カフーを待ちわびて (宝島社文庫)

カフーを待ちわびて (宝島社文庫)
あらすじ・内容
もし絵馬の言葉が本当なら、私をあなたのお嫁さんにしてください――。
きっかけは絵馬に書いた願い事だった。「嫁に来ないか。」と書いた明青(あきお)のもとに、神様が本当に花嫁をつれてきたのだ――。
沖縄の小さな島でくりひろげられる、やさしくて、あたたかくて、ちょっぴりせつない恋の話。
選考委員から「自然とやさしい気持ちになれる作品」と絶賛された第1回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作品。

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カフーを待ちわびてはこんな本です

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カフーを待ちわびての感想・レビュー(4283)

原田マハさん2冊目。沖縄が舞台の恋愛小説。主人公の明青が書いた絵馬をきっかけに、一人の女性が明青の元に現れた。彼女は神様が連れてきた花嫁なのか?何より印象深かったのは、沖縄の情景でした。沖縄の風習、方言、ゆったりとした時間の流れ方。それが読み手をすんなりと物語に入るきっかけにしている。恋愛だけではなく、島の未来も物語に加えることで、こちらは先が気になって仕方がなかった。ただあの時の明青の選択は支持しないというか何というか…!再会まで描いて欲しかったというのは贅沢ですかね?カフーが二人に訪れる事を願います。
★69 - コメント(3) - 2月26日

子供時代の数年を沖縄で暮らした事がある。陽光が作り上げた真っ黒な影が、日向と日陰の境界線だ。暑い日向に吹く風と屋内で吹く風は、ほんの少し匂いが変わる。空の色と波の音が時を告げ、それと共に人々は生き、そして死んでいく。島から出ることもなく、その中で生きてきた明青。変化のない日常は、その夏、彼女との出逢いで全て変わった。ゆっくり進んでいた時計が、目まぐるしく回り出す。島の未来と己の未来。周囲の人々の思惑と、自身の心に戸惑いながらも一歩を踏み出す彼の想いが甘酸っぱい。どうか皆に幸あれと杯を上げたいラストだった。
★88 - コメント(4) - 2月25日

沖縄の綺麗な景色、ゆっくりと流れる島の時間を感じられた。こんな島で暮らせるなら幸せだろうなぁ。幸の最後の手紙、明青の一途な決心、終盤は涙無しでは読めなかった。読み終わった後、心の中に温かな何かがふんわり残る素敵な作品でした。
★16 - コメント(0) - 2月24日

人の温かさと優しさがいっぱいで、読み終えて幸せな気持ちになった。孤独な二人にとって、相手を思いやるがゆえのすれ違いが切なかった。自分をさらけ出して生きていくってむずかしい。明青みたいに耐えて待つ事も必要かもしれない。でも、「幸せはいくら待っててもやってこない。自分からでかけて行かなくちゃみつけられないんだ。」っておばぁの言葉が胸にしみた。私も幸せ、みつけられるといいな。
★16 - コメント(0) - 2月22日

カフーを自らつかまえにいくラストが良かった。動いていく風景の描写が素敵で、情景が目に浮かぶようだった。
★11 - コメント(0) - 2月21日

純なラブストーリーでした。 明青、まっすぐだなぁ。 沖縄に行きたいなぁ。
★19 - コメント(0) - 2月21日

明青が絵馬に「嫁に来ないか」と書いたら本当に女性(幸)が現れた!という書き出しから、リゾートホテル開発の話が絡まり、先が気になり一気に読み進めるも、幸の正体は予想通りの展開。明青の行動にも疑問。最後は2人が再会するところまで描ききってほしかったなぁ。とはいえ、カフー(犬)&海、沖縄の空気感がとても良くて、そこに癒された。
★13 - コメント(0) - 2月20日

カフーは果報、良い知らせのこと。この小説全体を包む世界観を表すぴったりの言葉で響きもいい。ちょっと切ない気持ちになるラブストーリーでした。
★49 - コメント(0) - 2月19日

個人の感想です:B。カフー(果報)とは主人公の明青(あきお)の飼い犬の名前。絵馬に書いた願い事通りに「幸」という21歳の女性がお嫁さんにしてくださいと訪れて来る。美らさんだが、料理はできないし、名前とは裏腹に幸薄そうな彼女の唯一の取柄は明青が脱ぎ散らかしたサンダルを揃えてくれること。島を開発してリゾートホテルを建てるという計画に反対するが押し流されたり、幸の過去が割と想像通りだったり、結末は意外性のないものとなっていた。消えた幸がどうなったかは書かれていないが、血筋からいって結婚もできないわけだし。
★27 - コメント(1) - 2月18日

ずっと読みたかったけど、なかなか入手できなくてやっと読むことができました。期待通りでほんとに素敵な物語で大満足。突然現れた幸さんが何者なのか最後まで全く分からなかったけど、種明かしには驚かされました。どうか明青が幸さんを見つけられますように!映画化されてると知ってキャストを調べたら、明青はまあいいとして、幸さんはちょっと違ったかなー、なんて思いつつ、観れる機会があったら観てみたいです。
★40 - コメント(0) - 2月18日

★★★★幸さん、いい娘。明青、小心者でまあいい奴。2人の幸せを願わずに居られない。幸せな気分になれる本。
★14 - コメント(0) - 2月17日

2016/12/1 Amazonより届く。2017/2/9〜2/162年とちょっとぶりの原田作品二作目。楽園のカンヴァスを読んで、ハマったので、デビュー作に戻って読むことに。第1回日本ラブストーリー大賞受賞作。ラブストーリーなんてあまり読んだことがないのであるが、歳のせいか、やられました。沖縄の離島を舞台にしたのが、作品の世界観を確固たるものにしたんだな。原田作品をますます読みたくなった。
★135 - コメント(0) - 2月16日

aki
心がぼのぼのと暖まる物語。日々の暮らしの良さなんて意識しないと気づけない。そういうことを気が付かされた物語。
★21 - コメント(0) - 2月11日

マハさんのデビュー作を今まで読んでいなかった…。いつも思うのだがマハさんの小説は読んでいると鮮やかに情景が浮かんでくる。デビュー作なのにさすがです。主人公明青の少年の様な純朴さ、不器用さ、沖縄の自然と、美らさんの幸。胸が苦しく、そして温かくなった。
★36 - コメント(0) - 2月7日

こんなにこんなに純愛なお話だと思わなかった。切ないけど、温かい。明青さんの優しい心と幸の綺麗な心結ばれるべくして結ばれる運命だと信じたい。カフーが待ってるあの島に、早く帰ってこられますように。
★24 - コメント(0) - 2月6日

ちょっと切なくでも心温まるお話でした。
★19 - コメント(0) - 2月6日

デビュー作でこの仕上がりはさすがです。二人のその後が気になる終わり方ですね。いい人ばっかりの登場人物でもなければ、リゾート施設何て要らないって方向にもならない辺りは現実的。明青の右手にハンディを持たせたのには、彼の人格を形成させる意味合いもあったのかもしれないけど、その必要はあったのかなとちょっと気になったけど。
★22 - コメント(0) - 2月5日

★★★★☆なんとなく読後がすっきりしなかった。全体的にあったかいストーリーだったけど、騙すとかがない方がよかったなぁと。
★16 - コメント(0) - 2月4日

明青の人物像が最後まで理解できなかった。結婚まで考えている女性(幸)の事情を直接聞く事もなく、友達の話だけを信じて追い出すように仕向け、結局は誤解で探しに行くとは、なんともお粗末な30代の男性である。その後、無事、幸が見つかってハッピーエンドになれば良いのだが・・・沖縄の方言、美しい自然描写は読んでいて心地良かった。
★25 - コメント(0) - 2月3日

確かにラブストーリーなのだろうけど、肩透かしを食らいました。きゅんとしたかったのですが、パッとしない主人公や、その友人が嫌な奴でイライラと...。私の想像力が足りないのか、全体に中途半端な印象を受けました。ただ、登場する女性たちはとても魅力的でした。今まで読んだマハさん2作品がお気に入りだっただけになんだかなーです。
★24 - コメント(0) - 2月1日

恋愛小説好きの人には堪らないストーリーと展開。原田マハさん作品の中でも一番好きな1冊です。凄く自然体で書かれた内容に感じられて楽しめました。とくに後半の「いったい彼女は何者だったんだろうか?」という幸(さち)の正体をめぐって二転三転する展開は素晴らしい!明青(あきお)の優しいキャラも素敵でした^^沖縄などの「自然開発問題」は東野圭吾さんの『真夏の方程式』にも登場してくるけど、地元の人たちの「雇用問題」や「経済的な問題」を考えると「リゾート開発は必要なことだろう」と個人的には思います。。
★511 - コメント(2) - 2月1日

まず、物語の始まり方が最高にロマンチック。明青は沖縄のさらに南、与那喜島でひとり暮らす30代男性。旅行先の神社で「嫁に来ないか。」と絵馬に書いてみたら、本当に幸という薄幸の佳人が現れて!? 小説から島ののんびりとした平和な空気が伝わってくる。名前だけで手紙が届いてしまうような狭い人間関係だからこそ、一度対立したときは怖い。善と悪は表裏一体。明青と幸のラブストーリーがメインでありつつも、様々な人間模様が楽しめる作品でした。幸という女性が本当に魅力的。溌剌とした明るさと、もの悲しげな影が同居する女性、最強。
★38 - コメント(0) - 1月31日

ZEN
運命の糸は儚く弱々しく・・・でも、必ず何処かで繋がっている。明青と幸もきっとそうだといい。キューピッドの囁きならぬ、おばあの遺言。おばあよ・・・(*´-`)
★15 - コメント(0) - 1月31日

やっと手元に来て、追い掛けるように読み進んだ。沖縄のゆったりとした時の流れ、とは言え住民の中に金の匂いがし出すと簡単に崩れる信頼関係、どんなに年老いても枯れることのない男のえげつなさ、おばあの頑固さと人を寄せ付けない雰囲気、しなしなと何者にもしなだれかかっていく女の汚さ、犬の一途さ。島の同級生の持ち込んだリゾート計画が単なる詐欺で、慣れ親しんだ島人を陥れる男の罠だったら、もっとドロドロしたものになったかな?著者独特の最後に懐にポッと光が灯すような作品だった。
★17 - コメント(0) - 1月29日

明青さん、そりゃ駄目だろう。幸になんてことを…。
★12 - コメント(0) - 1月29日

オープン・エンドなので、明青と幸と、それを取り巻く沖縄の空気が余韻として長く残るのを感じる。私もナカユクイしながらゆっくり人生を過ごしたい。
★59 - コメント(0) - 1月27日

「待ちわびる」ということがずっと心に残っている。期待、希望、諦め、痛み、絶望。誰かを何年も待ち続ける人の区切りはどうやってくるのかな。わからない。明青と幸が、もう一人で誰かを待ち続けないでほしいと、物語の友人たちと一緒に願うような気持になった。原田マハさん2冊目でますます好きになりました。
★39 - コメント(0) - 1月26日

カフーって、元ブラジル代表の!…もちろん違いましたが、題名が素晴らしくて本屋で手に取りました。ちょうど昨年沖縄旅行に行ったので、あちらの人々の人柄や海や花々、木々の風景が相まって、のんびりとゆっくりと読み進めました。途中からは続きが気になって、一気読みでしたが。幸とおばあと明青の楽しい日常をもっともっと見ていたいな、と思いました。
★24 - コメント(0) - 1月24日

嫁に来ないか、幸せにします。と、沖縄離島の、うだつの上がらない兄ちゃんが、本島で絵馬に書いたら、嫁にしてと、見知らぬ女性から手紙が届いた。そんな不思議な出来事から始まる物語。沖縄離島の、青い海と風、刺す日差しが本に満載で、爽やか。その上に紡がれていく、孤独な男女と、おばあ。沖縄のおばあは、やっぱり、暖かくて厳しくてパワフルで、ミステリアス。島の風習やら、濃い近所付き合いやら、沖縄の空気満載で、小さい恋が、沢山のミステリーとともに育っていってました。さっくり読むた話です。
★27 - コメント(0) - 1月22日

優しい物語。一気読み(^-^)沖縄の雰囲気がよく描かれていて、物語をより魅力的にしている。あと、犬のカフーが最高に可愛い♪
★94 - コメント(2) - 1月20日

沖縄の本島ではない島を舞台にした心暖まる恋愛小説。幸さんがあまりにうまいこと現れて明青からしたらラッキーすぎるような偶然!と思ったため、一瞬作者に騙されかけました(笑)。ハッピーエンド(でいいよね、もう)で良かったです。しかしよく考えてみると、明青のお母さんは薄幸だったのかな。一目息子に会いたかっただろうになぁ。その分二人には幸せになって欲しいですね。
★35 - コメント(0) - 1月20日

沖縄独特の世界観がよかったなあ、こんなに深く人をおもうことができるのは羨ましいなあ
★21 - コメント(0) - 1月15日

与那喜島、雑貨商の明青は、旅行で訪れた神社で、絵馬に『嫁に来ないか』と書いた・・地元にその絵馬を見たとして、手紙が届く。そして、幸がやってくるのだが・・・照れ屋で不器用な明青は、一見頼りなさそうだけれど、心のきれいな品の良い青年でした。最終の幸からの手紙は、驚きと微笑みをもって、読む事が出来ました。・・・読友から教えてもらった、これのサイドストーリー『花々』を後で読んでみようと思う。
★133 - コメント(1) - 1月13日

二人はきっとまた巡り会えていたらいいな。
★1 - コメント(0) - 1月12日

第1回日本ラブストーリー大賞受賞作品であり、原田マハさんの小説家デビュー作。以前から気になっていた作品でやっと読むことができた。沖縄を舞台にした純愛ラブストーリー。行ったことないけど、沖縄の青い海、青い空、白い雲、白い砂浜が 目に浮かぶ。表紙もきれいで素敵。ベタな恋愛小説だけど、美しくて優しい文章に癒されます。
★81 - コメント(2) - 1月12日

渡の衝撃的告白にはびっくりしたけど、その後の幸の手紙でじーんときました。何より明青が優しすぎる!もっと怒っていいところなのに!(笑)幸のこと探し出せればいいなぁ。
★22 - コメント(0) - 1月12日

頭の中に沖縄にのどかな状景が思い浮かんで心がほっこりする作品だった。
★18 - コメント(0) - 1月12日

沖縄の小さな島を舞台にしたラブストーリー。第1回日本ラブストーリー大賞受賞作品。沖縄ののどかで爽やかな雰囲気の中(注;行ったことない)のお話。絵馬に「嫁に来ないか」って書いたらホントに来た!!しかし何この終わりはーー!!爽やかに終わってるけどめっちゃ切ないよーー!おばあと幸のやりとりやカフーとの生活は本当に楽しそうで幸せそう。友人の俊一は悪いやつだと思うんだけどなんでみんな許せるの?謎。カフーは沖縄の方言で幸せ。
★49 - コメント(0) - 1月11日

主人公の不器用さが歯がゆくもあるが、すがすがしい読了感あり。島の独特な雰囲気がこの作品の印象をやわらかくしているなと思う。
★37 - コメント(0) - 1月8日

親の愛を受けることが出来ず、子供の頃から孤独な時間を過ごしてきた明青と幸。拠り所がなく、母が昔働いていた北陸のホテルでつらい日々を送っていた幸にとって、沖縄の静かな海で明青、おばあ、ラブラドールのカフーと一緒に過ごした日々はどれだけ幸せだっただろう。引っ込み思案の明青は中々自分の気持ちを幸に伝えられなかったが、最後に幸が送ってくれた一通の手紙を見て、幸を一生愛していこうと決意する。描写表現が上手でストーリー的にも非常に心を動かされる一冊だった。
★22 - コメント(0) - 1月8日

カフーを待ちわびての 評価:76 感想・レビュー:1791
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