ネタバレ80分しか記憶が続かなくても、80分も記憶が続かなくなっても、博士はきっと幸せだったと思える読後感。毎度同じやり取りをしても決してイライラせずに、きちんと向き合う家政婦さんとその息子(ルート)。博士が施設に入っても、何年たっても変わらずに友達でい続ける。数は多くなくても博士を大切に思ってくれる人がいる温かさよ。

ネタバレ初代レイミー、強し。羞恥で死にそうなの共感しかない。でも世界を救ったのはレイミー。

ネタバレうちで静かに死にそうなのは兄貴（紺）だけとか、出歯亀の神がついているらしい祐円さんに笑わせてもらって。けどラストにはベンジャミンとの別れ。ベンジャミン、懐いていた亜美さんんだけじゃなく、かんなちゃん鈴花ちゃんに看取ってもらえてよかった。藍子さんたちが帰ってきたかと思えば、池沢さんがかずみちゃんのいる施設に入るため藤島ハウスを去る。かと思えば、まさかの茅野さんも妻の実家・岡山へ。そして初めて知る青の劣等感。俳優もこなすイケメン、そんなことを考えていたのかと、18冊目にして知った感。

ネタバレ読みやすかった。誰が光る君こと翔也の婚約者となるのか、そして翔也を襲った犯人はどこの家なのか。出てこなかった春日小路家の長男が気になる。ご健在なのだろうか。あやかし課の気配もほんのり。

ネタバレベテラン看護師・マリ江と香織先生が女子刑務所へ。受刑者たちは加害者であり被害者という言葉が心に残る。刑期を終えて出ても、アパートを借りるお金もなければ収入を得るアテもない。加害者にならないような仕組み、生活再建できるような制度ができることを願うばかり。受刑者に厳しくしなければならない刑務官の優しさが垣間見えたり。

ネタバレてしをや、突然バズる――。その合間にも哲史は成仏できずにいる死者とフュージョンし、残された大切な人を癒していく。親子丼のくたくた玉ねぎ、確かに美味しい。祖父と孫ほどに年齢が違う友達関係、合併する会社の担当同士、外国人母とハーフと呼ばれる娘、突然亡くなった母と完璧な子育てをする父。どれも好きなお話。

ネタバレ希望と誠実が育った家庭が歪んでる気が……とっくに成人した誠実に天ぷらを無理やり食べさせようとするお母さんが怖い。事なかれ主義、見て見ぬふり、一生懸命になったことがない、頼まれたら断れない。誰でも何かしら身に覚えがある、心の痛いところを遠慮なく突いてくる感じ。そんな中でも実花子先生はなぜか共感してしまう。

ネタバレギフテッドの蒼太の話がなんか好き。ピロ吉先生、本当にいい子をロンに紹介してくれたな。蒼太にしても、広吉先生は本当に友達になれる人を紹介してくれたなと思う。みんなで集まっているのに忙しいって姿を現さないマツ、どこで何をしているのか気になる。詐欺に始まり詐欺に終わった。

ネタバレ刑事を辞めて、探偵になった磯貝さん。開業祝で依頼された事件、なんとも思いの持って行き場のない。この事件が解決しなかったら、7年後に磯貝さんはなんらかな思いを抱えながら結婚式に参列したんだろうな。最後の磯貝さんの言葉に、ほんのり救われた気分。光くんじゃないけど、磯貝さんと文さん、一緒になっちゃえばいいのに。磯貝さん、いいお友達と助手を持ったなあ。

ネタバレ顔出しのない推しが、かつて自分がイジメていた子であったら――。Fが越智さんに言った言葉は、いじめられた側の言葉の正直な言葉。新しいマネージャーの中原さん、なんかいい人で安心した。こういう優しい人がFのそばにいてくれてよかった。

ネタバレ白米に梅干しのごはんでマウント取られるの……？　梅干しって暑い時の食中毒防止とか、いろいろ効果あるよねと思ってしまう。お弁当でマウントの取り合いする女の怖さが垣間見えた。読みやすかった。

ネタバレちょっと読むつもりが一気読み。家庭内に居場所がないような気がする父、生活のために働く母。状況に応じて家族のかたちは変わっていく。子どもの服がサイズアップしたり、行動範囲が広がったりするのと同じなのかなあ。離婚や死について、きちんと子供と向き合ってわかる言葉で伝えようとした由紀子さん、素敵だな。子どもを保育園に預けて働くことに対して若干否定的な夫と義母にもやっとしたり。由紀子のお母さん、結構好きだな。

ネタバレ晴香、百年前のパリへ行く――。指輪の話は幸せな再開ができるといいなあと思いつつ、絵画が汚された件ではガラス板つきの額縁に変えたことで首の皮が繋がったジェラールが犯人ではないかと疑ったり。ショパンとサンドの話が素敵だった。スギモトが告げた次の「レオナルド・ダ・ヴィンチの調査」がすごく気になる。

ネタバレあやかしとかそういう系なのかなと思ったら、そんなことはなく。嫉妬に隠し事、はめたりはめられたりと生々しい人間の感情があった。

ネタバレ「人の気持ちがわからない」と言っていた柳くん。お姉さんの役に立ちたいとか、かわいそうだと思ったとか人として大切なことはちゃんとわかってるよって思う。

ネタバレ死人を死に還しても災厄は終わらない。なぜなら「いないもの」を２人にしたから、死人も２人……。泉美は死人っぽいかなと思ったりしたけど、２人目は全くわからず。小学生・希羽ちゃんがなんか気になる。今年の災厄は終わったけど、数年後の災厄は希羽ちゃんが何らかの形で絡むのかな。面白かった。

ネタバレあの想くんが3年3組に。教室の中で「いないもの」として振舞うの、孤独感しかない。おかしくなりそう。災厄は本当に終わったの？　疑心暗鬼になりそう。

ネタバレAnother未読で読み始めたけど面白かった。十分楽しめる。Anotherも読まなきゃ。想くんが引っ越したことがどう出るのか気になる。

ネタバレブライダルフェア本番が出てこなかったから、まだ続くんだよね……？　ミケさんとタマちゃんが出ていて、ほっこり。アップルパイが食べたくなる。

ネタバレ図書館本。同期の失踪事件を個人的に調べている最中、連続殺人事件が発生。まさかの犯人……でもページはまだたくさんある。閉塞的な田舎、相互監視のような空気感が息苦しかった。

ネタバレラスト、釘崎があの場にいなかったってのは、まだ一年生コンビが見れるって期待してていいの……？　宿儺に勝てた未来には何が、誰が残っているのかな。ついこの間ようやく復帰したかと思えば、さっと去っていく五条先生。

ネタバレ文房具好きにはやっぱりたまらない。文房具はもちろん、どの話も優しい。名刺と色鉛筆の話が心に残る。トミーのおじいさん、ものすごくトミーのことを考えてくれていたんだなと思う。

ネタバレ母子三代、よく似ている。ふいに文香ちゃんは元気だろうかと思う。口喧嘩ばかりしているように見える兼井夫婦、素敵だったな。

ネタバレ仕事で再会した中学時代の友人・真緒。彼女の家に交際の挨拶に行くと、真緒に中学生で保護される以前の記憶がないことが判明。さらに以前の住民票等の記録もない。そこからこれからの展開が気になって一気読み。「山亭ミアキス」からの猫繋がりに驚く。

ネタバレ虐待死、報道で叩かれるのは父親より母親。確かに。ケット・シー、FF７のケット・シーを思い出してしまう。そしてFF7がやりたくなる……。

ネタバレ空洞淵くん、急に現世に戻ってしまう。もはやこのまま現世に留まるのかと思ったけれど、彼を思う人々また彼の思いが通じて幽世へ。朱雀院さんにはまだ笑わせてもらいたいもんな。これから幽世がどうなっていくのか気になる。

ネタバレ80分しか記憶が続かなくても、80分も記憶が続かなくなっても、博士はきっと幸せだったと思える読後感。毎度同じやり取りをしても決してイライラせずに、きちんと向き合う家政婦さんとその息子(ルート)。博士が施設に入っても、何年たっても変わらずに友達でい続ける。数は多くなくても博士を大切に思ってくれる人がいる温かさよ。

ネタバレ本当に厚子さんの言うとおり。出会い方さえ違っていれば、厚子さんと早知枝さんはいい友人になっていたと思う。

ネタバレ蓉子さん、今度こそは自分らしく幸せになれますように。

ネタバレひどい。先生にも生活があるのはわかる。けど自分もやったからといって、生徒の成績改ざんを奥澤先生に強いるなんて。おまけに拒めば事故をわいせつに仕上げて。奥澤先生視点から読めば、奥澤先生には生きてほしかった。生徒と卒業生を人質にとるなんて、本当にひどい。校長がダメなら共闘に相談してほしかった。本当に。生徒想いの先生の命が絶たれるの、しんどい。