ブラインドサイト〈下〉 (創元SF文庫)

ブラインドサイト〈下〉 (創元SF文庫)
あらすじ・内容
【星雲賞受賞】太陽系外縁で謎の巨大人工構造物と遭遇した宇宙船テーセウス。それは人類とはまったく異質な進化を遂げたエイリアンとのファースト・コンタクトだった。手詰まりな状況下、クルーたちは構造物内に侵入する。そこに人類の最終局面が待っているとも知らず……。「意識」はなぜ生まれた? 進化の次のステージとは? 戦慄の黙示録的展開を見せる、現代ハードSFの最高到達点! 書下し解説=テッド・チャン

*第45回(2014年)星雲賞 海外長編部門受賞
*第2位『SFが読みたい!2014年版』ベストSF2013海外篇

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ブラインドサイト〈下〉はこんな本です

ブラインドサイト〈下〉の感想・レビュー(274)

読んだSF54冊目 人間の意識が障害になる、進化した異星人は意識をあえて持たなくなった、というような主張は衝撃だった。 個人的には自由意思や意識はある、と思いたい。
★2 - コメント(0) - 3月20日

結局、良く分からなかったですよ…読解力か想像力が足りないのか…。
★4 - コメント(0) - 3月10日

主人公のキャラがクールな感じだがやや半端とも思え惜しい感じ、"吸血鬼"はもっと良い訳ないかな、でも作者の解説が面白い。ソラリスの様な通常の人間の感覚では理解できないファーストコンタクトものだが、、うまく頭で映像を思い浮かべれなかった、再読すれば理解できるかな?
★4 - コメント(0) - 3月5日

8/10(解説込みで9/10)。脳半分を切除した主人公、吸血鬼、多重人格の言語学者、感覚器官を機械化した生物学者の4人(それぞれにSF・生物学的な理屈・必然性がある)のクルーは異質なエイリアンとのファーストコンタクトを通して未知の状況に翻弄されながら「意識」「知性」について議論していきます。下巻の吸血鬼の解説を先に読んでおくとスムーズに入れるかもしれない。
★4 - コメント(0) - 3月1日

続編が出たのでまずはオリジナルから。ハードなファーストコンタクトを描いているのでハードコンタクトと呼びたい。スペース・ヴァンパイヤ(コリン・ウィルソン)という本もありましたが、人工冬眠と柩から蘇る吸血鬼のアナロジーは秀逸です。映像化してしまうとグロテスク過ぎるかな・・・?さて、次はエコープラクシアだ!
★5 - コメント(0) - 2月16日

ようやく出会った異星人(?)は想像を絶する異質な存在だった。クルーも含めて、異質な生命体たち(しかも、余程のことがないと死なない)の意識(あるいは意思)はどういうものになるのか?十分な条件が整えば、意味はなくとも知性的な対応はできる。その時、その相手に意思があるのかどうか、外からは区別がつかない・・・やっぱり、難解。面白かったけど。
★6 - コメント(0) - 2月7日

なんだか意識の話はともかく情景も頭に入らなかった。自分が中国語の部屋の中に居るような感じ。
★2 - コメント(0) - 2016年12月5日

いろいろ詰め込みすぎな感は否めないけど、それだけボリュームたっぷりと感じる良作。 ラストで一気に広げた風呂敷を畳んだスピード感はなかなか。 ただそれまでの広げ方がゆっくりなのとずいぶん広く広げたのを畳むのが急すぎて置いてかれた感もある。 いろいろ「盲点」をついた作品で面白かった。そんなに読みにくくはないけどそんなに深くもない。
★4 - コメント(0) - 2016年10月25日

ファーストコンタクトの物語を借りているが、意識とは?知性とは?をテーマにしたある種論文のような作品。参考文献144項目16ページには驚愕。異種族との接触という意味では「ソラリス」とも通じるか。でも読んでる時の意味のわからなさは「ニューロマンサー」に近い感覚だった。まさしくハードSFの名に恥じない作品。そして著者と訳者、テッド・チャンによるそれぞれの解説だけで50ページのボリューム(参考文献含む)とこちらも読み応えあり。特に著者に対して真っ向から反論(というか全否定)し読者に判断を促すチャンの解説は見もの。
★6 - コメント(0) - 2016年8月20日

ブラインドサイト。ヒューゴー賞、ローカス賞受賞作。これとネビュラ賞受賞という言葉に弱いのだが、この本は最初から最後まで内容が理解できなかった。頭に入らなかった。読み直すことも多分しないと思う。
- コメント(0) - 2016年5月29日

宇宙から突如現れた65536個もの探査機が、地球表面をくまなく覆った。目的は?宇宙船<テーセウス>が太陽系外縁へ調査に向かうが、精鋭の異能集団(吸血鬼、複合人格の言語学者、脳を半分切除して共感能力を失った代わりに、表層を解析して対処する能力をもつ主人公ら5人)が遭遇したのは、人類とは絶望的に異質な存在だった。意識のない知性というアイディアを、脳神経科学、進化論、哲学、物理学などの大量の「ジャーゴン」で肉付けし、注釈や参考文献までつけたサービスに大満足。ファーストコンタクトの通信場面はやはりワクワクものだ。
★2 - コメント(0) - 2016年5月6日

論文の抄訳だった……まあおもしろいんですが。 クモヒトデだなあ、と思ってたらクモヒトデだった。 あとテッド・チャンはちゃんと読んでいたのか不明
★2 - コメント(0) - 2016年5月4日

もう一つ面白いのが、テッド・チャンの解説の「同意できないことを確認する価値のある小説だ」って所。、真っ向からの批判だねwやっぱり証明されてない問題を議論するのも哲学なわけだし、僕のような読者としては同意できる/できないでなく、どっちの主張も大変に興味深く読ませてもらいました。
★3 - コメント(0) - 2016年3月18日

再読(2回目)。
★1 - コメント(0) - 2015年11月24日

[4.7] 再読(3回目)。前回は重要な情報が唐突に出てくると感じたが、分かりにくいだけできちんと伏線がある。また、少し考えてみれば、中国語の部屋が出てくるファースト・コンタクトがロールシャッハにとって何であったのか分かる。その部分だけを短編として切り離すべきではないだろう。一方、新たに気になった点として、ロールシャッハが(おそらく)過去に人類に比較的近い知的生命体に遭遇しているだろうこと、地球社会の技術レベルに齟齬がある点(実現できるはずのことがされていない)などがあって、おそらく詰めが甘いのだろう。
★1 - コメント(0) - 2015年11月19日

[4.5] 再読。まず、この作品はそのハードさだけで貴重である。また、良くも悪くも真面目で楽観的なイーガンと比較しても、描き出すビジョンは冷徹で非人間的であり、好感が持てる。ただ、ストーリー的に重要な事柄が唐突に出てきたり、展開が中盤まで遅すぎたり終盤は速すぎたりと、物語そのものよりも物語を通して主張したいことが前面に出過ぎていると感じる。その一方で、参考文献は非常に面白く、一読の価値がある。なお、テッド・チャンの解説はストーリーの理解には役立つが、作者の見解への反論は核心を突いていないように思う。
★3 - コメント(0) - 2015年10月21日

『エイリアン』ばりワーストコンタクトを期待したらあらら内なる宇宙話。テッド・チャン解説を読むまでもなく、ガチ理系なだけでは読みこなせないPhilosophy寄りと上巻で了解。この薄さで時速70頁しか進まぬのは、作者自ら語るように“解説すべき理論が山ほどあってストーリーを圧倒”し“いつも以上にとっつきにくい登場人物”だから。知性と意識の闘技場にコミッセールとして呼ばれたらプロトンが意味不明な動きをするんでステージ途中からモトの後ろに乗ってみたけど公道での時速160km超えには耐えられずみたいな? 毒毒度:3
★12 - コメント(1) - 2015年9月16日

tom
たぶん、とても高級な議論を展開しているSF。しかし、私の脳みそでは理解不能。残念ながら、ほとんどワケワカメのコンコンチキで読了。巻末のバンパイアの出自に関する解説がとても面白かった。参考文献も凄い。これだけの文献を背景にしたSFだったのかと驚きながら、理解できなかったことに納得(笑)。
★15 - コメント(2) - 2015年9月16日

意識と知性に関する大ネタは、内容に関する賛否はともかくSF作品の核としては秀逸。ただし、理解が難しい部分も含め面白いかどうかはまた別問題で、こんなに長々書かなくても「中国語の部屋」ネタの短篇で書けるんじゃないだろうかとか思ってしまった。
★33 - コメント(2) - 2015年8月31日

異星人とのコンタクトにおいて「相手が何を考えているのか」を客観的に観察するため、探索隊のクルーの一員にされた統合失調症の主人公。彼は観察し、過去を振り返り、報告する。異星人とのファーストコンタクトから生じた「意識」の再認識。アルゴリズムは「理解」していても「わからない」。それが感情で、自意識であり、他者と自分を区別するものである。主人公の名前はシリ、Speech Interpretation and Recognition Interface。100年後のわたしたちは、今のわたしたちでいられるのだろうか?
★21 - コメント(3) - 2015年8月26日

意識とはなにかという主題では最先端という意味がよくわかった。
- コメント(0) - 2015年7月19日

なるほど、そういうお話でしたか!目が見えていても脳が見えていないと判断する「盲視」のような“脳の判断ミス”がテーマかと思ってたら、伊藤計劃的な意識論に至るとは。意識あるように振る舞うオートマトンは意識ある人間と見分けが付かない、というあたりは大変好みのテーマですが、登場人物たちの関係がドライなこともあって救いがなさすぎる印象も。恋人へ共感できる人と共感できないがその素振りが上手い人は見分けがつかないという事実より、素振りでなんとかやってきた人はこの先も素振りを続けるしかない、ということが切ないんですよね。
★2 - コメント(0) - 2015年7月13日

Kom
難解すぎて、解説を読んでもさっぱり理解できず。やっぱりまだSFの経験値が足りないのか。
★2 - コメント(0) - 2015年6月19日

脳が半分の男、四重人格の言語学者、機械化された生物学者、吸血鬼のチームが宇宙船で旅立つ…という紹介文からなんとなく「バベル17」を連想して手に取った。結果として予想とは違ったけどアイデアやガジェット詰め込みまくりの力作で面白く読んだ。小説として読みやすくはないしカタルシスを求める人にはお勧めしないけれど。ちなみにテッド・チャンの解説はつまらなかった。というか、チャンの書いたものを面白いと思ったことがないんですが。
★2 - コメント(0) - 2015年4月23日

まったく意思疎通の出来ない異星生命体に対し人間はどのように対処していくのかがテーマなんだろうけど、使い尽くされたこのテーマにどれだけ新しさを挿入するか、作者は人間の無意識の状態を主に話を展開していくが、この登場人物達が遠未来の人間でそうとう現代の人間の意識から遠い事もあって、話が哲学的になってくる。そういう事から物語を追うのが辛くなってくるw。でも結構すき。
★4 - コメント(0) - 2015年4月15日

知性に意識は必要か?論理的あるいは論議的SFというべきか・・・・・・。どうもカタルシスに欠ける作品だ。
★24 - コメント(0) - 2015年1月2日

購入。拝読。意識‥神の座。魂。便宜的な概念‥でも、私を苛み、喜ばせるもの。知性に意識は、必要無いのかも知れない‥。でも、生まれてしまった意識。それが、幻想であっても、この痛みは‥痛みを感じている私は、此処に、居る。
★45 - コメント(0) - 2014年12月18日

私がSF慣れしてないせい?かわからないが作中難解な表現が多くて所々読み詰まる事も多かったけど中盤以降「意識」やら「知性」にテーマが自分の中に集約されていき・・・いや、そんなこと抜きにして単純に面白いです。 巻末の参考文献とテッド・チャンの解説(両方とも本編並みに面白いと思う)を読んだ上で再読すればイメージを捉えきれなかった部分がより明確に理解出来そうなので暫く置いた後、再読を決意!
★2 - コメント(0) - 2014年11月28日

★★★
★1 - コメント(0) - 2014年11月15日

テーマの肝になる、意識からみた主人公の位置づけが今一飲み込めてなかったことが読み終わったタイミングでわかった。読書会向けですね。
★1 - コメント(0) - 2014年11月4日

巻末の参考文献などを読んでやっとある程度の概要が掴めた感。かなり面白いことをやっているような気がするが一読だけでは理解しきれなかったので要再読。
★2 - コメント(0) - 2014年11月1日

ファーストコンタクトものと見せかけて、人間の「意識」について論じている小説。 原文のせいか翻訳のせいか分からないけれども、非常に読みにくかった。 個人的意見だが、「意識」の非効率性を論じるよりも、これまで何を成し遂げたかを語らなければ公正ではないと思う。(特に非効率だと認めるなら尚更のこと) 人間の通信=異星人への攻撃というのは新しい。
★4 - コメント(0) - 2014年10月26日

設定やテーマは興味深いが小説としてはどうよ?と言う最近ではあまり見かけないタイプのSF。巻末の著者とチャンの解説で、やりたい事が多少は判った様な…いや多分気のせいだ。
★2 - コメント(0) - 2014年10月21日

意識の意味を問う傑作
★1 - コメント(0) - 2014年10月8日

意識ってなんだろう。最後までわからないことだらけでした。もう一回読んでも意識を理解できないだろうなぁ。
★1 - コメント(0) - 2014年10月6日

ストーリー的にもオチ的にも、小松左京の虚無回廊を超えるものではないと思う
- コメント(0) - 2014年10月5日

難解です。特異な異星人との更なる接触から、認知論や進化論を絡めて『意識』とは何かを掘り下げていく。下巻は怒涛の勢いで展開が動くが、なんとも難しい。上巻から再読しないと。
★1 - コメント(0) - 2014年9月20日

やっと読了。読み終わったけど良くわからん。 もう一度読む気にはならないので、 テッド・チャンの解説で理解した気になってお茶を濁す感じにする。
★2 - コメント(0) - 2014年9月16日

意識、知性、人間とは何かなど、かねてより興味を持っていたテーマが包含されているので難解ではあるが愉しめました。?な部分も作者自身による解説によって補足される親切設計になっております。しかし、合わせて600ページ未満のボリュームなので、上下巻に分ける必要はなかったと思いますのだ。
★2 - コメント(0) - 2014年9月9日

[4.0] 慎重なストーリー展開は作者が学者であることに由来するのか。「コミュニケーションそのものが攻撃とみなされる」というアイデアは斬新だと感じた。参考文献が一番面白い。
★3 - コメント(0) - 2014年9月6日

ブラインドサイト〈下〉の 評価:80 感想・レビュー:113
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