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追記:ボリューミーで読み応えがある一方、読了がかなり大変な作品だった。正直、中盤過ぎるまではしんどい。翻訳が悪い的な意見をネットで見かけたが、このSF歴史小説を、独特の言い回しに合わせて翻訳するのはかなり大変だったのでは。「エンダーのゲーム」も同様だったが、読みづらいのは事実として、面白い作品であることは確か。原文で読めたら違うのかな。
なるほど。翻訳や電話やコンピュータについての感覚の違いについてようやく思い当たったような気がします。ハインラインやアシモフやクラークの主要な作品はだいたい40年~50年くらい前に読んでいる私のような爺には「日本語で読める」こと自体が有難く翻訳の良し悪し自体を判断できる状態になかった。私が子供の頃は世の中にパソコンもワープロも電卓もなく、ビデオもモノクロテレビすらなかった。小さな集落では電気がなくランプ生活のところも。電話は商売をやってるところやお役所くらいで当然ダイヤルで有線。未来予測などできる訳がない。
数年前に読んだ時に気づかなかった点のメモ。タイトルの「巨人」=人々が共通して抱いている記憶みたいなもの?ニュートンだっけ、先人の事績の上に研究を重ねることを、「巨人の肩に乗る」と表現したときの「巨人」と同じような。あとアクセルたちが最後に渡る島、そこで多くの夫婦が離れ離れになるのは、そこにも龍が棲んでるんじゃないかな。離れ離れにならない夫婦やウィスタンを考えるに、竜の吐息による忘却から逃れるには強靭な意思が必要として、それがないから島に渡ると同時に知らずに吐息を浴び、忘れたことを忘れる。
雑多に読みます。
気の向いた時に気の向くままに読む、それが読書の素晴らしさ。
興味に身を任せて、あれこれちょっとずつ読みます。
2024年、月1冊読書継続中→半月1冊目標:
1月:何でも見てやろう 他多数
2月:村上朝日堂はいかにして鍛えられたか 他
3月:バッタを倒しにアフリカへ 他
4月:スマホ脳、深夜特急1
5月:旅のラゴス、忘れられた巨人 他多数
★★☆☆好きなジャンル☆☆★★
・SF
・ミステリ
・自然科学
★★☆☆特に好きな本☆☆★★
・あなたの人生の物語/テッド・チャン
・忘れられた巨人/カズオ・イシグロ
・夏への扉/A・ハインライン
・容疑者Xの献身/東野圭吾
・星を継ぐ者/J・P・ホーガン
・傲慢と善良/辻村深月
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