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2024年4月の読書メーターまとめ

Running Kez
読んだ本
7
読んだページ
2200ページ
感想・レビュー
7
ナイス
47ナイス

2024年4月に読んだ本
7

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Running Kez
「円円のシャボン玉」がいい。シリアスで暗めの話が多い中、春の日差しのようなストーリー。開いた口が塞がらない、と言う表現したがありますが、これは開いた口が塞がらないどころか笑みにまでなる話です。シリアス路線では「地火」「栄光と夢」が僕の好み。「地火」は往年のパニック映画を彷彿、「栄光と夢」はなぜか映画「アメリカンスナイパー」を想起。まだまだ劉慈欣の作品は読みたいですね
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
7

Running Kez
著書はクリエティブディレクター。本書は佐藤可士和氏が自身の考え方をまとめたものでわかりやすく、読みやすいです。あとは読者が行動すれば、ビジネスに活かせます。「企業のブランドイメージ?オレ、下っ端だよ、関係ないよ」そう思われる方もいるでしょう。でも、この本を基に普段の職場や机まわりを片づけたり家の中の家具の配置を見直すことも出来ます。ただの日常を少しカラフルに出来る筈です。この本に影響され、月曜日が楽しみになりました。どう職場を変え、雰囲気を明るくしていこうか。そうワクワクしています。
Running Kez
「新ハムレット」はノルウェーとの戦争寸前という設定。なので太平洋戦争直前の世相を意識していると読みましたが、どうも違うようです。ラストでのクロージヤス王の興奮ぶりは家族の拘束から解かれた喜びのように見えました。この話は王の親族と側近家族しか出て来ないせいか、古い日本の大家族のよう。その澱んだ空気を切り裂くのがノルウェーとの開戦か、と。だからハムレットはええとこのぼんぼんに見えました。浅はかな読み方だったかもしれません。いつかシェイクスピアの本家ハムレットと併せて再読します。
が「ナイス!」と言っています。
Running Kez
子どもから脱却しつつある女の子たち。標題作はお父さん気分で読みました。「精霊狩り」は楽しいファンタジー。夢見がちな若い頃に読んだら、どっぷりとハマりそうです。なにせ還暦過ぎてもニコニコとなりましたから。70年代前半の作品はオシャレで愉しい作品が多いですね。その愉しさの中に微妙な満ち足りぬ想いがあり、それが前面に出てきたのが本書後半に収録された作品。「十年目の毬絵」「神殿の少女」「月蝕」など。味わいながら読みました。
が「ナイス!」と言っています。
Running Kez
「光る君へ」が華麗なる平安貴族絵巻なら、芥川龍之介は言わば「曇る君へ」。平安庶民絵巻。『地獄変』天分の才能と傲慢不遜を併せ持つ絵師。地獄を描くよう依頼された彼は図らずも踏み越えてならぬ一線を超えてしまう…芥川龍之介、芸術に淫することへの自戒だったのか?『偸盗』平安クライムサスペンス!映画「ワイルドバンチ」を彷彿させる乱戦。芥川龍之介、よもやよもやのバイオレンスアクション!『薮の中』黒澤明の映画「羅生門」の実質的な原作。「真実はいつもヒトツ!」そう言う某探偵の台詞を一蹴する、オトナのリドルストーリー。
が「ナイス!」と言っています。
Running Kez
「円円のシャボン玉」がいい。シリアスで暗めの話が多い中、春の日差しのようなストーリー。開いた口が塞がらない、と言う表現したがありますが、これは開いた口が塞がらないどころか笑みにまでなる話です。シリアス路線では「地火」「栄光と夢」が僕の好み。「地火」は往年のパニック映画を彷彿、「栄光と夢」はなぜか映画「アメリカンスナイパー」を想起。まだまだ劉慈欣の作品は読みたいですね
が「ナイス!」と言っています。
Running Kez
西洋ファンタジー風に言えば「月と太陽の魔導士」となるのでしょうね。ガンダルフのようなおじいさんをイメージしそうですが、東洋ではくたびれたじいさまと言う感じです。ちょっとジブリの絵をイメージするといいかも知れません。「三体」とはまったく違う劉慈欣さんに出会えますよ。
が「ナイス!」と言っています。
Running Kez
ネタバレ理系オンチの僕にはちんぷんかんぷんなとこもありましたが、頁を開くとたちまち惹き込まれ、通勤電車を乗り過ごすところでした。本書の肝は文化大革命でしょうか?最後の方で元紅衛兵の落魄れた姿が出て、歴史の流れに翻弄された果ての傷ましさを感じました。三体人にもそうです。四世紀半後、自分らを凌駕している筈の世界に進軍するのですから。誤った読み方でしたらお笑いください。それにしても、ページをめくるごとに人物名にルビを振るなんて、早川書房さんは大変だったでしょうね。残業手当、貰えたかな?
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/06/08(1818日経過)
記録初日
2015/05/16(3302日経過)
読んだ本
351冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
104871ページ(1日平均31ページ)
感想・レビュー
328件(投稿率93.4%)
本棚
14棚
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