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2024年5月の読書メーターまとめ

Y.Yokota
読んだ本
9
読んだページ
2360ページ
感想・レビュー
3
ナイス
42ナイス

2024年5月に読んだ本
9

2024年5月のお気に入られ登録
2

  • Yama#カウンセラーですぅ。
  • 虹

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Y.Yokota
昨年めでたく新訳で出た”アラバマ物語”、素晴らしい本なのでオススメします。物語は6歳の少女(8歳まで成長します)、スカウトの目線で描かれています。改めて読んで面白く感じたのは、セリフはこどもっぽい感じなのですが、地の文はまるで大人のような言い回しを使いこなしています。冒頭に回想するような言い方が少し出る以外は、子どもがその場で説明しているように見えるので、妙におかしくて愛らしい印象なのです。少女の父親、アティカスは弁護士で、法というよりも人は何をすべきかを子どもたちに説きますが、それが本当に良いのです。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
3

Y.Yokota
読んだ本を人に公開するというのは、なかなかに自分をさらけ出す行為だなと思います。そのおかげでより深い話が出来たり、ある意味ではより気楽に話ができるのかなとも思いますが。この本は自分にとってはだいぶ助かりました。具体的な経験を色んな方が語ってくれているので、ただ一般的な話を読むよりも腑に落ちやすいし、自分にも当て嵌めやすい。しかも回復していったエピソードとして!
が「ナイス!」と言っています。
Y.Yokota
読書会の課題本として読みました。なんだろう、翻訳がものすごく読みやすい。言葉の互換性の問題かなとも思ったけれど、そうではなく著者の文章そのものが読みやすいのかもしれない。とても簡潔で、でもしっかりと輪郭も中身も捉えていて、でも無駄がない。その文体で著者は”優しい””暴力” の時代を書く。”優しい”とはどういう意味だろうか、”暴力”という言葉には何が込められているのだろうか。
Y.Yokota
2024/05/07 21:25

自分事だけど、昔、優しさとは反射みたいなものだと考えたことがある。だとすると、無意識的な、どうしようもなさみたいな意味が浮かんでくるような気がする。人として生きること、社会を構成する存在にされて生かされること、どうあっても暴力とは無関係ではいられないのかもしれない。だからこそこうして著者は書くことで、少しでも、少しでも和らいでほしいと思っているのかもしれない。

が「ナイス!」と言っています。
Y.Yokota
昨年めでたく新訳で出た”アラバマ物語”、素晴らしい本なのでオススメします。物語は6歳の少女(8歳まで成長します)、スカウトの目線で描かれています。改めて読んで面白く感じたのは、セリフはこどもっぽい感じなのですが、地の文はまるで大人のような言い回しを使いこなしています。冒頭に回想するような言い方が少し出る以外は、子どもがその場で説明しているように見えるので、妙におかしくて愛らしい印象なのです。少女の父親、アティカスは弁護士で、法というよりも人は何をすべきかを子どもたちに説きますが、それが本当に良いのです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/05/19(4770日経過)
記録初日
2011/05/19(4770日経過)
読んだ本
880冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
254798ページ(1日平均53ページ)
感想・レビュー
364件(投稿率41.4%)
本棚
8棚
性別
年齢
38歳
現住所
奈良県
自己紹介

主に文学の古典・名作や社会学・心理学、環境問題、犬・動物についての本などを読みます。
児童文学も読みます。
人間よりは自然が好きです。
親子の関係や心理、人間の受容と排斥について考えています。

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