読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

Satoshi
読んだ本
14
読んだページ
5554ページ
感想・レビュー
14
ナイス
342ナイス

2024年3月に読んだ本
14

2024年3月のお気に入り登録
2

  • toshi
  • キョ

2024年3月のお気に入られ登録
2

  • toshi
  • キョ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Satoshi
誰にも気付かれない周波数で泣くクジラ達をSOSが届かない弱い人たちに重ね合わせた物語。映画も話題の作品である。その声を聞いて手を差し伸べた人がいるから、主人公と少年は救われた。虐待、ヤングケアラー、LGBTの孤独といった深いテーマを扱いながら、希望のあるラストにしたのは良かった
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

Satoshi

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:6603ページ ナイス数:292ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/279699/summary/monthly/2024/2

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
14

Satoshi
シェトランド島シリーズに続く新作。主人公のマシューの描写が秀逸であり、ペレスよりも好感を持てる。殺された男サイモンの過去を追いかけることにより、サイモンの人物像がクリアになっていき、事件の真相にたどり着く。そして、死亡事故を起こし、アルコール中毒となったが、回復しつつあるサイモンがなぜ殺害されるきっかけとなる行動をとったのか、その真相はラスト4ページでわかる。心に残るミステリー作品だ。
が「ナイス!」と言っています。
Satoshi
誰にも気付かれない周波数で泣くクジラ達をSOSが届かない弱い人たちに重ね合わせた物語。映画も話題の作品である。その声を聞いて手を差し伸べた人がいるから、主人公と少年は救われた。虐待、ヤングケアラー、LGBTの孤独といった深いテーマを扱いながら、希望のあるラストにしたのは良かった
が「ナイス!」と言っています。
Satoshi
投機的に収益を得られれば良いという証券取引の欺瞞性を顕著に描写した作品。大手金融会社が施設取引所:ダークプールを設置。その取引情報を得た超高速取引業者が所有する光ファイバー網を用いて投資家よりミリセック以下で先んじて取引を成立させる。ただの割り込み行為だが、業者は莫大な利益を得られる。その実態を知った投資家たちが超高速取引を回避した新たな取引所を作る物語。面白く、大変興味深い。また、超高速取引のような行為に世界中の頭脳が活用されているのは才能の無駄遣いでしかない。
が「ナイス!」と言っています。
Satoshi
坂口安吾による本格ミステリー。存在は知っていたが、初読。付記にて著者が犯人を当ててみよと煽ってくるあたり、ミステリーが好きな方なのだなと思いながら読んだ。「不連続」殺人というタイトルの理由がラストで明かされ、すっきりした読後感を感じて読了した。
が「ナイス!」と言っています。
Satoshi
経営という目線で様々な事情を語っている。著者の主張は賛同できるのだが、読み応えを感じないまま最終章をむかえた。
が「ナイス!」と言っています。
Satoshi
シリーズ3作目。前作が消化不良気味だったので、本作は最後のどんでん返しを含めて大満足の内容。読み終わって振り返れば、えらく回るくどい方法をとる割には動機が不快(というより理解不能)と思ったが、スピーディに展開するストーリーは楽しめたし、主人公の仲間たちは魅力的なキャラクターばかりだ。自作も購入する。
が「ナイス!」と言っています。
Satoshi
早逝した伊藤計劃さんのディストピア小説。虐殺器官の続編と想定して読み進める。素晴らしい新世界のオマージュかと思っていたら、作品内でも紹介されてた。本作はさらに踏み込み、意識を消すことが究極の平等というラストを迎える。自由意志など無いと言ったのはスローターハウス5のトラルファマドール星人。意識も進化の過程に残されはパーツであれば、失うことも人類の進化といえる。
が「ナイス!」と言っています。
Satoshi
タルコフスキーの惑星ソラリスを見たので、原作を読む気にならなかったが、原作のレムが名作とされる映画版を批判しているとの話を聞いて、本作を購入した。ソラリスの海についての解説にかなりの分量を費やしており、理解を超えた存在とのファーストコンタクトものといえる。しかしながら、ハリーとの交流はラブロマンスといえるし、ハリーが自身の存在に疑問を持ち始める過程はヒューマンドラマのよう。難解な名作だが、無重力でのラブシーンなど、映画のインパクトが強く、読んでいる間も映画の情景に縛られた。
が「ナイス!」と言っています。
Satoshi
宝石強盗が土砂崩れに巻き込まれ、やっかいになった家は山賊一家。その中、1名増えている。増えた人物を妖怪やまのめとして、そのやまのめは誰なのか。全員悪人なので、応援するキャラクターもおらず、結局全員死ぬんだろうなと思っていたら、山姥みたいな金崎夫人は生き残る。それが意外性か?
が「ナイス!」と言っています。
Satoshi
大学生以来の再読となる。新約で読んでも難解な表現が続く。本が禁止されたディストピアを描いており、市民たちはテレビを見て情報と娯楽を得ている。スマホで情報を得ており、そこには自由意志があると思われるが、Google AIにより読者の嗜好を読み取られる。そして、都合の良い情報にあふれていくのは、与えられた情報にあふれている、本作内の世界に似通っている。
が「ナイス!」と言っています。
Satoshi
ミステリーを探偵小説と呼んでいた頃の短編集。謎解きよりも犯罪者の心理に焦点をあてている作品が多い。文章が簡潔なので、海鰻荘奇談の様な荒唐無稽なトリックも妙な説得力がある。山田風太郎の変態趣味全開な虚像淫楽など、楽しめる作品ばかり。
が「ナイス!」と言っています。
Satoshi
終戦間際の北海道が舞台となる。アイヌの血を引く特高警官と拷問により犯人を逮捕している刑事の2名の目線でストーリーは進む。社会的なテーマを内包しながら、アクションシーンが多彩でエンターテイメント要素が高い。背景にある朝鮮人とアイヌ民族への差別が悲しい。後半はご都合主義的な展開が連発したが、そんな細かいことを気にしないレベルのリーダビリティの高さ。また、近代日本で最も悲惨な時代であるはずなのに「絶叫」「Blue」などの現代劇より雰囲気が明るい。
が「ナイス!」と言っています。
Satoshi
ミスターメルセデスから続く2作目。面白かったし、過去と現在が交差する前半からモリス出所後のスピーディーな展開と申し分ない。しかしながら、著作に執着したサイコパスはミザリーで描き切っているし、メルセデスキラーがモリスの狂気に関与した訳でもなく、モリスが終身刑になった事件も何だかマヌケだし、読んでいてイマイチのれなかった。次回作はメルセデスキラー復活を期待。
が「ナイス!」と言っています。
Satoshi
感想は下巻で
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/11/03(4193日経過)
記録初日
2012/11/03(4193日経過)
読んだ本
1689冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
662759ページ(1日平均158ページ)
感想・レビュー
1489件(投稿率88.2%)
本棚
29棚
性別
職業
技術系
現住所
神奈川県
自己紹介

ミステリーを中心に読んでいます。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう