。現代の銀行の一風景、どこにでもありそうなパワハラ事件、現金過誤事案、社内恋愛、出世競争・・・の典型をデフォルメしたような短編集が、ひとつのミステリーに紡ぎ上げられるようだ。短編一つ一つに、次を読みたいさせる種と、あの時どうだったっけと読み返したくなる衝動が湧く。 そして、どんな仕事であれ、真っ当に取り組んで、まともに評価され、帰るべき家庭があることが、どんなに幸せかと考えさせられた。
★13 - コメント(0) - 1月12日

読みやすく、面白かった。 様々な登場人物の話が各章ごとに語られ、最終的にすべて繋がって一つの話になる。
★8 - コメント(0) - 1月12日

銀行のある支店の様々な事件と人間模様。甘えが招く癒着の構造という標語か本編に出てくるけど銀行はちょっとした気の緩みが不正を招くかも。職場で扱うお金はお金とは思うな!これは私の標語です。
★16 - コメント(0) - 1月10日

短篇がパズルのように組み合わさり銀行内で起きた事件を展開させていきます。多くの登場人物が出ますが、一人一人のバックグラウンドが見えてくるために感情移入がしやすい物語。それにしても銀行というのは、ここまでえげつない組織なのでしょうか。上役の姿勢がそうさせているのでしょうか。少し興味のある所です。「負け犬は最初から負け犬なのではない。負け犬だと思った時から負け犬になる」。なるほどねぇ~、格好いい言葉ですが、運命ってねぇ~。
★13 - コメント(0) - 1月8日

短編集的な流れのなかのエピソードが最終的にある事件につながっていき、よい構成なんだが、正直盛り上がりに欠けるなー、という感じだった。
★7 - コメント(0) - 1月7日

銀行の支店で働くサラリーマン一人一人の焦点を合わせた短編集。かと思いきや支店での事件に発展していく長編でした。登場人物には向上心や野心、出世欲もあり、挫折があり、焦燥感がありと色々なキャラクターがいるが、共通していることは、皆愛する家族がいること。『負け犬は最初から負け犬なのではなく、負け犬だと思ったときから負け犬になる』もうちょい頑張ってみますか!
★17 - コメント(0) - 1月7日

それぞれの視点で、それぞれの話が進んでいく。一つの話が中途半端に終わっても次の話で答をさらりと組み込んで、また更に謎を組み込んでいたり。それを最後に綺麗にまとめ上げ、伏線を回収しきるのが凄い。文章も読みやすかったし、他の作品も読んでみたい。
★3 - コメント(0) - 1月6日

楽な仕事はないと思うけど、この作品に出てくる銀行員の仕事の苛酷なこと!今までほとんど知らなかった世界に触れたというだけでも、とても新鮮な読書体験でした。
★14 - コメント(0) - 1月6日

池井戸さんだけあって、銀行内部のドロドロが…なんだか暗い気持ちになるばかりの話だった。最後のえっ?!そうだったのかぁ!とサプライズが。視点によって、同じ出来事や人物が、違う印象になるのが面白かった。
★1 - コメント(0) - 1月4日

働く人、皆泣けるんじゃないでしょうか。「あ、これ、俺の職場や」。出世、金、出世、金と脅迫観念を植え付けられ、結果ばかりを求められる。「ああ、地獄」と一人絶望し、辺りを見回すと、皆そんな地獄で藻掻いてたという絶望。すらすら読めてストレス振りまくリーダビリティは流石。登場人物やシチュエーションをころころ変え、一つの事件を描き切る群像劇的ミステリ。ページを繰る手が止まりません。後半に近づくほど、スピード感が増します。とりあえず、本書はフィクションですが、銀行に対する不信感がザックリ芽生えるのでその点、ご注意を。
★11 - コメント(0) - 2016年12月27日

憎たらしい悪役が、正義感溢れる好漢をいじめ抜くが、最後に全てを回収してくれるという池井戸パターンを期待したが、悪役の方にも同情の余地を残した人物設定。それだけに結末にいつものスッキリ感は薄かった。文章は相変わらず読みやすく十分楽しめた。
★8 - コメント(0) - 2016年12月25日

最初は,短編小説かと思いきや,実は短編連作小説でした。主人公は変わっていくけど,同じ銀行の支店の話で,物語は続いていく…。犯人は誰?西木はどうなったのか?最後まで興味深く読むことができました。
★11 - コメント(0) - 2016年12月24日

銀行の仕事ってこんなに悲惨なん?こんなんやったら、みんなの仕事がつらくなるのあたりまえやんね。
★6 - コメント(0) - 2016年12月18日

半沢直樹シリーズ読んだあとだったので、読み終わったあとの後味の悪さにはムズムズしました。笑 でも凄くおもしろかったです!
★6 - コメント(0) - 2016年12月14日

一つの支店を廻る短編連作。登場人物がやや多く、出だしが『男』で始まる編もあるので、時々こんがらがりながら読了。いろんなタイプのバンカーを主人公にしながら話が進むからか、現実的で仕事に対する悲喜が良く見える。どんな仕事も大変だけど・・・読んでるだけで胃がきりきりしそうだわ。
★17 - コメント(0) - 2016年12月14日

銀行内部の不正とミステリーを絡めた話。現金不足でお客様への過払いの場合、行員が払ったのは目にした事があり、池井戸さんの話でやっぱりNGだったんだと知りました。お恥ずかしい…西木さんは最後までいい人でいて欲しかったけど、もしかしたら⁉︎の伏線を残して終了。せめてもの救いが北川愛理さんの存在。でも普通はこういう人で構成されているよね。と思いました。
★10 - コメント(0) - 2016年12月14日

KG
舞台は東京第一銀行長原支店に固定され、主人公を代えながら進んでいく連作短編。池井戸作品にしては珍しく、正義を追及する強力な人物が登場しないからか、モヤモヤが残る話が多い。何かしら後ろ暗いことをもつ主人公たちが、自分の行動を正当化したり、断罪を回避していくために駆け引きをしていく姿を追うことになる。中盤からは、裏に何かが潜んでいることを匂わせる状態で進むので、いったいこの支店で何が起きているのかと、ハラハラしながら読んだ。正しいと思われることが必ず勝つわけではないというリアル感はあるけど、スッキリはしない。
★11 - コメント(0) - 2016年12月14日

東京第一銀行長原支店。ロケット、タイヤなどのように、すかっとしないし心温かくもならない。銀行員の激務、悲哀。家族への影響。良識をもっていたら仕事にならないのか。ミステリーの要素もあり、一気に読了。
★54 - コメント(0) - 2016年12月13日

どんでん返しに次ぐどんでん返し。油断していたから驚いた。働くという事について色々考えてしまう。ただ一つ言えることは、誰もが皆、人間だ、という事。
★32 - コメント(0) - 2016年12月9日

東京第一銀行を舞台にしたバンカー達の悲哀。自分の実績の為に、過大な ノルマを部下達に過し、できないものはとことん追い詰めあげくのはてに 無能よばわり、その事であるものは精神的に変調をきたし、あるものは不正に手を染める。殺伐とした職場の中に正義はあるのか?かすかながら希望の 光が見えた途端、どんでん返しが。ここの話は短編だが全体につながって 怖さが倍増。さすが池井戸潤。おすすめ度☆☆☆(~Max☆5)
★34 - コメント(0) - 2016年12月4日

相変わらずキツイ業界ですね。物語は重い展開もミステリとしては、含みを持たせたこの終わり方、好きですよ。
★7 - コメント(0) - 2016年11月30日

★★★★☆
★4 - コメント(0) - 2016年11月27日

シャイロックの子供たちの 評価:76 感想・レビュー:1424
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