七つの海を照らす星

七つの海を照らす星
あらすじ・内容
児童養護施設の群像劇から浮かび上がる「大きな物語」

様々な事情から、家庭では暮らせない子どもたちが生活する児童養護施設「七海学園」。ここでは「学園七不思議」と称される怪異が生徒たちの間で言い伝えられ、今でも学園で起きる新たな事件に不可思議な謎を投げかけていた。

孤独な少女の心を支える“死から蘇った先輩”。非常階段の行き止まりから、夏の幻のように消えた新入生。女の子が六人揃うと、いるはずのない“七人目”が囁く暗闇のトンネル……七人の少女をめぐるそれぞれの謎は、“真実”の糸によってつながり、美しい円環を描いて、希望の物語となる。

繊細な技巧が紡ぐ短編群が「大きな物語」を創り上げる、第18回鮎川哲也賞受賞作。

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夜行
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七つの海を照らす星の感想・レビュー(1457)

この一冊だとネタも解決も安易かなあ・・・という気がしてしまうのだけど、後に『空耳の森』を生む筆を見逃さなかったという点では選者の目はやはり見事ということなのだろうかなあ
- コメント(0) - 3月21日

アルバトロス〜の前に読むべしとのことで。児童養護施設を舞台にした短編集ですが、どれもなかなか面白かった。伏線らしきものは分かるのだが自力で真相にたどりつけたのはなし(笑)楽しく驚かせてもらいました。しかし最後の話は少し無茶な気が…
★26 - コメント(0) - 3月12日

最終章でどんでん返し!を狙ったんだろうけど、少しご都合主義を感じた。シリーズ2作目がおもしろいと聞いたのでこちらから読んだのだが、そちらも読むか悩むところ。
- コメント(0) - 2月17日

読友さんオススメ本。児童養護施設「七海学園」で起こるミステリー。ミステリー要素は少しライトだけど、最後の章でビックリ。知った上でもう一度読むとまた違った読み方ができるかな。著者の名前のローマ字回文は最初に気付いていたので、「私がこのことを小説に書くとしたら…」のとこは、わざわざ書かなくても。とちょっと思ってしまう。とはいえ、全体的に楽しめました。続きも読まねば。
★50 - コメント(0) - 2月10日

図書館本。児童擁護施設の話ということでかなり可哀想な話しかもと構えていたらあまりそうでもなく、ちょっとだけミステリー要素も入ってる?な感じ。あまり合わなかったかな?
★11 - コメント(0) - 2月10日

作者の名前を背表紙で読んだ時に、「あ、西尾維新と同じだ」と思っていたら、ちゃんと意味がありました。児童養護施設で起きる、ちょっと不思議なミステリの数々。児童養護施設にする必要があるのかな?という気はしましたが、最終的な伏線の回収には欠かせないのですね。時々誰が話しているのかわからなくなる会話文や、後付けで無駄に説明の多い場所の設定などツッコミ所は結構ありますが、読後感は悪くないです。
★3 - コメント(0) - 1月30日

児童養護施設を舞台にしたコージーミステリの連作短編集。児童福祉の問題とミステリを絡める手法が新しく、最初は快調に読んでたんだけど、エピソードが似たりよったりで後半はちょっと飽きてしまった。登場人物たちも書き分けが十分でないのか、ごっちゃになってしまった。でもこちらは続編があるらしく、そちらの評価が高いので読んでみようかなぁ…。
★38 - コメント(0) - 1月11日

短編集です。それぞれが完結している推理小説のようでいて、最後の辺で全てが繋がっている長編小説になるという凝った趣向。ただ、登場人物が多すぎて、メモしなくては分からなくなる。さして、登場人物の性格がみんな似通っていて、こんがらがる。児童福祉施設のことや法律には明るくなります。賞をもらったようです。☆☆☆☆
★3 - コメント(0) - 2016年12月25日

児童擁護施設「七海学園」を舞台にした七つの連作短編集。いわゆる日常の謎を扱ったミステリー。語り手の二年目保育士春菜と、春菜が抱える謎を解決してくれるベテラン福祉司・海王さんの関係、日常の謎だけどほっこりだけじゃなく時に背筋が寒くなる話ありなところなんかで、北村薫さんの「円紫さんとわたし」シリーズに近いものを感じました。 多くは書けないけど、構成だったり色々な「七」だったり、あれがキラキラしてるわけだったり…なるほど(^^)二作目の「アルバトロス」は何か秘密?繋がり?があるみたいなので非常に楽しみ!
★36 - コメント(1) - 2016年12月23日

児童養護施設の七不思議に関わる連作短編集。謎は子供らしいちょっと不思議なもので、トリックというか真実を解明していくのだが、その真実にちょっと無理があるものも。★★★☆☆
★7 - コメント(0) - 2016年12月13日

今は亡き星の光たち、滅びの指輪、血文字の短冊、夏期転住、裏庭、暗闇の天使、七つの海を照らす星。海を望む児童養護施設をめぐるミステリ群。
- コメント(0) - 2016年11月20日

児童福祉施設や児童相談所を題材に扱った作品……と思わせておいて(いや扱ってるんですけど)、ミステリ的な短編集……と更に思わせて置いて実は全て主人公の友達という線でつながっていたという作品。 ちょっと最終章の全部を繋げていく所が無理やりに感じて、そこが少し微妙だったかも。 作中に出てくるようなクソのような大人・親に自分が将来なりませんように……
★3 - コメント(0) - 2016年11月16日

児童養護施設にまつわる様々な問題を浮き彫りにしながら、ミステリーとしても上々の仕上がりでした。4点。
★1 - コメント(0) - 2016年10月15日

友人の娘さんが児童養護施設で働いている。最初の頃は子供たちの服の裾上げやボタン付けなど自宅に持ち帰り、友人に教わりながら仕上げたそうだ。作中に同じような場面を発見して、七河さんは細かい所まで丁寧に取材したのだと感じた。施設の子供たちにはそれぞれ辛い過去がある。それを無かったことには出来ない。でも彼らが少しでも生きやすいようにと心を砕く大人たちもいる。それが子供たちを照らす星になったらいいと思った。
★13 - コメント(0) - 2016年9月18日

児童養護施設が舞台の連作短編ミステリー。 七海学園の職員の春菜と児童相談所の海王さんのやりとりから、 七不思議はそういうことなのね、とオチはつくけど、いささか出来過ぎな気もしないではない。 でも児童養護施設にいる子供たちの心情、置かれている立場に絡んでいたりもするので、わざとらしさは薄い。 そういえば作者のペンネームも回文だ。
★28 - コメント(0) - 2016年8月19日

どんでん返しを楽しみに読み始めたんだけど、文体がダメで断念しました。プンプン、はどうしてもダメ。
- コメント(0) - 2016年7月14日

児童養護施設の七不思議。読みやすい。回文へのこだわりがちょっと邪魔くさいかなー。
★2 - コメント(0) - 2016年7月13日

どんでん返し6冊目。思っていたのと違った。七つの短編がラストで繋がる日常ミステリー。つまんなかったってほどではないけど、なんかしっくりこなかった。主人公があんまり好きじゃない。海王さんは好き。なんかうまく説明できないけど、真面目な本だなぁという印象。こういうどんでん返しじゃないんだよなぁ…私が求めているのは(笑)殺戮にいたる病とかハサミ男とかソッチなんだよなぁ。しかも、立て続けに二段だった!読みにくいっっ!なんなの…ほんと。。続編読むか悩むなぁ(--;)
★25 - コメント(4) - 2016年6月20日

第18回鮎川哲也賞を受賞した人の死なない日常系ミステリーの連作短編集。児童養護施設「七海学園」で子供たちに囁かれる七不思議を巡って起こる七つの事件。トリックに現在の児童養護に関するの制度が関わってくるのが、斬新かつ勉強になった。ミステリーではあるけれども、同時に、本来親から与えられるべき愛情を受けられずに、それでも必死に、そして元気に日々を全うする子供たちのジュブナイル小説でもあります。養護施設の子供たちにとって、自分たちのことを第一に考え、守ってくれる施設や児童相談所の職員全てが彼らの親なんだと思う。
★9 - コメント(0) - 2016年6月19日

面白かったんだけど、なんか違和感。ひとつひとつの話に不思議が残り最後の話で回収するんだけど、その不思議が溜まった割には最後にすっきりしなかった。それに謎解きも説明会話が多くもったりした印象。全体のバランスとか悪くない感じなんだけど、話に入り込めなかった。よくわからないけど、リズムとかの問題なのかなぁ?次に期待!
★12 - コメント(0) - 2016年6月17日

☆☆☆✩
★1 - コメント(0) - 2016年5月12日

★★★★★第18回鮎川哲也賞受賞作。七つの連作短篇集。舞台は児童養護施設で、主人公はその学園の保育士『春菜』。学園に伝わる怪談の謎を解くコージーミステリーなのですが、子供達と保育士達、そこに絡む児童福祉士の海王さんの雰囲気がとても良く、ミステリーなのにほっこりした味わいでした(´。✪ω✪。`)各短編に散らばった伏線が見事に集約されていくのも小気味よかったです。未読のかたで、なぞを解くのが好きな方は、文中の煽り文『最大の伏線は本を開く前から読者の目の前に!』を胸に読まれるのも一興だと思います(≧▽≦)ノ
★44 - コメント(0) - 2016年5月10日

(図書館)様々な事情から、家庭では暮らせない子どもたちが生活する児童養護施設「七海学園」。ここで伝えられる学園七不思議とリンクするように起きる事件。子どもたちを巡る、ちょっと重いテーマだった。よくまとまった連作。
★6 - コメント(0) - 2016年5月1日

一つ一つの短編が一冊の最後でそれぞれをつなげた別の一つの物語となる、という手法は珍しくないが新人にしては見事な出来の作品。だがクライマックスの場で回文に対する執着が強すぎ、しつこ過ぎて、そこでそれまでスムーズにいっていた読書のテンポがぐちゃぐちゃになり興ざめしてしまったのが残念。回文をひけらかすような真似をせずに最後まで心地よいテンポで読ませてくれればより一層満足感のある作品になっただろう。続編もよみたい。
★9 - コメント(0) - 2016年4月26日

意外と面白かった(笑)児童虐待などなど、重いけれど、登場人物が明るいから、スルッと読めた。
- コメント(0) - 2016年3月30日

各話にあった伏線を全て気付かずに7話目読んでびっくらこいた。若干文章が間延びしてる気がするけどいい内容でした。
★5 - コメント(0) - 2016年3月28日

児童養護施設での日常の謎・・・解決へのヒントをくれるのは毎回、児童福祉士の<海王さん>。 だから、タイトルの七つの海を照らす星は、海王さんのことだと思っていた。(名前も海王星からつけられた?) 第7話目にはいってすぐに、「あっ!」っと言わされる。 回文がやたらと多く出てくるが、それがまたうまい! 「たけやぶやけた」ぐらいしか思い浮かばんなぁ。 「アルバトロスは羽ばたかない」を先に読んでしまったし、4年も間が開いてしまったのが悔やまれる。 秀作。
★20 - コメント(0) - 2016年3月23日

初読みの作家さん。児童養護施設の七不思議をからめた話で七話の短編集。短編って言うても上下二段やったから結構な長編やったかも。でも一つ一つが読みやすくて最終話で全ての謎が解き明かされるのも面白かったわ。謎の伏線はちりばめられてたみたいやけど読み流してて「あぁ、そぅいえば・・・」って感じで思い出す始末(笑)最終話のペンネーム回文の話は自身のことやねんなぁ。なんか回文て思いついたらクセになりそぅやわ ^^ 続編と続々編もあるんで順に読んでいこ~っと♪
★12 - コメント(0) - 2016年3月17日

途中、何度か諦めかけたけど、なんとか読み終わったー。児童養護施設「七海学園」を舞台にした連作短編集。保育士・春菜が施設の子供たちの悩みや事件を解決していく日常の謎ミステリー。春菜は児童福祉司の海王さん、親友の佳音ちゃんたちに相談し、謎は解決していくが・・・学園で言い伝えられている七不思議。最後の章で一つに。途中ざっとしか読んでないとことかあって、そんな伏線あった?ってなった。続編もあるらしいので読んでみようかな。
★14 - コメント(0) - 2016年3月7日

オフ会のために再読。
★14 - コメント(0) - 2016年3月5日

再読して また新たな発見があった。
★8 - コメント(0) - 2016年2月27日

第7話がすべて。最初はちょっとつらかったんたけど、最後ですべて納得。ただ、だらだらと引き伸ばしたようなラストが何だかなぁ。確かに回文にこだわってる割りに、ストーリーとの絡みがサラっとしてたかな?先生方の偉そうな選評が一番印象的。
★3 - コメント(0) - 2016年2月25日

読メのイベントで気になり読みました。 主人公の春菜は、児童養護施設「七海学園」に勤務する保育士。 親からの虐待にあったり、死別したり、様々な理由で施設に入ることになった子供たちが体験した不可思議な出来事の謎を、春菜が児童相談所の海王さんの助けを借りて紐解いていく。 海王さんのさんの鋭い洞察力と、子供に対する優しさの配慮が素晴らしい。 最終章で あっと驚かされた。  面白いので続編も読んでいます。
★24 - コメント(0) - 2016年2月2日

シリーズ3作目を先に読んでしまい、慌ててこちらを探しました。児童養護施設「七海学園」に暮らす子どもたちの悩みや事件を、児童相談所の海王さんの助けを借りながら職員の春菜が解決していく物語。学園の七不思議をもとにしたエピソードが最後にはひとつにまとまり、思いがけない真実が浮かび上がる。回文は懲りすぎだけど、この展開はうならされました。
★11 - コメント(0) - 2016年1月29日

児童養護施設における七不思議を中心とした人が死なないミステリですね。解説でも述べられているように、これは『希望』の物語です。児童虐待、ネグレクト、イジメなど施設で暮らしている子供たちは様々な問題を抱えているのですが、この作品はその陰惨さを語って社会問題を提議しようとするのではなく、前を向いて生きようとする子供たちの『希望』を高らかに謳い上げることに主眼が置かれています。最終章で全体に施された仕掛けが明らかになり、単なる言葉遊びだと思ったものが意味を持つ構成はお見事。
★52 - コメント(2) - 2016年1月26日

児童養護施設で働く春菜が、児童たちに関わっていく中で、ミステリーを解いていくというストーリー。 児童養護施設という舞台での児童たちの生き様がよく見えて興味深かった。私も小学生の頃、近所の児童養護施設に遊びに行ったりしてたことを思い出して懐かしい気持ちになりました。
★19 - コメント(0) - 2016年1月25日

児童養護施設・七海学園で働く春菜。子供達が噂する学園七不思議の謎の真相とは?七不思議と子供達の抱える問題とが絡んだ連作短編集。◆心に傷を抱えた子供達が、学園で強く生きていく姿にはやはり胸を打たれる。春菜や海王さん等、周囲の大人達も魅力的。二作目『アルバトロス~』を読んだ時にも、心温まる内容ととんでもない仕掛けに随分と驚いたものだが、一作目のこちらもまた大仕掛け。最終章で一気に異なる顔を見せる。日常の謎を解くほっこりミステリに見せかけた、どんでん返し有りの非常によく練られた作品である。装丁が美しいのも良い。
★30 - コメント(0) - 2016年1月20日

久しぶりの2段本、只今カスミ眼中。児童養護施設も昔とは随分と変わったものだと喜ぶ。、昔の養護施設より小奇麗になったし、規則(義務教育が済んでもまだ置いてもらえる)なども良くなったようだが・・子供の抱える闇は深くなったような気がする。児相も虐待などに対して、件数が多いから対応できずに、報道陣の前で頭を下げなければならない事態に陥る。こう云う本を見つけて読ませてくれる読メさんに感謝。それにしてもこの作家さん、回文が好きねぇ・・あたしゃ読むだけで眼がボロボロ(-_-;)
★64 - コメント(9) - 2016年1月15日

@
再読
★1 - コメント(0) - 2016年1月13日

児童養護施設の子供達が抱えると問題と七不思議を組み合わせた連作短編が最終的にひとつのお話に繋がる。正直云って無理がある。から途中で気づく。無理に繋げることで他の子のエピソードが霞んじゃった気もする。入れ替わりの話はラストにぞくっとするものがあってよかったのになぁ。 審査員の言葉にも書いてたけど、回文にこだわりすぎ。回文ペンネームとか表紙にわざわざローマ字で書いてあるんだから見ればわかるし。小説の中で「もしこれが小説なら~」みたいな発言が出てくると萎える。そうして書きました、みたいな自伝風でもないし。残念。
★1 - コメント(0) - 2016年1月11日

七つの海を照らす星の 評価:92 感想・レビュー:681
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