腕一本・巴里の横顔のコニコさんの感想

映画「FUJITA」を観て、俄然この画家に興味が湧いた。こんなに人生の光と影を辿った人だったとは。どこか作家のフィッツジェラルドとも重なるような。終章の「夢の中に生きる」で語られる初夢は晩年の想いを伝えて心に残る。 ”日本に生まれて祖国に愛されず、又フランス人に帰化してもフランス人としても待遇も受けず、共産党のように擁護もなく、迷路の中に一生を終える薄命画家だった。お寺を作るのは私の命の生根の試しをやって見るつもりだ。”あらためて彼の絵が観たくなった。
★6 - コメント(0) - 2016年1月6日

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