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2024年4月の読書メーターまとめ

南禅寺の小僧
読んだ本
3
読んだページ
1054ページ
感想・レビュー
1
ナイス
5ナイス

2024年4月に読んだ本
3

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

南禅寺の小僧
このタイトルで実は、娯楽芸術におけるゾンビの扱われ方と、その文化的な背景や社会批評を織り交ぜた、文化研究的な本である。 ヴードゥーのゾンビがいかにして映画や小説に登場するようになり、またそれに当時のアメリカのハイチへの植民地支配がどのような影を投げかけていたのか、、、という起源の話から、ロメロ的なゾンビへの変遷、そして『バイオハザード』に代表されるようなパンデミック型の現代ゾンビまで話がつながる(きっと現代日本に著者がいれば、旧Twitterのインプレゾンビにも言及しているはずだ)
南禅寺の小僧
2024/04/22 10:02

読み物として面白いし、特に20世紀初頭の話はあまり扱っている本を見ないこともあって興味深い。その一方で、やたらと大仰な割に本書で取り上げられる個々の社会批評の正しさや、社会反映論的な作品批評は行き過ぎというか連想的に繋げているだけで根拠不透明な部分も多々あるのだが、その辺はご愛嬌というところか。(フーコーとかを無批判に引く

南禅寺の小僧
2024/04/22 10:05

20世紀初頭のアメリカの娯楽芸術と社会の関連については、関心分野だったので概論的には知っていることが多かったが、周辺知識を得ることができた。

2024年4月の感想・レビュー一覧
1

南禅寺の小僧
このタイトルで実は、娯楽芸術におけるゾンビの扱われ方と、その文化的な背景や社会批評を織り交ぜた、文化研究的な本である。 ヴードゥーのゾンビがいかにして映画や小説に登場するようになり、またそれに当時のアメリカのハイチへの植民地支配がどのような影を投げかけていたのか、、、という起源の話から、ロメロ的なゾンビへの変遷、そして『バイオハザード』に代表されるようなパンデミック型の現代ゾンビまで話がつながる(きっと現代日本に著者がいれば、旧Twitterのインプレゾンビにも言及しているはずだ)
南禅寺の小僧
2024/04/22 10:02

読み物として面白いし、特に20世紀初頭の話はあまり扱っている本を見ないこともあって興味深い。その一方で、やたらと大仰な割に本書で取り上げられる個々の社会批評の正しさや、社会反映論的な作品批評は行き過ぎというか連想的に繋げているだけで根拠不透明な部分も多々あるのだが、その辺はご愛嬌というところか。(フーコーとかを無批判に引く

南禅寺の小僧
2024/04/22 10:05

20世紀初頭のアメリカの娯楽芸術と社会の関連については、関心分野だったので概論的には知っていることが多かったが、周辺知識を得ることができた。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/12/18(5614日経過)
記録初日
2007/05/17(6195日経過)
読んだ本
3329冊(1日平均0.54冊)
読んだページ
729339ページ(1日平均117ページ)
感想・レビュー
874件(投稿率26.3%)
本棚
145棚
性別
職業
大学生
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