アニメの方はだいぶ前に観たことがありましたが、改めて読んでみるとミステリーと学園ものの塩梅が絶妙で、より一層本シリーズが好きになりました。人の死なないミステリー、自分も好きです。

ガリレオシリーズ第2弾。どの短編にも予知夢が関わってくるオカルト色の強いミステリー。実際にこんなオカルトチックな事件が何件も起こってたら、警察の方もやってられないでしょうね。湯川さんみたいな人が各県に1人は必要だ。

古典部シリーズ3作目。舞台は文化祭。読んでいて、文化祭の雰囲気を思い出し、彼らと同じように心浮く気持ちで物語にのめり込めました。今回は、古典部メンバーそれぞれの視点で物語が進行していきましたが、特に里志と摩耶花のことを少し知れたのは良かったです。二人共どこか大人びた感じがあったけれど、今回色んな悩みが垣間見えて、ちゃんと高校生なんだなと感じられて安心しました。ミステリーだけではなく、色んな人間模様も描かれていて、満足感のある読み応えでした。どこかほろ苦さもあり、爽やかな青春も感じる素敵な作品でした。

アニメの方はだいぶ前に観たことがありましたが、改めて読んでみるとミステリーと学園ものの塩梅が絶妙で、より一層本シリーズが好きになりました。人の死なないミステリー、自分も好きです。