読み物として面白いし、特に20世紀初頭の話はあまり扱っている本を見ないこともあって興味深い。その一方で、やたらと大仰な割に本書で取り上げられる個々の社会批評の正しさや、社会反映論的な作品批評は行き過ぎというか連想的に繋げているだけで根拠不透明な部分も多々あるのだが、その辺はご愛嬌というところか。(フーコーとかを無批判に引く
20世紀初頭のアメリカの娯楽芸術と社会の関連については、関心分野だったので概論的には知っていることが多かったが、周辺知識を得ることができた。
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読み物として面白いし、特に20世紀初頭の話はあまり扱っている本を見ないこともあって興味深い。その一方で、やたらと大仰な割に本書で取り上げられる個々の社会批評の正しさや、社会反映論的な作品批評は行き過ぎというか連想的に繋げているだけで根拠不透明な部分も多々あるのだが、その辺はご愛嬌というところか。(フーコーとかを無批判に引く