2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:286ページ ナイス数:349ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/111107/summary/monthly/2024/3
続き 気の置けない友だちがいるようで、随所に登場して読者を和ませる会話を繰り広げる。コンビニとかファミレスのバイトを卒なくこなす人が問題小説を連発すると言うアンバランスが素晴らしい。勿論、見え隠れする「紗耶香」らしさは健在でそこら辺の分析は「人間の研究」と言っても良い。褒めすぎか惚れすぎかわからないが、未読の紗耶香本への期待は確かに高まったようだ。
続き 他の3作も作者らしくない、饒舌、活気、悪口、感情的、下品な物言いが出てきてアクセントになっている。社会を構成している「つっかい棒」を平然と外して、それでも結構満足したり、合理的な社会だったりする手法は健在で、結果こちらの脳髄が揺すぶられることになる。小説の醍醐味に満足できた。それにしても「性差別」とも思える「男性軽視」は相変わらずだなぁ、と年老いた「爺い」は小声で呟いたりもする。
続き チャンとした歴史の先生が「たかが」テレビドラマの解説をしているって異常な事態だなぁ、てのが一章を終えた辺りの感想。その後取り上げた題材は代われど同じ論調、レポートが延々と続く印象。小ネタの新知識は面白かったけど。21世紀の初め頃、韓国のテレビが視聴率40とか50%位、100話以上の豪華歴史ドラマ(一応ね)を連発していた、そのほとんどに日本との関わりを避けているフシがある、って報告が同じ頃の日本と比べると違いが際立っていて大変に興味深い。考えさせられた。
活字中毒 鏡花 風太郎 倉橋由美子 他
舞台人 歌舞伎好き
歴史大好き 日本語も好き
ゲームも大好き
失われた物に思いを馳せるに牡の中高年
ツイッター連携。@satofrom56
アイコンは筒井康隆さんからの封書。残念ながら知り合いでは無い。でも宝物。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
続き 気の置けない友だちがいるようで、随所に登場して読者を和ませる会話を繰り広げる。コンビニとかファミレスのバイトを卒なくこなす人が問題小説を連発すると言うアンバランスが素晴らしい。勿論、見え隠れする「紗耶香」らしさは健在でそこら辺の分析は「人間の研究」と言っても良い。褒めすぎか惚れすぎかわからないが、未読の紗耶香本への期待は確かに高まったようだ。