文系の壁 (PHP新書)

文系の壁の感想・レビュー(388)

文系とはなんぞやである。出てくる人は皆「理系」であるし。やってることが、理系の研究分野ではないだけで、方法論は全て理系である。私のように脳の根幹が文系なのに、理系ファン(by赤瀬川原平)になってしまった人には「対岸」の対話に見える。これでどうだ文系諸君、という姿勢が理系の最も悪い癖だと思うのだが、そのものである。 ただ、これに文系諸君が食いついて行ってほしいとも思う。 いつまでたってもどっちつかずの私には、「理系としては面白いが浅く、文系としてはとっつきにくい」という本である。
★1 - コメント(0) - 2月2日

著者が4人の理系と様々な分野について話し合う対談集。後半に行くにつれてより理系的な話になっていきます。それぞれ大元のテーマはあるのですが、予想していなかった話が突然始まるのが対談集の良いところ。分かりやすい言葉で興味深い見解が述べられているので、まんまと1つ1つ詳しく調べたくなりました。聞いたことのない単位やカタカナは殆ど出て来ないのもありがたい。あらすじに具体的に興味のあるテーマが載っていなくても、文系理系問わずとりあえず開いてみても面白い本だと思います。
★1 - コメント(0) - 1月18日

積読になっていた新書から。 「バカの壁」もあったので、もう少し文系視線での壁のお話かと思っていたら、普通に理系の人が世の中を語っているだけという感じ。 文系出身ながら、理系の人の多い職場環境で過ごしてきたからなのか、特に分けて語る必要もないよなと思ってみたり。 改めてSTAP細胞事件のおさらいが出来たのはよかったかな。
★11 - コメント(0) - 1月13日

論理構成が分からずに悩んだ。論旨が飛躍している箇所があるように思う。
★3 - コメント(0) - 2016年12月30日

養老孟司と理系の4人との対談が収録されています。作家の森博嗣に興味があって、ディスレクシアだったかもしれないという話にも驚きましたが、C・W・ニコルズが「日本に来て1番良かったことは宗教からの自由」と言ったという話は目からウロコだった。
★4 - コメント(0) - 2016年12月18日

文系理系と二分するのはどうなのかなあ。でもどこかで壁を感じている自分がいるからこの本を手に取ってしまったのかもしれない。第1章目当てで買ったけど、特に4章が面白かった。
★7 - コメント(2) - 2016年11月7日

養老孟司氏が4人の理系と対話した話が収録されている・・・ 文系の壁って言っているけど、若干抵抗があるのは、理系じゃない人みんな文系みたいな前提になっている日本の場合、理系のアンチテーゼとしての文系という広い対象にしていると違和感が。理系でも文系でも、さらには芸術系でもない人ってのもいるというのが自分の感想。 さておき自分は比較的文系にいたはずだけど、よく「理系でしょ」って言われる。この本でも語られる「前提を吟味する、問う」とか「違うことが当たり前、なぜみんな同じだと思うの」という面倒な奴だからか・・・。
★3 - コメント(0) - 2016年11月5日

やっぱり「文系」なので、ちょっと難しいな、と感じる部分もあったが、全体的にはけっこう面白く読めた。最先端のこと、こうなってるんだ、と驚くことも多かったし、そもそも全ての分野にすごく精通してる養老さんって、どんだけ頭いいんだ、と驚いた。
★2 - コメント(0) - 2016年10月30日

毎度のことながら「なるほどこんな見方もあるんだー」と目からウロコなフレーズ満載でした。
★1 - コメント(0) - 2016年10月29日

一半分くらいしか理解できてない気がするが、面白いのは間違いない
★3 - コメント(0) - 2016年9月28日

テーゼとアンチテーゼからジンテーゼを導くように統合する時代に来ているのかもしれない。
★16 - コメント(0) - 2016年9月25日

再読したら、前と引っ掛かるところが変わってて、前も面白かったけど面白い!VRもPSで出るし、色んな物事の転換期に来ている気がして(※頭悪いからてきとうなことを言っているよ)変化の前のざわつきみたいなものを感じたので面白い~。
★2 - コメント(0) - 2016年9月20日

少し前に養老さんの著書を読んで、他の作品も気になったので、読んでみました。理系でも実験重視の工学系やフイールドワーク重視の生物系と分かれるのにも文系としてはビックリでした。でも、文系でも、地理の友達は、フィールドワーク重視であったし、歴史も時代によって、史料や論文の比重が異なったので、自分の身近な例で考えると、理系も納得でした。
★5 - コメント(0) - 2016年9月18日

sun
理系との対話。養老さんは「気づかせさせてくれる」人だと思う。言われれば、そうかな?と思うけど忘れてしまう。太陽光をプリズムで「色のかたまり」と見せてくれるけど、プリズムしまうと透明でわからなくなるみたい。対談者は理系なので、養老さん含め「理系の壁」も感じられる。理系の中に生物があるのは、なんか違う気がした。「すべての細胞は細胞から」。
★11 - コメント(0) - 2016年9月17日

★★☆
- コメント(0) - 2016年9月15日

理系は課題に直面すると論理で答えを出そうとするが、文系は「世間」を援用すると阿部勤也まで引用する養老孟司。文理両道のオレには双方の気持ちがよくわかる。が、顔を真っ赤にしながら説得をやめない理系諸氏は情熱の分だけ、肩を持とうと思う。
★4 - コメント(0) - 2016年9月14日

私にはちょっと難しい話しがてんこ盛りだったので買って損したかという気分です。ただ1点自分一人でこっそり眺めて楽しむという部分においては共感できました。今の人は何かと繋がりたがる。繋がっていないとまるで崩壊するとでもいうかのような気分に陥る人たちがいる。それはおかしいと思う。もちろん、孤独だけでは苦しい部分はある。ただ繋がらないとおかしいという前提でいることは違うという訳です。知られないことだってあるでしょう。それも必要なものかもしれない。
★9 - コメント(0) - 2016年9月11日

タイトルから想像した内容とは違った。細胞は40億年ずっと分裂してきて、途切れたことがないという話が印象に残った。
★3 - コメント(0) - 2016年9月4日

養老孟司が理系の4人と対談したものを纏めたもの。森博嗣が対談相手だったので読んでみた。森博嗣曰く、工学部、医学部、薬学部、農学部は文系っぽいと、理学部が理系っぽいと。だが、教授同士で会議をやると、理学部と文学部は話が長くて終わらない、工学部は「どうするかを考えよう」と話が早いと。理系が理屈っぽいと言われるのは前提条件を見極めたうえで判断しようとするからだが、文系はあやふやなままでも納得できるのだから逆に理屈で収めてしまっているとか解釈が面白い。藤井直敬氏や鈴木健氏は、頭の良さそうなところに圧倒されました。
★4 - コメント(0) - 2016年8月27日

養老孟司氏と4人の理系人との対話。森博嗣さんとの対話が良かった。理系と文系の境って意外と曖昧で、理系よりも文系の方がデジタルというあたりはなるほど~と納得。SR(代替現実)の話が面白かった。最近ではスマホで簡単に仮想現実が体験できてしまうらしいので、ハコスコを買ってみたいと思った。
★15 - コメント(0) - 2016年8月26日

「今の人は何をするにしても他人に見せびらかさないと楽しめないところがあるようです。(中略)自分一人で楽しめないのは、工夫して問題を解決していないからです」(p49)
★1 - コメント(0) - 2016年8月16日

あんまり文系は関係ないかな。自分も含め理系だからといって思考のバイアスからは逃れられないと思ってるので、STAP細胞事件について書かれた須田桃子さんとの対談が最も印象に残った。ES細胞の混入っていまだに誰がやったか判明してないんだ…。じゃあずさんな実験方法を見てこれなら混ぜても気付かれないと思った悪意ある第三者の可能性もあるのかとゾッとした。笹井センター長が陥った思考の穴?も興味深く、本を読んでみようと思いました。あと嘘学は放送大学の「錯覚の科学」がソレだと思います。いい講義ですよ。
★9 - コメント(0) - 2016年8月12日

タイトルは、「文系の壁」だが内容は理系の知識人たちと養老先生の対談集であった。唯一、文系の壁らしい話は、コマの廻る理由を文系の人は表面上の理由で簡単に納得してしまうけど、理系の人は突き詰めていこうとするという違いがあるということだった。ある意味「オタク」的なところが理系の人の特長だと思う。養老先生自身、昆虫の分類が仕事兼趣味であり、相当なオタクである。そういう世界を持っていることが幸せなことなんだろうと思う。
★44 - コメント(0) - 2016年8月2日

Ted
'15年6月刊。△理系で旬な人(4人)との対談集。理系の人が普段どんなことを考えているのかの一端に触れることができたが、発想からして異質。どこからそんな考えが出てくるのか本当に不思議。
★7 - コメント(0) - 2016年7月6日

養老孟司氏と理系の方々との対談。私自身は生物について学んでいたので、本書の中で文系的と表現されていたのには、とても納得できる。理論からというよりは、不思議なものに対してのアプローチだから。共通して感じたのは、素晴らしいアイティをどのように世の中の役に立てるようにしていくか、凡人には考えもつかないような事を成し得ようとしていること。
★5 - コメント(0) - 2016年6月30日

養老孟司氏と理系識者との対談集。題名と内容はあまり繋がらないかも(「わからない」という言葉の意味を、文系は「わかっているけど賛同できない」という意味で使う…が繋がる所かも)。理系識者同士の対談は、読んでいて面白い。不良長寿・SR(代替現実)・STAP細胞・伝搬委任投票システムの話は面白かった!SRを用いた統合失調症・認知症の疑似体験は理解を広めるのに有効な技術だ。iPS細胞の研究を生物学ではなく、コシヒカリやサラブレッドを作るのと同じ「育種」であるという発想は面白い。他の理系識者の対談集も読んでみたい。
★7 - コメント(3) - 2016年6月26日

解剖学者の養老氏&理系人4人の対談集。文系人が普段意識していない、理系の考え方について、語り合います。トップバッターが小説家の森博嗣氏。「前提を吟味しない日本の文系」という項目が、印象的でした。子供の頃、学校の先輩女子たちと何気ない会話をしたとき、「あぁ、理屈っぽい。理系だね」とか言われて、頭に疑問符が付いた思い出があります。あれは、こういうことでしたか。15年越しくらいの謎に、得心がいきました。
★12 - コメント(0) - 2016年6月23日

ky
どう思いますか、の質問は相手が敵か味方か見分けるため。絶対的な安全はただの言葉、意味がない。コンクリートは600年もつ、鉄筋が寿命を左右、60年程度。世間並、他の人がどうしているかを見てそれについていく。容疑者がどうして犯行に及んだかを理解しないとみんなは腹を立てる。でも理解できる方がおかしい。わかっているけど賛成できない、を表す言葉が日本語にない。
★20 - コメント(1) - 2016年6月10日

自分の想像していたような本とは違った。だからか、何が記憶に残ったかは、よくわからない。とりあえず、森博嗣さんの小説が読みたくなった。
★4 - コメント(0) - 2016年6月5日

自分の理解が浅いのかもしれないけど、タイトルはミスリードを誘っているんじゃないかな。文系と理系の区別が話題になったのは、最初の森氏との対談のみ。 少し前に話題になった文系学部廃止論と同じような、文系蔑視的な内容だったら本を閉じようと思っていたけど、流石にそんなことはなかった。 養老氏の主な関心事はフィールドと実験室の違いと読み取ったんだけど、捨象のリスクに対する嗅覚は自分にとっては新たな視点。SEやってると、捨象が基本なもんで(で、痛い目をみるw)。 対談相手の鈴木健氏のなめらかな社会は気になっています。
★13 - コメント(0) - 2016年5月24日

文系のものの考え方について書かれているのは一部で、他は理系の方々との対談を行っている。他者の視点で物事が考えられるように、と主張する藤井さんや、相互依存の関係に気づくシステムを構築したい、と考える鈴木さんなど興味深い対談であった。
★6 - コメント(0) - 2016年5月23日

森さんとの対談が一番興味深かったです。
★7 - コメント(0) - 2016年5月19日

STAP騒動記など興味深い記述あり。森さんの章が文系の分析を行われており納得すること多し。官僚の回答を以下に読み解くべきかなど他章でもなぜ文系のかたが観念的にものをかたれるのかてがかり多し。
★5 - コメント(0) - 2016年5月8日

理系と文系の分け方が、養老さんの目を通すと、こんなにも違うのかと驚かされる。今までの自分自身の捉え方も、少し変わりそうだ。
★9 - コメント(0) - 2016年4月18日

森さんのところだけ.いつもの安定感抜群森節.
★5 - コメント(0) - 2016年4月18日

再読。面白かった。
★3 - コメント(0) - 2016年4月16日

前提の正しさを疑う。正しさを測定する。文系の方がデジタル。感覚を大切にする。養老さんから学べることは多い。
★13 - コメント(0) - 2016年4月16日

科学者のはしくれとして口に糊している私は一応「理系」になるのでしょうが、だからといって「文系ではない」とは思っていないのです。文系だ、と自認する人の意識を知りたいと思って読んだのですが、語り手はすべて理系の人だったので、その辺はよくわからないまま。とはいえ「自分に反対する人の意見を『わからない』と表現する。この『わからない』は『わかっているけど、賛成できない』という意味なんですね」「官僚の『ご理解いただきたい』は『私の言うことを受け入れて、文句を言うな』という意味」には思わず膝を打ちました。
★5 - コメント(0) - 2016年4月14日

バカの壁を興味深く拝読し、その流れで2冊目です。 対談形式で相手の方々が非常に素晴らしい仕事や研究をなさっており、作者との理系的・知的キャッチボールがとても面白かったです。文系人間の自分にはとてもありがたい1冊でした。
★8 - コメント(0) - 2016年4月10日

社会と理系の関係
★1 - コメント(0) - 2016年4月10日

文系の壁の 評価:90 感想・レビュー:161
ログイン新規登録(無料)