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2024年4月の読書メーターまとめ

Satoshi
読んだ本
16
読んだページ
6400ページ
感想・レビュー
16
ナイス
384ナイス

2024年4月に読んだ本
16

2024年4月のお気に入り登録
1

  • 中玉ケビン砂糖

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • 中玉ケビン砂糖

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Satoshi
シリーズ4作目。本作もかなりの面白さ。700ページを超える長編ながら、テンポよく物語が進み、ゴルフ場での告白の後に真の黒幕が判明する。アフガニスタン戦争が背景にあり、FBIやMI5までもが絡む国家的な疑惑にまで広げた風呂敷を後半で上手に閉じた著者の力量は流石というべき。次作くらいで主人公ポーの実の父親が分かるのかな。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

Satoshi

2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:5554ページ ナイス数:342ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/279699/summary/monthly/2024/3

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
16

Satoshi
人間の選択が合理的でなく何らかのズレがあることを様々な例示のもと述べている。思いあたることが多く、納得させられながら読み進めた。本書の好意的なところはその不合理をビジネス上克服すべき課題としてではなく、あくまでも人間の特性と描いていることだ。
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Satoshi
世界の当たり前と日本の常識を比較して仕事について語っているが、ほとんどは見知った内容であり、新たな発見も無かった。このようなタイトルの本は買うべきでないというのが唯一の学びかな
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Satoshi
映画化するとのことでブックオフで購入したが、、、好みの小説でない。冤罪と不法な取り調べについても不可ぼられないし、性愛に溺れていった2人の男女の経緯も理解できないし、日中戦争の闇である731部隊まで風呂敷を広げたのに回収しないしと不満だらけで、何も解決しないままほんわかと話は終わる。
ミカママ
2024/04/25 23:33

え、好意的なレビュー見たことないのに、映画化ですか⁉️

Satoshi
2024/04/26 07:21

映画館で予告編を見て知りましたよ、、、

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Satoshi
池澤夏樹の代表作。学生時代に読んで以来だ。詩人だけあって、文章が美しい。ストーリーが大きく展開するわけでもないが、読後感が良い。宇宙線を感じる日があっても良いじゃないかと思わされた。
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Satoshi
刺激的な内容。哲学書だけでなく、名作映画「ファイトクラブ」にも触れていた。哲学・心理学からの考察だけでなく、社会学・脳科学・生物学を根拠になぜ人は退屈するのかを示している。前半が社会学から、後半は脳科学・生物学からのアプローチになっており、前半の方がなじみやすい。ただ、後半に示された環世界の考え方と人間はその間を移動できるという説はその通りで、科学が発達し、動物の生態についての理解が広がった現在ではより自由度は高い。文庫版の付録で示された人間の記憶と人間の共同体を求める本能についての考察も面白かった。
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Satoshi
進化心理学者による仏教論。日本人には冠婚葬祭でお世話になる仏教を哲学的に捉えており、そこには戒名など入るすきもない。瞑想による体験を心理学、脳科学の観点で解説されている。仏教思想を学ぶというより、自身が抱える欲望・自尊心との付き合い方のヒントが分かった気になれたのが、本書の価値だと思う。仏教国に住む日本人こそ本書を読むべきかもしれない。
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Satoshi
映画が話題の変な家の第2弾。11種類の間取りからその共通点を見出し、後味の悪い結論に導き出す。突っ込みどころがありつつも、エンターテイメント性を失わずに複雑な話を収束させていく雨穴さんの手腕は見事だなと思った。
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Satoshi
リーマンショックの要因となるサブプライムローン債権の破綻を見抜いた2人の投資家(片方は医者の片手間だが)の物語。債権の空売りの仕組みであるCDSは良く作ったなと思ったが、考えてみれば末期がん患者に他人が生命保険をかけるようなもの。サブプライムローン債権もCDSも高等教育を受けた人がその高い頭脳を用いて作る仕組みとしては人類に不要だ。ただ、投機的なギャンブルのネタでしかなく、読後は虚しさのみがこみ上げる。
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Satoshi
連続爆弾事件と駐日大使の下半身スキャンダルが交差するという展開で、社会派ミステリーとなるであろうが、陰謀論が多く語られる現代では驚きは少ないか。
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Satoshi
古典SFとされているが、本作はSFではなく、滅びつつある世界で人々はどのように振る舞うかを記した文学作品だと思う。核戦争で北半球が崩壊し、大量の放射性物質が南半球にも到達する。主人公たちは各々の思いで最期までの日々を過ごす。静かな崩壊の物語であり、美しいラストで締められる。
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Satoshi
映画が有名すぎて、原作を読む気にならなかったが、古典SFを読んでいるうちに本作も読まねばと思い、購入した。想像以上の面白さ。映画で分からなかった部分は本作でほぼ説明されており、映画版はただただ説明不足(これがキューブリックの狙いなのだろうが、、、)であることが良く分かった。宇宙船の描写なども古臭さを感じず、HALの暴走についても、理解できたし、現実のAIでも発生しうるのではと思ってしまった。
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Satoshi
書店で見かけて衝動的に購入した。海外の一流大学と比べて女性比率が著しく低い。さらに言えば、人文系の学部でさえ低いという状況は社会的な課題だと思う。また、東大のサークルに「東大女子お断り」となっており、他大学の女子学生にお酌させたり、飲み会ではバカいじり(酷い言葉だ)で盛り上がるなど、このような下賤なことをするために勉強したのかと不快な気分になった。
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Satoshi
川口市民のクルド人との軋轢のニュースを見ていて、本書を購入した。中国人が住民の半数になった芝園団地での生活を通じたドキュメンタリー。中国人にも様々な方がいるし、一部の日本人が持つ心のバリアーが地域活動に中国人が入りにくいものとした。その中で、郷に入っては郷に従えの「郷」に中国人が入りにくい環境になり、ごみ捨てなどのルールを中国人に周知できなかった。ごみ捨てのルールを守らない日本人も多くいるのに、先入観が外国人トラブルとして取りざたされる。互いに寛容になるべきなのだ。
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Satoshi
東日本大震災の際に米兵が復興支援に従事してくれたトモダチ作戦。美談であったが、作戦に従事した軍人の方々には福島第一の事故の深刻な事態を伝えられていなかった。原発事故が原因かは分からないが、何らかの体調不良になり、お亡くなりになった方がいた。美談の裏に日本では報道されていない現実がある。
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Satoshi
桧山良昭といえば、太平洋戦争のif小説で有名であるが、本書が処女作みたい。スターリンの迫害を逃げてソ連の軍人が日本に亡命したという史実から、ドキュメンタリータッチでスターリン暗殺計画を描く。どこまでがフィクションなのか分からないまま物語が終わるので、何とも言えない読後感になる。ナチが台頭し、世界大戦の不穏な空気の中、各国の工作員の動きがインタビューとともに明るみになる流れは楽しめた。
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Satoshi
シリーズ4作目。本作もかなりの面白さ。700ページを超える長編ながら、テンポよく物語が進み、ゴルフ場での告白の後に真の黒幕が判明する。アフガニスタン戦争が背景にあり、FBIやMI5までもが絡む国家的な疑惑にまで広げた風呂敷を後半で上手に閉じた著者の力量は流石というべき。次作くらいで主人公ポーの実の父親が分かるのかな。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/11/03(4199日経過)
記録初日
2012/11/03(4199日経過)
読んだ本
1691冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
663551ページ(1日平均158ページ)
感想・レビュー
1491件(投稿率88.2%)
本棚
29棚
性別
職業
技術系
現住所
神奈川県
自己紹介

ミステリーを中心に読んでいます。

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