色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)
あらすじ・内容
多崎つくる鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。
何の理由も告げられずに――。
死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。
全米第一位にも輝いたベストセラー!

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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年はこんな本です

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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の感想・レビュー(3484)

「正しい言葉はなぜかいつも遅れて後からやってくる。」間違った言葉なんてあるのか何が正しい言葉なのかは分からないけど、多崎つくるの丁寧に選ばれた言葉を使った話し方は好きだったなぁ。そんな丁寧な多崎つくるが何故グループから排除されてしまったのか、早く真相か知りたくてサクサク読んでしまった。沙羅と幸せになっていてほしいな。
★5 - コメント(0) - 3月25日

本題は『巡礼』であり、灰田がどこへ行ったかや、沙羅との話の内容がどうだったかには触れられず、静かに話は終わる。下戸のはずのつくるのお家に村上作品御用達のカティサークが備わっていたことに少し笑ってしまった。飛行機の中で読んだけれど、内容・読後感ともに好きだった。
★6 - コメント(0) - 3月25日

洒脱と言えば聞こえがいいけれど、全体的に格好つけてんなあって感じ。あんまり気障な上に話自体も山無し落ち無しというか。 端的に好みじゃない。
★12 - コメント(0) - 3月24日

面白いとか感動する話ではないけど、心に引っかかる。主人公の心の描写が独特。すべて共感できないから逆に考えてしまう。また、すべての巡礼が終わったら、『完璧な人間関係の調和』のことを別の面で捉えたことにおどろいた。
★14 - コメント(0) - 3月24日

音楽、文体、死、男、女、喜怒哀楽…すばらしい、いろんなことが詰まったバランスのよい一冊。
★15 - コメント(0) - 3月23日

初村上春樹作品。電車に乗ってる間に読了。後の教養の為に読もうと思って手に取りましたがこういう作品を読んだのが初めてだったので読み終わったあとはなんとも言えない感じになりました。後でレビューをみてみたら犯人についても言及がされていてああ、なるほど…となりました。しかし灰田は結局なんだったのでしょう…ラジオで批評本?も含めると面白い、とおすすめしていたので批評本もあれば読んでみたいです。
★16 - コメント(0) - 3月22日

ん〜ちょっとよく分からなかった。難しい。 結局、灰田は何だったのかな。
★10 - コメント(0) - 3月20日

ストーリーは村上春樹の小説の中でもシンプルで読みやすい。登場人物も名前もキャラクターもとてもわかりやすい。かといって単純で退屈という訳でもなく、村上春樹独特の世界観と味わい深さがある。今回の舞台は珍しく地元の名古屋。名古屋の風景が分かるような描写はあまりなかったが、東京から程よい距離の都市である名古屋が舞台なのには何か意味がありそう。
★12 - コメント(0) - 3月19日

当時のモチベーション的に、冒頭を見た瞬間に避けてしまったこの本。ようやく落ち着いて読めるまで1年以上あたためて、今日1週間とかけずに読み終える。自分と重なる部分やそれ以上に様々な教示が込められたこの作品は、深く今の自分に染み込むものでした。当時の自分では、必要がなかったネガティブに近い様々な塾考は、それを乗り越えた瞬間の自分には重かったのだろうかと思う。強いポジティブな感情がきちんと身に染みている今では、引き寄せられることもなく、ただただ共感。色々乗り越えた主人公と自分を重ねたりして。
★16 - コメント(0) - 3月17日

それは石のように硬く揺らぎない完璧な勃起だった。(261㌻)
★9 - コメント(0) - 3月16日

ハイティーンのはかなくも完ぺきな調和。現実の世の中にはそんなものの居場所はない。崩壊せざるを得なかった過去と向き合って受け入れて未知へと駆け出していく物語。
★20 - コメント(0) - 3月14日

村上春樹デビュー。勝手なイメージで想像していたより何倍も読みやすかった。ひととまっすぐむきあうって大事。ちゃんと会って直接はなす機会大事。ミスターグレーはどこへいってしまった。
★16 - コメント(0) - 3月14日

あらゆる言語を使っても、説明するにはむずかしすぎるものごとが人生のうちにある。 多崎つくるは、自分に起きたものごとを言語化するために旅に出る。 言語化出来たとき、彼の旅は静かに終わった。
★15 - コメント(0) - 3月12日

エッセイは読み終えたことがあるものの(むしろ好きだ)、 フィクションの物語は読み終えられなかった村上春樹。 良い。 ずっと美しい文章が、しつこいくらいの自己分析の文章が続くも、 それらを餌にした最後の3行がとても美しかった。
★15 - コメント(0) - 3月11日

考えさせてくれる本、いわゆる毒のある本を読むことは大切ですよね。個人的に、村上春樹氏の書く本はその種の本だと思ってます。
★14 - コメント(0) - 3月11日

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フィンランド旅行前にもう一回読んでおこうと思って再読。静かな森、ボートの浮かぶ湖、点在する別荘、賑わう広場。クロへの巡礼の場面で描かれる風景はとても魅力的で、存分に味わってきたい。「どんな言語で説明するのもむずかしすぎるというものごとが、私たちの人生にはあります」物思いに耽る一人旅になりそう。
★17 - コメント(0) - 3月11日

初村上春樹。いわゆるハルキスト達がどんな風に受け止めるのかな、と思ったけれどここではお初の方が多いみたい?前情報が多い作家なだけにどう受け止めたらよいのか困った。素直な感想としては、もう少し何か欲しかったというところ。あえてそれをしない作家なのだとしたら、ちょっと物足りない。全体的にはテンポもよく面白かったけれども。なぜこの人がノーベル賞候補になるのか、とか多くの人に支持されてる部分はどこなのか、とか考えるとよくわからない。もっと作品を読めということ?もっともやもやするよ、と人に言われた…ううーん…。
★12 - コメント(0) - 3月10日

騎士団長殺し読了後に、未読だった本作にも手を出してみた。春樹流の青春小説で、ラブストーリー。ノルウェイの森と同じ箱に入ったかな。ノルウェイを再読したくなった。
★2 - コメント(0) - 3月9日

無駄を削ぎ落としたフランツ・リストのピアノがプチパラレルに引き込む。
★12 - コメント(0) - 3月8日

新作「騎士団長殺し」発売で話題になっている村上春樹氏。けっこう嫌いな人が多いんだなぁ~と苦笑いする気分で読み始めましたが、私はやはり大好きです。 かつての親友たちとの再会シーンは良かったです。特にフィンランドでエリと再会して長時間抱きしめているシーンが好きです。 恋人・沙羅との展開は胸がしめつけられますが…個人的にはハッピーエンドでクリアな読後感でした。
★17 - コメント(0) - 3月8日

思ったよりよかった。色彩に、こだわりすぎな感じあり。
★12 - コメント(0) - 3月6日

難しかった
★6 - コメント(0) - 3月4日

★★★★☆
★5 - コメント(0) - 3月3日

図書館に行く暇がなく,積読用の文庫をたまたま手に取った。折しもこの作家の新刊が出たと世間が騒いでいるこのごろ。推理小説のようで面白かった。文章が無駄なく構築されていて,一気に読んだ。ただ人物像にあいまいなところがあり,書き尽くされていないような。世界的人気作家だそうだが,今まで読んだ作家の中の一人と思った。
★16 - コメント(0) - 3月1日

初村上春樹さんでした。つくるが過去を知るために旅をする過程にどうなるんだろう…思いながら読み進めました。沙羅とはどうなったんだろう?と結末が若干気になりましたが、終わり方はとても好き。読みやすかったです。
★15 - コメント(0) - 2月27日

この不思議感、これぞ村上春樹という感じ!今までの作品の中では比較的親しみやすく読みやすい作品だったような。色彩、、個性だったり性格だったり。苗字だけでなく自分が持っていなくて他人が持っているもの、自分が持っていて他人が持っていないものの象徴なのかな。
★16 - コメント(0) - 2月26日

初村上春樹でした。恋人沙羅とのその後や、灰田の現在を知りたかったけど…。これからも、つくるはいろいろ悩みながら、でも自分なりに人生を泳ぎながら生きて行くんだろうなと思います。
★12 - コメント(0) - 2月26日

何1つ結末がわからない本でした。読後感は無に近い。つくるとしての物語として完結していて、沙羅との未来やシロが誰に襲われたのか等謎が多い。どこか暗くて、うすぼんやりとしたストーリーではあるのに、言葉1つ1つが色濃い。
★20 - コメント(0) - 2月26日

これは推理小説という前提で読むのが良いと思います。
★9 - コメント(0) - 2月25日

文庫版で再読。前半はグイグイ読めたが、最後の方は巡礼が終わるように落ち着いていったという印象。非常に完成度の高い文章で緻密に作られた構造物のような文体って感じ。やはり面白い。個人的には、灰田のエピソードとアカ、アオとの会話が良かった。魅力的な若い女性が出てこないという点(さらとクロには失礼だけど。シロは描写が少なすぎ)で好みが分かれるかもしれない。若くて美しく謎めいた女性キャラという飛び道具に頼っていない村上作品も良いね、ということ。まあ巡礼だしこれぐらいストイックで良いと思う。
★15 - コメント(0) - 2月23日

村上春樹ワールドに頻出する主題である、「曖昧なまま、それでも生きていく」ことを受け入れ、選択すること。 誰しも完璧な人生を生きることなんて出来ない。だからこそ、それはそんなに悪いことじゃないんじゃないかと思います。 この世界に存在するものはいつかは必ず失われる。だけど失われたと思っているものが、周りの人たちの心に残り、支え続ける。そこには確かに価値がある。 本作はやはり何一つとして結論が出ないまま終わりますが(笑)、何かに迷ったときに読んでみると、前向きになれるきっかけをつかめるかもしれません。
★15 - コメント(0) - 2月22日

この本を読みながら、「人として色彩を持つとはどういうことだろう?」と考えていた。オーラのように、その人を表す色というのは存在すると思う。そして、影響しているのは、シンプルに「ただ自分を生きていること」なのだろう。 つくるは少年の頃に自ら「自分は色彩を持たない」と呪いをかけてしまったけれど、巡礼を終え、たどり着いた先にいたつくるには確かに色彩があった。 最後、沙羅とどうなるかは描かれていない。沙羅の選択は沙羅の物語だからだ。願わくば、沙羅がつくるを選びますように。できるのは祈ることだけだった。
★39 - コメント(0) - 2月21日

村上春樹を初めて読んだ。面白かった。あっという間に読めたし、登場人物も生きている。終わり方も最高。ただ、なぜこの人がそこまで持ち上げられているかは私にはわからなかった。
★12 - コメント(0) - 2月20日

何かを喪ってしまった後も、そこには消えない何かが残る。小説全体を貫くのは、これまでに何かを喪ってしまった哀しみ、何かをこれから喪ってしまう不安だが、同時に、希望でもある。「僕らはあのころ何かを強く信じていたし、何かを強く信じることのできる自分を持っていた。そんな思いがそのままどこかに虚しく消えてしまうことはない」(本書、p.420) でも正直言うと、二股かけられても好きでいられるっていうのは俺にはまだよくわからない。恋人ほしいなあ。
★12 - コメント(0) - 2月20日

「背に腹は変えられない」---------- 主人公が長い闇のなかで得たものが何だったのか、旧友たちとの再会を通じてはっきりとわかる気がした。つらい最中にはなかなか自覚できないけれど、本当に貴重な「なにか」。後半から最終ページにむけて優しさが川のように流れて行く。もうすぐ新刊が発売されるけど、そちらも絶対読もうと思った。
★13 - コメント(0) - 2月20日

自分とか人生の生々しい脆さ、有限性、不安、虚無を見せつけられるがどこかジャズにも似た哀しい微笑みのような温かみを感じる。昔のハードボイルド調ではなくなっているがそういうあたりが村上春樹だなあと思う。
★22 - コメント(0) - 2月20日

読んでる間はおもしろかったけど、読み終わってみると、あんまり面白くなかった気がする。
★14 - コメント(0) - 2月19日

終わりが「ここで終わるの!?」というかんじで、それに驚きすぎて読後の余韻が得られなかったけれど、夢中になって読むくらい面白かった。いろいろと謎が残るので、また時間がある時に読み返したい。
★17 - コメント(0) - 2月19日

旅の間に読了
★2 - コメント(0) - 2月18日

数年ぶりに再読。村上春樹作品の中では読みやすい方だと思うけど、やっぱりもやもやが残る。主人公が自分を客観視し過ぎているように見えて、もっとちゃんと自分の人生を生きてよ、と思う(笑)主体性に欠ける様子はとても歯がゆい。ハルキストの知人によると色んな読み方ができて奥深いようだけど、、私には合わないのか読み方が浅いのか、いつも微妙な読後感しかない‥(^_^;)
★39 - コメント(5) - 2月18日

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の 評価:74 感想・レビュー:1035
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