酒肴酒 (光文社文庫)

酒肴酒 (光文社文庫)
あらすじ・内容
 楽しみということになると、何といっても飲んだり食べたりすることよりも大きなものはない。……腹が減って何か食べたくなり、何か食べるものを見つけてそれを食べる。これ以上に簡明な筋道を通って、我々に生きている喜びを感じさせてくれるものがあるだろうか。(本文より)
うまい酒、うまい料理。文章そのものに酔い、読むことを味わう。〈食〉の幸せが溢れる名著。

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酒肴酒の感想・レビュー(80)

滋味に満ちた文章がつらつら続きます。 心穏やかな時にゆっくりと読み進めたい本です。 作者の吉田健一さんは吉田茂元首相のご子息だとか。 もとよりセレブ。しかも、父親の外交官時代の赴任地での豊富な海外経験。 はぁ、我々世俗とは血統から違うのか、、、、
★66 - コメント(0) - 2016年11月30日

「うまい菓子を食べて何よりも思い出すのは子供の頃」「こういうものを作る心やりが文化というものである」「豊かな気持になるのに金をかけなければならないというのが間違っている」……吉田健一は文章をじっくり読み込み、味わい、発見するよろこびを与えてくれる、得難い作家さんのひとりです。
★2 - コメント(0) - 2016年10月16日

どこで何を食べても、吉田さんの文章はどこかノーブルなんだよなあ。お会いしてもこんな人だったんじゃないのかな、が伝わってくる。素敵だなあ。食べ物より、かれの「食べ方」、人生哲学が見え隠れするところがやっぱりこの人の本の魅力ではないだろうか。
★14 - コメント(0) - 2016年10月1日

読んでゐると食べるよりも飲みたくなつてくる。それこそ時間など考へずに朝から晩までそれもおいしいと思ふお酒を飲みつつ、「あら、日が暮れてしまひましたねえ」なんぞと長閑にかまへつつ飲みたい。このあたりから「時間」につながるのかな、などとも思ふ。
★2 - コメント(0) - 2016年8月23日

独特の改行が少ない、話があちこち飛ぶ文体は慣れないと読みにくい。が、人間の思考の道筋とはこんなものではないか?
- コメント(0) - 2016年4月24日

酒を飲むことは日常生活の一部で当たり前のことと話す著者の料理、肴、酒についてのエッセイです。1960年代の銀座の食堂、レストラン、バーや地方の地酒、名旅館などが出てきます。現代のおいしい日本酒を飲んだら著者はどういう感想を述べるでしょうか。
★2 - コメント(0) - 2016年4月13日

巻末の「解説」では随分と持ち上げられていたけど、この文体は僕にはちょっと親しみづらく、集中して読み切れなかった。でも、本書を読んで旅に出たくなったな。あちこちの肴を求めて日本酒が飲みたいな。
★13 - コメント(0) - 2015年5月31日

旅行に行きたくなる、お酒が飲みたくなる、そんなエッセイ集。でも、朝からお酒を飲む描写が多くて、ちと食傷気味に。空いた時間にちらほらと読むのがオススメです。
★4 - コメント(0) - 2015年5月16日

素晴らしい食のエッセイ
★1 - コメント(0) - 2014年12月21日

最近読んだエッセイにこの本のことが出ていたので再読してみた。 持っている本の奥付では昭和60年発行となっているので、初めて読んだのは30年も前のこと。。でも、ところどころ覚えている箇所もあった。 流石に古いし、かなり偏見に満ちた内容が多いけれど、それなりに楽しめる。 ちなみに私の持ってる初版本の表紙は全く違っていて着物姿の女性のイラスト。この写真の物よりずっと良い。なんで変更したのだろう。
★5 - コメント(0) - 2014年10月4日

どれもこれも呑んで食ってる話である。読み終えるのに数ヶ月かかった。従来ならとっくにほってるはずなのになぜか自ずと手が伸びる。酩酊するのであり、つまりその文章自体が銘酒なのである。だらだらと後を引く。吉田健一自身は紛れもなくハイクラスの人であるのにクラスを取っ払った道楽ぶりが逆に雅びさを引き立てる。記された各々の酒や肴を食したいとは殊更思わない。そんなことよりただ心地がいいのである。次元が狂いこの世ではないどこかにいざなわれる。あきれた貪欲が幻想文学ほどに達するのだからたいしたものだ。
★27 - コメント(2) - 2013年11月30日

育ちのよさが文章に滲み出していますね。この駘蕩としたさま鷹揚としたさまが読者である私を気持ちよくさせてくれます。食材は今も昔もさほど変わったとは想わないのだが、そのころ吉田健一氏が飲んでいた酒のレベル(値段が高い安いじゃなくて、酒本来の味)はどのくらいだったのだろうか。昔の酒は今に引けを取らずに旨かったのだろうか。そんなことを想うのは、氏の飲む酒量が半端じゃないからである。そんなずっと飲んでいられる旨い酒に巡り合いたいものであります。私には「二日酔いの朝は食べものの夢に悩まされるのである。」は、じぇじぇ!
★4 - コメント(0) - 2013年5月23日

酒を飲むのがこんなに楽しいとは
★2 - コメント(0) - 2013年3月16日

ゆらゆらとゆらぐことばにいつしか酔ってゐる。
★1 - コメント(0) - 2013年3月13日

文章に酔う。海坊主にはもっていかれました。
★1 - コメント(0) - 2013年2月11日

名作。
★1 - コメント(0) - 2013年1月17日

いかにも愉快そうにうまそうに酒と肴の話をしてくるものだから、こちらもなんだか旅に出て一杯やりたい心地になった。禁酒のすすめという節が特に頭に残っている。
★1 - コメント(0) - 2012年9月25日

日本の各地にある美味しいもの、酒、人の話がとても面白かった。朝食は会社で食べているので、通勤中の電車の中で読んでいると、本当におなかが空いてきて、困りました。最後の夢のような物語は秀逸です。ゆっくりと楽しんで文章を読んだのは久しぶりでした。
★1 - コメント(0) - 2012年7月10日

無性に酒が呑みたくなる。
★1 - コメント(0) - 2010年2月3日

『酒肴酒』である。なんとも素晴らしいタイトルがあったもので、これがたとえば「肴酒肴」では飲兵衛失格とまではいわなくとも、ただの食いしん坊である。肴というのは酒の味をさらに楽しむためにつっつくもので、飲兵衛というのはだから酒さえ美味しく飲めればなんでもいい人たちのことをいう。ただ、美味しい肴があればそれだけ酒が美味しくなるのは本当なので、やはり美味しい肴というのは欠かせない。味噌を肴に酒を飲むというのは僕はいやだ。結論。お酒が飲みたい。浴びるほど。
★7 - コメント(1) - 2009年8月5日

著者は、吉田茂の長男。
- コメント(0) - 2008年7月13日

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光文社 2006年2月刊。美味しそうだな~、飲みたいな~。 (2007.11.7)
★11 - コメント(0) - 2007年11月7日

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