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空飛ぶ広報室 (幻冬舎文庫)

感想・レビュー
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ひな
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ずっと積読にしてしまっていたので、ようやく読了。 有川さん得意の自衛隊ラブコメかと思いきや、違った。航空自衛隊広報室の、お仕事小説だった。小説内にも出てきたけど、なんとなく知ってる、でも説明出来ないお仕事、が詰まってた。登場人物、全員愛おしい。また対峙する相手は、常に生身の人間であることを忘れたくない。東日本の時の自衛隊の損害について全然知らなかったので、それを知れたのも大きい。救助にあたってくださってたのは勿論知っていたし、被災者でもあるのは知識として知っていたけど、改めて認識しました。ありがとう
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rokoroko
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先日入間の航空祭にいった。5年ぶりらしい。私たちはコロナでの医療者感謝飛行もオリンピックの飛行も見たから違和感がなかった。同行した娘に進められてドラマを見た。全11話を2回みた。(笑)この本は読んだことあると思ってたら未登録。筆者があとがきで鷺坂室長モデルの方に「書いてみませんか」と言われて書いたというのも面白い。この本は航空祭後に読むと面白いよ
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はち
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ネタバレ改めて自衛官も普通の人なんだ。って思い知った。「自衛隊」というカテゴリに入れて思考停止したままになっていないか。エンタメ作品的なノリなのに示唆に富んだ内容だった。「自衛官をヒーローにしてほしくないな、と思います」という空井の言葉は有川さんが理解した自衛隊の信念が詰まっているような気がする。「あの日の松島」は読んでいてリカと同じ目線になっている自分に気付く。この小説自体が「広報」として物凄い力があると思う。そもそも作品が生まれるキッカケが「売り込み」というところもビックリした。
はち

発行年:2016 媒体:紙 評価:★★★★☆

10/27 23:39
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紅羽
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ドラマを見たら読みたくなりました。繊細な人間模様が交錯し、成長をもたらす。そこには航空自衛隊とかではなくどんな職種にも当て嵌まる葛藤があって面白い。ドラマではカップルとなって終わってましたが、原作ではそこまで関係が進む事なく終わってますが、敢えてそこまで描かれない方が良いなとも思いました。
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Masa
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Netflixでドラマを観て原作読んでみようよ購入。ドラマ出来が良かったので珍しく原作越えか?と思ったらさにあらず、直木賞候補も伊達じゃ無い。不慮の事故でブルーインパルス入り内定だった空自パイロットが夢絶たれ、畑違いの転属先の航空幕僚監部広報室でどう成長して行くかってストーリー。もう読んでいて空井は綾野剛、稲葉リカは新垣結衣、室長は柴田恭平の声が聞こえる。ドラマとは違ったエンディングも爽やかで良いね。この物語にヒーローは居ないのですが、等身大の自衛官の覚悟が静かな感動を呼びます。とても良い本でした。
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ちゃあぼう
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私の大好きなドラマの原作をようやく読むことができた。各登場人物の顔と声が頭の中で変換されて、より深く読めた気がした。ドラマも良かったが文字で見ても面白かった。ドラマと違い心の中の声が聞けるのは本の良さだと思う。少しだけ残念だったのが空井とリカが少しずつ親密になっていく様子は伝わってくるのだがドラマのように最後に結ばれる姿がなかったのが残念。だからこそ解説にもあったとおり二人の続編を期待してしまいます。最終章の「あの日の松島」は涙なしには読めませんでした。
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ちかぽん
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先日、テレビドラマ版を見たので久々の再読。 空幕広報室の新米広報官とテレビ局ディレクターがお互いを知りそれぞれの挫折を知り自衛隊というものを広く国民に知ってもらうという広報部を知る。 2011年3.11では松島基地が津波に襲われたという事実、 原作も面白かった
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293
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泣けると言って勧められたけど、安易な感動話で泣かせようとしないところがすごくよかった。
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kamedon
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読み始めは、有川浩さんらしい平和な世界にちょっと食傷気味…と思っていたけど、読んでいくとやっぱり居心地が良い。最終章には、3,11の話もあり。当時は、読むのも辛い人が多かったんじゃないかな。ドラマに使われるのも分かる良書でした。
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maruchan.coi
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久々に有川作品読みました(再読は除く) ドラマも観てないけど、出演者を当てはめ長良読んでたら観たくなっちゃった
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Hermit
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主人公は本当に強いなという重いが強く残った。 夢が叶わずとも、前を向いて自分にできることを考えて前に進むのは自分だとできない。 また、上官は自分が成りたい大人の社会人だなと。 大人が読んでももちろん面白いが、中高生の子達にもおすすめしたい。
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読書家さん#mIxcDG
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有川さんだからちょっとだけ感動系を期待してしまった…自衛隊のことがちょっとでも理解できたなあというお話
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拡がる読書会@大阪
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主人公は元戦闘機パイロットでしたが、ある出来事によりパイロットを続けることができなくなり、広報官としての職務に従事しています。最初は納得がいかない彼ですが、自衛隊の広報活動の重要性や、一般市民とのコミュニケーションの大切さを再認識します。 航空自衛隊の訓練や活動のリアルな描写。自衛隊員の日常や仕事の厳しさ、そして誇りを持って職務に当たる姿が描かれています。 https://note.com/sharebookworld/n/n9dfcdb1db69b
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s
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ネタバレ最後恋愛に着地しないところがよかった。自衛隊について賛否両論あるが、そこで働いてる人一人ひとりの事を考えることが出来れば心無い批判は無くなるのではないかなと思う。少なくとも私は、自分で調べて実際に自分の目で見てから判断するよう心がけていきたい。
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ゆずぽん
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ドラマは見ていたので、なんとなく話の流れはわかっていた。夢破れた二人が真剣に仕事に向き合っている姿に心撃たれた。普段からわからない自衛隊、広報室のお仕事がわかったし、大変さもわかった。あとがきを読んで、あの日の松島があってこの小説が完結するんだな、と、納得。
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トモロー
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広報室という一見地味な題材で読ませる話を書ける筆力に脱帽する。世の中どこにでもドラマは転がっていて、それを感じ取れる感性が作者は強いのだろう。有川作品をいくつか読み、やっと最近になってこれまで人を傷つける発言をしてきたことがわかるようになってきてツライ。過去に戻れるなら自分をどつきたい。
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バカボンパパ
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自衛隊が世間からどのように見られているか、自衛隊員がどのような姿勢で業務をしているのか、再認識させられる物語ですね。
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ケニック
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主人公の心の強さに惹かれた。登場人物の各々にドラマがあって面白かった。
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朱
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自衛隊、航空幕僚部広報室を舞台としたお仕事小説。普段はあまり目にする事の無い自衛隊の内部をユニークな登場人物と共に魅せてくれます。第一線で頑張ってくれているのを当たり前に感じていた自分に気付かされました。
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Hundley
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最後の松島のところは小説というよりドキュメント。あの地震がなかったら、この小説どう終わらせるつもりだったのかと想像してしまった。
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もとさん
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面白かった 詳細な感想はあとで
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シロシロ
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★★★★☆
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しめおん
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ネタバレ有川ひろらしい自衛隊×ラブコメだったが、今作は甘さ控えめでその分メッセージ性が強い作品に思える。マスコミと自衛隊というなかなか相容れない存在の二人が挫折や成功を乗り越えて成長していく姿がとてもかっこよかった。周囲のキャラの深堀りもしっかりしていて、自衛隊の人たちも血の通った人間であるということがよく伝わってきた。自衛隊の広報というなかなか注目されない部分に光を当てていてとても面白くて、自衛隊の知らなかった一面を知ることができる良い作品だった。
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ベル
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ドラマの再放送を見てどっぷりはまってしまってn回目読みました! (それまで自衛隊についての勉強になる本という認識だった私を殴りたい) ドラマ(映像)でしか伝えられないこともあれば、小説・文章でしか伝えられないこともあるんだろうな、と。 空井と稲ぴょんほんとに幸せになってほしい
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たー
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空自幕僚監部広報室の人たちのお話。ただ面白いだけでなく、自衛隊の実態をしっかりと捉えた話(そんな奴いるかと思えた室長はじめ、多くはモデルがいると知りビックリ)。彼らのおかげで安心して生活が送れているのだと感謝。
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トシ
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航空幕僚監部広報室の話し、自衛官空井とメディア稲葉の仕事に向き合い、自分のすべき事と心の葛藤。
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さくら
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再読。有川さんにしては甘さ控えめお仕事小説。新人広報の空井とTVディレクターのリカ。2人の著しい成長と控えめな恋愛模様が微笑ましい。他の面々も人間臭さ満載で随所に有川節が炸裂。自衛隊がニュースになるのはその立ち位置やパワハラなどの内部問題が多いが、この物語のように地道に真摯に、国のため国民のため活動している隊員の方が圧倒的に多いのだと思う。能登にブルーインパルスを飛ばすことに賛否両論あるが隊員の皆さんがこれからも胸を張って活動できるよう願うばかり。追取材のもと添えられた『あの日の松島』は再読でも涙腺崩壊。
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冬薔薇
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初読み作家さん、長い積読本から。固い組織ものと思ったが笑えて一転泣かせる。ブルーインパルスに憧れ乗る寸前に夢破れた、空自隊員空井。慣れない広報室勤務で自衛隊嫌いで新米のテレビ報道記者稲葉を迎える。個性豊かなキャラたち、二人の成長物語は連作6篇。プラスラストは「あの日の松島」。花粉の季節に読まなきゃよかった、涙と鼻水倍増。でも今日からのTVドラマを見られる、グッドタイミング。
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ツナ
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ネタバレもしかしたら一度読んだことがあるかもしれない。ドラマも観たような気がする。新垣結衣さんが浮かんだのでたぶん知ってた。”小説は登場人物の(様々な意味での)成長記である”という文をどこかで見たのを思い出す。もちろんすべての作品がそれにあてはまるものではないのでしょうが、この作品に関してはガッチリその型にはまっていた気がします。さらには国民と自衛隊と報道の関係性を考えさせられたのも印象深く、最後の災害時の自衛隊の話はとても胸に響きました。もう少し華やかな締めを願う気持ちもありましたが、この終わり方でいいのかも。
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二本松オカピ
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自衛隊モノとお仕事モノのハイブリッドのような作品。自衛隊モノの作品は数多くありますが、「自衛隊の広報」を切り取った作品は唯一無二かと思います。 「広報という仕事は航空自衛官を世間の風に飛ばすことができる。」とあるように、夢を叶えることだけではなく、夢が破れたあとに、新たに目標を見つけて、どう生きるかが大切だと思わせてくれました。 「辛いことがあったとき、自分にできることがあると、自分自身も救われる。」という言葉には、人を救うことで自分も元気になれるという現象を、言語化してくれているところが痺れました。
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DJ
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不慮の事故で夢を絶たれたパイロットが航空自衛隊の広報官となる550ページ超にも及ぶ長編。 実際に空自広報室を取材して執筆され、登場人物のモデルもいるという。「自衛隊は不人気で世間からの認知度が低い」という描写がよく出てくるが、読んでいた私はその印象はなかった。TVのゴールデン帯のバラエティで航空機に登場する俳優の映像も何回か見覚えがある。12年前に発刊されたものなので、それこそその間の広報室の頑張りが現代人の印象に繋がっているのかもしれない。 隣県の小松基地の航空祭に子供を連れて行ってみたくなった。
DJ

あの日の松島の章では、「自衛隊をヒーローにしないで」をはじめとして多くの心打たれるセリフがあった。解説を読むまでノンフィクションであることを知らなかったため、あまりの清廉さに「美しく描きすぎでは…」と思ったが、あれをリアルな人が言ったことを知り感服した。自衛隊では、能登半島地震に災害派遣されたニュースが記憶に新しい。何の気なしに見ていたが、見る目が変わりそうだ。

02/08 13:12
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四面楚歌
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能登半島地震が起きる前後で丁度読んでいたので、自衛隊の活動がリンクしてタイミング的にもいい時期に読んだ。自衛隊の活動は詳しく知らないので知る入り口としても楽しく読めていいと思う
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ひな
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最後のあとがき、解説を読んで、有川先生の凄さが目に見えてわかった。取材で感じた事を、時に楽しく、時に辛辣に書く。実際にモデルになった方が、リアリティあると言っておられるので、説得力がありますね。 広報という部署をクローズアップしておられて、また一味違った自衛隊を知れて、良い読書時間を過ごせました。
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BamgB
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私は昔に何度も入間のブルーインパルスのイベントに出かけていたり、朝霞の駐屯地も近かったし、習志野の落下傘練習とかを見ていたせいか、自衛隊に関しては普通の生活の中にあった。しかし民間にかなり気を使っている事にご苦労を感じ、広報の仕事ぶりに感動した。「あの日の松島」「あとがき」「解説」で当時の事を思い出し涙が止まらなかった。幕僚長空将補の余談にはちょっと笑えた。有川浩さんの情熱と愛情、誠意が込められた1冊だと思った。
0255文字
ハル
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ネタバレ<再読>紙本読了 登録もれ 取材をもとに書かれてるだけあってリアリティがありますね。P免になり広報官になった空井と報道から異動になったリカ。同士のような2人がぶつかって理解し合っていく。広報室の面々が個性的で個々の話も絡めてある。とにかく自衛隊の人達の真っ当さや覚悟が胸にグッとくる。元々好きではなかったマスコミの印象が更に悪くなりました。311の時の話が今の被災地の状況と重なる。今も被災地で任務にあたっている退院の方々にエールと感謝を…
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やんやん
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ネタバレ何度読んでも セリフ一つ一つに涙が出ます。 今更ながら ドラマも見たいなぁ。 能登半島地震で 自衛隊のトラックを見るとほっとします。
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椎名白瀬
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解説の最後の一文まで、本当によかった。
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本木英朗
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日本の現代女流エンターテイメント作家のひとりである、有川浩の長編のひとつである。不慮の事故で夢を絶たれた戦闘機パイロット・空井大祐。移動した先、航空幕僚監部広報室で待ち受けていたのは、ミーハー室長の鷺坂、ベテラン広報官の比嘉をはじめ、ひと癖もふた癖もある先輩たちだった。そして美人TVディレクターと出会い……という話である。テレビの方で2回見ており、そっちの方では稲葉リカが主人公だったのだが、原作もドラマも、それぞれの物語が出ていて、超面白かったです、ハイ。さすがは作者である。大満足でした!!
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seba
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これぞ有川さんの真骨頂。あとがきや解説では、刊行に至るまでの経緯やモデルとなった実在の航空自衛官の方の言葉も書かれており、作品に込められた熱意を最後まで感じられた。自衛隊はその存在に対して、甚だしいものも含め常に様々な意見を向けられている。その中で広報室は、無関心な人々にこそ最も自分たちのことを理解してもらいたいと考えている。自衛隊といえども組織の中にいるのは人間であるという当たり前の事実は見逃されがち。これは、相手を知ったつもりで取った行動が逆に相手を傷付けていた登場人物らのさまにも通ずると思った。
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たかーん
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あまりこれまで触れて来なかった世界。非常に学びが多かった。
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