キンドル。前２冊よりも怖さは控えめなんだけど、絶妙にイヤ〜な気持ちに…。面白く読めました。

こんないい人ばっかりいるわけないじゃんと思わなくもない。けど、時々むしょうに恋しくなって読んでしまう。吉田篤弘とクラフト・エヴィング商会の世界が大好きだ。荒野のベーコン醤油ライス、どれかの版だか展覧会だったかで知って、作って食べたはずなのに味を覚えていない。決定版のレシピで作って、余らせて次の日おにぎりにしたのも食べたい。レモンをケチらないようにしようと思う。ベーコンもいいのを選ぼう。

細かくは平成何年とか、大雑把なものだと多分戦前とか、具体的な時期が書かれていることが印象に残った。基本的にバラバラの短い話なんだけど、最後の５話ぐらいと解説がひとつなぎの話で怖かった。バラバラの話のなかでもあったし、ラスとの続き物の話もそういうところがあったけど、望まないのについてくるもの、しつこいものの話が印象に残っている。自分の恐れているものはそのへんのものなのかなと思った。

キンドル。前２冊よりも怖さは控えめなんだけど、絶妙にイヤ〜な気持ちに…。面白く読めました。

おかしくてお洒落でちょっと泣きそうになるマンガ。続きが楽しみ。