主人公はあることがきっかけで親から離れて一人暮らしを始めた高校生。しかし、この一人暮らし先がなかなかいわくつきの場所で、当然のごとく主人公の周りでも不可解なことが…どこからが現実で、どこからがそうじゃないのか、境界が曖昧になる中で、主人公が巻き込まれていくホラー展開に引き込まれます。この小説の舞台となるアパート、大島◯るなら炎をメラメラに燃やすでしょう。

主人公はあることがきっかけで親から離れて一人暮らしを始めた高校生。しかし、この一人暮らし先がなかなかいわくつきの場所で、当然のごとく主人公の周りでも不可解なことが…どこからが現実で、どこからがそうじゃないのか、境界が曖昧になる中で、主人公が巻き込まれていくホラー展開に引き込まれます。この小説の舞台となるアパート、大島◯るなら炎をメラメラに燃やすでしょう。

20年前に霊能者が残した予言を確かめに幼馴染たちと島を訪れる主人公。そこには怨霊や呪いと呼ばれるものが島民たちによりささやかれていた。横溝ミステリーのような陰鬱さと、怨霊や呪いの類のホラーさが相まって、自分の好きなジャンルでした。読んでて違和感を感じる点がありましたが、最後に回収されて、スッキリする以上にゾッとしました。違和感は気にせず、ぜひ最後まで読んで欲しいです。ドラマ「TRICK」が好きな人におすすめです。