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2024年4月の読書メーターまとめ

ヨーイチ
読んだ本
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884ページ
感想・レビュー
6
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397ナイス

2024年4月に読んだ本
6

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ヨーイチ
村田沙耶香のエッセイ集。何故かエッセイを読みたくなった、否この作者の場合必要を感じたと言うべきだろう。あまり数はないみたいで、エッセイの連載を頼まれると言うことは「プロの作家」になった?と言うことでもあろう。コンビニでバイトは続けていたの?とか何歳だろうとか、よく出てくる友達っていつの友達?とかだんだん「紗耶香研究」が進んで行く気がして楽しい。勿論小文にも作品の素が埋め込まれていて納得することも有る。一読してわかったのは、この人の私生活の健全さと言うか、心配りが出来る賢さであろうか。続く
ヨーイチ
2024/04/24 17:51

続き 気の置けない友だちがいるようで、随所に登場して読者を和ませる会話を繰り広げる。コンビニとかファミレスのバイトを卒なくこなす人が問題小説を連発すると言うアンバランスが素晴らしい。勿論、見え隠れする「紗耶香」らしさは健在でそこら辺の分析は「人間の研究」と言っても良い。褒めすぎか惚れすぎかわからないが、未読の紗耶香本への期待は確かに高まったようだ。

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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

ヨーイチ

2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:286ページ ナイス数:349ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/111107/summary/monthly/2024/3

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2024年4月の感想・レビュー一覧
6

ヨーイチ
村田沙耶香のエッセイ集。何故かエッセイを読みたくなった、否この作者の場合必要を感じたと言うべきだろう。あまり数はないみたいで、エッセイの連載を頼まれると言うことは「プロの作家」になった?と言うことでもあろう。コンビニでバイトは続けていたの?とか何歳だろうとか、よく出てくる友達っていつの友達?とかだんだん「紗耶香研究」が進んで行く気がして楽しい。勿論小文にも作品の素が埋め込まれていて納得することも有る。一読してわかったのは、この人の私生活の健全さと言うか、心配りが出来る賢さであろうか。続く
ヨーイチ
2024/04/24 17:51

続き 気の置けない友だちがいるようで、随所に登場して読者を和ませる会話を繰り広げる。コンビニとかファミレスのバイトを卒なくこなす人が問題小説を連発すると言うアンバランスが素晴らしい。勿論、見え隠れする「紗耶香」らしさは健在でそこら辺の分析は「人間の研究」と言っても良い。褒めすぎか惚れすぎかわからないが、未読の紗耶香本への期待は確かに高まったようだ。

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ヨーイチ
装丁と言い厚さと言い、本というよりパンフレットとか購入品のオマケ感が有る。表紙に手書きの「村田沙耶香」と有るが直筆かと疑う。装丁に別人が記してあるので違う気もするが、つまらない事にも気を使う。何せ「奇想の沙耶香」だ。身構えている自分がいる。身近過ぎて陳腐になりかねないコンビニを描いて世に出た作家の面目躍如。短いけれどしっかりと村田沙耶香ワールドしてる。行きつけのセブンイレブンのオバさんお姉さんに紹介したくなる。
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ヨーイチ
本書で三冊目。取り敢えず、平易?で奇想天外で安定した読書体験が期待出来る。リアル本屋さんで見かけたら、買うことが多い。クレイジー紗耶香ファンだったら本書の題名に驚いたことだろう。小生も驚いたし、ワクワクしながらページをめくった。小学生くらいの女子の流行り廃りは詳しくないのだが、年齢的に紗耶香サンの記憶を元に描かれているとしたら(多分そうだと思う)何か楽しい。ミラクリーナの冒頭はラノベ風で明らかに読者サービスとみた。続く
ヨーイチ
2024/04/16 07:37

続き 他の3作も作者らしくない、饒舌、活気、悪口、感情的、下品な物言いが出てきてアクセントになっている。社会を構成している「つっかい棒」を平然と外して、それでも結構満足したり、合理的な社会だったりする手法は健在で、結果こちらの脳髄が揺すぶられることになる。小説の醍醐味に満足できた。それにしても「性差別」とも思える「男性軽視」は相変わらずだなぁ、と年老いた「爺い」は小声で呟いたりもする。

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ヨーイチ
世に韓流ブームてのがあって、ポップス、ドラマ映像で隆盛しているらしい。国家戦略として国が売り込みに力を入れているてな噂も耳にする。映画「パラサイト」は中々だったけど、ある国の芸能人たちが急にレベルアップして良作、人気者が輩出しているかの報道は違和感を感じていた。題名と副題が強烈な本書は扶桑社ってこともあって、「嫌韓本」に入れても違和感がないのだが、現在の韓国製ドラマから朝鮮史、文化史の様なものを知る事は出来ないものか、と思い、空振りの危険を承知で購った次第。続く
ヨーイチ
2024/04/12 14:11

続き チャンとした歴史の先生が「たかが」テレビドラマの解説をしているって異常な事態だなぁ、てのが一章を終えた辺りの感想。その後取り上げた題材は代われど同じ論調、レポートが延々と続く印象。小ネタの新知識は面白かったけど。21世紀の初め頃、韓国のテレビが視聴率40とか50%位、100話以上の豪華歴史ドラマ(一応ね)を連発していた、そのほとんどに日本との関わりを避けているフシがある、って報告が同じ頃の日本と比べると違いが際立っていて大変に興味深い。考えさせられた。

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ヨーイチ
著者の得意技原語挿入(しかも縦書き)は余り悩まずにパス。大正年間の帝大生活、友人達との交流を通して当時の文壇事情が窺える。今では自然主義とか白樺派としてまとめてしまいがちな事柄が著者の批評を通して窺える。大学の講義についても言及している。のんびりしているようで、本当は勉強して読書に励んでいたに違いない。学食にも行っている、給仕付きの!
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ヨーイチ
青空文庫にて。「おもて」と読むらしい。戦後発表の短編。爺いには「姿三四郎」の作者として記憶されている。主人公は巣鴨から出てきた戦犯らしく、権力と財力を有していたと思しき老人。発表当時はモデルを推測できる読者も多かった筈。この老人に起こった事件が本作の殆どなのだが、珍しいというかユニークに思えたのは、現代ではどう見ても「悪役」として消費される人物の一人称で進む物語だと言う点。興味深いのは身の回りの世話をさせている若き女性との関係性を主人公が考える件で、全く逡巡を持たずに夜伽をさせる。続く
面
ヨーイチ
2024/04/02 14:43

続き 身分制度があった時代の話で、取り立てて珍しい事象では無いが「主人」の視点てのは余り考えた事が無かった。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/05/22(4729日経過)
記録初日
2011/05/22(4729日経過)
読んだ本
2340冊(1日平均0.49冊)
読んだページ
764831ページ(1日平均161ページ)
感想・レビュー
1074件(投稿率45.9%)
本棚
10棚
性別
年齢
67歳
血液型
A型
職業
その他
現住所
千葉県
外部サイト
URL/ブログ
http://blog.goo.ne.jp/satofrom56
自己紹介

活字中毒 鏡花 風太郎 倉橋由美子 他
舞台人  歌舞伎好き
歴史大好き  日本語も好き
ゲームも大好き
失われた物に思いを馳せるに牡の中高年
ツイッター連携。@satofrom56
アイコンは筒井康隆さんからの封書。残念ながら知り合いでは無い。でも宝物。

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