古書ミステリー倶楽部 (光文社文庫)

古書ミステリー倶楽部 (光文社文庫)
あらすじ・内容
江戸川乱歩の名作「D坂の殺人事件」は古本屋の女房殺しを描いたものである。これは乱歩が本郷団子坂で古書店を営んでいた経験が執筆の契機だった。新刊書と違い、複数の人の手を経た本には、持ち主の書き込みや挟み込みがあったり、本自体の来歴にも謎めいた要素が尽きない。そんなミステリアスな古書を題材に、斯界の名手たちが腕をふるった傑作アンソロジー!

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古書ミステリー倶楽部はこんな本です

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古書ミステリー倶楽部の感想・レビュー(125)

古本にまつわるアンソロジー第一弾。古本のもつ魅力や魔力に魅せられた人たちのお話でした。確かに、自分が古本を買う時も、前の持ち主の物(レシートとか栞とか)が挟まっていると、ちょっと嬉しくなります。でも、魅せられすぎて「水無月〜」みたいになるのは御免です。好きな作品でした。
★3 - コメント(0) - 2016年9月12日

まあまあ,良いところを選んでいるのかなとは思う。これはミステリーに入るのか?と思うものも何篇か含まれている。あと,江戸川乱歩は口絵だけしか収録されていない。「終夜図書館」は,技法としては面白いけれど,いかんせん読みにくい。
★4 - コメント(0) - 2016年9月4日

おおおお面白かった!つ、続き!←古書を題材にした短編アンソロジー。本書のシリーズⅢを初め見つけ買ったは良いものの、やっぱりシリーズⅠ、Ⅱが欲しい!と思ってやっと見つけて即購入!早々たる著者陣に圧倒。松本清張、梶山季之、出久根達郎、野呂邦暢、紀田順一郎くらいしか知らなかったけど、早見裕司や甲賀三郎なんかも面白くてハマる!梶山さんの水無月十三八九(シーサンヤオチュー)は若干、気持ち悪かったけど…個人的には賛美両論分かれてるらしき終夜図書館。うーん、これはクセになる!あたしは大好き!シリーズⅡも楽しみ!
★36 - コメント(0) - 2016年7月28日

う~ん、玉石混淆デスネ。
★1 - コメント(0) - 2016年6月1日

yu
読了。 「終夜図書館」だけ断念。読みづらい・・・。 松本清張「二冊の同じ本」、戸板康二「はんにん」、甲賀三郎「焦げた聖書」がよかった。 紀田順一郎「展覧会の客」は、なんだかビブリアに出てきそうな雰囲気のお話し。 梶山李之「神無月の十三ヤオ九」は、かなりのグロテスク感。
★53 - コメント(0) - 2016年5月22日

たいへん読みごたえのある短編集でした。昔という時代が為せる技なのか…どの話にも奥行きを感じました。それに付随する苦味も…。知らない作家の方も多かったのですが、芋づる式に本を読んでみたくなりました!石沢英太郎氏「献本」からの短編はノンストップで読了。仁木悦子の「倉の中の実験」で、本は生き物なのだ(ゾクリ)と暗に匂わせて、緞帳がダーンと降りた感じ。第2幕、第3幕もぜひ見なければ!
★13 - コメント(0) - 2016年5月16日

おお面白かった。ただの本の本ではなくそこにミステリを絡めているのがいい。しかも日常ミステリではなく死に絡めているのが多くて、怪しさ満点。読んだことがあるのは出久根さん「神かくし」くらい。仁木さん「蔵の中の実験」はネットの鉄道プラモを思い出して切なくなったので、オチに因果応報(本当に因果応報にするなら母親の方だけど)もってこられても戸惑うわ。あとは梶山さん「水無月十三ヤオ九」は食事中に読んでて後悔した。平均して全てレベルが高くて面白かったけど、やはり松本清張は上手いな。ドキドキした。そういや初松本清張だ。
★4 - コメント(1) - 2016年5月11日

古書ミステリーということで古書、古本に詰まった来歴を巡ってのミステリーの短編集。古書への書き込みから驚愕の事実が明らかになる「二冊の同じ本」。汚らしい聖書に挟まっていた告白書によって罪が暴かれる「焦げた聖書」。「水無月十三么九」は目を背けたくなるような事件なのにページをめくらせ読ませる異色の作品。収録作の中では珍しく正統派ミステリーの「署名本が死につながる」。子どもの無邪気さに若干の恐怖心を抱く「はんにん」と「倉の中の実験」などなど。アンソロジーは苦手なのだがなかなかどうして良い作品群である。
★3 - コメント(0) - 2016年4月15日

何となく古めかしくて、何となく好きです。
★1 - コメント(0) - 2016年3月24日

ミステリーもので実力のある作家たちの短編集ですが、いずれも個性的で面白い作品集です
★2 - コメント(0) - 2016年3月20日

古書にまつわるお話のアンソロジーで好きなテーマです。全12篇と1つの江戸川乱歩の口絵が目次に記されています。さすがに松本清張、都筑道夫、早見裕司あたりは上手く読ませますが、この本の一番はなんと、梶山季之の「水無月十三么九」これはまあ本の装幀家の話なんですが、何とも怪奇ファンタジーで必読!と言うか私の認識では梶山さんは週刊誌小説で企業小説を読んだイメージだったのですがこんな雰囲気のものを書かれるとは知りませんでした。これを期に梶山さんの本探してみましょう。
★2 - コメント(0) - 2016年3月20日

本にまつわるミステリーアンソロジーの一冊目。半分くらい初読み作家で、そういや松本清張初めて読んだかも。江戸川乱歩がまさかの口絵(イラスト)のみという…裏のあらすじ的にはD坂入ってそうだったのに!解説が面白かった。
★3 - コメント(0) - 2016年1月31日

これは良い短編集でした!
★3 - コメント(0) - 2016年1月24日

Ted
'13年10月刊。△古書を巡るミステリー小説の短編集。古い作品もあるのでトリックが古臭かったり、不自然だったり、子供だましだったりするが、「古書」と「古書店」にテーマと舞台を絞って作品を集めた点は面白かった。
★3 - コメント(0) - 2015年12月10日

古書ミステリを12篇集めたアンソロジー。本に関する人々の気持ちの蠢きが詰まっている。いちばん印象的だったのは早見裕司「終夜図書館」。ジュニア小説に取り憑かれた男がつくりだした空間の話だけど、危ういほどにたたみかける文章といい懐かしい作品名の山といい、あるいは知らない現代ものの実写化事情といい、圧倒を越えてだんだんニヤニヤしてきてしまう。マニアな生き方、できないけど憧れるな。他、既読のものもいくつかあったけれど、まとめられると尋常じゃなさがさらに増していいです。
★33 - コメント(0) - 2015年10月21日

作家さんが古いせいか古書というテーマのせいかなんとなく昔の本を読んでいる気分になった。本に対する愛着は電子書籍主体の平成生まれには想像できないのじゃないかと思う。
★8 - コメント(0) - 2015年10月15日

☆☆☆
- コメント(0) - 2015年8月21日

古書というだけで昭和や戦前の香りがするのは何故だろう? 結構発表が最近の作品もあったけど、やはりそんな気がした。仁木悦子「倉の中の実験」が一番気に入ったかな。倉の中で本に囲まれている病床の老人はなんとなく自分の未来を想像してしまった。この本はブックオフ・オンラインで注文したんだけれど、挟まっていたレシートが2013年12月11日の札幌紀伊國屋書店のもの! この本がどういう経路で私の手元まで来たのか考えるのも楽しい。
★8 - コメント(0) - 2015年7月13日

古書をテーマとした12篇のアンソロジー。松本清張のストーリー展開は流石ですが、「はんにん」は可愛らしかった。好きなのは仁木悦子の「倉の中の実験」、ぞっとするという点では梶山季之の「水無月十三么九」もです。同じテーマで集めて貰えるアンソロジーは有難い。
★3 - コメント(0) - 2015年6月30日

古書に関係するミステリーの短篇を三冊に収めたものです。これだけの作品があるとは驚きです。この第一作目には短編が12と江戸川乱歩の口絵が収められています。いくつかの作品はどこかで読んだことがあるという気がするのですが、忘れてしまっていて再度読み直してみてもかなり読みでがありました。古本の中に書かれている持ち主の書き込みがヒントとなる松本清張の作品などは本当によく考えられている気がします。
★82 - コメント(0) - 2015年6月12日

古書にまつわる12編のアンソロジー。目次が13編なのは、江戸川乱歩が「口絵」だからって、なかなかおもしろい趣向だね。ミステリーという枠でもバリエーションがあって楽しめるけれど、短編だと本格ミステリは難しいのか。いちばんのお気に入りは「はんにん」だな。それぞれの物語はともかく、この本はなにより解説に読みごたえがあった。出典元を全集から単行本まであたり、あえて誤植を放置したり、作中に引用される作品まで確認していたり、編者の鏡だね。 (★★★☆☆)
★5 - コメント(0) - 2015年5月29日

ちょっと前に新刊書店をテーマにしたアンソロジーを読んだが、こちらはその古書バージョンといった所か。元々古書を題材にした本が好きで、ちょこちょこ読んではいるので既読が3本ほど入ってますが後は初読みです^^意外にも新しめの作品も入っていて、古書に対するアプローチの仕方も様々でなかなか興味深かったです。
★19 - コメント(0) - 2015年5月8日

早見裕司著『終夜図書館』で描かれている世界に一番そそられた。しかし、だらだらと長い文が読みにくく残念。最初の句点が第2ページの5行め!こんな調子でずっと続く。 
★17 - コメント(0) - 2015年4月26日

古書、古本、という文字を見るだけで心が躍る。活字だけで色さえも無い本。なのにこんなにも鮮明にカラフルに、その場所で本に触れているような、そこから抜け出せなくなるような感覚に囚われる。そこにミステリーなのだから尚更だ。一話終わるたびに深いため息をつく。この感じがたまらない。まえがき に誘われるままに、十二編の迷宮をゆっくりと堪能した。
★3 - コメント(0) - 2015年1月31日

表紙のデザインに惹かれてジャケ買い。失礼ながら殆どが初見の(というか初めてお名前を知る)作家さんでした。終夜図書館の独特の文体に戸惑う。解説でどんな意図が込められているのか知ろうとするもまさかのスルーに驚愕。水無月〜は怖い…怖いという言葉しか出ない。一つの物事に魅入られた人間の行き着く先なのか。そう言ってしまえば収録作品の殆どはタイトル通り、古書という物に魅入られている人達ばかりなのだが。
★21 - コメント(0) - 2014年11月24日

書痴という人種は己の中に多少の異常性を持つ。プチ書痴の私にとって最も恐ろしい話は梶山季之の「水無月十三么九」。私はこの短編を『せどり男爵数奇譚』で読んだことがあるのだが、そのおぞましさは他の小説に類を見ない。「二冊の同じ本」さすがは松本清張。ううんっ文句なし! と唸りました。戸坂康二の「はんにん」私の大好きなタイプの話です。早見裕司の「終夜図書館」は逆に大嫌いです。私が大嫌いな小説はさほどないのだが、読むに堪えない。逆に最もうれしかったのは野呂邦暢の「若い沙漠」の中で安西均の「雨」という詩に接したこと。
★96 - コメント(0) - 2014年11月8日

古書は多くの人の手に渡る分、人の感情が宿るのかもしれない。憎悪、背信、復讐、執着、嫉妬…殺意。微笑ましい話もあれば吐き気がするような話もある。全く句読点がない話も。(会員にならないなら読者に息継ぎの間を与えてほしい)最後の話には思わず背筋がひやりとした。読み終えて思うのは、懐かしい友の古本に挟まれた一万円札を返した老いぼれた作家のこと。ためらったかもしれない。友と比べて我が身を引け目に感じたかもしれない。けれどその行為に捨てきれない作家としての誇りを見た。だから私は彼を元作家とは呼ばない。
★16 - コメント(0) - 2014年10月27日

y
松本清張すらまともに読んだこと無いのに、なぜか古書という馴染みの薄いテーマに惹かれて購入した一冊。一昔前の商店街や下町に軒を構える古本屋。見かける度にその存在意義に疑問を感じていたけれど、この本を読んでなるほどそういう業界があったのね、という思いに至る。ミステリーとしての面白さ、加えて骨董品特有の妖しい魅力のようなものも味わうことができて楽しめた。最近のキレのあるミステリーに倦怠を感じてきたとき、こんな話を読んでみるのもいいかもしれない。
★10 - コメント(0) - 2014年10月10日

古書にまつわるアンソロジー。古本には持ち主の思いが宿っている。中でも梶山季之さんの「水無月シーサンヤオチュー」が、初読みなのに魂を奪われてしまった。妖しく淫美で恐ろしくて鳥肌が立つのに、目を背けることが出来ない。あぁ「せどり男爵数奇譚」読みたい本に登録しちゃうんだろうな。乱歩の三人書房の絵に、ほっとさせて貰えた。
★20 - コメント(0) - 2014年10月6日

古書にまつわるアンソロジー。旅行の移動時間に短編集が読みたくて手に取りました。知らなくて、けっこう古い作家さんばかり。ほとんどが初読みの方でした。『水無月~』はびっくりしまさはたが、生々しすぎてちょっと苦手でした。『終夜図書館』は一文が長かったです。仁木さんは思ったよりダークな話。『焦げた聖書』がよかったです。『若い砂漠』も途中の詩の引用の辺りは好きでした。安西均が実在の詩人で、しかも福岡生まれとは全く知りませんでした。
★3 - コメント(0) - 2014年9月30日

個人蔵書、貸本、図書館本なども含め、新刊書店で売られている以外の本を古書と総称して作られたアンソロジー。とても短いけれど『怪奇製造人』のような可愛い遊び心がある話がお気に入り。『焦げた聖書』も二転三転あって面白かったし、『若い砂漠』の最後の一文も好きです。『終夜図書館』も楽しかったけれど読みにくい。朗読したら息続かないと思う。あの内容でああした描き方にした意図って何なんだろう。ジュニア小説にはああした文章が多いのかな。
★15 - コメント(0) - 2014年9月21日

古書にまつわるミステリーばかり集めた本書は、どれも粒揃いで面白かった。特に早見裕司「終夜図書館」は、一文が長くて読みにくいきらいはあるが、ジュニア小説を2万冊も個人で集めるのにならず、あんなすごいことまでやらかす書痴が出てきては、コレクターなら引き込まれずにはいられないだろう。紀田順一郎「展覧会の客」も古書とミステリーのブレンドが絶妙で、大沢の稀書にかける鬼気迫る執念もあって読ませる。古書好き、本の収集癖を持つ人にオススメ。
★14 - コメント(0) - 2014年9月17日

江戸川乱歩が読めると思ったら絵だけでした。松本清張、もっと盛り上がると思ったらあっさり終了。『せどり男爵数奇譚』の「水無月~」は前に読んだことがあるが、やっぱり気持ち悪い。「終夜図書館」は一文が長くて読みづらい。谷崎より長いのでは。全部古書にまつわるミステリーでもうお腹いっぱい。
★9 - コメント(0) - 2014年8月10日

ビブリア古書堂で名前を知ったせどり男爵。その一遍も収録されてたんだけど・・・まぁ~何ていうか、奇妙っていうか慄くっていうか。うわぁって思っちゃった。松本清張の話初めて読んだと思うんだけど、ちょっといまいち。もっとミステリーぽいものなのかと思ってた。あの書き込みからもっとこう重大な謎が!!っていう。甘かった。
★6 - コメント(0) - 2014年8月4日

古書にまつわるお話で理解できた話もあれば出来なかった話もありました。「せどり男爵数忌憚」は以前読んだことありますがやはりなかなかの恐ろしさというか狂気というか…。
★32 - コメント(0) - 2014年7月30日

PPP
★★★☆☆「展覧会の客」古書収集家の執着心、恐るべし、、、。
★1 - コメント(0) - 2014年7月17日

書店の平台に、2冊目と共に並んでいたので衝動買い。松本清張以外は初読。どのお話も面白かった。梶山季之は『ビブリア古書堂の事件手帖』に登場した『せどり男爵数奇譚』の中の一編。これが1番怖かったかも。早見裕司の「終夜図書館」では、ジュニア小説の作家名がたくさん出てきた。中学生の頃夢中で読んでいた人たちなので懐かしく思った。全体的に、私には怖いと感じるお話が多かった。人間って恐ろしいなぁ。2冊目も楽しみ。
★33 - コメント(0) - 2014年7月16日

古書を題材にした作品のアンソロジー。早見裕司の『終夜図書館』と紀田順一郎の『展覧会の客』が良かった。
★6 - コメント(0) - 2014年7月14日

古書(新刊が売られてる本屋以外で手に入れた本)に纏わるミステリーのみを集めた短編集。 テーマが身の回りに纏わるものなので、興味深い内容でした。 個人的には焦げた聖書、二冊の本が好き。
★4 - コメント(0) - 2014年7月12日

古書(新刊が売られてる本屋以外で手に入れた本)に纏わるミステリーのみを集めた短編集。 テーマが身の回りに纏わるものなので、興味深い内容でした。 個人的には焦げた聖書、二冊の本が好き。
★7 - コメント(0) - 2014年7月12日

古書ミステリー倶楽部の 評価:100 感想・レビュー:70
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