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2024年4月の読書メーターまとめ

naoyukie
読んだ本
15
読んだページ
4534ページ
感想・レビュー
15
ナイス
126ナイス

2024年4月に読んだ本
15

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

naoyukie
ネタバレどれもこれも嫌な感じでとてもいい。清張地獄のような。石蕗南地区の放火と芹葉大学の夢と殺人は残念にも自分を見つめられない男と、わかっていても離れられない女を「安全圏」から観察するようなところが。ありそうで聞かない話、そう頻繁にはないけど無くはない話を集めた感じ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
15

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ネタバレ内向的な人がいかにビジネスで成功を収めるか?自身の性格にも関連することから興味深く読み始めた。前半はなるほどなと想うところも多かったが、今じゃなくてキャリアの前半に手にできていたらなあというのが素直な感想だった。後半はなんだか推進力が失われて、とても当たり前にさえ思えるような内容が続いて全体としてはやや退屈な内容だった。たぶん、内向的で昨年から社会に出た息子にはためになる一冊かも。
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ネタバレ人生の終わりが見えてきてしまった人たちにとって、人生をやり直せるとしたらどこのポイントに戻ってやってみるべきか。後悔ポイントの手前まで時間を巻き戻してみて、やはり今のここの到達点は間違いじゃなかったと思える者とばかりではないはず。聴診器で過去に戻れるという発想、それを手にするのが、いささか空気の読めない医者というのが良い設定だった。シリーズらしい。一作目。
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江戸時代を生きる子どもたちを描いた短編集。どれも短編ながら味わいのある作品で良かった。「寝小便小僧」が好み。澤田瞳子は前回読んだネコ物も良かったので、長編も読んでみよう。
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ネタバレ猫視点の短編アンソロジーなのだけれど、作家が変わってもあまり猫側の視点が変わらないところが面白い一方でバリエーションにかける読後感。ややミステリー仕立ての赤川次郎さんの作品「いつか猫になった日」と、原田マハさんの「飛梅」が良かった。「惻隠」はややぶっ飛びすぎで今ひとつ。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ今回の舞台はパリ。美術の勉強に旅立つのに高校の恩師が同行するというはっちゃけた展開。同級生がパリのフォアグラを名物とする有名店に見習いをしていて、そこで食中毒騒ぎと誘拐と動物愛護と・・・てんこ盛り。オルセー美術館は昔は印象派美術館って言ったっけ。パリも10年以上は行ってない。旅情そそる。
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ネタバレ院長だった福原の父が卒中で倒れて桐子に主治医を託す。福原父の認知症による記憶の混濁で上巻では語られなかった父からみた妻としての絵梨のストーリーはまた切ない。不器用で心情を吐露することができない上に幼い息子に話せないまま機会を失って。生かそうとする桐子、父憎しで治療を拒む福原は前作とは逆の立場に置かれる設定になるのもすごい
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ネタバレ備忘録:広島でしばらく前に出てきた彦次郎の存在を知り空也は無用な争いを避けるべく姫路へと発つ。姫路の町道場で知り合った道場主撞木の稽古場で修行を続けると姫路藩の無外流から難癖をつけられ、撞木は武者修行に空也は追っ手を引きつけに明石へ。魚の棚に滞在して殴られ屋を始め無外流の追っ手を打つ。撞木は尚武館に辿り着きことの顛末を語る。霧子・利二郎・眉月等は姥捨の里へ空也を迎えに船で旅立つ。空也は明石から京都の空也瀧で修行をして姥捨の里へ。
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ネタバレ夏神の師匠は洋食屋だったのか。学生時代に通った長瀬の駅が出てきて、小説には出てこないけれど大学途中のコロッケ屋とか、お好み焼き屋「てらまえ」とか思い出した。駅の西側には出たことはなかったので師匠の洋食屋あたりの雰囲気は知るべくもないけど。師匠の死を乗り越えて成長的な話に孫弟子が絡む。ロイドもいい味出している。
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ネタバレ「最後の医者は桜を見上げて君を想う」の後、副院長の福原は干されてしまい桐子も病院を追われて施設も何もないところでクリニックを開業というストーリーと、若かりし頃と思われる福原と病身の母、家庭を顧みない冷たい父との確執、アレルギーで入院する桐子。福原と桐子は直接交差しないもののその後の展開を予感させる展開で下巻に続く。なんだか読ませる推進力がすごい。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレライバルを蹴落として正義は勝つ的な大団円と思ったら、ホロ苦い結末が・・・。理想と現実の狭間を見せつけられるような終わり方なのも一捻りあってとても良かった。空気の読めない琵琶法師はコミカル、だけど居るよね要るよね。
が「ナイス!」と言っています。
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連続的にコレクターアイテムの特定の映画ポスターが燃やされる理由がなんとも面白いというか、それ自体懐かしいというか(昔やったとか)、滑稽だ。雑学小ネタ満載で毎巻楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレどれもこれも嫌な感じでとてもいい。清張地獄のような。石蕗南地区の放火と芹葉大学の夢と殺人は残念にも自分を見つめられない男と、わかっていても離れられない女を「安全圏」から観察するようなところが。ありそうで聞かない話、そう頻繁にはないけど無くはない話を集めた感じ。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ佐々木作品は北海道警もの、リアリティラインの高い警察署もの刑事ものが定番だと思っていたら、本作はタイムスリップもので驚いた。事故で時空を超えた先で元の時代に戻れなくなった者、自ら時空を超えることになったもの、あるいは時空を超えてくる復讐者の影に怯えるもの。テーマが時空を超える、戦前戦後の時期に関わるという2つの縛りがありながらもバラエティに富む短編集で楽しめた。地下廃駅、博物館動物園駅は知っていたけれど、そこと日暮里の間にもう一つの駅があったとは・・・。表題作の図書館の子が一番好き。
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今となっては活躍されていたのが少し前の時代の作家さんたちによる猫がらみの短編集。名前は聞いたことがあるけれど、読んだことのなかった作家さんの作品が多い。池波正太郎は平岩弓枝あたりは親父の本棚に並んでいたけれど、結局は手にとらなかったものだ。御宿かわせみ、とかにも手を出してみようか。物言わぬ猫がさまざまな表情を見せるというか、ヒトの方が読み取っているのか、曰くありげな表情が浮かぶ。
が「ナイス!」と言っています。
naoyukie
ネタバレ三つの中編からなるが比嘉姉が出てくるのは最後の作品。琴子が出てくるか否かに関わらず、神様が形となって宿り、生まれ、そして帰ってゆくというのが面白かった。「あの日の光は今も」はUFOを目撃した二人の少年のストーリーで、三つの中では事件性のある結末。「母と」は鎌田ハウスのおっちゃんが亡くなって入ってきたモノがとても不気味、一番ホラー的。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/07(1604日経過)
記録初日
2019/04/26(1860日経過)
読んだ本
779冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
257681ページ(1日平均138ページ)
感想・レビュー
779件(投稿率100.0%)
本棚
26棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

別の読書記録サイトが閉鎖になったのでこちらに流れてきました。通勤が読書時間でしたが在宅勤務になって読書量が減りました。自身の読書記録と読んだ本の感想閲覧が主目的です。

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